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人が動かないと書いて「働かない」と読む ◆lbhhgwAtQE




「ニートさん、もう元気になったでしょ? 下に下りましょう!」
「だめwwwwwまだ動きたくないwwwww」
「そんなぁ……」
「ていうか動いたら負けかなって思ってるwwwwww」

大樹の上方、巨大な枝の上。
ニートは依然、動こうとせずその場に座り込んでいた。
そして、それを見てロールは呆れ半分諦め半分といった表情をする。
「……ねぇ、ニートさん。いい加減にしないと私、置いてっちゃいますよ?」
「うはwwwwwwもちつけロールちゃんwwww」
背を向け、一人先へ進もうとするロールを見て、さすがのニートも焦る。
……いや、その発言や表情からは全くそのような素振りは見えないのだが。
「とりあえず俺の話を聞いてくれwwwww」
「……何ですか?」
「あのなwwwwwwwここに来た時、あの変なヤツが言ってただろ?wwww六時間おきに放送がどうたらってwwww」
ニートの言葉を聞き、ロールもふと思い出す。
そういえば、そのような事を悪魔のような生物が言っていたな、と。
「で、それが一体なんだって……」
「俺がここに来たのが大体深夜0時だったしよwwwwそろそろ放送なんじゃないか?wwwww」
「あ、そういえば…………本当だ。もうすぐ6時になるみたいですね」
「だろ?wwwww てなわけで放送落ち着いて聞きたいからこうやって腰下ろしてるわけよwwwwww」
確かに一理あるといえばある。
だが、それはただもう少し休んでいたくて出た言い訳にも聞こえる。
目の前にいる男の性格をどことなく掴み始めた今なら尚更である。
……が、だからといって、ここで口論してても仕方ない。
ロールは観念して、ニートの言う通り、放送までこの場に留まることにした。
「分かりました。それじゃ、放送聞き終わったら今度こそ出発しますよ?」
「おkwwwwwww把握したwwwwww」


一方その頃。
上方に先客がいることなど露知らない富竹とハルヒは、大樹の螺旋階段を昇り始めていた。
「周りの樹に比べてあからさまに大きくて、しかもご丁寧に階段までついてる……これは絶対に何かあるわ!!」
悲しみを胸に秘めながらも、ハルヒは脱出への道を見つけるためにやる気になっていた。
螺旋階段を先行する富竹は、そんな彼女の声を背に聞きながら、ひとまずは安堵する。
彼女が悲しみに囚われずに済んで何よりだ、と。
……ちなみに、大樹を登ろうと提案したハルヒより富竹が階段を先行している理由――それは、某ファイナルなファンタジーの7作目をプレイしたことのある方ならすぐに分かるだろう。
「……そういえば、色々あって聞いてなかったけど」
「ん? 何だいハルヒちゃん?」
「アンタは、何か武器みたいなの持ってないわけ? いくら秘密結社の人間だっていっても、丸腰じゃ危ないんじゃない?」
確かにハルヒの言う通りだろう。
いくら富竹が鍛えていて体術も会得しているとはいえ、先ほどの眼鏡悪党のように人智を超えた武器で何度も襲われてしまってはたまったものではない。
……いや、当然、富竹自身もそれは百も承知であり、ここ来てすぐに支給品のチェックはしていたのだ。
だが……
「いやぁ、どうも外れくじを引いちゃったみたいでねぇ、あのカメラ以外にはマネキン人形と妙に長い折りたたみ式の梯子しかなかったんだよ」
「ふ~ん。……ま、そういうことなら仕方ないわね。……富竹!」
「ん? って、うわっ!! こ、これは……」
ハルヒから投げて渡されたのは、紛う事なきスタンガンだった。
「さすがに毎回毎回あんな突進されても困るしね。いざって時はこいつで何とかしなさい」
「いやぁ、はっはっは! 悪いね、ハルヒちゃん。ありがたく借りさせてもらうとするよ」
「か、勘違いしないでよ? 別に私はもう目の前で誰かが死ぬのが嫌なだけで……。そ、それにそれはワドルドゥの形見なんだから、大事に扱いなさいよ!」
恥ずかしげにそっぽを向くハルヒに富竹は思わず笑みを浮かべる。
「よし、それじゃ、改めて階段を――」
そして、二人が階段昇りを再開しようとした時だった。

『キャハハハハハハハ!!!』

悪魔の高笑いとともに最初の忌まわしき放送は開始された。


放送は当然ながら、大樹の上方にいたニートとロールの二人の耳にも届いていた。
「うはwwwww立体映像クオリティ高須クリニックwwwwwwww」
「シッ! 静かにしててください!」
立体映像に驚くニートに、ロールは呆れつつも、その放送に耳を傾ける。

告げられたのは、禁止エリアの事、死者の事、そして……。

「参加者名簿が浮き出るって……どういうことなんだろ?」
「おwwwwwこれすげぇwwww本当に浮かび上がってきてっぞwwwww」
何だかんだでニートも放送の方はしっかり聞いていたようで、ロールよりも先に件の紙をバックから取り出していた。
ロールはそんな彼を横目で見ながらも、自分の分の名簿を取り出し確認する。
すると、そこには確かに名前が羅列してあり、その中には――
「ロック……。それにエアーマン……!?」
信頼できる兄弟分であるロックマン、そして自分の名前とともに書かれていたその名前を彼女は知っていた。
何せ、それは彼女達共通の敵だったのだから。
「何にせよ、エアーマンは気をつけないと……。あ、ニートさんは知り合いいましたか?」
「いるいるwwwwwえーりんもK1もレナも魅音も詩音もトミーも脇巫女も魔理沙もうどんげもハルヒも俺の部下wwwww」
「あ、あれ? 確か、その園崎詩音って人、今放送で……」
ロールは気付く。今呼ばれた中に彼女の名前があったことを。
それを聞き、ニートは頷く。
「あぁ、分かってるよ……。どーやら詩音は死んだみたいだな」
「ニートさん……」
「ったくwwwwこんなことなければあいつも死ななかったかもしれないのになwwwホント運がねーよな、俺もロールちゃんも詩音もwww」
一瞬、表情に翳りを見せたような気がしたが、気のせいだったようだ。
彼はすぐにいつもの表情に戻る。
「何だかんだで古代中国もここも同じだなおいwwwww皆バラバラに行動してたら負けるってところはよwwww」
元の世界(?)でのニート軍も、当初は個々の能力が壊滅的なまでに弱かった。特にニート。
だが、それでもニート軍は、団結して行動、その結果として周辺勢力を吸収し、一大勢力に成り上がったのだ。
「とっとと皆集まらないともっと死人が出るかもなwwwwwそれはまずいwwwww」
「そ、そうですよね。だ、だから、ロックやニートさんの仲間に会うためにも、そろそろ下に……」
「ちょい待ってwwwwwその前に朝飯食おーぜwwwwww腹が減っては何とやらだしよwwww」
「ま、まだ動かない気ですか……」
ロールは何度目か分からない溜息をついた。


