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私の救世主様 ◆qwglOGQwIk




「きゃっ。い、一体何なんですかぁ!? 」
「何って殺し合いじゃないか。アンタに罪は無いけど、死にさらせぇ! 」

そう言って私のことを追いかけてくる緑髪の女の子は、年は私と同じぐらいに見えます。
でも、その人は私と良く似ているのに、とても怖くて仕方がありません。
目の前の緑の女の子は、同じ人間なのかと見間違いそうな鬼気迫る表情で私に向かってバットを振りかざしてきます。
……私だって死ぬのは嫌です。痛いのも嫌です。だから逃げます。
なんだかよく分からないけども、逃げるしかありません。
でも、私の背中にがつーんと衝撃が来て、それで大きな岩に勢い良く激突してしまいました。

「痛っ! あううう……」
「まーったく手間取らせやがって、大人しくしてりゃ一撃で叩き割ってやったのによ。ぐげげげげげげげげ」
「あ、あううう……」

ガシュンと音がして、今度は私の左腕にバットがたたきつけられました。
痛い、痛い、痛いよ……。痛くて死にそうだよ。
私は頭を手で守るようにして、体を縮こまらせました。
それでも痛くて痛くて、泣くほど痛いです。
目の前の鬼のような女の子は全く手を緩めることなく、私の全身を金属バットで打ちつけています。

おねえちゃん……。助けて……。

「た、助けて……おねえちゃん」
「今更命乞いかよコラ、助けてほしかったらもっともっと泣き叫びなぁ!」
「いたいいたいいたい、ごめんなさい!ごめんなさいいいい……」
「そうそう、もっといい声で泣きなぁ!泣いたら誰か助けが来てくれるかもよぉ!」

私は叫びます。助けて、ごめんなさいと。でも誰も助けてくれません。
助けてください。今にも痛くて死にそうです。本当です。
やめてって言っても、痛いですっていっても、この人は笑って私のことを殴ってきます。
何度でも、何度でも、何度でも……
本当に痛くて死にそうです。もう手の感覚がありません。
体から血がダラダラ流れています。もう、私は死ぬのかもしれません。
こんなわけの分からない所に突然来て、突然死ぬことになってしまいました。
嫌だ、死にたくないよ……こんな痛いのなんて嫌だ…………
目の前が霞んで来ました。もしかして本当に誰も助けに来てくれないの、酷いよ……
こなちゃん、みゆきちゃん。お姉ちゃん。たすけて……死にたくないよ…………

「おやおや、もう泣き叫ぶ気力も無くなったかい」
「た…す…」
「こりゃ残念だけど、死んでもらうね」

そういって金属バットが高く高く掲げられ、私の頭目掛けて振り下ろされるのでしょう。
嫌だ、嫌だよ。死にたくないよ……たすけて…

「た…」


「助けてッッ!!!!」



ふっと静かになりました。もしかしたら私は死んでしまったのかもしれません。
でも、でも、まだ体は痛くて仕方がありません。
私は、意を決して顔を上げました。
そこには


そこには、とても男らしいヒーローが立ち誇っていました。

「無事か」
「あ、あんまり無事じゃ……」
「そうか、悪いな。すぐ助けにこれなくて済まんな」


神様は、ちゃんと私のことを見てくれたんだ。


「畜生畜生……突然現れてなんだお前はぁぁぁ!!!」
「俺はいさじ、カラオケが趣味のちょっと漢らしい普通の中間管理職さ」
「畜生、二人纏めてぶっ殺してやる」
「そいつは出来ない相談だ」

そう言っていさじさんは私の前に立ちふさがると、なにやら取り出したではありませんか

「ぷぅぅるあああああああああああああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!」

耳がキーンとするような大声がして、急に私の体が熱くなってきました。

「ぐあっ!?。ち、畜生…一体何だこれは!」
「どうだい、俺の漢らしい声は。拡声器でボリュームアップしたからちょいと刺激が強すぎるかもな」
「くっ、糞野郎が!」

鬼のような女の子は、金属バットを振りかぶっていさじさんに向かってきました。
しかしいさじさんは、金属バットを軽快なステップで回避してしまいました。
空振りのブオンという音が、空しくあたりに響きました。

