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*アン・ブラッドストリート&br()&size(12){&italic(){(Anne Bradstreet)}}&br()&size(12){(1612~1672)} **略歴  アン・ブラッドストリートは米文学における最初の女性詩人とされる。1630年にアーベラ号に乗って新大陸に渡ってきたピューリタンの中に、18歳の彼女もいた。父は英国にいた頃は伯爵邸の執事を務めており、彼女はそこで自然と書物を愛する少女時代を送った。新大陸に渡る前に父の助手であったサイモン・ブラッドストリートと結婚している。新大陸では父が、そして夫が植民地の総督となった。彼女はそういった植民地の指導者の家庭を切り盛りしながら、自然やピューリタン的な思想を歌い上げた。 **作品  1650年にロンドンで出版された『&bold(){アメリカに生まれた10番目の精神}』&italic(){(The Tenth Muse Lately Sprung up in America)}という詩集は、彼女に無断で出版されたものであった。これは新大陸の、それも女性の詩ということで注目を集めた。しかしながら彼女の確立された詩風がよく表れている詩は、死後の1678年にボストンで出版された新版の方に収録されている。そこにはピューリタン女性の夫や子らに対する素朴な愛情や、神と信仰身近なに対する懐疑や動揺も詠まれている。彼女は「自分のささやかなペンでは大それたことは書けない」と、一貫して身近なテーマを扱ったが、時に皮肉に世界を見抜いている。 ----

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