ニケ史


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スレ主のニケ◆RBG4ZdwTP.がニケ史を語りだしたのは2ギップリャからです


[2ギップリャ]



墓参り…というのは、和音の以前の友人で、
生きていれば今年で二十歳になった子だ。
死にたい、が口癖だったので、逆に大丈夫そうな気がしていたら、
不意を突かれた。らしい。

ふたなりというとGIDと似たようなものに思えるかもしれないが、
当事者にとっては、まったく別のものだ。
だから、俺や和音のようにGIDの交友が多いのは、
むしろ少数派なのだろうと思う。

半陰陽は、判明した時点、つまり早ければ産まれてすぐに、周囲が勝手に対策を考える。
だから、本人がするのは最終的な決断くらいなことも少なくない。
GIDは体には異常がないので、周囲には分からない。
だから、自分で悩んで生き方を決めないといけない。
その決断が早くできたとしても、行動に移せるのは普通、大人になってからだ。

俺がGID、性同一性障害というものを知ったのは、10歳になる頃だった。

カミングアウト。
というのは、GID用語として使う場合、
「周囲に自分がGIDであることを告知する」
という意味だ。
GIDの当事者にとって、これは大きな壁になる。
親には反対される事が多いし、友達を失うかもしれない。
好奇の視線にさらされたり、変に気を遣われて傷つくかもしれない。

だがこれが半陰陽だと、逆になる。
俺は親から、「カムアウトされる」側だった。

俺は難しい本を読んだ時のように、頭にもやがかかっていた。
おとうさんとおかあさんに聞かされた話は、
子供だった俺の想像力の限界を超えていたからだ。

両親はよくわからない、白昼夢のような事実を俺に話した。
それから俺に、どちらの性別で生きるのかを決めるように、と言った。

普通、半陰陽が判明した時に本人が物心ついていなければ、
性別は親が医者と相談して決めることが多い。
うちの両親は敢えてそれをせず、俺に残したらしかった。
両親の判断が、俺にとって幸いだったのか不幸だったのか。
今の俺はまだそれを論じることができないが、
当時の俺はそれを恨んだ。

自分は、今までもこれからも男である。
その常識を疑おうなど、考えたこともなかった。
だから今思うと自分で情けない話だが、
俺はそんなことで自分が苦しみたくなかったのだ。
そんなことは親に任せて、できれば知りたくもなかった。
が、俺はとにかくその権利を得てしまった。

二次性徴が始まる前。
今のうちなら、女として生きる選択もできる。
そして、今それを決めないといけない。

自分は男でも女でもない。
ただそれだけのことでも、当時の俺にとっては重大な悩みになった。
自分は男だと思っていたし、そうしてきた。
それでも、ためらいなく男を選ぶことはできなかった。

なぜなら、俺には「不審な点」が多かったからだ。
遊びの嗜好や服の趣味から、思い出せる自分の言動、
あの時の行動、いつか考えたこと、悩んだこと。
考えれば小さな不審はいくらでも現れて、
俺はそのたびに混乱に陥った。


俺は自分の問題について親や医師から聞いたり、調べるうちに、
性同一性障害という言葉をよく見かけるようになった。
俺はその症状と対処から、自分の行き先を想像した。
が、それ以上のことについては、俺の知恵は及ばなかった。

俺は結局、「男」になった。
何らかの納得できる結論に到達できたわけじゃない。
調べても正解はわからなかった。
男の方が今の自分に合いそうで、楽だと思った。
医者も両親もそちらを推めているようだった。
妥協のような選択だった。

とにかく俺は、男として決定づけられた。
当時の俺にとってそれは、予想以上の重圧になった。
だから俺は、偏執的に男になろうとした。
そのために、俺は自分の疑心暗鬼を処理する必要があった。

確かに自分には、男として疑わしい要素があった。
でも、自分はすでに男として後戻りはできない。
そして、俺が自分の女性的な要素に与えた言い訳が、
性同一性障害だった。

俺のロジックはこうだ。

自分は男である。
よって、自分に女のような部分があっても、
それが半陰陽のせいであってはならない。
自分は軽い性同一性障害であって、
そのために、男性だが女性的な部分がある。

むちゃくちゃだが、俺はこの理屈によって
自分の中の疑問を無視し、同時にそれを守ることができた。

俺は結局、自分の中に女を残していた。
それを守るための言い訳を作っただけだった。

男性化は、自分の命を保つため、
社会に受け入れられるために、必要な措置だった。
が、当時の俺にとって、その変化は恐怖だった。

脱衣所で毎日胸をマッサージして、それが膨らむことを期待した。
発生練習を真似て、高音を保つ訓練をした。
隠れて女児用の服を買って、一人の時に着た。
その言い訳はすべて、性同一性障害になった。

