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MG「ククク・・・お前等だけ幸せにしてたまるか。」
*THE END.60%(後編) ◆jVERyrq1dU
(非登録タグ) [[パロロワ]] [[ニコニコ動画バトルロワイアル]] [[エピローグ]]
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この日KASは────
凄惨な殺し合いを乗り越え、大切な人たちと日常を過ごす事にした。
KASはMINTIAとAITIAの3人で色々な場所を巡ってみる事にした。
通い慣れた学校、よくみんなで遊んだ所、弓道部の部室、MINTIAの家、そしてAITIAの家。
KASにとって全てがきらきらと輝いて見えた。この場所に戻るために、KASは今まで戦ってきたのだ。
右を見ると、AITIAが優しく笑っていた。
左を見ると、MINTIAがKASのボケにツッコミを入れていた。
弓道部の部室で偶然出会った後輩は、戸惑いながらもKASに挨拶した。
KASは笑顔で後輩にぶんぶんと手を振る。後輩はぎこちない笑顔で手を振り返してくれた。
日曜日のため、学校は鍵が閉められている。
なので、MINTIAとKASは無理やり扉をこじ開け、3人で学校内に侵入する。
久々に見た通い慣れた学校は、なんだかいつもより魅力的に見えた。
KAS達3人はKASの教室へと向かう。
教室に入るや否や、KASは自分の机に飛びつき、なんとも言えぬ懐かしさを騒がしくしながら楽しんだ。
机の中身を確認してみたり、自分の汚いロッカーを3人で漁ってみたりと、懐かしき教室内を探索しまくった。
沢山の机に、KASは親しい友人達宛のメッセージを落書きした。
『俺はちょっとばかし消えるけど寂しがるなよ』色々なメッセージを残した。
運動場や体育館も3人で歩き回った。体力が余りあるKASに負けないくらい、MINTIAとAITIAも楽しく笑い合った。
学校を出てMINTIAの家に向かう途中、KASは同じクラスの親しい友達に偶然出会う事が出来た。
友人達は最初こそは戸惑っていたものの、すぐにこのニコニコ少年はKASだとなんとなく理解し、談笑した。
KASはずっと話していたいなと思ったが、残念ながら時間は限られている。もっと色々な所を回って歩きたい。
笑顔で友人達に別れを告げ、3人でMINTIAの家を目指す。
MINTIAの家はKASの記憶と寸分違わぬ様子で建っていた。
KASは玄関を蹴り開け、中に飛びこむと、速攻でMINTIAの母親にしばかれた。
痛かったが、とにかく懐かしいのでKASは馬鹿笑いする。心配そうに見ていたMINTIAとAITIAもKASに釣られて馬鹿笑いした。
あまりにも懐かしいMINTIAの部屋を見た時、KASはまたまた大きな声で爆笑した。
嬉しい。とにかく嬉しい。自分は日常に戻ってきたんだと再び実感した。例え一日だけだとしても、日常に戻れて嬉しい。
AITIAの部屋はいつも通りの、女の子っぽい可愛らしい部屋だった。
KASはにやりと笑い、AITIAを嘲り笑いながら部屋に悪戯しまくった。AITIAに「このバKAS!死ね!」と罵られ、KASは日常を実感した。
「だからこのバカを部屋に入れるのは嫌なのよ」などとAITIAは悪態を吐きながら、三人で次の場所へ向かう。
一通り、KASの思い出深い場所を巡った頃には、もうお昼の時間になっていた。
3人は、彼らにとって馴染み深い飲食店に入り、それぞれの大好物を注文した。
美味しい料理を頂きながら、3人は今までの思い出を楽しく喋り合った。
KASがゲームばかりやっているのでAITIAが心配した事。KASがMINTIAにとんでもない悪戯を仕掛けた事。
MINTIAとAITIAは、まるで本物のKASを相手にしているように、あくまで自然に話した。
KASがあまりに調子に乗った時は勿論、しばくのを忘れない。手加減は一切なしだ。
お金を1円も持っていないKASの代わりに、AITIAが支払い、飲食店を後にした。
「いやあ、色々回ったわ」
「ははっ!どこも懐かしいっていう!殺し合いから脱出出来たって感じだぜ!!」
「KAS、他にどっか行きたいところあるか?」
MINTIAの質問にKASは考え込む。やっぱり、あれをしたい。何だかんだであれをしたい。
