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ウォルター・ペイター - (2008/08/12 (火) 15:43:23) のソース

*ウォルター・ペイター&br()&size(12){&italic(){(Walter Horatio Pater)}}&br()&size(12){(1839~1894)}
**略歴
 英国の文学・美術批評家。彼の前の世代である[[ラスキン>ジョン・ラスキン]]に継承者と目されるが、芸術を社会救済の手段として主張する姿勢は、はるかに希薄になっていた。彼はより純粋な芸術性を追求し、唯美主義・芸術至上主義に近い立場に立った。それによって同時代の&bold(){ラファエロ前派}の理論的支持者となった。ヴィクトリア朝の物質万能主義が、美のメッセージによって矯正可能と信じ、活動したが、それは世間の人々から冷たくあしらわれた。しかし美を愛する限られた読者層には強い影響を残した。代表作は『&bold(){ルネサンス}』&italic(){(Stadies in the History of the Renaissance,1873)}と半自伝的唯美主義小説『&bold(){享楽主義者マリウス}』&italic(){(Marius the Epicurean,1885)}。



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