それが何の意味も持たないことは理解できたが、
自分で男性を選択した責任と、それに抗う後ろめたさ、
両親にこれ以上迷惑をかけたくない気持ち、
そういったものから逃れるために、
俺は自分の中で、MtFになっていった。

※MtF=Male to Female
男性の身体を持つが、女性になりたいGIDの症状

中学、高校で俺は男子だった。
一応男で通ってはいたと思う。が、問題は当然あった。
中学生の時にはからかわれる程度で済んでいた問題も、高校では少し違う。
男女がはっきりと分かれる年齢になると、周囲からの俺への接し方もはっきりと分かれる。
それはよくある話。腫れ物のように避けるか、女の代用として求めるか。
それでも俺は、「MtF」だった。自分でその理由を見失っても、それを演じることは続いた。

その頃、子供専用のパソコンを与えられた俺は、MtFコミュニティの存在を知った。
俺は「仲間」を探した。

MtFを結局は男性なのだと理解していた。だからこそ、それを自分に当てはめた。
カミングアウト、HRT、そんな必要や選択も、俺にはない。
俺は根本的に無知だったし、失礼な考えしか持ち合わせていなかった。
そのために、俺はGIDコミュニティに参加しつつも、違和感と罪悪感を感じていた。
この頃、コミュニティで少人数オフの企画があって、俺も参加することになる。
15歳、初めてのオフ会。俺は初めて会ったIさんに、初めてのことを言われた。
「ニケさんって、もしかしてISじゃない?」

親と医者以外ではじめて、俺の「性」を見抜いた人だった。嬉しかった。
俺は隠していたこと、それを隠した理由、本当の悩み、遠慮なくIさんに話した。
Iさんからは、性の問題に対する考えや、処世術を教えてもらうことができた。

このへんまで、俺にGID繋がりがある理由。

どこまで書いたかな。ああ、Iさんに会うところまでだ。
オフ会の参加者の中で、Iさんは特別だったんだ。特別というか、余裕があった。
俺が分かっていなかった、MtFとしての悩みや決まり、常識がIさんにはなかった。
Iさんは自分が女であることに自信を持っていたし、それを実現させていたからだ。

俺はIさんが好きになった。なぜいきなり好きになったか、そんなことはどうでもいい。
Iさんは俺の気持ちや考えを知っていてくれる。先輩として俺にアドバイスをしてくれる。
弱気になった俺を叱ってくれて、身近に他人がいる安心感を与えてくれる。
俺はそれが欲しかった。だから、Iさんに対して好意を隠さなかった。
Iさんは3回目に会った時に、俺に初めてのキスをくれた。
それから俺は、他人と同じベッドで寝て、体を求め合う経験もした。

Iさんとは定期的に会い続けて、2ヶ月が経った頃、俺はIさんに依存していた。
俺はもう、それ以前の生活には戻りたくなかった。やっと開放された気がしていたから。
自分までもを騙すように、一人で病んでいくのは怖いことだった。
だから、いつものようにIさんに電話をかけた。出たのは、Iさんの母だった。

「もしもし、あの」
「○○のお友達の方ですか。」初めて聞いた名前
「○○って、△△さんのことでしょうか…。」
「ああ、そう。そう名乗っていたみたいで。」
「す、すみません。私は、△△さんと仲良くさせて頂いている者で、ニケと申します。」
「ニケさん?あなたがニケさんなのね。○○から聞いていましたよ。」
「ありがとうございます。それで、」
「○○ね、今朝亡くなったの。ニケさんも良かったら、お通夜に来ていただけるかしら。」

俺は返すべき挨拶も忘れて、呆然と通夜の日程だけを聞いて電話を切った。

お通夜、お葬式の詳細。
Iさんの家族は、初対面のはずの俺に、親切にしてくれた。
逆に気を遣わせるくらいなら、来ない方が良かったかもしれない。なんて自分に腹を立てながら、
俺はIさんから聞いた話、自分と会って、親しくなったこと、自分の前での様子なんかを話して、
Iさんが俺に宛てた遺書を見せられた。

Iさんの戒名は、男性のものだった。俺は、家族には「Iさんの彼女」だったと思われていたらしい。
事情を知らない人からすると、むしろ逆だったはずなのに、意外なことだった。
なぜかその事にやり場のない憤りを感じたけれども、それだけだった。

俺は、元に戻った。
友人が自殺したり亡くなったりということは、今でこそ悪い意味で慣れてしまったけれど、
その時の俺にとってはショッキングな出来事だった。
俺は学校に行かない日が増えて、反比例してネットに依存する生活をした。
当時メジャーになりだしたMMOにのめり込んで、一日の大半を仮想世界で過ごす日もあった。

勇者はネットでも勇者でしたww

このへんまで、子供時代?というか、高校生時代くらいまで。
こういった経緯で、俺にとってGIDというのは他人事ではなくなります。
最初の方にも書いたけど、ここまでGIDの人たちと関わるふたなりは少数派みたい。
どうも性別の不自由な人は望む、望まないに関わらず短命になりがちな傾向があるようで、
俺が過剰に和音を心配していると思った方にも、そのへんを言い訳にさせてもらえたら幸いですww

