ジョージ・ピール
(George Peele)
(1557~1596)
略歴
大学才人の一人。オックスフォードで学んだ。劇作家として、また
シェイクスピアや
マーロゥに次ぐ抒情詩人としても優れた才能を示した。しかし放浪癖があり、放埓な生活を送ったという。作品としてはギリシア神話を基にした『
パリス裁判』
(The Arraignment of Paris,1584)、諸国を遍歴する騎士が魔物にさらわれた姫を救出する『
老妻物語』
(The Old Wives' Tale,1590)、『
ダビデ王とベスサベ姫の恋』
The Love of King David and Fair Bethsabe,1599)などがある。
最終更新:2009年10月28日 00:34