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二人合わせばレッドベジーモンの知恵(前編) ◆jVERyrq1dU





「きたwww恒例行事wwwはたしてハルヒは生きてるかwwww」
「そんな事半笑いで言わないでください!」

私達が町に入りかけた時、放送が始まりました。今回の死者は9人。
私の知り合いで死んだのはニートさんの部下である圭一さんと魔理沙さん、遊戯さんから聞いたスパイダーマッさん。
こんな事を言うのは悪い事だと思うけど、私にとって、死んだ人達は皆面識のない人ばかりなので
押し寄せる悲しみからなんとか耐える事が出来ました。
もし、今回ロックやハルヒさん達が呼ばれていたらと思うとやりきれなくなります。でも、早くこのゲームを止めないといつかは……。

ニートさんを見てみると、いつもとは違う真面目な表情をしていました。悲しいだろうな。
「ニートさん……」
「圭一とかいう奴が死んだんだな。まあ元気出せよ。私も知り合いが一人死んだんだから……貴重なつるぺたが……」
魔理沙って人の事だ。萃香さんはそんなに堪えてないみたいだけど大丈夫なのかな。
「Kと魔理沙死んじまったか……。今まで一緒に協力して戦ってきたのにな……」
珍しく真面目に話してる。やっぱりニートさんも悲しいんだ。

「まwwwそんなに仲がいいわけじゃないwwww悲しんでいても仕方ないwwww」
前言撤回……。こいつはたまに覚醒するけどやっぱり最低のカスだ。
「ニートさん!人が死んだんですよ!」
「あwwロールちゃん怒ってるwwwでも今更悔やんだところで仕方ないwwww」
「そうそう。そんなに気にしてたら身がもたないよ。これからの事の方が大切なのさ」
「そのとおりwwww」
「そういう問題じゃありません!」

うう、このアホだけじゃなく萃香さんまで……ひどいですよ。

「それより塔ってあれだろ」
萃香さんが指差した方向を見るとそれはそれは大きくて高い塔がありました。
大きく見えるけどまだ遠くにあるみたい。もしニートさんが歩いて塔まで行くとしたらいったい何回休憩する事になるだろう……。


「うはwww何だあれwwwwたけえw」
「あの中に誰かいるかも……富竹さんやハルヒさんとか、遊戯さんが言ってた仲間とか」
「じゃあ行ってみるか。悪い巨乳がいてもロールだけは絶対に保護するよ」
「ひでえwwww俺の事無視ww」

萃香さんの、お前はロールのついでだ、という台詞に複雑な気分になりながらも、私達は塔に向けて歩を進めました。

 ▼ ▼ ▼
花畑から飛び込んだ地下を疾走する奇人が一人。
地下の道は細く、暗く、長かったが彼はバグに突入した嬉しさでそんな事どうでもよかった。
「YahoooooooooooooooooooooooooooYahoooooooooooooooooooooooooooYahooooooooooooooooooooooooooo!!」
何度も幅跳びを繰り返して超スピードで移動したり、
「ホッ! ハッハァ! ワッハアアアァァァァ!!」
三段ジャンプで飛び跳ねたり、
「こんな事TASにも出来まい!! 見せてやルーマニア!超高速壁キック移動!!ホッ!ハッ!フッ!ハッ!」
壁キックを連続で使い地面に足をつけず空中を移動したりしていた。

しばらく移動していたが一向に何も現れない。ひたすら道が続くだけである。
何となくさっき手に入れたマントを着てみた。しかし透明になる程度の事しか起きなかった。
せっかくなので今も着ているのだが、KASが欲しいのはこれとは別のマントである。
透明なんかじゃなくて超スピードで移動出来るあのマントは無いのかよ、と悪態をつく。あいにくそんなものは無い。
しかしここで諦めないのがバグ発見に執念を燃やす男KAS。素晴らしい身体能力で見事な技の数々を無駄に披露していく。

「YahoooooooooooooooooooooooooooYahooooooooooooooooooooooooooo!! アッー!前方に何か発見!!ホッ!」
KASのスーパーボディーアタック。地下の何かよく分からない施設に飛び込んだ。
ここだけ明かりが灯っている。ついにバグを発見したと確信し、
KASのテンションはついにスーパーハイテンションへランクアップする。


「どうぅぅぅぅぅぅ見ても駅!!! 見まごう事なく駅!!! つまりバグに間違いない!!!!」
何がどう『間違いない』のか意味不明だが、スーパーハイテンションの彼に今更常識なんて通用するはずが無い。
超スピードで駅の探索をする。何も無い。しかしここで諦めないのがバグ発見に執念を燃やすry
「そうか!線路の先に何かがあるんだナポリタン!! よっし今こそ真のバグに突入するぞ!!TASザマーミロm9(^Д^)」

