ジョン・ウェイン
(John Wain)
(1925~1994)
略歴
ストーク・オン・トレント出身。オックスフォードで学んだ。その後レディング大学の講師となり、英文学を教えた。その傍ら創作活動を行った。その後も作家を続けながら、オックスフォード大学では詩学教授となった。新大学才人(the New University Wits)の一人。また新ピカレスク作家とも呼ばれる。
作品
『急いで降りろ』(Hurry on Down,1953)が処女作にして代表作。大学を出たものの最低の職業ばかり転々とし安定を拒む青年を描いた。因習的な社会を批判したピカレスク風の物語。
他には『親父を殴り殺せ』(Strike the Father Dead,1962)、『若者たち』(Young Shoulders,1982)などがある。
最終更新:2009年11月10日 17:05