ネトゲ廃人化した俺は、大学受験に失敗して家を出ます



[3ギップリャ]




MMORPGのキャッチコピーにあるフレーズ。

就職は決まってないけど、働く喜びがわかりました
本当の人生(RPG)はじまる
今までの人生はなかったことにしよう

17歳の俺は、現実よりもネットゲームを居場所にしていて、
そこが、俺の世界の全てのような感覚さえ感じていて。
現実を拒絶する。何を差し置いても、それを最優先にする。
当時の俺にとって、現実逃避は半ば本能的に行われる行為だったと思う。

確かに、今思い出してみても嫌になる。
登校のために電車に乗る、そのためには日を浴びる。
日光の下では、醜いこの姿を隠せない。見られる。
店の窓ガラス、駅のアルミ柱、学校の鏡、同級生、
先生、通行人、全てに対して隠れないといけない。

不名誉なニックネーム、無視、気遣い、優しさ、
会話、肩が触れること、目が合うこと、そこに居ると気づかれること。
すべては避けるべきで、耐え難い苦痛だった。

高校の会議室。俺と、担任と、学年主任と、学校長。
俺は学校長から卒業証書を受け取って、一人で校歌を歌う。

出席日数の足りない俺は、ほとんど全教科で単位を落とした。
無事だったのは、最初から特別扱いだった保健体育と、
元々必要な日数の少ない情報や音楽、美術くらい。

なんとか受験して合格した大学も、とても通う自信は無くて、
親の説得を無視して、あても無いまま進学は諦めた。
先のことは何も決まっていなくて、考えたくもなかった。
俺は堕ちる感覚にも慣れてしまい、それが当たり前になって、
この忌々しい現実を無視する方法だけを毎日考えた。

補習とお情けで、同級生より1週間遅く高校を卒業した。
その次の日の夜、母が俺を刺した。



今は昼か、それとも夜だったか。寝たのはいつで、何時間前に起きたか。
最後に食べたものは何で、何を飲んだのか。何もわからなかった。
母は、そこから俺を脱出させた。

一緒に死のう
俺に与えられた、救いの言葉だった。
現実が急に輪郭を帯びて、俺は目を背け続けたことについて考えた。

俺は、両親が自分に性別を決めさせたことを恨んでいた。
自分が苦しむ大きな原因のひとつが、それだと思っていたからだ。
両親がその決定を俺に与えた理由も、考える気はなかった。
その代わりとして両親が背負ったものも、見てはいなかった。
俺が両親に何をしていたかなど、省みる余裕はなかったのだ。

もうずいぶん長い期間、治療も検査も放棄してきた。
力ずくで病院に連れていこうとする両親にわめいて。
俺は逃げ続けた。きっと俺は、母より長く生きられない。
だからせめて、今死のう。今なら、母と死ねる。
それでいい。母はそれを許してくれた。
最後まで逃げられる。それでいい。



鼻にチューブがついている。まだ自分の身体に感覚が戻らない。
ベッドに仰向けに寝ていて、薄い服を着ている。下は、紙おむつかな。
心電図、点滴の管、ベッドはカーテンで仕切ってあって。病院だ。
尿道カテーテルも入ってる。気持ち悪い。これは自分では抜けない。
行かないと。検査だと言って、記録をとられる。だから病院は嫌いなんだ。
強気にしていないと、私にとって必要ない検査しかしないのだから。
でも動けない。なら仕方がない。今はこのまま寝てしまおう。

医師に起こされるまで、そんなことを考えていたと思う。
ナースや医師、父、警官もやって来て、俺は覚えている範囲の事を喋った。
状況を聞かされて、整理した。命に別状があるレベルではなかったらしい。
2週間もすれば、退院できる。俺はその後、家を出ることにした。

また色々と省略したけど、高校卒業して実家を出るあたりまででした。


まあ、この手の人間にはありがちな話なんだぜ。

お父さん、私はお父さんを裏切ります。

二週間以上をICUで過ごす間に、俺は家を出る計画を立てた。
計画、と言っても、現実的な考えなど何もない。
何組かの服と、数週間分の薬、あとは普段の外出と何も変わらない荷物。
それだけを持って、俺は家を出る。

精神を病むと、自傷をする人がいるらしい。
手首を切ったり、髪を抜いたり、肌を掻き毟ったり。

俺の自傷は、家を出ることだった。

自傷の原因は、詳しくはわからないらしい。
自殺のため、精神の安定、血を見るため、
周囲の気を引くため、痛みを感じるため、
色々な理由があって、それは人それぞれらしい。

