繰り返す昏闇

「繰り返す昏闇」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

繰り返す昏闇」(2007/08/27 (月) 23:08:04) の最新版変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

*繰り返す昏闇 〔基本の声はフランシスカ〕 <其処は、古びた洋館、一人の女性が支配する世界> <<銀色の輪(Silbern)>> 〔ここからシュテラ〕 古びれた暗い洋館はひっそり世の中を嫌うように佇んでいる。 (他の世界を拒むように) その中心に座っているのは黒い薄布(Schleier(シュライアー)を纏った女性。 (全ての世界の中心の瞳) 「ようこそ、5色の輪の中心へ… 私はしがない占い師(Franzisca=Erheid(フランシスカ=エアハイト)、 <輪>(Schicksals)を見つめる一介の占い師とでも言っておきましょう。 さぁ、旅人よ、まずは全ての歴史を私の言う通りにお巡りなさい…。 それが最初の願いで、ハジマリの歌(Lied)になるでしょう」(フランシスカ) 〔ここから合唱/語りじゃなくて歌に乗せてくれると嬉しい〕 廻り始めた<運命の輪>(Rad des Schicksals(ラート デス シックザール) 空から観つめる<星>(Stern(シュテルン) 黒い薔薇と謳われた<皇帝>(Kaiser(カイザー) 当ても無く伸びてゆく<塔>(Turm(トゥルム) 衝動のままに歩む<愚者>(Narr(ナル) 全ての破壊を目指す<戦車>(Wagen(ヴァーゲン) 選択を間違えた<教皇>(Hierophant(ヒエロファント) 空にぽっかりと浮かぶ<月>(Mond(モーント) 無罪の内に殺された<吊られた男>(Gehangte(ゲハングート) 静かに哂った<悪魔>(Teufel(トイフェル) 教会の勧めた<節制>(Masigkeit(メースィヒケイト) 悲しみに暮れた<恋人>(Liebenden(リーベンダン) 誰も寄せ付けない<力>(Kraft(クラフト) 燦然と煌めく<太陽>(Sonne(ゾネ) 怨みという名の<正義>(Gerechtigkeit(ゲレヒティヒカイト) 救済の手を差し伸べた<女教皇>(Hohepriesterin(ヘーレプリエステリン) 派手に装った<死神>(Tod(トート) 神に背き続ける<魔術師>(Magier(マギー) 誰もが敬った<女帝>(Herrscherin(ヘルシェリン) 小さな舞台の名は<世界>(Welt(ヴェルト) 下された神の<審判>(Gericht(ゲリヒト) そして、全てを見つめる<隠者>(Eremit(エアミット) 22の歴史(Historie(ヒストリエ)は造られながらも廻ってゆく。 ただ新たな歴史(Historie)を描くために廻る―――。 〔ここからフランシスカ〕 これが<輪>(Schicksals)の示す道筋… 繰り返し続ける昏闇は、誰に咎められる事も無く、誰に気付かれる事も無く、ただ無意味という意義だけで廻る――― 強いて言うなら其処は、光を目指す拠点としての闇、光に疲れた者達の安寧の場所として (フェード、Roman一曲目の雰囲気) 「さぁ、ここから踏み出すのです。 心配は要りません、どうせ歴史は幾度でも繰り返し、いつかここに戻ってくるのですから。」(Franzisca)フランシスカ) 「嗚呼、目を覚ますんだFranzisca…」(アルベルト) <その世界の意味は、耐えながらも歩み続けること>

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: