「なにもかも なにもかも」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

なにもかも なにもかも」(2010/03/18 (木) 11:28:47) の最新版変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

       /\___/\      / ―   ー ::\       |  --、,   、ー-、  |       |  ,,ノ(o_o.)ヽ、,  ::|  はっ…        |   r‐=‐、   .:::|      \  `ニニ´  .::/      /`ー‐--‐‐一''´\       /\___/ヽ      /       :::::::\     .|          .::::|     .|  /     \ .;:::|     .|  ー,   ー  ::::|  くしゅっ      \ ,,ノ(、_, )ヽ、,,.::::/      /``ーニ=-'"一´\        . ,". ',.` .       .  。. ,       /\___/\     / ⌒   ⌒ ::\     | (●), 、 (●)、 ::|    / ̄ ̄ ̄     |  ,,ノ(、_, )ヽ、,   :::|  < 93日目     |   トUU‐ァ'   .:::|    \___     \  `ニニ´  .::/     /`ー‐--‐‐一''´\ --------------------------------------------------------------------------------
**なにもかも なにもかも ◆OZbjG1JuJM (非登録タグ) [[パロロワ]] [[ニコニコ動画バトルロワイアル]] [[第百九話⇔第百十話]] [[第百十話⇔第百十一話]] ----  前門の触手、肛門……じゃなくて後門のいい男。  普通であれば危惧すべき状況かもしれないが、俺にとってはむしろ夢のような状況だ。  とはいえよく考えたらやっぱり少し面倒な状況だな。  素晴らしそうなあのマリンデビモン君はメインディッシュを取っておくように最後に残して起きたいがあのヤル気ではどうやら最初の食事にせざるを得なさそうだ。  そして背後の二人のいい男もまたヤル気だ。このまま4Pと洒落込めるなら良いのだが、流石の俺でもこのメンバーでは複数人プレイは少々難がありそうだということは分かる。道下が生きていればあるいは上手くいったかもしれんのだがな。残念だ。  とはいえ一人一人頂いていくというのだって嫌いじゃない。時間を掛けることになるがまあそこの所はご愛嬌だ。萃香ちゃんを 待たせてしまうことになるがまあ仕方あるまい。  となれば後ろの正義に燃えてそうな二人には悪いが暫く観戦モードに移って貰うか。彼らがこの触手君に興味を持ってたすれば、そこは喜んで共同戦線(性的な意味で)を申し込みたいとこなのだがな。   「お前らは少し下がってて欲しい。これは俺の闘いなんでな」 「だから何を……! それでお主が死んだら元もこもないではないか!」  なおも重装備のいい男は食い下がらない。仕方ないが、手荒な手段に出るしかないか?  と思いきや、仮面のいい男が重装備の男を手で制した。 「俺は彼の誇りを尊重したいと思う」 「しかしじゃな……」  すると仮面のいい男は先ほどイッカクモン君を掘ったあたりを指差す。どうやら誰かが死んでいるらしい。  大方あの少女だろう。ということは彼らさえ納得してくれれば俺の時間を邪魔する無粋な輩はいないとういうことになる。  殺ったのがあのマリンデビモン君だとすればいい仕事してくれるじゃないの。ますます気に入ったぜ。 「……なるほど、そういうことか」  納得してくれたか? しかしどういうことなのだろうか。 「しかし、本当に彼一人で……」 「そこんとこは心配ない。相手もヨロヨロだしな。むしろ邪魔しない方がお前らの身の為だと思うが」 「……分かった」  萃香ちゃんの後押しもあってとうとう重装備のいい男は引き下がった。 「だが、もしお前が本当に危険だと判断すれば横入りも辞さないつもりだ」  そして仮面のいい男もそれだけ言い残すと二人揃って萃香ちゃんの方へ退いていく。  安心してくれよ。俺だって3R、4R目を逃すほどぼんやりしちゃあいないさ。  そろそろマリンデビモン君も痺れを切らしていることだろう。 