線路は北西と東南に伸びていた。KASは直感で東南を選び、線路の上で再び無駄な動きをしつつ疾走する。
すさまじいテンション。地下だったから良かったものの、そうでなければ物凄く目立っていたはずだ。

「ホッ! ハッハァ! ワッハアブアッ!!!」
再び三段ジャンプを行なったが、ここは駅や今まで通ってきたトンネルに比べて天井が低かった。
そのためKASは天井に頭をぶつけてしまった。
「いったい何だっていうんでっていう!人が気持ちよく突っ走ってた時に!!」
KASは倒れたまま天井を睨みつける。

「まあいいや、天井!!今回だけは見逃してやる! YahooYahooYahooYahooYahooYahooYahooYahooYahooYahooYahoo――
 イイィィィヤアアアアァァァッッフウウウゥゥゥゥゥ!!!!」
連続幅跳びで必死に駆ける。KASのスピードが少しずつ増加し、ついにトップスピードになる。
「TASをも余裕で超えるスピードを持つこのKASなら速効でバグに到達でっていう!」
ついにバグ発見出来る、TASに勝てるぜええええええ!!

 ▼ ▼ ▼
しばらく歩くと塔に着きました。相変わらずニートさんは萃香さんに背負われています。
ずっと思っていた事なんですが、このクズは自分よりもずっと小さい子に背負われて恥ずかしいと感じないのでしょうか。
私はニートに一つ、提案をしてみました。

「うえwwロールちゃんひでえwww自分で歩いて塔上れとかwww」
ニートさんが駄々をこねていますがそんなの関係ありません。いくら萃香さんの力が強いとはいえ、
このまま萃香さんに自分を背負わせて楽しているようでは絶対にろくな人間にはなれないです。
もう手遅れかもしれませんが……。


「ロール、別に私は疲れてなんかいないから大丈夫だよ」
「そんな問題じゃありません。人間は大地から離れては生きていけないんです。
ニートさんは自分よりも小さい子に背負われて恥ずかしくないんですか!?」
「それ言われるとつらいwww」
ニートさんが若干恥ずかしそうな表情を見せました。相変わらずのにやけ顔ですが。

「じゃあ自分の足で歩いてください。休み休みでいいですから」
「どうするニート?」
しばらく考え込むニート。顔がニヤニヤしているので、何かいやらしい事を考えているようにしか見えません。
「しゃーない歩くwwwでも絶対めちゃくちゃ時間かかるww」
そう言うとニートさんは萃香さんの背中からわざと格好つけて飛び降りました。
着地した後、ニートさんが痛そうな顔をして足を押さえていました。どうやら足をくじいたようです。
「大丈夫ですよ。元々仲間を探しに塔に来たんですから。ここまで来たなら急ぐ必要はないです。じっくり探索しましょう」
あまりに惨めなので、彼の足の事には触れません。

私は塔に向けて歩き出しましたが、ニートは相変わらず痛そうに足を押さえています。もうほんとに世話がかかる。
「もう、大丈夫ですかニートさん。ほら」
「すまんロールちゃんwww」
仕方ないので私はニートさんに肩を貸してあげることにしました。あれ?これじゃ、結局ニートさん自分の足で歩かないじゃない……。


「萃香さん行きましょう」
「…………」
「萃香さん?」
何かを見つけたかのように遠くを注視しています。私もその方向を見てみますが今は何もありません。何かあったのでしょうか。
私の体は緊張で固くなりました。
「あの……」
「あっ、いや何でもないよ! ちょっと考え事してただけ」
本当だろうか。考え事というよりは何かを見ていたような感じだったけど……。
「本当ですか?」
「平気平気!さっさと行こう!」
「そうそうwwwさっさと行こうぜwwロールちゃん萃香ちゃんwww」
「ニートさんが言わないで下さい」
本当に平気なんだろうか。さっきの萃香さんは凄く深刻な顔をしていた。萃香さんは絶対に何か隠してる……。

私はニートに肩を貸して歩きながら思考を巡らしていました。
しかしこんな事どれだけ考えたところで明確な答えなんて出るはずありません。
本人も否定しているので、とりあえずこの事は思考から外します

私達は塔の探索を始めました。一階から順に探索していきます。

一階の探索終了。変わったもの無し。
「ニートさん足、大丈夫ですか?」
「うはwwwロールちゃんこんな短時間で治るわけないwwまだ痛いwww」
「おまえ弱いなあ」
まだ痛いですか……。なんで小さい女の子の体から飛び降りただけで足を痛めるのよ……。信じられない。
ニートの駄目っぷりを舐めていた。それにしても肩を貸して歩くなんて私も結構疲れるんだから。


続いて二階三階……と順に探索していきます。誰もいないし何もありません。
ここに仲間がいるって聞いていたのにどうしちゃったんだろう……。

「ロールちゃんもう無理wwwきゅーけい!きゅーけい!」
ニートのクソが腕を力いっぱい振りながら『きゅーけい』と叫びます。もう休憩が欲しいっていうのかこの無職野郎……。
「きゅーけい!きゅーけい!」
「ニート静かにしろ!誰が潜んでいるのか分からないんですよ!」
「うえwwwロールちゃん怒ってるしwwこええw」
まったくもう、ああイライラする!もう肩を貸してるのもアホらしくなってきた。ほんとに足痛いのかしら。今も元気に腕を振ってるし。
とても痛いようには見えない。もしかして嘘なのかな。クズのニートが使いそうな手だ。

「きゅーけい!きゅーけい!」
「…………」
怪我っていうのはきっと嘘ね……。ニートがいつまで経っても静かにしないので無理やり黙らせてやる事にします。
そのついでに彼が本当に足を怪我しているのか確かめる。どうせ嘘でしょうが。
その方法は……私の足で、ニートの怪我した足を踏みつける。本当に怪我しているならもだえ苦しむでしょうね。
そんな事、ありえませんけど!

グシャ


「くぁwsでrfgtyふいjkぉp;@:www」
「何やってんだ!」
「あ……」
ニートが私の肩から離れ、床に倒れて痛みにもがき苦しんでいます。あわわわ、大変な事になってしまった。
まさか嘘じゃなかったなんて……。思わずニートさんの所に駆け寄ります。
うう、やってしまった。今回ばかりは私が悪いですニートさん。頭に血が上って思わず……
「す、すいませんニートさん! お、思わずやっちゃいました!」
「ロールちゃんひでえwww痛めてるところをさらにwなんというドSwww」
「うう、そんなんじゃないです……。ニートさんが嘘ついてると思っちゃって。本当にごめんなさいニートさん!」
萃香さんも駆け寄ってきました。顔が微妙に不機嫌です。萃香さんも私に怒ってるのかな?そりゃあ怒りますよね。
怪我している仲間の足をいきなり踏みつけたんだから……。

ところが萃香さんは予想外の一言を口にしました。
「この無職野朗!私のロールに何かしたんだな!?」
……意味不明の一言に凍る空気。ああそうか、なんか理解出来てきた。
萃香さんは私がニートさんに何かされたから足を踏みつけたと思ってるんだ。
またも複雑な感情が私の心に湧きあがってきます。私はどうして萃香さんにこれだけ大切に思われてるんだろう……。
「はww意味分かんねえしwww」
「私のつるぺたに~~~」
萃香さんがニートさんの胸倉を掴んで唸っています。うーん何でこんな事に……。あ、私が原因か……。

「ちょ、待ってください萃香さん!」
「おおwwロールちゃんナイスwww」
ニートさんを本気で殴ろうとする萃香さんを身を挺して止める。
なおも萃香さんは暴れ続けますが、私は必死に彼女を抑えニートではなく自分が悪いということを根気強く伝えていきました。
「ロールちゃんがんばwww」
もういいからさっさと逃げてよ……萃香さん怪力なんだから。


「……こういうわけなんですよ。だから私が悪いんです。」
「なるほど。さすがはロール、自分の罪を素直に認めるなんて、やっぱりいいつるぺただ。ニートも見習えよ」
「なにこれww俺完全に被害者なのにwww」
私の踏みつけはニートさんの足をさらに痛めてしまいました。若干腫れているように見えます。
これでは冗談ではなく本当にしばらくは自分の足で歩けないかもしれない。……はあ、自分が情けない。

「じゃあおまえらはここで休んでろよ。後は私が探索してくるから」
萃香さんがこう提案します。確かにニートさんは歩けないし一人にすると危ないだろうから、
一人が探索に、二人が休憩というこのアイデアは中々いいと思います。今いる階の安全は確認しているし。
でも、私が悪いのに……。
「だったら萃香さんが休んでください。こうなった責任は私にありますから。私が探索に行きます」
「いやいいっていいって。私はこんな事ぐらいじゃ疲れないよ。ロールはゆっくり休んでていい」
「でも……」
「大丈夫大丈夫。ロールは気にしすぎさ。戦える私が行くのが一番安全なんだから。……言っておくけど譲らないよ」
萃香さんは最後の言葉に一際力を入れて言いました。私は行きたいけど萃香さんもここまで言ってくれてるし……。
「…………すいません。じゃあお願いします」

私がこう言うと萃香さんは「よし!」と言い、階段を上っていきました。
残されたのは私とニートさん二人……なんだか振り出しに戻っちゃいましたね。
「じゃあニートさん、足見せてください。なんとか手当てしてみせます」
「おkwww」


 ▼ ▼ ▼
萃香は急いで階段を上り、一つ上のフロアを目指す。
先ほど自分が探索に行く事を提案し、ロールの申し出を固く断ったのには、
ロールというつるぺたを安全な所に非難させておきたいという理由の他に、一つ確認したい事があったからだ。

適当に探索をしながら階段を上りハルヒも富竹もいない事を確認した後、萃香は屋上に出た。
ここからなら遠くの方まで見渡せる。地上の様子を窺った。
日は落ち、辺りは薄暗かったが、遠くの方でのろのろと歩いている8人を見つけるのにそれほど時間はかからなかった。
萃香はその8人のうちの二人を憎しみを込めて睨みつける。その二人は胸にとてつもなく禍々しく醜いものを生やしていた。

「地上で見た時は勘違いかと思ったけどやっぱりいたか。醜い巨乳め!」

萃香は二人を狩りに行こうと駆け出したが、ある事を思い出し踏みとどまった。
ニートとの巨乳狩り禁止という約束だ。

うう、でも……目の前に人類の敵がいるというのに無視するなんて……!
どうする?約束なんて思えば別にどうでもいいじゃないか、殺し合いをする事がこの世界のルールなんだから。
別にいいはず……でもやっぱり約束破るなんてな~~。
萃香は窓の所に戻り例の8人を眺めた。このまま悩んでいれば彼らはどんどん遠くに行ってしまう。
追いかけて巨乳を狩るには今しかない。しかしニートとの約束が萃香の動きを止める。

「仕方ないか……約束したんだから。あいつらから襲い掛かってきてくれたらなあ」
さんざん悩んだ結果、萃香はニートとの約束を守ることにした。しかし、このままでは到底満足いかない


「ん?」
萃香は8人をもう一度注視する。暗くて遠いのでおぼろげにしか見えないが醜い巨乳とは違う、美しい何かがいる。
「あッ!あれは間違いなく見事なつるぺた!!しかも二人もいる!私とした事が巨乳に気をとられて見逃していた!
悪い巨乳に捕らわれているんだな!」
保護すべきつるぺたが二人もいるという事実は萃香を最速で動かした。急いで階段を駆け下りる。

ニートとロールには『仲間を見つけたから連れてくる』とでも伝えとけばいいだろう。だってその通りなんだもん!
ニートの約束を守るために自分からは巨乳に手を出さないようにしよう。それは仕方ない。
まあ、つるぺたをお持ち帰りする際に巨乳が襲い掛かってきてくれたら最高なんだけどな~。返り討ちにしてやる。

 ▼ ▼ ▼
「うーん若干腫れてるような気がしないこともないですねえ」
「やっぱりwwwめちゃくちゃ痛いww」
「……ごめんなさい」
「特別に許すwwww」


「じゃあとりあえず水をかけて冷やしますか」
私は自分のデイパックの中から水を取り出しニートさんの足にかけようとしましたが、やめました。
「どしたwwwロールちゃんww」
「いえ、水勿体無いなあって思って……確か向こうの方に水道の蛇口ありましたよね?」
「確かにあったwwwそれにしてもロールちゃん貧乏性wwwww」
貧乏性という言葉に私は苦笑した。
「この空のペットボトルに水入れてきますね。ちょっと待っててください」
「おkww」

私は蛇口のところに向かって歩き出しました。ニートさんを一人にするのはいろんな意味で不安ですけど
安全は確認してるし、すぐに戻ってこれるから大丈夫ですよね。



ロールの後姿を見送った後、一人残った無職は自慢げに呟いた。
「計wwww画wwww通wwwwりwwww足怪我してねえしwww我ながらナイス演技ww」

全てはロールにうるさく言われずに楽するため、
萃香から飛び降りた時に足に走った痛みを利用したニート一世一代の大計略である。
足りない脳みそを総動員して、なんとかこの計略を成功させる事が出来た。
成功させた喜びでにやけた顔がさらににやけ、満面の笑みになる。


「ふはははははははははwwww」
余りの喜びで飛び跳ねる。彼はもしロールが見ていたら、もし近くに殺人鬼がいたら、なんて事は一切考えていなかった。
そして、もしその場所が塔の秘密の部屋に繋がる扉の近くだったら、なんて事は勿論一切考えていない。

「ふはははwwwぶるあッ!!」
ニートは調子に乗っていたので盛大に転んだ。壁にぶつかっちまうwwwとニートは思ったがそんな事にはならなかった。
ニートが衝突した部分の壁が回転し――彼はその場から消失した。


「ニートさん。水、出てこなかったです。主催者も色々考えてるみたいですね……あれ?ニート……さん」

私が水を入れに行ってから三分も経っていないはずです。それなのにニートさんは消えていました。
デイパックだけは残して本人だけ消えています。
初めは何かの冗談かと思いました。だって私はなるべく急いで帰ってきたんです。三分、いや二分も経っていない。
そんな時間であの身体能力皆無でおまけに足を痛めているニートさんが消える事なんて、出来るのでしょうか。
神隠し……誘拐……色々な単語が私の胸に溢れてきます。