「よし。俺んちでゲームしようぜ」
「「おk」」
ノリよくMINTIAとAITIAは応え、3人はKAS家を目指した。
KASは自分の部屋に入るや否や、あまりの汚さに驚いた。
MINTIAやAITIAも呆れている。とりあえず3人で適当に掃除し、マリオカート64を楽しんだ。
MINTIAの執拗な妨害にKASがぶち切れ、危うくリアルファイトに発展しかけたが、だいたいは平和に、楽しく、そして熱く3人はプレイした。
「おっ」
「おおおおおパパス!!」
いつの間にかもう夕方だった。仕事から帰って来たKASの父親が、いつもよりさらに騒がしいKASの部屋を覗きに来たのである。
父親の反応が自然なのは、人間KASがあらかじめ事の詳細を伝えておいたからだろう。
KASは母親にしたのと同じように、父親に向かってタックルし、懐かしんだ。
夕食は母親の手料理だ。みんなで食卓を囲んで食べる事になった。
がつがつと行儀悪く食べるKAS、それを叱るAITIA。
食卓には美味しい料理と、笑顔がこれでもかというほど溢れていた。
パシャ────
「あら、雷?」
フラッシュのような光が、食卓を一瞬照らした。
「雷なんかどうでもいいっていう!」
「それもそうね……。あんたちゃんと野菜も食べなさい」
KASはもりもりと食べ、最後の晩餐を大いに楽しんだ。
夕飯の後は3人でスマブラに興じ、またまた熱く盛り上がった。
AITIAの執拗な攻撃にKASがぶち切れかけたが、今までの人生で一番楽しいスマブラをする事が出来た。
「MINTIA!やっぱり俺はバトロワをクリア出来て最高なのっサ!」
「TASでもクリア出来なかったんだろ?」
「モチのロン!!やっぱ日常ってのが一番いいわぁあ」
「もらった!!」
KASが油断している一瞬の隙を突き、AITIAがKAS操るカービィを場外へ叩き落した。
「てめええええええええええええええ俺のカィービを!!!俺達のヒーローをを!!!」
「ふふん♪油断してる方が悪いんでしょKASくん?」
深夜になってもスマブラは続いた。昼間はひたすらKAS所縁の地を巡り歩いたため、疲れが溜まっている。
人間以上の体力を持つKASはこれくらいなんて事なかったが、やはり二人にはきついらしい。
うつらうつらと眠そうにしている。馬鹿みたいに元気なKASとするゲームはことさら体力を消費するため、本当にきつい。
まずはAITIA、次にMINTIAがこてんと横になり、「まだ全然眠くないから」とか言いながら眠ってしまった。
部屋の中で起きているのはKASだけ。
一人だけスマブラをしながらKASは思った。
────ここが引き際というものだろう。
「ありがとう。お前らの事忘れない」
KASは二人にタオルケットをかけてやり、そっと部屋を出る。
出る際に、KASのパソコンがちらりと目に入る。
俺は……俺はあそこで生まれたんだなあ…………
ノヴァに命を与えられて、殺し合いに参加させられて、TASや閣下やでっていうやレムーに会ってHALをやっつけて……
でも俺には帰る場所がなくて……
でもみんなは俺に優しくしてくれて…………
KASは顔を上げ、溜まった涙を拭き、家の外に出る。
深夜の空気はひんやりとして気持ちがいい。
『日常』は思ったより最高だったぜ。でも俺にはこれ以上楽しむ事が出来ないって言う。
本物のKASがいるからな。突然現れたKASが本物のKASの日常を奪うわけにはいかんのサ。
本物KASが可哀想だからな。
「ヒャッホー!!!」
KASは走り出す。どこか遠くへ行こう。まだ誰も行った事のない所でもっともっとスピードを磨くんだ。
『最速の男』に俺はなる!!TASなんかよりも、誰よりも速い男になる!!
「「KAS!!」」
KAS家の窓から、MINTIAとAITIAが声を張り上げた。
KASは涙をいっぱいにして、大きく飛びあがり、千切れんばかりに手を振る。
それに応えて2人も笑顔でめいいっぱい手を振る。
たった1日だが、KASは大切な日常を取り戻す事が出来た。
大切な人達に再開する事が出来た。これからどこへ行っていいのか分からないけれど、
元気よく、前を向いて歩く事だけは絶対に忘れないようにしよう。
「バイバーイ!!MINTIA、VIPマリオとかする時は俺を思い出してくれ!!
AITIA、『KAS』と末長くお幸せにィィーーーーーーーーーーーーーーーーッッ!!