「お喋りはもう済んだか」 「おう。待たせてすまないな」  そして丁度忘れ掛けてたあの放送が始まった瞬間、二つの触手が動き始めた。  内容は後で萃香ちゃん達に聞くとしよう。それじゃ、楽しませてくれよ! 性的な意味で!  ◇  やけに不気味な声が耳につく。  一体誰だろう。あの恐ろしい男とは違う……どこかで聞いた声…… 「目を覚ましたようだな」  誰か男の人の声が聞こえる。ああ、っていう女の子の声も聞こえる。  ……あれ? 私、どうしてこんなところで……  確か……ゴマモンとかがみと……  二人組みを見つけて……それで……男に違いないと言われ……ひどいことされて……? 「な……! あいつは何をしとるんじゃ!?」  こんどはさっきとは違う男の声。何故かおじいさんのような口調だ。 「いいから黙って見てな。優勢なんだし、今更割って入ったら今度はお前らがああなる。別にあれが仲間って訳でもないんだろう?」  男の狼狽ぶりに反して女の子の声は冷静だ。  ぼんやりと視界が広がってくる。最初に目についたのは変な角を生やした、阿部と一緒にいた女の子。  さっきの声はこの子の……ということは、私……あの連中に捕まって……  何かの雄叫びが聞こえる……どこかで聞いた声……  少し低くなってる気もするけど、もしかしてゴマモン?  思わず飛び上がって周囲を見渡して。  それで、何て言ったらいいのだろう。後悔なのか、それとも……絶望? 「オオオオオオオオオオオ!!!!!」 「お、ウホッ! いいシマリ……出来るだけ暴れない方がいいぞ、ただでさえ元からヨロヨロだったんだからな」  ゴマモンの声をした人が、あの男に汚されてた。  その向こうで、かがみが血まみれになって倒れていた。 「あっ………あ………あ……」    うまく、声にならない。 「やっぱりもいちど無理矢理気絶させた方がよかったかな」 「何を悠長なことを言ってるんだ! 早くその娘の目を……」 「やだあああああああああ!!! やめてえええええええええええ!!!!!」  そして、状況も今の姿も全部忘れて駆け出していた。 「ふう……なんだかテンションが上がってきたぜ……まだまだ数ラウンドは行けそ……おっと」  闇雲に振り回していた腕が容易く阿部に止められた。 「威勢が良いのは良いが……あまり人の楽しみを邪魔しない方がいい」  許せない、ゴマモンにあんなことをして、そして、きっとかがみを殺したのもこいつ── 「阿部ー! そいつは殺すなよ! せいぜい気絶に止めておけ!」  向こうから聞こえる声ももう耳に入らない。胸の中に渦巻く黒い気持ちが強い力で握られた腕の痛みをも忘れさせてくれる。 「うーむ……しかしもったいない。誰か自己暗示か催眠でも使えないか?」 「は?」  阿部の意識が逸れてるうちに一歩でも多くゴマモンに駆け寄る。  まだ、息はある。ほとんど瀕死だけど……  一体何が、どうしてこんなことになったんだ、何で……   「本当に、前さえ見なければ年少の男の子にしか見えないんだよな。くそう、せめてこれで性別不詳ならな……」 「本当に悔しそうだな……」 「ちょっと待て! お前ら何を言ってるんじゃ!」  ゴマモンの憎憎しげな瞳が開かれ、私でも阿部でもなく、もっと後ろの方を見て。  そして、ぽつりと呟くのが聞こえた。 「……騙し……た……かが……み……」  その言葉で、一瞬にして目の前が真っ暗になった。  騙したって? あの子が騙したって?  じゃあ、あの子と一緒に行くよう仕向けた圭一達も?  もしかして……こなたちゃんも……?  そう感じたその瞬間から、さっきの比ではないくらいの黒い感情が湧きあがってくた。もう止められないと何となく感じた。  何で、何で私達だけこんな酷い目に合わなきゃならないんだろう。  私達だけが騙されて、あんなことをされて。それなのに阿部は暢気に仲間と話している。  私達がどうなろうが知ったことではないという風に。  自分さえよければそれでいいかのように。  何で、何で、何で、何で私達だけ?   許せない、許せない、あんなことをした阿部もその仲間もゴマモンを騙したかがみとその仲間も   私達だけがこんな目に合うのなら、生きたまま弄ばれて死んでいくのならいっそ──  阿部と萃香は気付いていなかった。地に伏す二人の感情に。  ストーム1とスパイダーマンは動けなかった。悪びれもせず会話をする二人に呆然として。    真は気付いていなかった。既に自分の考えが殆ど要領を得てないことに。既に、自分がおかしくなっていることに。   