放送が告げた園崎詩音という名前。
それは富竹にとっても、決して聞き捨てならない名前であった。
(詩音ちゃん……)
目の前で殺されたワドルドゥに引き続き、詩音まで……。
まさかとは思っていたが、どうやら雛見沢の知り合いもここには来ているらしい。
富竹は少なからずそのことに動揺するが、そんな彼とは比ではない位に動揺する少女が背後に一人。
「嘘……そんな……キョン……死んじゃったの?」
富竹は、ここまでの道中聞かされていた。
ハルヒの言う“SOS団”なる組織のメンバーの事を。
そして、その中でも彼女は“キョン”という少年の話になると妙に饒舌になっていた事から察するに恐らくは……。
「な、何かの冗談よね? キョンが死んだなんて……」
「残念だけど……ワドルドゥ君の名前が一緒に呼ばれていたという事はこれは……事実だろうね」
「そんな……………………」
ハルヒはその場にへたり込むとそのまま俯く。
富竹は、そんな彼女に何もしてられずにただ立ち尽くすのみだ。
「馬鹿キョン……何で死ぬのよ……まだ会ってもいないのに…………!!」
「ハルヒちゃん……」
俯いていてその顔は見えないが、彼女がどのような表情でいるのかは火を見るより明らかだ。
富竹はいつもより小さく見えるハルヒのその姿を見て、憤った。
キョンを殺したであろう相手に、高慢眼鏡のように殺し合いに乗った者に、そしてこのような殺し合いを企画したであろう悪魔とピエロに。
(女の子にこんな思いをさせるなんて……絶対に許してなるものか!! この惨劇は僕が止めてみせる!!)

それから、少しして。
「……もう大丈夫なのかい?」
「これ以上、あそこで立ち止まっててもどうにもならないしね。あんたに迷惑掛けたくないし」
「いや、僕は別に迷惑とか思ってないから、気が落ち着くまで休んでもいいんだよ?」
「だから大丈夫だって! ……そんなことより、さっさと昇らなきゃいけないんだから!」
口では、そう言ってるが、実際はまだ気持ちの整理は仕切れていないように富竹は思えた。
だが、今それを言っても、噛みつかれるだけだろう。
ならば、空元気でも出せるだけいいかと妥協して、彼は進むしかなかった。
そして、そうやって昇り続けてゆくと――
「お、どうやら、あとちょっとで階段は終ってるみたいだね」
「てことは……頂上なのかしら?」
「いや、確かにかなり昇ったけど……まだ樹の最上部じゃあなさそう――――ん?」
と、そこで富竹は立ち止まる。
「どうしたの? 急に立ち止まったりなんかして」
「声が聞こえないかい? 上の方から、話し声みたいのが」
「話し声って…………あ、本当だ」
耳を澄ませば、確かに階段の終ったあたり、巨大な枝の上から声が聞こえてきている。

――ほら!今度こそ行きますよ!
――無理無理wwww俺、飯食った直後に動くと腹痛くなる体質wwwwww
――あー、もう……!

「……殺し合いに乗ってるようには聞こえないけど……どうするんだい?」
「どっちにしろ私達もあそこに用があるんだし、行くしかないわ。……ほら、そうと決まったら前行って!」
「そう言うと思ったよ。了解だ」
笑みを浮かべて富竹は頷くと、前を進む。
そして階段を昇りきると――

「富竹☆フラッシュ!!」

いつもの癖なのか、彼は手に持つカメラのシャッターを枝の上にいた先客目掛けて切った。


フラッシュによる閃光は、相変わらずの問答を繰り返していた二人を驚かせるのに充分だった。
「うぇwwww敵襲か?wwwww」
「そんな……。武器もないのに、どうすれば……!」
「こうなったら飛び降りるべwwwwwwクボヅカダイブだwwwwwアイキャンフライ!www」
「無茶なこと言わないで下さい! 死にたいんですか!」
「冗談だよ冗談wwwwwwwって、あれ?wwwwあそこにいる二人はwwwwww」
ニートは改めて閃光のした方向を見やる。
すると、そこには自分達の悶着を見て呆然としていた見知った顔が2つ。
「うはおkwwwwwトミーとハルヒ発見wwwww俺ツイてるwwwwww」
「え? あれが、ニートさんの仲間……ですか?」
ニートに言われ、ロールも二人の姿を改めて確認する。
一人はタンクトップを着た体つきのいい眼鏡の男、そしてもう一人はセーラー服に身を包んだ強気そうな少女。
すると、男の方がはっと我に返って、こちらに向けて挨拶をしてきた。
「あ、あはは! びっくりさせてゴメンよ。驚かせるつもりはなかったんだ。僕は富竹。そして、彼女は――」
「涼宮ハルヒよ。……あんた達は?」
その顔に警戒心を残し、ハルヒはこちらの自己紹介を促す。
ロールには、ここで自己紹介を断り二人の心象を下げる気もあるわけがなく、すぐに返答する。
「私はロールっていいます。そして、こちらが――」
「おいおいwwwwお前ら忘れたのかよwwww俺だよ俺wwwwwニートだってのwwwww」
ニートはそう言いながら、富竹達へと近づいてゆく。
「ニート……? 悪いけど知らないなぁ……。ハルヒちゃんは?」
「知るわけないでしょ。会った事もないわよ、こんなヤツ」
「ひでぇwwwwwww部下が薄情すぎて俺涙目wwwwwwww」
少なからずニートは動揺するが、その顔からはそのような素振りは全く(ry
そして、そんな彼らのやり取りを見て、最も困惑してたのは他ならないロールであった……。
「一体、何がどうなってるの……?」

「……う~ん、つまり、君の知っている世界の僕は君の部下として武将として活躍してると」
「そういうことwwwww」
「でも納得いかないわね……。何でその世界の私があんたなんかの部下になってたのかしら? しかも敵に攫われるなんて情けないわねぇ」
「ツンktkrwwwwwwでも俺、本当の事しか言ってねぇwwwww」
自らの知る富竹とハルヒの事について、ニートは二人に話す。
「僕の知らない僕が、君の世界にいる……なんか不思議な感じだね」
「ドッペルゲンガー? それともパラレルワールドって奴? 何にしても現実離れしすぎてるけど」
「だから本当だってwwwwww」
「確かに、元々知り合いじゃなかった僕達二人の名前を、これまた知り合いじゃない君がすぐに呼んだってことになれば……事実なのかもしれない」
富竹は冷静に先の出来事を振り返り、頷く。
「……分かった。ニート君を信じるよ。ハルヒちゃんもそれでいいかい?」
「ま、今はそれを考えてても仕方ないしね。……で、アンタ達はこの殺し合いに乗ってないってことでいいの?」
「もちwwww俺人殺すような力も度胸も無いしwwwww」
「私も……人を傷つけたくはないですから」
「そうか、ならよかった。……で、そういうことなら少し聞きたいんだけど――」
二人の返答を聞いて、富竹とハルヒも彼らを信じることにしたようだった。
富竹は早速、自分達がここに来た理由を説明し、この樹に何か変わった点は無かったかどうか尋ねる。
「変わったところって言ったら……」
「ねーy……あるあるwwwwwこっちこっちwwww」
ニートは立ち上がると、例の扉のあった場所まで案内する。
「これは……」
「いかにも、ってドアね。……で、もう開けたの?」
「無理だったwwww鍵かかってるwwwwきっとここ開けられれば脱出できるwwww」
「脱出かい? 何か根拠は?」
「勘wwwwwゲーマーとしての勘wwwww」
ニートを除く一同、深く溜息。

樹の幹に普通ならあるべきではない扉。
螺旋階段といい、扉といい、この樹はどうやら怪しいことこの上ないようだった。
ニートはその扉をくぐれば脱出できると適当なことを言っていたが、富竹は溜息をつきつつも、その意見があながちハズレではないように思えていた。
扉の向こうに元の世界があるというわけではないにしても、そこには脱出する為に必要なヒントが隠されている……そう、彼は感じていたのだ。
勿論、根拠など無い。ニート同様の勘なわけだが。
「――じゃあ、あんたならこの扉を開けられるっていうの?」
「いや、絶対ってわけじゃないけどね。でも試してみる価値はあると思う」
繰り返す雛見沢の歴史の中で、祭具殿の南京錠を外したように。
彼には、簡単な錠前なら開錠出来る技術が備わっていた。
もし、この扉の鍵の構造が単純なら……。
「ふーん。それじゃ、そっちはあんたに任せるわ。あたしもちょっと調べたいことが見つかったし」
「調べたいこと……かい?」
「ここ、まだ樹の頂上じゃないでしょ? だから上がどうなってるのか、気になってね」
「で、でも階段がこの先ないんじゃ、進みようが……」
ロールが不安そうな目でハルヒを見る。
だが、ハルヒはその不安を拭うように、笑顔を見せる。
「大丈夫よ、ロールちゃん。……ねぇ、富竹。あなた、さっき梯子があるって言ってたわよね?」
「言ったけど……まさか!?」
「そ。そのまさかよ」
ハルヒは不敵な笑みを浮かべた。

