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エドワード・オールビー
(Edward Franklin Albee)
(1928年~)

略歴

 ワシントンD.C.出身の劇作家。生後まもなく劇場経営者だったオールビー家の養子となった。家は裕福だったが家庭は温かいものではなく、それが後に彼の作品の方向を決定付けた。学校を転々とし、大学も中退した。家族からも独立し、職業を転々としながら詩作に励んだ。その後ワイルダーの勧めで劇作に転向、発表すると不条理演劇の旗手として注目されるようになった。次々と問題作を発表する傍ら、若手劇作家の育成にも力を注いでいる。またピューリッツァー賞を3度受賞している。

作品

 『 動物園物語(The Zoo Story,1958)が処女作で、これが1959年にベルリンで上演されたことで注目を集めた。ニューヨークの公園を舞台に、社会と他人とから断絶され孤立した男ジェリーが、安定した生活を送る中年の男ピーターを不条理に挑発する姿を描いた。
 『 ヴァージニア・ウルフなんかこわくない(Who's Afraid of Virginia Woolf?,1962)は代表作。中年の准教授夫婦が、若い同僚夫婦をパーティーに招くが、その場で彼らはそれぞれのエゴイズムを明らかにし、夫婦の相克や不毛な家庭の状況が明らかになっていく。
 『 小さなアリス(Tiny Alice,1964)では神の存在という形而上学的テーマに挑んだ。
 他に『 アメリカの夢(The American Dream,1961)、『 デリケート・バランス(A Delicate Balance,1966)、『 海の風景(Seascape,1975)、『 三人の背の高い女性(Three Tall Women,1994)などがある。