マリンデビモンは気付いていなかった。いつの間にか、かがみの元にあったはずのデジヴァイスが目の前にあったことに。  そのデジヴァイスが形を変え、黒い色を貼り付けていることに。  誰も気付いていなかった。真とマリンデビモンに渦巻く感情が、既に生ける者全てへが対象となった『嫉妬』が一致したことに。  イッカクモンの姿を変えた時よりも禍々しい暗闇が二人の体を包んだ時には、完全に遅かった。 「これは……!」  先ほどまでマリンデビモンとが倒れていた場所に現れた、背中に真を乗せた巨大な鰐の怪物を見て、阿部は歓喜の声を漏らした。  見かけによらず何てファイトのある動物なのだろうと。二回やってもまだ飽きたらないのかと。 「いいぜ……やっぱり男は度胸! お前がここまでガッツのある男とは思っても見なかったぜ」  わきわきと手を握り、満面の笑みを浮かべて巨大鰐に向かう。  恐らく、ここまでテンションさえ高くなければ流石の阿部でもこの状況は悪いことを理解し、考え無しに突っ込むということはしなかったかもしれない。  それでなくとも、鰐の見下すような冷たい視線に気付かないはずがなかったのだ。 「いかん! すぱいだーまッ!!」 「分かってる!」  ストーム1とスパイダーマンが駆け出すのをまるで見計らったかのように、鰐の長大な尾『カウダ』が完全に掘ることに意識を集中させていた阿部を薙ぎ払った。  そのまま彼は、まるでホームランボールのように血飛沫を残して遥か遠くへと消えていく。  最悪だ、とストーム1は考えた。真に野放しにするべきでなかったのがあっちの男だったにせよ、この怪物をあの人型の段階で止めるべきだったのだ。  そしてスパイダーマンは別な形で最悪を感じ取っていた。  巨大な鰐の背中に立ち自分達を見下ろす少年。その壊れた笑みに、今まで対峙したどんな敵よりも強い恐怖を感じとっていた。 「「あはははははははは!!!!」」 【B-2 橋の手前/一日目・日中】 【ゴマモン(リヴァイアモン)@デジモンアドベンチャー】 [状態]:強い憎悪と嫉妬 [装備]:なし [道具]:支給品一式*2 、ピーピーマックス*2@ポケットモンスター、ニューナンブ(弾数5/5)@現実、暗黒のデジヴァイス(02仕様)@デジモンアドベンチャー 光の護封剣@遊☆戯☆王デュエルモンスターズ(現在使用不可)、琴姫の髪、テニスボール、不明支給品0~1個(武器はなかっ たものと思われる) [思考・状況] 1. 真と皆殺し ※真と最悪のタイミングで感情がシンクロした結果、進化しました。彼女と行動を共にすることで力を維持できるようです。 大ダメージを受けると幼年期に戻ってしまう可能性があります。 ※かがみが持っていたデジヴァイスの中には誠実の紋章が入っていますが、何故入っていたのかは不明 ※第二放送を聞き逃しました 【菊地真@THE IDOLM@STER】 [状態]:精神崩壊、全ての生物に対する嫉妬、全裸 [装備]:なし [道具]:なし [思考・状況] 1.ゴマモンと全てをぶち壊す ※ゴマモンの暗黒進化の影響を受けました ※第二放送を聞き逃しました 【スパイダーマン@東映版スパイダーマン】 [状態]:健康。鉄十字団を倒し終えていない状態。英雄の代理人。阿部に対する恐怖?(gthm的な意味で) [装備]:サテライト30@真赤な誓い [道具]:支給品一式、DIGIZO HYPER PSR(残り二十分程度)@現実、上海人形、花粉防止用マスク、テニスボール3 [思考・状況] 1.目の前の鰐の怪物に対処。壊れてしまった真を何とかする。 2.ストーム1と協力する 3.英雄の遺志を継ぎ、可能な限り誰も死なせない。 4.その後、昼過ぎまでにいさじ達を迎えに行く。 5.YOKODUNAを探して、止める。 6.夕方に仲間と塔で待ち合わせ。 7.場合によっては、探索を諦め仲間の保護を優先。 【ストーム1@おじいちゃんの地球防衛軍】 [状態]:健康、阿部に対する恐怖?(gthm的な意味で) [装備]:ウィンチェスター M1895/Winchester M1895(狙撃銃、残弾2)@現実、予備弾丸20発     無限刃@るろうに剣心(フタエノキワミ アッー!)、トカレフTT-33(6/8) [道具]:支給品一式、きしめん@Nursery Rhyme、たいやき@ポケモン金コイキングだけでクリアに挑戦 [思考・状況] 基本:異星人を撃退じゃあ。 1.目の前の化け物を撃退。 2.すぱいだーまっ!と協力する。 3.雪山で遭難している人がいないか見に行く。 4.