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ふぉhうぇおいをfぎppwfjぴえwddd
**刺激・ぶらっく・パックン♪ ◆CMd1jz6iP2 (非登録タグ) [[パロロワ]] [[ニコニコ動画バトルロワイアル]] [[黒い花シリーズ]] [[第百十一話⇔第百十二話]] [[第百十二話⇔第百十三話]] ---- 私は決めた。ゲームに乗らず、しかし願いを叶えてみせると。 人を生き返らせる……それは、どんなロストロギアでも実現できない奇跡。 伝説のアルハザードの技術でもなければ、不可能なこと。 「なんだ、私……犯罪者になるんだ」 P.T事件。かつての大魔導師、プレシア・テスタロッサが目指した死者蘇生。 ロストロギア以上の力を私利私欲に使って、許されるはずがない。 時空管理局をクビになるだけでは済まない……極刑すらありえる。 「とりあえず、なのはさんにはうまく言って……騙すようで悪いけど」 願いを叶えられれば、後はどうなってもいい。 さあ、早く出かけようと支度を済ませる。 そして、悪魔の放送は始まった。 「う、そ……」 高町なのは、永井けいこ、永井浩二 なのはさんが、死んだ? 「そんな、はず……だって、ランクS+の……ま、さか?」 リミッター。その単語が頭に浮かんだ。 なのはさんは、ランクの関係で魔力にリミッターをかけられていた。 その状態で、さらに制限がかかり、それに気付かず戦闘に入ってしまったとしたら。 魔力が枯渇した魔術師が、TASのような男に襲われれば、結果は目に見えている 「それに、永井けいこって……浩二の、母親……」 博之の名前は呼ばれなかったが、あの刀を持った男に追われ、無事とは思えない。 兄と母親が死んだなんて知ったら、狂って凶行に走ってしまうかもしれない。 全員生き返らせるつもりだが、今生きている人を助けないで、何が機動六課だ。 「すぐにクビになるけど、その時までは……私は、ここにいる最後の時空管理局員なんだから」 「え?」 浩二の死体があった場所まで来て、私は危うく狂いそうになる。 なんで、浩二の死体が無いのだろう。 「浩二、生きてた……わけ、ないわよね」 あれで生きてるなんてことはない。 放送でも呼ばれたのだから、誰かが死体を持ち去ったのだろう。 「支給品を狙ったなら、死体なんて持って行かない……なら」 もしかして、博之と水銀燈、だろうか? 思えば、あの襲ってきた少年は、死んだのだろうか? あの時、浩二の死体を見つけて、周りなど気にもしなかった。 何かあった気もする。気もするが、確かではない。 生きていたとすれば、最悪だ。 もし、悪意で持って行ったのなら、取り返さなくては。 「その時は、殺してやる!」 でも、どうしよう。私の魔力はほとんど0。 あいつが生きていたら、敵討ちどころか浩二の後を追うことになる。 見つからないように、見つからないように、見つからないように…… 実力不足の私が頼れるのはこの頭だけ。 考えろ、COOLになれティアナ・ランスター! 「私は、頭も駄目なのかなぁ」 思いついたのは、ダンボール作戦。 さっき、隠れたときは見つからなかったが、今度もうまく行くはずもない。 だが、そのまま歩くよりはマシだろうと、ダンボールに隠れながらゆっくりと進む。 (それにしても、臭い……) 浩二の死体があったはずのところに、なぜか刺激臭を放つ鍵が落ちていた。 博之が持っていたはずだが……しかし、あまり深くは考えなかった。 こんな酷い臭いがする鍵でも、浩二の形見みたいな物。 浩二の死体が鍵に変わったのかとも思ったくらいだ。 (……ごめん、今かなり酷いこと言ったわね) そのまま、一階へと下りる階段にたどり着く。ダンボール姿のまま下りるのは無理だ。 「では行ってくる!」 (誰か、来る!?) ダンボールの中で、息を殺して様子を伺う。 階段から上がってきたのは、禿頭のおじさんだった。 なぜか、ティアナ君、無事かね? などと私を探している。 (だ、誰? この禿、私の名前を? 実は私の知らない時空管理局の人?) 出ようかとも思ったが、あの少年の仲間かもしれないと、勇気が出せない。 