「……やっぱり高いわね」
富竹から借りた折りたたみ梯子。
それを引き伸ばし、一つ上の階層にある枝に立てかけたハルヒは、その目標地点の高さに思わず足がすくんだ。
「あの……やっぱり止めた方が……」
「でも、私は怖気づいたりなんかしないわよ! これだけ怪しい樹、頂上までいかないと気が済まないんだから!!」
SOS団長として、ここで立ち止まるわけにはいかない。
ワドルドゥの、そしてキョンの無念を晴らすためにも……自分は頑張らなければならないのだから。
「それじゃ、行くわよロールちゃん、ニート!」
「え? わ、私もですか?」
「俺もかよwwwwww超展開すぎるwwwww」
「当然でしょ。あなた達も今からSOS団の名誉団員になったんだから」
幼女と馬鹿、団員としては心細いが、同じ意志を持つ者ならば、団員なのだ。
「それじゃ、そういうわけで早速――」
「俺パスwwwwあっちでトミー手伝ってるwwwww」
「あ、ニートさん!!」
「……まぁ、いいわ。あまり期待してなかったし。で、ロールちゃん、あなたはどうするの? 昇るの、昇らないの?」
「わ、私は……」
突然の事にロールは戸惑う。
……だが、ハルヒ一人をあのような高所には連れていけない。
そして仮にもロボットの自分ならば、ハルヒを手伝えるかもしれない。
そう思った彼女は――
「一緒に上に行ってみようと思います」
「OK! それでこそSOS団団員ってものよ!」
ハルヒの顔には満足げな表情が浮かんでいた。

こうして、ハルヒとロールは梯子を上ってゆくことになった。
その一方で、その梯子の傍らの扉の前にいた男性陣といえば。
「トミーwwww調子どうだ?wwww」
「う~ん、見た目はただの鍵穴なんだけどねぇ……」
富竹は支給品の中にあったランタンを分解、針金状の細いパーツを取り出すとそれを曲げて鍵穴に差し込んでみては、少しするとそれを引き抜き、微妙に曲げる角度を変えて再び差込み……という作業を繰り返していた。
「テラピッキングwwwwwなんという犯罪行為wwwww」
「あ、あはは……。出来るだけみんなには内緒だよ?」
「おkwww把握wwww男と男のお約束wwwwwww」
そう言って、ニートはその場に寝転ぶ。
……とどのつまり、富竹を手伝うとは言ったものの、手伝う気など端から無かったようである。
いや、手伝うべきことが見当たらなかったといったほうが彼のためであるだろうか。
「やっぱり、そう簡単には開けさせてくれないか。……でも、僕は諦めないよ。ハルヒちゃん達だって頑張ってるんだから」
「頑張れトミーwwwww……って、うはwwwwこれはktkrwwwwwwww」
突然、ニートはテンションが上がったように声を大きくした。
「え? どうしたんだい、二ート君。……って、これは!!」
作業を中断して、ニートの傍に来た富竹は彼が凝視する方向を見て、目を剥く。