地球防衛軍として地球を守る  鰐の怪獣が阿部を吹っ飛ばすやいなや、萃香はさっさと彼の吹っ飛んだ方向へと走って行った。  別にあのくらいでも倒せないことはなさそうだけど、かといって命を賭けてまでやるかというと別問題と考えたわけで。 「どうせ阿部もあのくらいじゃ死んでなさそうだし。もし最後の最後まであれが残ってたらつるぺたの方だけ助けてやるか」  実際、阿部はここまでされて死んでいなかった。  右腕が折れ、頭から血を流してなお、気絶だけで済んでいたのだった。  目を覚ました彼がリベンジに挑むかは……今の所、定かではない。 【B-3 草原/一日目・日中】 【阿部高和@くそみそテクニック】 [状態]:右腕骨折、頭部打撲、全身打撲、体力中回復、ハイテンション(まだまだヤる気) [装備]:時計型麻酔銃(現在針は装着されていません。予備針残り1本)@名探偵コナン [道具]:支給品一式*2(食料、水一食分消費)、ノートパソコン(バッテリーほぼ消耗)@現実、E缶@ロックマンシリーズ、津田英治 ブロマイド(音声付き)@大変な途中下車シリーズ [思考・状況] 1.(気絶) 2.ウホッ! いい巨大鰐…… 3.ネット環境を確保するため、町を目指す 4.強い、いい男を食う。死ななかったらお持ち帰り 5.弱い、いい男を(多分)保護。参加者が減り、成長したら食う 6.ソウルフレンド萃香と協力 7.萃香の獲物には手を出さない。(非常時は別) 8.見つかれば主催者でも食っちまうんだぜ ※阿部の装備(AK74(17/30)@現実、予備弾薬各100発@現実、傘@現実) と道具(支給品一式*2(食料、水一食分消費)、ノートパソコン(バッテリーほぼ消耗)@現実、E缶@ロックマンシリーズ、津田英治 ブロマイド(音声付き)@大変な途中下車シリーズ)は彼が吹っ飛ばされた場所にそのまま残っています ※第二放送を聞き逃しました 【伊吹萃香@東方Project(つるぺったん)】 [状態]:全身に中度の怪我、体力中回復、妖力微回復、魔力0(両方回復中)、開き直り、酒乱幼女リリカルすいか [装備]:ミニ八卦炉@東方project [道具]:支給品一式*4(食料、水六食分消費)、秘密の鍵@スーパーマリオワールド、E缶@ロックマンシリーズ 支給品一式(0~2)、A.C.E.3@現実(少し詩音の血がついている)、DMカード(エネミーコントローラー、融合) [思考・状況] 1.とりあえず吹っ飛んだ阿部を追いかける。死んでたらどうしよう。 2.あの鰐は別の奴に始末して貰う。仕方ないので真は諦める。 3.つるぺた保護。強そうなつるぺたなら戦うか考える。 4.巨乳死すべし。 5.ソウルフレンド阿部と協力 6.せっかくなので腕試し。主催者と戦いたい 7.貧乳はステータスだ!希少価値だ! 8.そろそろ酒を飲みたい ※真の服はB-2に放置されています 【リヴァイアモン解説】 究極体:魔王型:ウィルス デジタルワールドすら呑みこむと言われる程の巨大な顎を持つ長大な赤い鰐のような怪物。 一度目覚めさせれば、頂点に位置する如何なるデジモンをも見下し、 他の魔王型デジモンはおろか天使型デジモンでさえ恐れ逃げ出すと言われている。 必殺技は、巨大な顎『ロストルム』で全てを破壊し、長大な尾『カウダ』で全てを薙ぎ払う。 |sm109:[[最初の過ちをどうか(後編)]]|[[時系列順>第三回放送までの本編SS]]|sm111:[[鉈があたってすぐL5~孔明の幼女都知事]]| |sm109:[[最初の過ちをどうか(後編)]]|[[投下順>101~150]]|sm111:[[鉈があたってすぐL5~孔明の幼女都知事]]| |sm97:[[Traumatize]]|ゴマモン|sm117:[[震える山~歩くような速さで~]]| |sm97:[[Traumatize]]|菊地真|sm117:[[震える山~歩くような速さで~]]| |sm97:[[Traumatize]]|スパイダーマン|sm117:[[震える山~歩くような速さで~]]| |sm97:[[Traumatize]]|ストーム1|sm117:[[震える山~歩くような速さで~]]| |sm97:[[Traumatize]]|阿部高和|sm124:[[人として軸がぶれすぎて、もはやぶれてない(前編)]]| |sm97:[[Traumatize]]|伊吹萃香|sm124:[[人として軸がぶれすぎて、もはやぶれてない(前編)]]| ----

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: