審判の大火


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姉をその手に掛けた外道の者は
神が携えし裁きの槍で鬼籍へ沈めたが
“罪無き肉親”を見殺しにした悪魔の使徒は
御神が裁かぬなら我が刃で 貴方の元へ還そう

憎むべき仇を追い求め
命を刃に篭め彼は征く
最愛の姉の面影を
瞳に抱いて 彼は何処へ行く

「さあ、審判の狼煙を……」

"後に、数多の戦場で畏怖され、幾多の命を奪う赤髪の剣士Grace=Schmidt
その最初の舞台が幕を開ける"


かつて仕えし時のあの笑顔さえ
瞼に映り浮かぶ姿には悪意が透けていた
かつて繋いだ“唯一の肉親”の手の温もりに
哀しみを感じてしまったから その願いを果たそう

信じる神の御名を掲げて
白き刃を血に染めてゆく
広がる朱き絨毯の上
彼の外套は 未だ白いまま

道を開けよ 我が行手を妨むは 背信よ
神の槍を待つまでも無く 我が刃で裁こう
“優しい肉親”を殺めし邪悪の使徒に 審判の火を与えるのだ

この血の海の源は その身に有るのだ
我が“最愛の肉親”と倒れた者達に 許しを望めど無意味
いくら恐怖に泣いて 叫んだとしても
振り上げられた神の裁きは もう止まりはしない

「これで、幕引きだ」

殺意に満つ瞳を前にして
猶彼女の表情は歪まない
畏れない仇を貫いて
彼の外套を 初めて朱に染めた

"後に、数多の人間を殺め、幾多の瞳に焼きついた赤衣の剣士Grace=Schmidt
その手に掛かった唯一の女性、Shalon=Neuendorff、ここに眠る"

神の裁きだ 道を違う者は 邪教の徒よ
総ての敵に神の裁きを 審判の大火を

我が正義だ 純白の刃が その証よ
総ての仇に神の裁きを この手で下すのだ
他者を陥む驕れる者よ 悪魔の仔はまた悪魔… 喪すべき我が敵だ