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*フィリップ・フレノー&br()&size(12){&italic(){(Philip Freneau)}}&br()&size(12){(1754~1832)} **略歴  ニューヨーク市のフランス系の商人の家に生まれる。ニュージャージー・カレッジ(後のブリンストン大学)で神学を修める。しかし、牧師にはならなかった。やんちゃで冒険好きな性格だったらしく、特に海を好んでいたために、若い頃には2年の間西インド諸島のサンタ・クルス島に滞在したこともある。その時には何度か英国海軍に拿捕されたらしい。貿易船の船長なども経験したが、それにも飽きると田舎に赴き農場の仕事をしたりもした。アメリカ独立前後の時期には、政治ジャーナリストとしてその文筆を揮い、独立と建国を後押しした。詩人としては、アメリカロマン主義の先駆けになった詩人と位置づけられている。 **作品  主題を政治問題にとった論争詩や風刺詩も多いが、現在では想像力や自然を賛美した詩の方が、ロマン主義の到来を予感させる作風で、評価されている。代表的な詩を年代順に挙げると、「想像力に捧げるオード」&italic(){(Ode to Fancy,1770)}、「春の憂い」&italic(){(The Vernal Ague,1775)}、「夜の幻影」&italic(){(The Vision of Night,1779)}、「野生のスイカズラ」&italic(){(The Wild Honey Suckle,1786)}などがある。他にも自らの海洋での体験をもとにした詩や、インディアンを題材とした詩も見られる。 ----

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