エレン・グラスゴー
(Ellen Glasgow)
(1874年~1945年)
略歴
ヴァージニア州リッチモンド出身の女流作家。名家に生まれたが、病弱だったために学校教育は受けず、もっぱら文学を読みふけって過ごした。感傷的なロマンスではなく、南北戦争後の南部の現実を赤裸々に描いた作品を次々と発表した。
作品
代表作は『不毛の地』(Barren Ground,1925)で、寒村でたくましく生きる女性の姿を描いた。
他に『人民の声』(The Voice of the People,1900)、『鉄の鉱脈』(Vein of Iron,1935)、ピューリッツァー賞を受賞した『このわれらの生に』(In This Our Life,1941)、死後出版の自伝『内なる女』(The Woman Within,1954)がある。
最終更新:2011年05月28日 14:48