「ハムリン・ガーランド」の編集履歴（バックアップ）一覧はこちら

「ハムリン・ガーランド」(2011/01/15 (土) 15:01:20) の最新版変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

*ハムリン・ガーランド&br()&size(12){&italic(){(Hamlin Garland)}}&br()&size(12){(1860年～1940年)}
**略歴
　ウィスコンシン州の農家に生まれた。中西部の開拓地を転々として苦しい生活を送った後、ボストンに出て独学で教員となったが、[[ハウエルズ>ウィリアム・ディーン・ハウエルズ]]が提唱するリアリズム文学に影響を受け、自らも作家として活動するようになった。しかしその後リアリズムの理論に限界を感じ、単なる事実の描写ではなく、主体性をもって真実を記すべきだと主張するベリティズム&italic(){(veritism)}を掲げた。これは後代の作家に大きな影響を与えることとなった。またピューリッツァー賞を受賞した。一方で農民運動に参加することもあった。
**作品
　中西部の農村の生活を描いた短編集に『&bold(){本街道}』&italic(){(Main-Travelled Roads,1891)}、『&bold(){大草原の人々}』&italic(){(Prairie Folks,1893)}などがある。代表的長編に『&bold(){ダッチャー家のローズ}』&italic(){(Rose of Dutcher's Coolly,1895)}がある。
　また自身が提唱したベリティズムに関する評論集『&bold(){崩れ行偶像}』&italic(){(Crumbling Idols,1894)、ピューリッツァー賞を受賞した『&bold(){中部辺境の娘}』&italic(){(A Daughter of the Middle Border,1921)}}などがある。



----