「ニートさん? 隠れているんですか?」
帰ってくる言葉は何もありませんでした。ただ沈黙のみ。

嘘……もしかしてこれであの最低のニートさんとはお別れなの?私が少し目を離した隙に……また私のせいで。

 ▼ ▼ ▼

「はww何これww」
何だかよく分からない空間に突入してしまった。

辺りを見渡し、知力1の脳みそで懸命に考える。ここはどこなんだろう。一見、駐車場のように見える。
奥の方に続く道がある。どこに続いているのだろうか。
「いみふwww何で塔の中に駐車場があんのwwん?何だこれwww」

ニートの体の下に何かいる。どうやらニートはこれの上に倒れたらしい。見た目はなんとなく気持ち悪かった。
「うはww宇宙人かwww」
立ち上がってみると見たこともない生物が気絶していた。
「俺のボディープレスつええwww」
ニートの言うとおり、この生物は彼の偶然のボディープレスにやられたのであった。
武力1のボディープレスで気絶……なんて情けない事か。
ニートはこの生物の近くに落ちていたマントを拾った。なんとなく纏ってみる。体が透明になった。
「すげえwww宇宙人の科学力クオリティタカスww」

透明になったニートは自分の体を見て考える。顔をさらににやけさせた。どこからどう見ても変質者だ(今は透明だから見えないけど)。
そして考えている事も完全に変態のそれだった。

(この透明マントを使えばwwwwwwwロールちゃんや萃香ちゃんに気づかれずにあんな事やこんな事をwwwwwwwwww)
鼻の下を伸ばす。そうと決まれば早速帰るか、と、ニートは振り返り回転扉を開けようとする。
しかし、ニートは奥の方から何かが聞こえたのでつい足を止めた。
(なんか今、Yahoo!って聞こえたようなwwwそんなわけねえかww)


しかし次の瞬間さらに大きな声が聞こえてきた。
「おーい!トイレまだしてるベジかー!さっさと来いベジ!」
はwwベジwww?奥になんかいるのかw? 
ニートはさっさとロールちゃんの所に戻りたかったのだが、なんとなく興味本位で声の元に行ってみた。
奥に続く道を覗いてみる。暗くてよく分からない。何かいるのだろうか。奥に進んでいく。

「お前なんでマントつけてるベジか?いくら透明になってもそれじゃあ足音でバレバレベジよ」
「うおっwww」
ニートは本気でびびった。すぐ隣に、さっき気絶していた奴と同じ種類の生物がいたのだ。
「なんだおまえwwwびっくりさせんなww」
「そいつは悪かったベジ。それよりどうしてマントつけてるベジか?さっきまで着てなかったのに。
 ここは隠し部屋だから安全ベジよ」
「なんでってお前カッコいいからに決まってんだろwww」
さも当然のように言うニート。レッドベジーモンは少し困惑した。
「お前確か以前阿部さんの監視係だったベジね? 少し見ないうちに変わってしまって……全く同情するベジ」


「さあさっさと行こうベジ。むかつくエリート達が待ってるベジよ。遅れたら減給ものベジ」
ニートの体を掴み引っ張る。幸いな事にマントは脱げなかった。
もっともニートは幸いともなんとも思ってはいない……今自分がどんな状況下にあるかも全く理解していなかった。
「ちょwwwやめww俺はロールちゃんの所に戻ってwww」
「阿部さんの監視で鬱憤が溜まってるのはわかるベジけど、自分らの任務は監視からぶっ壊れた電車の撤去に変更になったベジ。
そんなもん本部の方で片付けて欲しいベジけど、本部は本部でなんか困った事になってるみたいベジよ。
さっきから通信が途絶えてるベジ。そんな事も忘れたベジか? 
ましてやロールちゃんの監視なんていい仕事、速攻でエリートさん方にとられるに決まってるベジ」

電車だとか阿部さんとかの単語はニートの耳から耳へと簡単に抜けていき、ニートは何の関心も示さなかったが、
『ロールちゃんの監視』という言葉には心揺さぶられた。
「ロールちゃんの監視wwwうはwwエロスw」
「……これは聞いた話ベジけど、自分らの総隊長である若本様(アイスデビモン)は必死に頑張るデジモンには
それ相応の評価をしてくれるお方ベジ。この混乱時に自分らも必死になって頑張ればロールちゃんの監視とかの比較的楽そうな仕事を
与えてくれるかもしれないベジ」
「マジでかwww」
ニートは目を輝かせる。正直、レッドベジーモンの話など8割以上理解出来ていない。
『ロールちゃんの監視』、この言葉がニートを物凄く魅了する。

「じゃあさっさと行くベジ」
「おkwww何だか知らんがとにかくよしww」
ニートとレッドベジーモンは並んで歩き出す。
それにしてもこのレッドベジーモンは警戒心が無さすぎである。実のところ、彼もまたゆとり教育のあわれな被害者であった。