……彼らが見た方向。
そこには上層の枝に向かって伸びる梯子、そしてそれを上る二人の少女と、そのスカートの中の聖域がはっきりと映っていて……

「なんという絶景wwwww見ただけでカメラを取り出してしまったwwwww」
「ははは、奇遇だね。何故か僕も取り出してしまったよ」

そう言って二人は持っていたカメラを構える。勿論、気付かれぬようにフラッシュは事前に解除しておく。
そして――

「「シャッターチャンス、頂きさ!!!(wwwwwwwwwww)」」


【A-5 大樹の頂上/一日目・朝】
【ニート@現実&新世紀 東方三国志~ひぐらしの憂鬱~】
[状態]:満足感、筋肉痛、SOS団名誉会員
[装備]:富竹のカメラ@ひぐらしのなく頃に
[道具]:支給品一式(水無し)
[思考・状況]
1.白と縞々wwwwwwwww
2.動いたら負けかなと思っているwwwwwwwww
3.部下たちとっとと探すかwwwwww?
4.岩男探すかwwwwwww
[備考]
※ニートは幻術・奮戦・楼船・斉射・教唆の技能を持っていますが、ニートのスペックがへっぽこなので余程の事がなければ成功しません。
※海馬、外山に関しては「社長」「活動家」として名前を覚えている為、ニートには認知されていません。  


【富竹ジロウ@ひぐらしのなく頃に】
[状態]:満足感、左肩、左腕に中程度の怪我、SOS団名誉団員
[装備]:ケンジのカメラ@ポケットモンスター、スタンガン@ひぐらしのなく頃に
[道具]:支給品一式*2、ピッキング用針金、マネキン@デッドライジング
[思考・状況]
1.あれ? 手が勝手に……
2.目の前の扉の開錠を試みる。
3.ハルヒ達を保護
4.善良かつ人智を超えた人間に脱出のヒントを貰う
5.ゲームから脱出
[備考]
※富竹の技術で鍵が開くかどうかは不明

※マネキン@デッドライジング
通常のマネキンの数十倍耐久性がある以外は普通のマネキン。鈍器として使える?


【涼宮ハルヒ@涼宮ハルヒの憂鬱】
[状態]:健康、悲しみ
[装備]:陵桜学園の制服@らき☆すた、ベレッタM92F(15/15)@現実
[道具]:支給品一式*2、スタンガン@ひぐらしのなく頃に、びしょ濡れの北高の制服@涼宮ハルヒの憂鬱、20段はしご@MISTEL
[思考・状況]
1.大樹の上層を調べてみる。
2.脱出の協力者を探す。
3.SOS団のメンバーを探す
4.ゲームから脱出

※20段はしご@MISTEL
20段と銘打ってるが、深い井戸の底まで下れるほど全長は長い。
ボタン一つで上からも下からも折りたたみ可能。しかも一度設置すると滑らない。


【ロールちゃん@ロックマンシリーズ】
[状態]:健康、精神的に疲労大
[装備]:無し
[道具]:支給品一式(水一本消費)、バルサミコ酢@らき☆すた
[思考・状況]
1.ハルヒと上層を調べる。
2.それが終ったら下に戻りたい
3.ロックマンを探す
4.ニート達の知り合い(えーりん他)も探す
5.エアーマンに最大限警戒する



sm63:最初の朝餉 時系列順 sm65:貴女は奈落の花じゃない
sm63:最初の朝餉 投下順 sm65:貴女は奈落の花じゃない
sm47:馬鹿とニートは高い所がお好き ニート sm81:テメーの敗因は・・・たった一つだぜ・・・富竹・・・
sm34:Distinction 富竹ジロウ sm81:テメーの敗因は・・・たった一つだぜ・・・富竹・・・
sm34:Distinction 涼宮ハルヒ sm81:テメーの敗因は・・・たった一つだぜ・・・富竹・・・
sm47:馬鹿とニートは高い所がお好き ロールちゃん sm81:テメーの敗因は・・・たった一つだぜ・・・富竹・・・



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