俺は俺で元気に、幸せにやってくぜえええぇぇーーーーーーーーーーーー!!!」
最後にこう叫び、KASは振り返らずに深夜の闇に消えて行った。
▼ ▼ ▼
うう……寂しいよう寂しいよう……だけど頑張らなきゃいかんっていう……
KASは泣きながら数か月間各地を彷徨った。
珍獣扱いされて危うく捕まえられそうになった時もあった。
凄まじい運動神経のため、化け物か何かに間違えられて殺されそうになった時もあった。
漸く見つけたKASの仮の居場所。それは山だった。
ここなら珍獣扱いされないし、人もいないから好き勝手出来る。
しかし、しかし何より寂しかった。夜など特に寂しい。毎晩泣いた。
人恋しさに駆られ、たまに町に降りる事もあったが、明らかに不審なニコニコ男を受け入れてくれる人間なんてなかなかいなかった。
しかしある日──KASが渓流で今日の食べ物を調達するべく、釣りをしていた時────
「あ、なんだババア。なんか用か?」
「久々に会ってもその口草?それよりあなたひどい匂いがするわ」
「あー、臭いな。ここ何日か風呂に入ってないからなあ」
「……ずいぶんと原始的な事をしてるわね」
手作りの釣り竿で釣りをしているKASを見て、八雲紫はそう言った。
言ってる意味が分からないKASは、キョトンとしている。
「ババアなんか用か?」
KASがそう言うと頭上から大量の墓石が降って来た。
機敏な動きでKASはそれを避けるので、紫はますますイライラして……
「もういい……!はあ……話が進まないからもういいわ。
単刀直入に言うと、あなたを迎えに来ました」
「……は?」
「宴会よ」
「あー、あーあーあーなるほど」
霊夢といつかやろうと約束した宴会、今聞いてみると、ずいぶん懐かしく聞こえる。
あの凄惨な殺し合いもずいぶん昔の事のように思える。
「今すぐか?」
「ええ」
今すぐなのか……、どうも気が乗らない。結局自分は何のためにこの世界に戻って来たのやら。
楽しかったのは最初の1日だけだ。あとは悲しい事の方が多かった。心地よい居場所を見つけるというのは、なかなか難しいものである。
「んじゃ行くか」
「あら、霊夢のお気に入りだから、別に今すぐが都合悪いのなら、待ってあげてもいいのよ?」
「お、お気に入り?レムーの?…………誰が?」
KASは目をぱちぱちさせる。
「あら、気づいていないのかしら?」
KASには紫の言っている意味がよく分からない。
「あなたよ。まさか気づいてないとは……鈍感ね」
「???????」
「霊夢はあなたの事を本当に気に入ってるみたいよ?」
「………は……どんな風に?」
ハトが豆鉄砲を食らったような間抜け面で、KASは聞き返す。
すると紫は、そも何でもなさそうに、こう言った。
「馬鹿で元気なペットとして。まあ、私の推測だから本気にしないでね」
「ズコーーーーーーーーーーーーーー!!」
KASは盛大にずっこけた。あまりのリアクションの大きさに紫は驚く。
KASはがっかりしたような拍子抜けしたような、なんとも気の抜けた表情で立ち上がる。
「は……ははははは」
なんとなく照れくさそうに、KASは自分の頭をぼりぼりと掻く。
不自然に笑う。
「突拍子のない事言うんじゃない!ビビるってレベルじゃねーぞ」
「……………」
紫はKASの言葉を聞き、少しだけ口角を吊り上げた。
その曖昧な微笑みが何を意味しているのかKASには分からない。
「さあ、さっさと宴会に連れてってくれなのサ」
「本当に今すぐでいいの?あなたには一時の別れを惜しむ、友達のような人はいないのかしら?」
その言葉を聞くと、KASは苦い表情に変わる。
「……痛いところつくなあババア。いないっていうよ」
紫は不思議そうにKASを見ている。
「あなたに似ている少年をこの近くで見たわ。あなたの兄弟じゃなくて?」
「…………へ?」
「ようKAS1号。ん?なんだこのババアは」
KASは腰が抜けるほど驚いた。なんと人間KASが茂みから突然現れたのである。
「おおおおお、お前どうしてこんな所に」
「探し回ったんだよ!お前は外見に特徴があるから、1か月かけて噂を辿って漸くここまで辿り着いたんだ!