「そういやさっきYahoo!って聞こえたんだがww」
「ああ、自分も聞こえたベジ。撤去してる奴等の中にYOKODUNAの監視してて狂った奴でもいたんじゃないベジか?
全く労働条件厳しすぎベジ」
何言ってんのこいつwww?ワケワカメww さらに歩き続ける。ニートの体力に限界が迫る。
しばらくは二人とも無言だったが、気まずくなったのだろうかレッドベジーモンが内緒事でも話すかのように静かな声で話し始めた。

「実はお前にはずっと黙っていた事ベジけど……電車撤去の命令が出されてもうかなりの時間が経っているベジ。
本部が混乱しているせいか、エリートさん方が自分の足で会場を回って命令を出しているベジ。
それで自分らの所に命令が来るのがたまたま遅かったベジよ。多分、自分らが最後ベジ。」
「ふぅん。どうでもいいけどwww」
ニートは完全に他人事だ。まあ、一応ゲーム参加者であるニートにとっては確かに他人事なのだけれど。
「どうでもいいことないベジ!若本様は頑張るデジモンには優しいベジけど、
頑張らないデジモンには鬼のように厳しい事を忘れたベジか?運が悪かったとはいえ、遅刻するような奴らを許すとは思えないベジ」
「………………」
ニートはもはや話すら聞いてなかった。歩くのめんどくせ、とでも思っているのだろう。
「お前に撤去命令の事を報告するのは自分の役目だったベジけど……わざと遅めに報告したんだベジ。
その……自分が間に合いそうになかったから……仲間が欲しいなって思ってベジ。本当にすまなかったベジ!!」
レッドベジーモンはニートに頭を下げて謝った。しかし、ニートは当然のごとく無視して、
「おwwwなんだここww駅かw」
一人で先に進んでいた。レッドベジーモンは物凄く落ち込んだ。


「お前案外ひどいベジね。それより駅の事も知らないベジか?どんだけ忘れてるベジか。
……もしかして阿部さんに掘られたショックで……」
「どうして俺が掘られなきゃならないwwそれよりあそこから誰もいないのになんか聞こえてくるんだがwww」
レッドベジーモンはニートの指差す方向を見た。確かに誰もいないのに何か聞こえてくる。
苦しそうな声でぜえぜえ、という荒い息が聞こえてくる。
はたから見たら怪奇現象だがレッドベジーモンは何も不思議には思わなかった。

「なんであいつまでまだマント着けてるベジ……」
ニートはまだ理解できていないようなので説明してやる。
「多分、自分らと同じ下っ端のデジモンベジ。遅れそうになったから急いで来たってところベジね。もう完全に遅刻なのに」
そう言うとレッドベジーモンはそのデジモンであるはずの生き物に近づいていった。
様々な要素が絡み合って偶然進入出来た参加者だとは少しも考えていない。
あそこでハアハア言ってるのはデジモンという事にニートは勿論、レッドベジーモンも全く疑ってはいなかった。

 ▼ ▼ ▼
「おい、お前も電車の撤去を命じられたんだろベジ。一緒に行こうベジ。三人集まれば若本様の怒りにも耐えられるベジ」

上の花畑で出会った化け物によく似た奴と出会った事に対してKASはそれほど驚かなかった。
というより、驚いている余裕など全くなかった。
「お、おお、お前ハァハァ、日本語喋れハァハァるん……だなゼハァ」
心臓が苦しくまともに喋れない。線路の上を久々にガチで最速に駆け抜けたせいだ。さすがに息切れする。


「自分は日本に少し興味があって、それで日本語を習ったベジ。お前はっぱ隊のYATTA!っていう歌知ってるベジか?
 自分はあの歌に物凄く影響を受けたベジ」
レッドベジーモンの言葉をほとんど無視し、KASは必死に息を落ち着かせながら目の前にいる化け物を観察した。
ニートよりほんの少しだけましな頭を持っているKASはある事に気がついた。

目の前の化け物には首輪が着いていない。つまり……ゲーム主催側の……

「ゼハァ、おまえ、首輪をハァハァどうやって、外したんだ?ゴヘァ教えてっいう」
つまり、目の前の化け物は首輪を分解するのに成功した参加者、と、KASは認識した。
上にいたこいつとよく似た奴もそういえば首輪がなかった。こいつの仲間だったんだな。悪い事した。@反省

沈黙……。KASの台詞にはあほの子のレッドベジーモンもさすがに違和感を感じた。
KASは息切れし、レッドベジーモンはKASの台詞について思考を巡らしていたので誰も喋らない。

「何この沈黙www気まずいww」
ニートが沈黙を切り開いた。
「!!」
KASは驚いて辺りを見渡した。誰もいないはずの空間から声が聞こえてきたからだ。
ニートは透明マントを着ているため姿が見えない。
「うはww驚いてんのかwwおもしれwwww透明マントだよwwww」
「……なるほど!このKASの目を欺くとは何奴!まさか俺と同じ物を持てっる人間がいるとうはー」