堕ちる。堕ちたい。病んでいたい。
そのために、俺は家を出たかった。

小さなスーツケースを引きずって、隣の県まで電車に乗る。
学校に通うために、いつも使っていた路線。
そこから乗り換えて、駅、繁華街、その裏。
やり方は知らないけれど、ここにいれば多分、

「ねえ、仕事探してる?」

ほら。

今思うと、俺の家出の原因は中二病です。間違いなく。

仕事?ww それって、どんなお仕事ですかぁ?
「夜のお仕事wwww」
うーんww
「ちょっとそこで話聞いていかない?話wwwwww」
でもわたし、男の子だしーwwww
「絶対嘘だしwwwwwwwwwwwwww」
だめ。

「今から仕事?出勤?」
違うよーww働いてるように見えるかなー?wwww
「いや、可愛いからどこのお店かなーって思ってwwww」
えーwwwwwwうそーwwww
「じゃあさ、俺とちょっと飲みにいかない?」
うーん、どんなお店?
「どんな店が好きなの?」
えーっとね、
ニューハーフの。


色々と省略はしてるよwwwwホストのキャッチとかただのナンパとかww
別に可愛かったわけではないwwwwww


タクシーに乗って、駅の反対側。さっきよりも暗い場所。
"ニューハーフパブ"看板にそう書いてあって、
中はもっと薄暗くて、正面にお店の人が座ってる。
目の前で水割りを作って、ビールを飲んで、
隣の男の人はもう酔ってるみたいで、体を触ってくる。
渡された名刺をしまって、なんとなく笑って、
チェックは済ませたけれど、男の人はつぶれてる。
ホテルに連れ込まれたけど、そのまま寝てる。

一人で部屋を出て、名刺の番号にかけてみる。

「はい、○○○○です。」
もしもし。あ、おはようございます。
えっと、昨日の11時頃からお邪魔してた者ですけど、
「あー。□□さんといた子?」
あ、そうです。いただいた名刺からお電話差し上げます。
実は私、お仕事ないかなって昨日、そのwwww
「仕事って女の子の?」
いえ、ニューハーフの。
「ああー。ああ、はいはいはいはい。ちょっと待ってね。」
「今日の夜7時くらいにママがお店に出てくるから、
それくらい来てもらえるかな?」
はい、わかりました。ありがとうございます。

ママは、他の店子さんとは違う雰囲気の人で、
俺は少し緊張しながら説明を聞いて、質問に答える。

はい。いえ、経験は全くないんです。
「そうなのー。じゃあ教えてあげないとねー。」
はい、お願いします。
「顔出しとかは大丈夫?雑誌に載るのとか。」
えっと…ちょっとわからないので、待ってもらえますか。
「白黒の広告は?目線入りで。」
大丈夫です。
「上のお店も実はうちなんだけど、入れるかな。」
ヘルスですか。
「そう、こっちはお昼だけなんだけど。」

「広告だけ入れておいていい?」
わかりました。

ニューハーフにしたのは、身分をごまかしやすいと思ったから。
それに、これが自傷だから。
だから、最初からそのつもりだった。

俺が泊まることになった寮は5畳一部屋のアパートの一室で、
家賃は月に3万円。これは給料から天引きされる。
すぐ傍を線路が通っているのが、少し不満。
夕方からパブに入って、客を探す。
要求があれば、上の店で相手をする。
毎日、客が落とした金額の半分を受け取る。
これで、生活費と薬代には十分。

自分が生きている限り、この方法ができる。
ここにいる間、こうやって傷つく。
だから、何か嫌なものがわからなくなって、
起伏が減って、平和になって、
起きている間は草原を散歩しているようで、
寝ている間は知らない人間に犯されているよう。


「ニケ」
ん?
「ニケ、まだ眠たい?」
ううん、もう眠たくない。
「おなかすいた?具合はどう?」
だいじょうぶ。
「じゃあ俺仕事行くから。」
私、何か作っておこうか。
「何でもいいよ、ニケの食べたいもので。」
わかった。
「何か買って帰るものは?」
キャベツと小麦粉。
「じゃあね、ニケ。手錠見せて。」
ん。
「やっぱりかぶれてるね。足にかけようか。」
うん。
「痛い?」
痛くない。

店のスタッフをしていた男性の一人が、店を辞めるときに
俺を連れ出して、マンションの一室に住まわせた。
そのため、俺に自傷行為は3ヶ月ほどで終わった。

「ニケ、ただいま。」
うん。
「逃げようとした?」
してない。
「ご飯?ありがとう。ニケ、愛してる。」
うん。
「でも逃げようとしたよね。」
ううん。
「だめ。服脱いで。」
うん。

「まだ痛む?」
少し。
「ニケは俺が好きなんだよね。」
わからない。
「じゃあこれは好き?」
わからない。

ある日、玉ねぎが欲しくなった。
だから部屋の外に出て、店を探した。
手錠は外れなかったけれど、手錠ごと歩くことはできた。
服は同居人のを拝借すればいいし、靴も予備があった。
逃げるつもりはなかった。けれど、帰り道がわからなくなった。
結局、俺はそこに戻らなかった。