部屋の中を探している間に、パッと階段へと逃げてしまった。 (私は死ねないの……慎重に、慎重に……) 今は、ダンボールを外している。 ここで誰かが上がってきたら、あまりにも危険だ。 (それにしても、意外と使えるのね、ダンボール) 下の様子を、階段から何とか見える位置から覗く (……?) 初め、誰か一瞬わからなかった。 顔の傷が酷く、目を閉じたまま、よろよろとしている男。 (博之、なの?) なぜ、目をつぶったままよろよろとしているのか。 目が開いたときに、わかった。 その瞳は何も見てはいない。 (目を、やられたの!?) なんてこと……私は、その間何をしていたのか。 何も守れていないじゃない! 声をかけようとしたが、すぐに隠れる。 博之が、ボールのような物から出したものを見たからだ。 (うそ、あれって……) あの、銃を持った少年が持っていた動物。 (どうして、博之が? まさか、裏切って……) いや、もし目をやられた恐怖から寝返ったとして、目が見えない人間を、あいつらが仲間にするメリットが無い。 つまりは、この最悪の地獄の中で……博之は、結果を残せたのだ。 (殺した……少なくとも倒したんだ。浩二の仇を!) あの動物が少年の使い魔ではなく支給品ならば、博之が奪ったと考えれば不思議ではない。 (なんだ、それなら禿頭のおじさんは、博之に私のことを聞いただけじゃない) 光が差すというのは、まさにこういうことを言うのだろう。 浩二の死は辛いが、その仇は一番相応しい人間がとったのだ。 (浩二の死体も、辱められてないのよね。よかった、本当に……) もう、完全に心が舞い上がってしまい、声をかけるのも忘れていた。 「うぉ!?…痛っ!!」 だから、博之の異変に気がついたのは、その声がしてからだった。 (な、なに?) 急いで一階に下りるが、そこには誰もいない。 「なっ、博之?」 消えた? あのイタチと一緒に姿を消してしまった。 そんな馬鹿なはずはないと、博之がいた場所まで行く。 (これは……) 壁が、ほんの僅かに動く。 隠し扉。ここの向こうに行ってしまったのだろうか? ブォン! 塔の外から、風を切るような大きな音が聞こえた。 「まさか、外にまだ敵が?」 そういえば、水銀燈の姿が見えない。 敵に腕をやられたはずだが、いったいどうしたのだろう? あの禿頭のおじさんに助けてもらったのか、それとも死に掛けているのか。 どちらにせよ、魔力0の私にできることは限られている。 (今は、とにかく博之を!) 隠し扉を押して、その奥へと進んだ。 ティアナが回転扉を通った時、同時に博之が戻ってきているのだが ティアナは、そんなことを知る由も無い。 「ここは……」 広い空間だった。 塔の直径よりも、明らかに広いここは駐車場のようだった。 塔よりも明かりが弱く、薄暗い中で目を凝らす。 ―――そこには、無数の「人だった」歩く存在が蠢いて――― ―――食料が来たと、その目を赤く光らせている――― 「ひっ!?」 無論、それは私の見た幻。そんなものが存在するわけが無い。 「疲れてるのかしら、ね」 そろそろ眠いのが本音だが、そんな余裕は無い。 「博之、どこなの!?」 大声を上げても、自分の声が響くだけだ。 駐車場には、止まっているのはバイクと、奥の方に車が1台ずつ。 それと、なぜか鉄パイプとショッピングカートがいくつか転がっている。 近くにあるバイクを見る。 なんだか臭いなと思ったら、軽くオイル漏れをしている。 「直せば動かせるかしら」 通路の先が、暗くて何も見えなかった。 先に行ってしまったのかと、進んでみる。 奥に進んでみて、これも幻かと目を疑った。 通路を天上まで埋め尽くす、黒い花。 「花……よね?」 パクパクと、口?を動かす花のような黒い物体。 暗くて見えないんじゃない……黒い花で覆われて、見えなかった? これでは、博之も進んではいないだろう。 それとは別に興味が沸いた。 この先に何があるのか。あるとすれば一体何が? 鉄パイプを拾い、黒い花を薙ぎ払う。 そのはずだったのに、鉄パイプは当たったところから先が、綺麗になくなってしまった。 「……え?」 カランと、無くなったと思った部分が地面に落ちた。 どちらも、綺麗な切り口で切断されている。 