ジョン・ウェブスター
(John Webster)
(1580年?~1625年?)

略歴

 エリザベス朝の劇作家。初めはデッカーミドルトンとの合作劇を書いていたが、後に単独で劇作を行い、シェイクスピアに次ぐ悲劇作家として評価された。

作品

 代表作の一つ『白魔(The White Devil,1612)は、「白魔」とあだ名される妖婦ヴィットリアを主役とした暗黒の悲劇であり、『マルフィ公爵夫人(The Duchess of Malfi,1614)は公爵の財産を狙う二人の非情な兄によって非業の死を遂げる、薄幸の公爵未亡人を描いた。




最終更新:2010年12月25日 18:11