これで、実家出てからしばらくの黒歴史まで終わり。
ちなみに、所持金が無かったために玉ねぎは買えませんでしたwwwwww

本人(俺)が自覚してなかったため、別に監禁みたいな扱いにはなってないです。
この後k察に保護されるわけで。



[3な上温泉]




まあ別にそこまで波乱万丈な人生やってるわけでもないので、
特にこれといって何かがあったわけではないんだけど、
自分が何をしてるのか、そんなこともよくわからない状態で
マンションを抜け出した俺は、まず病院に入れられるんだ。
そのへんからかな。

少し上の方で、病院が嫌いだと書いた気がする。
あの頃の俺にとって病院は、嫌いどころではない、
絶対に耐え難い苦痛に思えていた。と、思う。


(これまでのあらすじ)
幼少期、自分の性別を決めることに悩み、GIDを自称する

GIDコミュニティに参加し、親しくなったMtFと付き合う

その恋人に自殺され、軽くメンヘラ

ネトゲ廃人化して、母に刺される

家を出て水、さらに風に堕ちる

店の元スタッフにしばらく監禁される

自覚がないまま抜け出す←今ここ

そして病院へ


俺の格好といえば、ひどいものだった。
サイズの合っていないワイシャツ、
手で押さえていないと落ちるズボン、
サンダルは足を上げると脱げるので引きずっていたし、
顔や手足は打撲とやけど、切り傷だらけだったのだから。
すれ違った人は無意識に、視線を逸らし避けていただろう。


ニケ、愛してる。
普通これを「歪んだ愛情」とでも呼ぶのだろうけれど、
俺にとってそれは別に、不快なものではなかった。
この頃の自分が何を思っていたのか、
思い出そうとしても、あいまいでよくわからない。

痛い、苦しい、熱い、そういった言葉では覚えているけれど、
感覚はもう忘れてしまっているのか、思い出せないのか。

「ねえちょっと、あなた、ちょっと。」
上の方で声がする。
「すみません、誰か。あの誰か。この子。」
「あれ、どうしたんだ。貧血かな。」
誰かに手首を握られた。痛い。
「脈はあるみたいだけど。」
「もう救急車呼んだから来るって。」
「ちょっとこの傷、交通事故じゃないの。」
「うわ、痛そう。」

サイレンの音が近づいてくる。

ストレッチャーに体が乗るのがわかる。
続いて救急車のドアがしまる音。
プラスチックの嘴のようなものに指がはさまれる。
手首に巻きついたのは血圧計で、

「荷物は持ってませんでしたか。」
「さあ。私が見たときにはもう倒れてて。」
頬を叩かれる。
「もしもーし。聞こえますかー。」
聞こえているけど、答えようとしても息しか出ない。
「意識レベルは…。バイタルは血圧以外、…。外傷がここと、ここと、…。」
「交通事故だよな。」
「わからないけど、発見者の人が交通事故っぽいって。」
「でもこれ、ここ。あとほら。」
「…虐待かもな。もしもーし。ちょっと失礼しますよー。」

服が脱がされる。
「あれ。ちょっとこれ。」
「あ、ええ。じゃあこの人男性だったのか。」

「あ、すみません。10代から20前後くらいの男性です、はい、男性。
いえ、我々も女性だと思ってたんですけど。はい。いえ、はい。あ、
いや、交通事故じゃなくて、虐待の疑いです、はい。整形外科ですか。」

しばらくして、救急車が動く。
救急車に乗っているということは、これから病院に向かうのだ。
俺は飛び起きて救急車を降り、病院へ行く運命から逃れる想像をしたけれど、
現実には何の影響も与えられなかった。


ここは病院。そう、また病院。
あの時、母から刺傷を受けて来たのも病院。
そういえば、あの時から私の時間は止まっている。
我侭で家を出て、遊んでいただけ。

救急搬送された日から、さらに一日が経ったらしい。
いつもおなじみの、点滴などのチューブが見える。
体中にガーゼや包帯が張り付いていて、全身が痛んだ。

「自分の名前は言えますか。」
「ニケです。」
「住所と、お父さんかお母さんの連絡先はわかりますか。」
「はい。書くので、ペンと紙をください。」
「ちょっといいですか。傷を治療する時に体を見せてもらったんですが、」
「はい。何か。」
「ニケさん、睾丸はどうしたんですか。」
「どういう意味でしょうか。」
「うちで検査を…」
「結構です。」

デフォですよねwwwwwwwwwwww

病院では終始こんな感じです。心が休まる暇がないwwww
「主治医の先生は誰ですか。」
「何の主治医ですか。」
「その、性別の、」
「外傷に関係あるのでしょうか。」