「おやおや、女の子がずいぶんと乱暴だな。女の子ならこういうフィギュアで仲良く遊ぶものだぜ」
「う、うるさいうるさいうるさいッ!」

いさじさんは目の前に、こなちゃんが好きそうなフィギュアをちらちらと振りかざしています。
女の子の表情は更にゆがみ、気の弱い私ではもう見ることができそうにありません。
まるで、鬼そのもののような鬼気迫る表情です。
でもいさじさんは、その女の子が振りかざす金属バットをまるでダンスを踊るかのように避けていきます。
それが数分ほど続いて、女の子の荒い息が聞こえた頃でしょうか、女の子の動きが目に見えて鈍くなっていきます。
見れば女の子はお腹の痛みを堪えるかのように、左手できつく押さえているみたいです。
その緑髪の女の子は周りをキョロキョロと見渡した後、ついに私達から逃げ出していきました。

「く、糞ッ!!」
「おやおや、もうへたばったのかい」
「うるせえ畜生、戦略的撤退をするだけだ!」
「おやおや、尻尾を巻いて逃げるのには変わりないじゃないか」
「はん、何とでもいいやがれ。いいかお前ら覚えてろよ。絶対に、絶対にだ…」

「絶対にぃッ!ぶっ殺してやるからな!お前もだ!お前もだ!
 死ね死ね畜生、お前らなんかに負ける私だと思うなッ! 」

「ああ、いつでも来いよ。何度でも相手してやるぜ」

あの女の子はどこかへと逃げていきました。
た、助かったの…かな。
安心したら、なんだか急に体がうずんできました。

「あ、あううううう……」
「大丈夫か、ちょっと痛いけど我慢しろよ」

そういっていさじさんは私の顔に冷たい水をかけてくれました。
ヒリヒリするけども、気持ちがいいです。
それからいさじさんは、私の体にハンカチを押し当て、綺麗に血を拭ってくれました。

「よし、こんなもんでいいか。立てるか」
「あ……」
「そうか、じゃあ」
「きゃっ! い、いさじさぁ~ん!」

そういってわ、私はなんと、なんと!
お姫様抱っこさせられてしまいました!!

「は、恥ずかしいですぅ……」
「どうする、嫌なら下ろそうか?」
「あ、別にいいです」
「そうか。そういえば、君の名前は?」
「わ、私は柊つかさと言います」
「そっか。つかさちゃん、よろしくな」

いさじさんはにっこりと笑いかけてくれました。
あ、やっぱりまだ体があついよう……
はっ、それよりお礼を言わなければっ!

「あ、あのいさじさん。助けてくれてありがとうございますっ!」
「なぁに、気にすることないさ…」

「困っている女の子を助けるのが、いい漢の勤めって奴だ」

やっぱり、体が熱くてしょうがないです…………

【C-3 山道/一日目・深夜】
【いさじ@現実】
[状態]:普通
[装備]:拡声器@現実、炎道イフリナのフィギュア@ふぃぎゅ@メイト
[道具]:支給品一式(水一本消費)
[思考・状況]
1.つかさを守る
2.ずいぶんと厄介なことに巻き込まれちまったみたいだな……

【柊つかさ@らき☆すた】
[状態]:全身打撲気味、体が熱い
[装備]:なし
[道具]:なし
[思考・状況]
1.体が熱い……
2.いさじさんについて行く
3.かがみや皆を探す


※炎道イフリナのフィギュア
マジ狩る怪盗メメ子(バール持ち)のシークレットフィギュア。
ふぃぎゅ@メイトのメインヒロイン炎道イフリナが体として使っている。
フィギュアなので当然特別な効果は無い。

※いさじヴォイスには、他者を孕ませる程度の能力があるような気がします。
 でも想像妊娠です、多分。
 気合があればいさじヴォイスを聞いても何ともありません。



畜生畜生畜生。
あの忌々しい男が邪魔をしなけりゃ殺せたのにぃ!
悔しい悔しい悔しい悔しいッ!
殺す、絶対殺す。絶対殺して悟史君を蘇らせるんだ。
待っててね、悟史君。
私が絶対、生き返らせてあげるからね。

ぐげげげげげげげげげげげげげげげげげげげげげげげげげげげげげげげげげげげげげげげげ



【C-3 道路/一日目・深夜】
【園崎詩音@ひぐらしのなく頃に】
[状態]:雛見沢症候群発症、体が少し熱い
[装備]:金属バット
[道具]:支給品一式*2、つかさの不明支給品
[思考・状況]
1.一旦体制を立て直す
2.いさじはいつか必ず殺す
3.優勝して北条悟史を蘇らせる



sm07:ニートロールムスカ添え 時系列順 sm09:東方夢殺竜
sm07:ニートロールムスカ添え 投下順 sm09:東方夢殺竜
  いさじ sm43:英雄
  柊つかさ sm43:英雄
  園崎詩音 sm36:海☆馬☆王



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