息がだいぶ落ち着いてきたのか、KASはいつもの調子を取り戻しつつあった。
立ち上がり、親しげにニートの元へ歩み寄る。透明人間同士、馬鹿同士、何か通じ合うものがあるのだろうか。
しかし、歩み寄るKASの前に立ちふさがる者がいた。レッドベジーモンである。

「こいつは自分らの仲間じゃないベジ!!ゲームの参加者ベジ!」

再び沈黙。KASもニートも呆気にとられていた。
ニートは今の発言の意味を全く理解できていなかった。
彼はKASもレッドベジーモンも含めて全員同じ参加者であると勘違いしているのだ。
KASはほんの少しだけ自分が勘違いしていた事に気がついた。こいつもしかして主催側の……。
「何を当たり前の事をwwww今更w」
「お前気づいてたベジか!?どうしてさっさと言わないベジ!!やい侵入者!!そのマントを脱ぐベジ!」
「ちょ、ちょっと待って!状況が」
「言い訳なんてどうでもいいベジ!参加者がここに入っていいわけないベジ!」

さすがに狼狽するKAS。今の状況を必死に思考する。
落ち着け、KOOLになれKAS。つまりこういう事か、こいつら二人はめちゃくちゃ悪い主催側の奴ら。
この場所は主催者の本拠地みたいな所。俺はバグを通ってなんとか潜入出来たってワケか……なるほど。

すげえ、俺カッケエー!スパイって奴じゃないか!そうか、花畑で見つけたリキッドとかはこの展開の伏線だったわけか!
つまりMGK、メタルギアKASってわけだ!よっしゃ、こいつらくらい簡単にぶっ飛ばせるけど、
スパイらしくこいつらを騙して利用して行ってやるか!



「何無視してるベジか!?さっさとマントを脱ぐベジ!」
「なんか知らんけど脱げwww」
いくら意気込んだところで何も変わらない。レッドベジーモン達二人を騙すには最悪の展開だ。
しかし、KASもやる時にはやる男。時にはTASをも超える力を発揮する男だ。
「そいつこそ何でマント着けてるベジータ!そいつこそ本物の侵入者ベジータ!」
よっしゃまずは仲間に成りすますため口調を真似するぜ。そしてどうにかして言い逃れる!

「うはwww語尾おかしいし俺が侵入者とかww俺はこの化け物に呼ばれただけww」
「化け物ってひどいベジ。それはともかくこいつが侵入者とかありえないベジ!
こいつは俺のせいで任務に遅れたカワイソーな奴なんだベジ!」
「そうそうwwなんかよくわからんけど侵入者は明らかにお前だろww」
「とにかくお前もマント脱いでみろベジット!どうせ貧相な無職面が出てくるに決まってるベジタリアン!」
「「口癖一つに統一しろ!(www)」あと人の口癖パクるなベジ!」

あわわわ、こっからどうするKAS、落ち着け、俺はTASをも凌駕する男。
勢いでマント脱げとか言っちまったがあいつが本当に侵入者じゃなかったらどうしよ。
いや、侵入者なわけねえよ。こ、これは死亡フグラなのかーーー

「うう、まあ仕方ないベジ。どっちみち撤去作業する時はマント脱がなきゃならんベジ。」
「分かったならさっさと脱げベージュこの無職野朗」
「脱ぐのは二人同時ベジ」
「何ィ!」
あ、しまった!つい。 KASの「何ィ!」という台詞を聞き、レッドベジーモンはますます疑わしげにKASを睨んだ。
レッドベジーモンがKASとニートを交互に見つめる。『脱げ』という事なのだろう。


し、仕方なイラン。こうなったら武力行使するしかない。ちょっと諦めが早すぎな気がするけど、
でもいっか、誰だってMGSで大量虐殺ぐらいするだろ。
諜報活動を諦めて暴れまわる事にどうして負い目を感じなきゃならん。ふはははははは!

KASが覚悟を決めた時、ニートが口を開いた。

「勝手に話進めんなwwどうして透明マントを脱がなきゃならんw俺はこれを使ってしたい事があるww」
したい事とは言うまでも無い。ロールちゃんにあんな事やこんな事である。
「だいたいお前は最初からおかしいwwww」
ニートはレッドベジーモンを半笑いで見つめて言う。レッドベジーモンは何のことか分からないのできょとんとしている。
「参加者だから駄目だとかw遅刻だとかww確か……電車の撤去作業だとかwww
お前の言ってる事全部ワケワカメwww」

レッドベジーモンは勿論、KASも呆然とした。
確かに撤去作業って何の事だ。いや、俺は知らないのは当然ベジータ。この無職っぽい奴が知らないのはおかしい。
いや、そもそもそれがおかしいって事じゃなくて……。うーテトスでもこんだけ頭使った事無い。

決していいとは言えない頭を総動員させて考える。

そうか!この主催側の無職野朗と化け物の間で意見の食い違いがあるのがそもそもおかしい。
こいつら二人は主催側。つまり、二人のどちらかが嘘を吐いている。あるいはどちらかが俺と同じように偽者!
いや、単に無職野朗が馬鹿だから忘れているだけかもしれないな。どちらにしろこいつは使えるZE!


