ジャック・ゲルバー
(Jack Gelber)
(1932年~ )

略歴

 シカゴ出身の劇作家、演出家。大学卒業後にニューヨークに出た。ジャズや麻薬を扱った斬新な作品でデビューし、一躍注目を集めた。しかし続く作品では第一作ほどのインパクトは残せず、1960年代にはむしろ演出家として活躍するようになった。

作品

 『コネクション(Connection,1959)は処女作にして代表作。ジャズや麻薬を前面に出した斬新なもので、当時オフ・ブロードウェイの代表的劇団であったリビング・シアターの革新的な演出によって話題となった。無論、作品自体も新しい時代の到来を感じさせるものとなっている。
 他には『アップル(The Apple,1961)や『眠り(Sleep,1972)などがある。




最終更新:2011年06月18日 16:10