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アーノルド・ウェスカー
(Arnold Wesker)
(1932~)

略歴

 英国の劇作家。ロンドンの貧しい一角であるイーストエンド、ステプニー出身でユダヤ系。同時代に活躍したオズボーンピンターブレインシリトーらと共に、 怒れる若者たち (the Angry Young Men)と呼ばれた世代の作家である。貧しい労働者階級出身者で、大学教育は受けていない。兵役に服した後は、様々な職を転々とし、その後ロンドンの映画技術学校の短期コースに入った。在学中に執筆を始め、処女作が上演されると大成功を収めた。50年代から60年代いっぱいにかけて活躍した。

作品

 作品は劇作42、短編4、児童文学や詩など多岐に渡る。その作品は多くの言語に訳されている。特徴は安アパートの台所などが舞台となるところで、台所流しの劇(the Kitchen Sink Dorama)と呼ばれた。代表作は処女作となった『 大麦入りのチキンスープ(Chicken Soup with Barley,1958)でユダヤ人の労働者一家の思想体験を描くもの。続いて『 根っこ(Roots,1959)、『 僕はエルサレムのことを話しているのだ(I'm Talking about Jerusalem,1960)によって高い評価を得た。なお、以上三部作を「ウェスカー三部作」という。他には『 みんなこまぎれChips with Everything,1962、『 四季The Four Seasons,1965などがある。