「お、お前若本様の説明を聞いてなかったベジか?撤去作業についてはさっき説明したじゃないかベジ。」
「イミフwww」
「俺ももちろんイミフベジータ!」
「そ、そりゃ、お前は侵入者だからだろベジ」
「俺が侵入者なわけねえだろバカヤロー!!」
ここぞとばかりにKASは叫んだ。今度はレッドベジーモンが狼狽した。
知らないなんておかしい。もしかして自分と今まで一緒にいたこいつも……。いやいやそんな事ないベジ。でも……。
心の中にニートを信じる気持ちと疑う気持ちが錯綜した。本来はゲームの参加者が陥るはずの疑心暗鬼である。

「お前こそ実は侵入者だろ!!俺ら撤去命令とか聞いてないぞ!
 適当な事言って俺達を罠にかけようとしているんだぜ無職!」
「マジでかwwwそれから俺は無職なんて名前じゃないwニートっていう立派な名前があるしww」

KASがレッドベジーモンに詰め寄る。透明でよく分からないが確かに殺気のような気配が感じられる。
これはヤバイ。レッドベジーモンは本能で感じ取った。そういえばニートっていう参加者がいたような……。

「ちょ、ちょっと待つベジ!それ以上近づいたら大声で叫んで若本様を呼ぶベジ!めちゃくちゃ怖いベジよ!」
KASが動きを止めた。怖いというのが気になったのだろうか。
「おい無職。お前若本様なんて奴知ってるスーパーベジータ?」
「あww知るわけないwwwwどこかで聞いたような気がしないでもないがww」
「知らないってよファイナルフラッシュ。やっぱりお前は俺達を騙そうとした侵入者って事だなビックバンアタック?」


そ、そんな馬鹿なベジ!自分は確かに、確かに駅に着く前に若本様の事も言ったはずなのに!
どうして忘れてるベジか!?どんだけ記憶力ないベジか!!

「そそそそ、その理屈はおかしいベジ!」
「言い訳なんか聞かないぜ!お仕置きしてやるぜい『カカロット、お前がナンバー1だ』!」

さっきからその語尾は何なんだベジ!!もう原型留めてないベz!!

レッドベジーモンの顔面にKASの鉄拳がヒットした。その衝撃でレッドベジーモンの体は宙に浮き線路の方向へ吹っ飛んでいった。
知力一桁コンビがかろうじて知力二桁に勝利した瞬間だった。

「フハハハハ!正義は勝つ!!」
KASは喜びで飛び跳ねた。マントだけは脱げないように抑える。後は頭悪そうで無職っぽい化け物だけ。余裕過ぎるぜMGK。
「ひでえwwww」
ニートにとってレッドベジーモンは少しの間行動を共にした仲間だったので、ほんのちょっぴりだけカワイソーだなと感じた。
ニートの発言がレッドベジーモンを追い詰めた事に、彼は全く気づいていない。

「さあ偽者をぶっ飛ばした事たことだし、さっさと行くかミスター無職!」
KASが線路に飛び降り、歩き始める。もう何の障害も残っていない。後は主催者の本拠地に侵入するだけである。
電車も全然来ないので歩いていっても大丈夫だろう。
「……ま、いっかww行ってみるかwwww」
ニートは、このまま行けばレッドベジーモンが言っていたロールちゃんの監視という仕事を手に入れる事が出来るだろう
と短絡的に決めつけ、線路に飛び降りKASの後を追った。もうそろそろ体力は限界なのだが……。



sm151:涼宮ハルヒの懐柔 時系列順 sm152:二人合わせばレッドベジーモンの知恵(後編)
sm151:涼宮ハルヒの懐柔 投下順 sm152:二人合わせばレッドベジーモンの知恵(後編)
sm140:スネークイーター作戦 KAS sm152:二人合わせばレッドベジーモンの知恵(後編)
sm135:東方無職志~お手伝いロボットの憂鬱~ ニート sm152:二人合わせばレッドベジーモンの知恵(後編)
sm135:東方無職志~お手伝いロボットの憂鬱~ ロールちゃん sm152:二人合わせばレッドベジーモンの知恵(後編)
sm135:東方無職志~お手伝いロボットの憂鬱~ 伊吹萃香 sm152:二人合わせばレッドベジーモンの知恵(後編)
sm131:黒の預言書 アイスデビモン sm152:二人合わせばレッドベジーモンの知恵(後編)



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