病院大嫌いww

虐待の疑い。さらに以前の事件。
ということで、警察が色々聞きにきたけれど、
俺自身に何も話す気がないとわかると、意外に早く諦めた。
外傷の方は、入院するほどのことではないけれど、
衰弱などの理由で、そのまま病院にいることになった。

病院から連絡を受けた父が、見舞いにきてくれた。
俺は情けないようで、また申し訳ないようで、
父の方に顔を見せることはできなかった。

入院が長引いたのは、たぶん複雑な大人の事情wwww
この時、父には本当に申し訳ないと思った。
とまあこんな感じで、退院した俺は一時的に実家に戻ります。


[4ギップリャ]



そうそう、話は変わるけどさ。
俺も、普通の男と付き合ったりしたことがあったんだぜ。これでも。

あ、前に書いた監禁みたいなのは除く。

監禁後保護されて退院した後に、実家に戻って世話になりながら、アルバイトを始めたんだ。
その時の話だから、まだ今以上に揺れていたというか、
自分で決めたはずの、男でいることに、頑なに抵抗しようとしてた頃だな。

俺がやったのは、コールセンターだ。
身分は免許証さえあれば良かったので、女だと言って働いた。
顧客からの質問に回答したり、クレームに対応したり。
営業はなかったし、水の接客に比べたらかなり楽だな。
ってのがその時の俺の感想。リハビリだと思って、暢気に働いてた。

で、そこの社員から告白を受けるわけだ。

Kさんは、アルバイトを監督するポジションの人だった。
Kさんには仕事帰りなんかに、よく食事に誘われた。
そのうち、休日に遊びに行ったりもするようになって。

俺も考えが甘かった。というか、そういう展開は予想してなかった。
普通に考えたら、女ってことになってる自分と男性が、
2人で食事に言ったり、プライベートで遊んだりする。
そのことが、どういう意味なのかわかるはずだろう。
でも俺にとっては自分が女として見られるなんて、
想像もできないことだった。

だから、kさんから好きだと言われた時まで、
俺にはそれがわからなかったんだ。

俺がわかっていようといまいと、言われてしまったのは仕方ない。
問題は、どうやって断るかだ。そう、断るかだ。

受ける?それは問題外だ。だって、女なんだから。
事情隠して女だって言って働いてる以上、バレるわけにいかない。
じゃあ、どうやって断る?彼氏…はいないともう言ってしまった。
好きな人…もいないって言った気がする。どうしよう。

好きな人が出来たとでも何とでも言って、早く断れよ。
今よりもっとヘタレな当時の俺。

なにより「実はふたなりでしたサーセンwwwwwwww」なんて、
好きだと言ってくれた相手に悪いしな。

俺は本当にヘタレだ。Kさんとの関係をずるずると続けたのだから。
明確な返事はないが、付き合いは続く。
Kさんはそれを、OKだと受け取ったんだろうな。当然だ。

いや、まずいだろそれ。だって俺、セックスとかできないぜ。
このままだと、それを求められるのも時間の問題なのに。
でも同時に、本当のことを知ってほしい。
そんな欲が、俺の中に生まれる。ほんと、俺の馬鹿。

まあそんな感じで、俺はカミングアウトとやらをしてみたんだ。
いきなりだったけど、遅くなるよりは良いかなと思って。

「Kさん、Kさん。」
「ん?なに?」
「突然で悪いんですけど、告白していいですか?」
「なんだよwwww俺のこと好きになった?ww」
「私実は、ちょっと病気があるんですよ。インターセクシャルって言って…」
「…だから実は私の体って、男性みたいな部分があるんですよねーww」
「えー、なにそれww小説?」

ああ、これが普通の反応なのかな。って思った。

「うーん、あのですねえ、…」
「え?なに?つまり男になりたいの?」
「あはは、そうじゃなくて…」
「ニューハーフ?」
「違いますよー、いいですか、…」

例えばこういう場所で、活字にして書くのは平気なんだけど、
人と、面と向かって説明するのって、けっこうきついよねww
しかも、それが自分に好意を持ってくれる人だったりすると。

「本当なの?それ。」
「そうですよ。だから、私はあんまりお勧めできる物件じゃありませんwwww」
「いや、ちょっと待って。まだよく理解できてないし、正直驚いたけど、」
「ニケ、俺と付き合って欲しい。」

いやあ、予想を裏切られましたww


そして、俺はKさんと付き合うことになる。アルバイトは、続けた。
当然すぐに、体を求められた。向こうは男性だからね。
無理やりや仕事以外では、それが初めての経験wwww

