nobile

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*nobile(貴族) (サビ) 人は知ってしまう 真実を 人は受け入れてしまう 真実を ひとつの真実に隠れた真理 黒い陰謀の海を泳ぐ (語り) 華やかな社交界で人は煌めく 優雅に踊る女とそれを値踏みする男 繰り返される華麗なる晩餐 この世界の暗黙のルールは 美しい青年の顔を曇らせた (A) 変わり映えしぬ毎日 堕落の宴 今宵も月さえ見ることなく 唯、古い笑顔の仮面をかぶる (A) 蝶から家畜まで揃う 狂乱の歌劇(オペラ) 酒を飲んでも酔えはしない 嗚呼、逃走という甘美な夢を見る (語り) 満たされたものだけが感じる不幸 いつものように「気分が悪い」と帰ろうとするとき 小さな淑女に出会う (セリフ) 「はじめましてフィリップ様」 (B) まずは雷鳴  耳鳴りを感じたと思った瞬間に 全身を衝撃が走った (B) 泳ぐ眼球 彼女を見つめることはばかられ 鼓動のポンプに血は巡る (セリフ) 「わたくしと踊って頂けませんか?」 差し出された手は小さく 細い指が妙に艶めかしい 美しい金髪に欲情し 愛らしい唇に妄想し 男は淑女の手をとった (語り) オルゴールの人形のように 螺子が切れればいずれ沈黙 猛る精神 止め処ない欲求 青年は幼い淑女を・・・ 淑女は青い果実を・・・ (セリフ) 「フィリップ様こちらにいらして」 淫蕩の香水に惹かれたnobile 淑女の指が妖しく踊る ソファの上に重なる淫獣供(けもの) ぬらりと赤い生き物が半裸の体を這う 「あら、もうこんなになされて・・・嬉しいですわ。わたくしで感じて下さるのですね」 「貴族と娼婦の顔を持つのか?この淑女(ひと)は・・・」 悦楽とジレンマの比率は差をつける そう、フィリップはこの幼い淑女に犯されることを望んだ 深層心理が声を荒げる 堕落する自分はとても清いのだと 微温湯の様な快楽は唐突に豹変する  気がつけば両腕は拘束され淑女は激しく喉を鳴らす (苦しそうな貴女がいとおしい。えづきながら懸命に傅く貴女は美しい) 喉で愛撫する淑女 唇の端を伝う蜜 そして淑女は禁断の扉をノックする まずはGrave そしてVivace 青い果実は次第に染め上げられる そう、あの扉の向こう側へ・・・ 「フィリップ様・・・。 はしたないですわ。フフフ・・・ 次はわたくしにしていただけますよね・・・?」 (サビ) 彼は知ってしまう 真実を 彼は受け入れてしまう 真実を ひとつの真実に隠れた真実 正しき家系に傷がつく 彼は知ってしまう 真実を 彼は受け入れてしまう 真実を ひとつの真実に隠れた真実 狂った男にモラルはない (語り) そして青年は・・・

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