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ロバート・グリーン
(Robert Greene)
(1558~1592)

略歴

 大学才人の一人。在学中に書いた小説『 マミリア(Mamillia,1583)で文名を得る。後に劇作に転向し『 パンドスト王(Pandsto,or Drastus and Fawnia,1588)、『 ベイコン修道士とバンゲイ修道士(Friar Bacon and Friar Bungay,1594)などを書いた。他に『 兎取り読本 』シリーズのような裏社会を暴露するようなパンフレット、そして晩年の『 多大な後悔で購われたわずかな知恵A Groatsworth of Wit Brought with a Million of Repentance,1592)という告白を書いた。『パンドスト王』はシェイクスピアの『冬物語』の基になったと考えられる。大学才人の中にはシェイクスピアを快く思っていない者が多く、グリーンは前記の告白の中で、
「とある新参者は、役者の皮の下に虎の心を持つ男で、他人の羽毛で飾り立てた成り上がりのカラスだ。ヤツは君らの最も優秀な者と同じように、自由詩を次から次へと生み出せる、と自惚れている。その上、本当に何でも屋であるから、自分が我が国で唯一の舞台を震撼させられる者Shake sceneだと自負しているのだ。」
と書いている。嫉妬もいいところだが、実はこれがシェイクスピアに関する最初の資料となってしまったのだから、皮肉なものである。