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ジョン・アシュベリー
(John Ashbery)
(1927~ )

略歴

 ニューヨーク州ロチェスター出身の詩人。ハーヴァード大学卒業後、コロンビア大学で修士号を取得。1955年にはフランスに渡り、『ヘラルド・トリビューン』誌の美術評論を担当し、その傍ら試作を行った。1965年にニューヨークに戻り、『アート・ニューズ』という美術雑誌の編集に携わった。「ニューヨーク派」の詩人としてもてはやされた。ピューリッツァー賞、全米図書賞など多くの賞を受賞し、1980年代を代表する詩人と言われる。

作品

 その詩は作品ごとにスタイルが変わり、解釈を拒否するかのような極端に難解な作風である。中心となる主題のようなものはなく、思考や夢の断片の羅列や意味不明な独白のようなものに近い。アシュベリーは詩を言葉の意味から解放することを狙いとした。その前衛的な難解さ故に一般の読者は少ないが、その独特の言語観によって高い評価を得ている。
 詩集は20冊以上発表しているが、代表作としてはピューリッツァー賞、全米図書賞を受賞した『 凸面鏡の自画像(Self-Portrait in a Convex Mirror,1975)、俳句や俳文を含む『 (A Wave,1984)、『 選詩集(Selected Poems,1985)美術評論を集めた『 リポーティド・サイティングズ(Reported Sightings,1989)がある。