ったく、もうちょっと俺の家にいたらこんなに探し回らずに済んだのに」
「ど、どうして……」
KASは慌てている。人間KASはそんなKASを見てにやりと笑い、1枚の封筒を差し出した。
「これは???」
「開けてみな。これ渡すために探し回ってたんだ」
「う、うん」
KASは川の水で汚れきった両手を洗い、封筒を受け取る。
そして慎重に中身を取り出す。中に入っていたのは────写真だった。
「お前の日常は一瞬だったが、記録は永遠だぜ」
その後、うはww俺今いい事言ったwwなどと人間KASは楽しそうに喋り、ババアに絡む。
紫はとてつもなく不機嫌そうな顔をしているが、人間KASはそんな事などお構いなしである。
KASは涙をいっぱいにしながら、写真を凝視する。
MINTIA、AITIAと一緒に昼食を食べている写真────
級友たちと談笑している写真────
自分の教室でMINTIA、AITIAと共に色々探索している写真────
みんなで食卓を囲み、笑顔いっぱいで夕飯を食べている写真────
他にもたくさんある。全てが一瞬の日常を切り取った、KASにとってかけがえのない記録だった。
そうか。夕食の時の不自然な光は、カメラのフラッシュによるものだったのか。
「お前だけの『日常』だぜ。KAS1号!」
笑顔で人間KASは声を上げる。手には安っぽいカメラが握りしめられている。
あの日、人間KASは友達の家で泊まったりしなかったのだ。影からこっそりとKAS達を追い、写真を撮りまくっていたのだ。
KASは溜まった涙を汚い服で拭き取り、笑顔で人間KASの方をむく。
「さっすが『俺』だぜ!!空気読めてるぜ!!」
「さっすが『俺』だぜ!!立ち直るの早い!!」
KAS2人は笑顔でハイタッチを交わす。
「お前これからどうするつもりだ?」
「俺はとりあえずレムーの世界に宴会に行くっていう。今から」
「そうか。また会えるか?」
KASは首を振る。
「さすがにもう会わんw俺はどっかに消えるっていう!!自分が二人いるなんてどう考えても気持ち悪いからなw」
そうか、と人間KASは言う。KASは紫にさあ連れて行ってくれとせがんだ。
「写真ありがとなの!死ぬほど大事にするっていう!!俺はなるべく早く自分の本当の居場所を見つける!!
お前はこれからもKAS動画をうpしていけってのサ!!!」
「おう!!モチロンだ!!お前を探す間はうp出来なかったけど、THE END.60%って書いてKAS動画視聴者に伝えといたから無問題だぜ!!」
「うはww意味不明のメッセージktkrwww」
「伝わる奴には伝わっているはず!!!!」
紫は能力を使い、KASを幻想郷へと飛ばそうとする。
「おい『俺』!!AITIA泣かせるなよ!!MINTIA調子に乗らせるなよ!!」
「言われなくても分かってるぜ!!お前こそ寂しいからって泣くなよ!!」
「俺には沢山仲間がいるってヴぁ。お前に伝えられないのが悔しいくらいにな!!
俺は俺でこれから楽しい事いっぱい経験してやるから!お前の方も頑張れよな!!」
二人のKASは爽やかに笑い合う。ゲームKASは人間KASに向かってピースし、人間KASはそれに応えるため、敬礼した。
「『KAS』は明るく、楽しい奴じゃないといかん!!お前と俺はこれからもずっとハッピーだ!!
友達いっぱい幸せ者だ!!俺達は『KAS』だもんな!!」
「…………だな!!俺達は『KAS』だ!!」
人間KASがそう言った瞬間、KASは人間KASの前から消えた。跡形も残らず、幻想郷へと飛んだ。
ゲームの中の人物が、今まで誰よりも一緒に頑張って来たあいつが、『KAS』のところに尋ねてくる。
なんて素敵な事だろう。夢のような出来事が実際に起きたのだ。
『KAS』は『KAS』に会えた事を心の底から喜び、ふっ、と微笑んだ。
「やれやれ……これからもKAS動画頑張らないとな」
そう言うと、彼はKAS探しのための大量の荷物を背負い、山を降りて行った。
爽やかな秋の風が彼の頬を撫でる。帰ったらすぐにKAS動画をうpしよう。
これからも頑張らなければ……
▼ ▼ ▼
「お、KAS1号」
久々にKAS動画を手伝いに来たMINTIAが、画面の中で元気に跳ねまわるブーンを見て言った。
俺の指に合わせて、KAS1号は元気に跳ねまわっている。俺は誇らしい気分でMINTIAに向かって言ってやった。
「おう!俺の相棒だぜ!!」
それを聞いてMINTIAはにやりと笑顔になる。
突然俺の日常に飛び込んできた相棒は、今日も画面の中で元気に跳ねまわっている。
なんだかやる気出るぜ。これからもKAS動画を────
「あっ!スパイラル自殺!……お前いつまで経ってもそんなんだな……」
MINTIAの呆れた声が聞こえてきた。
す、すまないっていう相棒!!でもこれがKAS動画なんだ!!って事で一つ勘弁してくれ!!
今日は気持ちいいぐらい晴天な日曜日。二人の少年は画面を見つめ、これからのKAS動画について話し合っている。
少年達が画面から目を離した時、画面内のKASがこちらを見つめ、ピースした。
二人ともそれに気づいていない。二人が視線を画面に戻すと、ゲームの中のKASはさっと素早く元の状態に戻る。
「よし!んじゃ交替でやるぞ。MINTIA、お前クオリティ低い事したら怒るからな」
そう言うと、少年はコントローラーを握りしめ、ゲームに没頭する。
画面の中で、『KAS』は今日も元気に跳ねまわる。
|ep-2:[[THE END.60%(前編)]]|[[投下順>201~250]]|ep-3:[[星の光はすべて君]]|
|ep-2:[[THE END.60%(前編)]]|KAS|ep-8:[[春です。]]|
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