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ミナミヘミナミヘ」(2010/03/18 (木) 11:18:25) の最新版変更点

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**ミナミヘミナミヘ ◆KJJLTUDBrA (非登録タグ) [[パロロワ]] [[ニコニコ動画バトルロワイアル]] [[第七十八話⇔第七十九話]] [[第七十九話⇔第八十話]] ---- 笑いながら消えてゆく立体映像を見ながら、サトシは舌打ちをした。 「ウザってぇ笑い方する野郎だ。後でぜってーぶち殺す」 彼はボソリと吐き捨てると、後ろの古泉に、振り返りつつ声をかけた。 「おい、これから──」 そこでサトシは言葉を止める。というのも、古泉の様子が変だったからだ。 彼、古泉は、その場に立ち尽くし、ピクリとも動かない。 鞘に収められた刀を持つ手は、白くなるほど強く握られている。 そして何よりも。常にその顔に張り付いていた、『笑み』がごっそり抜け落ちていた。 「…………」 固く引き結ばれた唇。これでもかと見開かれたその目。 何かに驚愕するような、何かに恐怖するような、そんな表情。 そして、その瞳の奥に見える真っ黒な『何か』。 「おい」 「…………」 「おい! てめぇ、無視してんじゃねえぞ!」 「…………!」 古泉の目の焦点が戻る。 彼は視界にサトシの姿を認めると、いつものような笑みを浮かべた。そして軽く頭を下げる。 「あ、ああ。これは失礼しました。今後の行動について考え込んでしまいして」 「俺様の声が聞こえなくなるぐらい没頭するとは、見上げた根性だなぁ、おい」 ねちねちと絡むサトシに、古泉は、失礼しました、と再び頭を下げた。 サトシはそれを見て興がそがれたのか、ふん、と鼻を鳴らす。 「それで今後の行動方針ですが」 「あん? 何か考え付いたのかよ」 「ええ、それはもちろん。この古泉、伊達に超能力者などやっておりませ」 「御託はいい。さっさと話せ」 言葉を途中でさえぎられても、彼は特に気を悪くしたそぶりも見せず、『では本題から』と話を続けた。 「やはりここは、あの歌声の元へ行くのがいいでしょう。とはいえ、今はもう聞こえないようですが」 北西を指差す古泉。 「アレほどの音量です。我々以外にも聞いた者は多いでしょう。そうして歌に誘われた参加者を倒せば、 もっと有効なアイテムが増えます。上手くいけば、我々の仲間を増やせるかもしれませんし」 「…………」 腕を組み、考え込むサトシ。 「どうでしょう?」 「……てめぇの言うことはもっともだが、そいつはリスクがでけぇ」 考えても見ろ、とサトシは言う。 「ここは殺し合いの場所だ。そんな場所ででけぇ音を出すやつがいるか?」 「普通はいませんね」 「だったら、そいつはよほどの馬鹿か、よほど腕の立つ野郎だろ。歌に誘われたやつらもそうだ」 「……なるほど。うかつに近づけば、こちらがやられるということですね?」 「俺様が負けるなんてことはありえねえが、妙な抵抗されるのは面倒だ」 だから、とサトシが指差した方向は、南。それを見て古泉は頷いた。 「町ですか。確かに、腕に自信のない方々が、戦場を避けて潜んでいる可能性も高いです」 「それに、俺たちを殺し合わせようとか言う奴のことだ。ここにある武器以外にも、何か隠してあるかもしれねぇ」 そして、サトシと古泉は南へと歩き始めた。 ● ● ● ● ● 前を行くサトシについていきながら、古泉は考える。 (いやはや、少々動転してしまったようです。僕らしくもない) 動転の原因は、先ほどの放送だ。何気なく聞き流していたそれの中に、『彼』の名があったのだ。 それに気づいた瞬間、古泉の意識は真っ暗になった。 恐怖か絶望か。そのときの感情がなんだったのか、今の古泉にもわからない。 (いえ、よく考えれば何ら恐怖するべきところはなかったのです。これに優勝すればいいのですから) そうすれば、いとしの彼も再び古泉のもとへ戻ってくる……。 (そうとなれば、もっと慎重に立ち回らなければ。ゲームにのっていない相手は優先的に排除するとして……) 今後の方針について考えながら、古泉は、ふふふ、と笑う。 (ふふふ、権謀術数は僕の十八番。さあ、さっさとキョン君を取り戻しますよー!) 少なくともこのときの彼の様子は、頭脳労働をする人間のそれではなかった。 ● ● ● ● ● 対するサトシは、先ほどの古泉の異変について考えていた。 (あの表情……やっぱさっきの放送が原因だな) 十人も使者が出ていることに驚愕した、ということを考え、すぐさま否定する。 (いや、こいつは人の生き死に興味のねぇ奴だ。さっきの中学生とロボットもどきの死体も、普通に見てたしな) そこでサトシは、ひとつの可能性を思いついた。他人に興味がないのは、別に大事なものがあるのではないか、ということに。 (……だれか大事な奴が死んだってことか? それなら考えられるか) サトシは先ほどあげられた十人の名前を思い出そうとするが、すぐにそれをやめ、口を笑みの形にゆがめた。 (ま、俺には関係のない話だ。もう死んでんだから、何の役にもたたねえしな) だからせいぜい悲しめ、と彼は思った。 二人は歩みを進める。 町へ。 【D-4 草原/一日目・朝】 【古泉一樹@涼宮ハルヒの憂鬱】 [状態]:キョンが死んだことによる若干の混乱 正常な思考力低下 [装備]:逆刃刀@フタエノキワミ アッー!(るろうに剣心 英語版) [道具]:支給品一式 [思考・状況] 1.キョン君(´Д`;)ハァハァ 2.優勝して、いとしの彼を生き返らせる。 3.とりあえず町へ。殺し合いにのっていない参加者を優先的に始末。相手が強い場合は撤退や交渉も考える。 4.サトシと一時的に協力。利用価値がなくなりしだい始末する。 5.優勝して「合法的に愛しの彼とニャンニャンできる世界」を願う(ただし、生き返らせることを優先) 【サトシ@ポケットモンスター】 [状態]:闇サトシ [装備]:千年リング@遊☆戯☆王デュエルモンスターズ、暗視ゴーグル@現実、ロールバスター@ロックマンシリーズ [道具]:ヲタチ(残りHP50%)@ポケットモンスター、支給品一式*3(水一本消費)、アイテム2号のチップ@ロックマン2、携帯電話@現実 、不明支給品 [思考・状況] 1.古泉と一時的に協力。隙あらば始末する。 2.町に行って使える武器などの調達。 3.手当たり次第にぶち殺してやるぜ。 |sm78:[[しかし何も起こらなかった]]|[[時系列順>第二回放送までの本編SS]]|sm87:[[メタル・ギア・ティアナ]]| |sm78:[[しかし何も起こらなかった]]|[[投下順>51~100]]|sm80:[[私が弾幕を始めた理由]]| |sm50:[[闇サトシが中学生を虐待して爆笑するSS]]|古泉一樹|sm94:[[愛媛のジャンク/凡人打開配信(前編)]]| |sm50:[[闇サトシが中学生を虐待して爆笑するSS]]|サトシ|sm94:[[愛媛のジャンク/凡人打開配信(前編)]]| ----

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