恐る恐る、口のような部分に鉄パイプを近づける。 サクっと、クッキーでもかじる様に、鉄パイプは切断された。 「やっぱり……植物をベースとした兵器か何かみたいね」 どう見ても普通ではない。進む方法すら思いつかない。 諦めよう、今は博之を探す方が先だ。 しかし、だとすると博之はどこに消えたのか。 「まだ、隠し扉があるのかしら」 まさか、既にここから出たなんてティアナは思いつかない。 新しい鉄パイプで壁を叩き、音が違うところでもないかと探す。 壁を叩きながら、車の脇まで来たとき、ティアナは車から飛びのいた。 「ちょ、なにこれ……この臭い、まさか……」 ポケットの中の鍵を取り出す。 同じ臭い、しかも車からする刺激臭は次元違いに激しい。 近づくだけで目が焼けるようだ。 「この鍵って、この車の鍵なのね」 とてもじゃないが、乗れたものではない。 息を止め、中を覗くが特に何かあるようには見えない。 そもそも、この車に乗れたところで、出れる道が無い。 バイクなら、なんとか隠し扉から出せるだろうが、壊れているので動かせない。 早く隠し扉を探そうと思い直したが、車のトランクが気になった。 この鍵に何か意味を見出したかったのか、ここに何かあるのではと考えたのだ。 目の痛みに耐え、鍵を差し込む。 開いたそこにあったのは、Pと書かれた、銀色のスイッチのようなもの。 「なにこ……ガッ!?」 普通に息を吸った瞬間に、鼻と咽が焼けるように感じた。 トランクを叩きつけるように閉める。 (しまった……毒!?) 目からボロボロ涙がこぼれる。咽が痛くて呼吸が出来ない。 隠し扉のあるほうに、全力で走った。 肩から体当たりするようにぶつかると、扉は回転し、そのまま塔の通路に倒れる。 「―――グ、おえ……は、はぁ……はぁ……気持ち悪……」 少し落ち着くと息が、出来た。 目はまだ痛いし、咽も痛いけど、どうやら大したことはないらしい。 ―――俺は、あれ、いらんと思う (浩二が正しかったかもね。でも……あれは、何だったのかなぁ?) 疲れが、一気に押し寄せてきた。 博之を探さないといけないのに……体は、強制的に意識を落とす。 隠し扉は再び閉じる。扉などあるようには見えない。 だが、その奥には、確実な何かが存在していた。 【E-4 塔内部/一日目・日中】 【ティアナ=ランスター@魔法少女リリカルなのはStrikers】 [状態]:魔力ゼロ、疲労、睡眠、咽、鼻、目に軽い痛み。 [装備]:鉄パイプ [道具]:支給品一式*2(食料一食分消費)、ダンボール@メタルギアシリーズ、本『弾幕講座』、ヴェルタースオリジナル@ヴェル☆オリ [思考・状況] 1:睡眠中 2:永井博之と水銀燈と合流する 3:とりあえず『アリス』の捜索の為に西の城へ。 4:殺し合いに乗っていない人達を集める 5:その後、どうにか殺しあわずに済む方法は無いかを考える 6:人殺しはしたくない 7:主催者を捕まえて願いを叶えさせる ※ダンボール@メタルギアシリーズの効果に気付いていません。 ※隠し扉の向こうには、駐車場が広がっていました 駐車場には、扉近くに壊れたバイク、遠くに塩素二号(車の名前)が置いてあります。 鉄パイプとショッピングカートがいくつか転がっています。 塩素二号の鍵は、塩素二号(車の名前)のトランクに刺さっています。 先に進む通路は、ブラックパックンがふさいでいます。 塩素二号(車の名前)のトランクの中に、銀色のPスイッチがありました。 塩素二号(車の名前)からは、激しい刺激臭がします。 ドアを開くと塩素ガスが漏れます。人体には危険な濃度です。 |sm111:[[鉈があたってすぐL5~孔明の幼女都知事]]|[[時系列順>第三回放送までの本編SS]]|sm113:[[幸か不幸か]]| |sm111:[[鉈があたってすぐL5~孔明の幼女都知事]]|[[投下順>101~150]]|sm113:[[幸か不幸か]]| |sm101:[[悲しみの向こうへ]]|ティアナ=ランスター|sm115:[[罪滅しと、新たな罪と(前編)]]| ----

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