予言者の歌

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*予言者の歌 (蒼を宿した瞳を瞑り歌う<少女>の口は、今尚<彼>に真実を語る) 謳え詠え<少女>よ 偽らざる嘘の紅さを 織りなす呻きは届かず 喚起は闇を遮れぬ 積み重ねた業は 深く白い黒が染め 砕けた理想を繋げた 罅割れた硝子は濁るだけ 吠えろ吼えろ<真理>を まやかしの夢の蒼さを 紡いだ叫びは殺され 歓喜は民を狂わせた 築き上げた虚飾は 高く清い空想が栄え 伸ばした手が掴むのは 歪んだ希望の信仰 幾万もの愚者を率いて 奈落へと笑いながら向かう 讃えよ我らが<預言者> 望み絶ゆるなら因を断てよ 讃えよ我らが<少女> 祈り果てるなら神をも裁てよ 『<真理>は謳う!迷いを絶てと!』 (私が謳う<真理>はここには無いのです…私が謳うのは貴方への呪い…) 絶てよ断てよ<真理>を まやかしの夢の紅さを紡いだ叫びは殺され 喚起の民は狂い行く 築き上げた虚飾は 淡く蒼い無明と知り 伸ばした手が掴むのは 救えぬ反旗の進行 殺めよ我らが<預言者> 望み絶ゆるなら因から断てよ 殺めよ我らが<狂気> 心亡くすなら神をも裁てよ 『…消え行く者の手を取らば…それはいつか己が報いとなろう… …欺く者に背を向かば…それはいつか己が報いとなろう… …君が取るのは紅か蒼か…我らに等しく裁きの朝は来る…』 (闇を宿した眼窩の奥で、髑髏の声は今尚黄昏に愚者を惑わす)

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