Kさんは俺に同居を誘って、俺はそれに応じる。
実家に迷惑をかけ続けることが嫌に思えていたから、
歓迎すべき同棲だった。楽しかった。


ところで俺は、付き合いを続けるのが下手らしい。
そんな俺にとって、半年以上続いたKさんとの関係は、快挙だと思う。

楽しい同棲生活で活力を取り戻した俺は、2ヵ月後に就職する。
入れ替わるようにKさんは会社を辞めてしまったが、別に問題はない。
そのうちKさんに別の恋人が出来たが、想定していたことだ。
自分がその立場だとしても、普通の女の方がいいに決まってる。
ただ、Kさんがアパートを出て戻らなくなったのは、少しショックだった。
それでもそこは、楽しい思い出の場所だったので、俺はしばらくそこに住んだ。


あ、たぶんこれを書かないと誤解されると思うんだけど、
俺は別にKさんを恨んでないし、これが不幸だとも思ってないです。
当然の成り行きだし、Kさんには感謝しているのですよ。

ただこの時の俺にとって、それが当然の現実として、むしろ与えられた幸せな時間と感じることが
必要だったんだろう、とは今でも思うんだ。

こう言うのも悲観的なのかもしれないけど、
普通の女性と半陰陽が普通の男性を取り合っても、結果は見えてる。
と、あの時の俺は感じて、それを嘆かずに受け入れられたと考えてる。

まあもちろん、後ろ向きなのは否定できないけどなww


まあ色々あって、俺が普通の男と関係を持つことに躊躇うようになったのは、事実だ。
いや、恋愛そのものだな。最初、和音にも自分と似たにおいを感じた。
「あ、似た経験をしたんだな」って、なんとなくわかることってあるだろ。それだ。

だから俺のこの先は、和音にいつか言われたとおり、傷の舐めあいだった。
身近にいただけの相手と刹那的にくっついて、すぐに別れる繰り返しだ。
まあそのへんはまた、需要がありそうなら詳しく書くさ。


では次に、逮捕された話でも。

2スレ目あたりに書いた、Iさん。みんな覚えてますか?

そのIさんは、セクシャルマイノリティとして、俺の先輩のような人だった。
少々過激だったけれど、そのおかげで仕事を見つけられた。
俺がKさんと同居しながらアルバイトを辞めて就職する時も、
Iさんがしていた方法で、身分を偽ったまま、女として就職ができた。


俺は、いつかのIさんの足跡をたどるように、同じ職種に就いた。
IT系の仕事は服装の自由などが多いので、
GIDの人が、職業として選びやすいらしい。

女の社会保険は、役に立った。
保険適用の値段でホルモン剤を処方されることができたので、
金銭的にも、俺はかなり楽になったと思う。
だから俺は、アパートの家賃や光熱費を出して、
それまで生活費を負担してくれたKさんに恩返しができた。

そのうち、Kさんは仕事を辞めてしまった。
次の仕事を探したい。とKさんは言っていたけれど、
俺は、少し休んでいて欲しいと思った。
幸い自分の収入だけでも生活には困らなかったし、
家にいる間、一人になるのは寂しかったから。

Kさんは次の就職先を探したけれど、なかなか見つからなかった。
俺は内心それを喜んだけれど、Kさんにとっては深刻な問題だったようだ。
Kさんは次第に、俺に嫌味を言うことが多くなった。

「ニケは何でもできるからいいね。すぐに仕事を見つけるし。」
そんなことを言うようになったKさんを、俺は休みのたびに外に誘うようにした。
2人で出かけて食事をして、カラオケに行ってホテルに一泊する。l
それが、休日の定番になった。

カラオケはKさんも気に入ったようで、平日の夜中にも時々、2人で遊びに行った。
俺が仕事でいない時は、ネットで知り合った人と行っているようだった。

「ただいま。あれ、Kさんも今帰ったとこ?」
「カラオケ行ってた。」
「またなんだww」
「悪い?」
「悪くないよww 今日もいつもの子なんでしょwwww」
「うん。そうだよ。ニケの事話したら、会いたいって言ってた。」

Kさんはいつも、同じ人と2人で遊びに行くようだった。
その頃から俺は、Kさんが自分だけの人だと思わないようにした。
そんな俺の気持ちを読み取ったのか、
それとも、Kさんの心変わりが先だったのか。
Kさんの態度はだんだんと、俺から離れていった。

それでもまだ、それは俺にとって満ち足りた生活だった。
でもある日、俺はそれを壊してしまった。

「ニケ」
「Kさんおはよう。私、仕事行ってくるよ。」
「俺の仕事も探してよ。」
「無理だよ。Kさんが自分で探さないと。」
「なんでもできるからね、ニケは。俺みたいな馬鹿の仕事は探せないか。」
「もう、いい加減にしてよ。」

そう言って、会社に向かった。
帰ったら、Kさんの荷物が無くなっていた。

俺はいつものように靴を脱いで、手を洗った。
買ってきたものを冷蔵庫にしまって、下ごしらえをする。
洗濯物を取り込んで畳んでから、料理を仕上げる。
一人分の食器を並べた時、もう一人がいない事がわかった。

このへんまで、前回の補足ww

Kさんの意図はわからないけれど、アパートの契約はそのままだったので、
俺は毎月家賃を振り込んで、そこに住み続けることができた。

いつものように銀行で家賃を振り込んで、会社に向かう。
駅の改札で、財布が無くなっていることに気がついた。
すぐに駅の交番に寄って、紛失届けを書く。
幸いにも銀行の近くの交番にあるようで、すぐに行けば返してもらえるらしい。
会社には少しだけ遅刻する連絡をして、道を引き返した。

交番に着くと、目つきの悪い警察官が財布の特徴や、現金の額を聞いてきた。

「その財布に入っていたのは、それだけですか?」
「はい、それだけです。」
「他の人のカードとか、入っていませんね。」
「え?いえ、入ってません。」
「じゃあ、これは何でしょうかね?」

その警察官は目つきが悪かったのではなくて、
偽造の身分証を持っていた俺を、睨んでいたのだった。

俺ドジすぎwwwwwwwwww

元々持っていた身分証、女として就職するために作った身分証、
就職してから出来た、新しい身分証など。
俺は、その三種類の身分証を持っていた。
当然、これらを同時に持ち歩くことは避けていたけれど、
その日、財布には二種類の身分証が入っていて、
しかも俺は、その事を忘れたまま交番にそれを取りに行ってしまったのだ。

「あの、すみません。」
「なんだ。」
「トイレ、行きたいんですけど。」
「…お前、男なんだよな。」
「はい、まあ一応。」
「いつも、トイレどっち使ってる?」
「今は、女子です。」
「……婦警呼んでくるから、ちょっと我慢しろ。」

パトカーがきて、それに乗って本署に連れていかれた。
手錠と腰紐をつけられて、取調室に入る。

「お前、豚箱入るからな。これから。」
「はあ…」
「昨日来たおっさんと、同じ部屋にしてやるぞ。」
「…」
「どうだ、嬉しいだろ。誘うなよお前ww」
「…」
「何とか言えよ、オカマ。」

取調べといっても、特に内容のない時間の方が多かった気がする。
とにかくその日の取調べは終わって、刑事の予言通り、俺は留置所に送られる。
正式な身分上は男性なので、当然男性留置所だ。

身体検査には、特別に婦警が呼ばれた。
しかも白衣の着用が許されて、下半身は金属探知機だけで済んだ。
留置所内での移動には、ついたてが用意されて、
俺の周りを5人ほどの警官が囲む、異常な光景になった。
独居房に入れられた俺は、そこで一晩を過ごす。

まあこっちは犯罪者なんだから、罵られるのは仕方ないww
ただ、留置所も明らかに持て余してただろうな。
扱いにくそうだったし、常に複数人がついたてで隠してたしww


二日目の取調べは、俺の体についての説明で終わった。

「だけど、裁判所の人はわからないぞ。」
「どうする?」
「うーん、お前はどう思う?」
「ふたなりって書けばいいんじゃないっすか?」

そして、また留置所。
「お前もその方がいいだろう。」と入れられた独居房だが、
一人で夜を過ごすのが、一番の苦痛だった。
もちろん、自分の容姿で雑居房に入るわけにいかない事は分かったので、
外の道路を走る車の音に耳を傾けながら、その日も一人で明かした。

「51号、お前、また何も食ってないのか?」
「すみません。ちょっと食欲なくて。」
「ちょっとでいいから、食え。まずくはないだろ?」
「はい。もう少し待ってくれませんか。」

「身分証を書き換えたのは、働くためだけです。」
「なんで働くのにそんなことする必要があるんだ。」
「男性では、なかなか就職先が見つからなかったので。」
それから、自分が女として通用することを、最後に確かめたかったから。
「そんなもの、オカマバーとかいくらでもあるだろうが。」
「…」
「そういう仕事がしたいからオカマになったんだろ?男相手の仕事を。」
「いえ、先天的なものですから。」

留置所に戻って昼食。
「ここで休憩していいぞ。今なら誰も来ないからな。」
「はい。」
「タバコとか吸うのか?」
「いえ、吸いません。」
「ヒゲを剃るなら、…ヒゲ生えてないな。」
「はあ。」

また取調室。
「この書類は、裁判所に送る。それで、」
「それでまあ、多分審判なしで終わるから。」
「そうですか。」

「今日のうちに、書類書き上げるからな。」
「はい。ありがとうございます。」
「お前のことはふたなりって書くぞ。」
「はい。」
「ところで、性別を変える方法もあるって知ってるか?」
「はい、知ってます。」
「戸籍も変えられるんだぞ、そうしろ、お前。」
「…。」

もう一度留置所に戻されて、その後、開放された。

これで罪歴の告白と、留置所レポ終了wwww
身分を偽って生きている方は、くれぐれもご注意くださいww


今はまだここまでしかまとめてませんwwサーセンwww
ほんのちょっとまた編集してみました