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BPK・バトルプログラマーカイバ ◆irB6rw04uk




海馬とレイジングハートは思考回路をフル回転させながら情報を組み立てる。

ギャラクティック・ノヴァ。
そして、俺とレイジングハートが見つけたギャラクティック・ノヴァの中にある空間……
その空間はマルクに配られた地図、つまりこのゲームの会場と寸分違わなかった。
それを意味することは……

《我々がいるこのフィールドは、この要塞『ギャラクティック・ノヴァ』の中にあります》

俺はさらにデータを読み、驚くべきことを発見する。
ギャラクティック・ノヴァのシステムログのなかに、それはあった。

要塞が本格的に起動し始めたのはつい最近だということが分かった。
このゲームを開催する目的があったなら理解できる。だが、注目すべき点はここからだ。

もともとこんな空間は無かったはずなのに、起動してからすぐにこの大きさの空間を用意したのだ。
その間わずか数時間足らず……
この数値には我が目を疑った。

古いノヴァのデータを見れば分かるが、このノヴァには未使用のスペースがいくつかあった。
だが、そこは鉄と電子回路だけしかない無のスペースであって、今の会場のように、雪山や、塔、城、町、下水道に至るまで全ては無かった。
つまり、この会場にある物は新たに作られたものだった。それも数時間で……人間でも、主催者でもこれほどの芸当は出来まい。

奴らが俺達をここに集めたように、魔法を使ったのかと思ったが、それではノヴァのログに残ることは無い。
これらのことから導き出されるのは、会場を作り上げたのはノヴァの機能だということだ。
そして、ノヴァには主催者が始めに言った『願いをかなえる』という機能があると思われる。
ノヴァはどうやら要塞ではなく、巨大な電算機のようなものらしい。
主催者達はノヴァの願いをかなえる機能を使い、会場を作り上げた。そして俺達をこの会場に集めた。

俺はハッキングすることを一時放棄し、膨大なファイルから情報を選択し、それを一つに紡ぎ上げる作業をすることにした。
まず、実行処理のログデータとシステム負荷率のデータ、この2つのファイルを開き、照らし合わせると、また面白い情報が手に入る。
起動した当初の負荷率はせいぜい1~3パーセント、だが、会場を作り始めたと予想される時刻になると95パーセントを超えている。

そして数時間後、負荷率は減少し始める。その時刻は丁度会場を作り上げた時刻とほぼ同時であった。
そして、ゲーム開始時刻……俺達が会場に集められた時刻だ。
その時にも激しい負荷。

間違いない。ノヴァが主催者の願いをかなえる機能だ。

『なんてことだ……本当に奴らは願いをかなえる装置があるというのか!』

主催者がノヴァに海馬たちが死んでほしいと願ったら、それで終焉。
これでは首輪を外すことが出来ても俺達はノヴァに殺されてしまうだろう。

《待ってください。このデータをよく見てください》

レイジングハートが示したデータ、それは負荷率のデータだ。
このデータにはまだ続きがあったのだ。
海馬はキーボードのページダウンキーを叩くとページがスライドし、未読の文字数列が現れた。

レイジングハートがこのログをダウンロードした時刻の数時間前……
負荷率が100%になる事態が起こったのだ。
俺はこの場所で過負荷の波が起こるのは不自然だとすぐに気がつく。

このゲームに集められたのはニコニコ動画に関係があるという点を除けばランダム!
それこそ、正義の味方も居れば人殺しを苦に思わない残虐な悪者、天才という称号を我が物にしていた者も、頭のネジが吹き飛んだバカも居る。

そんな連中が素直に「ハイ! 元気に殺し合いをします」などと言うだろうか? 言うはずがない。
現に俺は主催者に反旗を翻している。
主催者は常に主催者の反逆に備えなければならないのは、もはや義務のレベルに達しているはずだ。
そんな中で負荷率100%の処理を行うだと? 仕舞いには反逆を押さえ込む首輪の質を下げるエコノミーモードにするだと? 馬鹿げてる!

この処理はせざるを得ない、主催者側にとって危険な状況になったことを意味していた。

ここまではいい、だがこの後だ……
エコノミーモードの時間が長すぎる。

過負荷の波が起こり、すぐにエコノミーモードが発動した。
それからレイジングハートがログをダウンロードするまでの数時間、エコノミーモードは解除されることは無かった。
もし、主催者側の危機を切り抜けた後、すぐにノヴァにエコノミーモードを解除させるよう命令していたのなら、一瞬でやり遂げただろう。
なのに、なぜノヴァに任せなかったのか?

ここからは……俺の予想だが……

このとき、ノヴァに何らかの異常が起こった。そして、ノヴァの願いを叶える機能が壊れたか、連続使用出来なくなった。

もしくは、ノヴァはもともと連続使用出来ないものだった。

「ふぅん! なるほど……コイツも完全と言うわけではないのか」
《ノヴァの仮想処理能力を計算してみますと……ノヴァの力を使用するには使用後、最低でも半日以上は待たないといけないようです》

『ふぅん! これで主催者権限により無効とするという展開は無さそうだな……ならば、正義の味方! カイバーマン!! またの名を伝説のシステムエンジニア! カイバーマンSEの特殊能力を存分に発揮できるというわけだ! フハハハハハハハハハ!!』

《Tha.......That's right! ノヴァの力がチャージされる前にノヴァを掌握することが出来れば私達の勝利です。頑張りましょう》

『チャージなどさせるものか…… カイバーマンSEの特殊能力『ハッキングツールの作成』発動!!
 これにより、ゲームサーバにハッキングをすることが可能になるツールを作ることが出来る!!』

3度目の特殊能力発動の瞬間であった。
『行くぞ、レイジングハート!!』
《え? 私もですか?》


           〆


カンカンカンカンカン……
薄い金属製の板で出来た階段を下りる音だけがNice boat.の船内に響いていた。
「はぅ……大きな船だな」

雛見沢は四方を山で囲まれた寒村である。
水遊びなどは沢でやるくらいで、海水浴など年に1回有るか無いか。
船自体が珍しいレナにとってこの規模の船は見た事が無かったに等しかった。
どこを探そうかなと思いながら階段を降りきると柱に何かプレートのようなものが張られていることに気がつく。
「あ、これ地図だ」

それは地図だった。簡単なNiceboat.の船内地図にレナは足を止める。

Niceboat.は最下層を1階にすると全部で5階建てで、1階は貨物室と機関制御室、機関室。
どうやら1階には船の心臓部分があるみたいだ。
2階は全て貨物室となっているみたいだ。
そして3階……前方甲板、後方甲板、右舷甲板、左舷甲板。
船と外をつなぐ出入り口がある所だ。真ん中には大きなホールがある。
4階、ここには小さな部屋が沢山ある所を見ると客室のような場所であろう。
そして今降りてきた5階、客室が少しと、メインはなんといっても船橋だ。ここが船の頭脳にあたるのだろう。

地図の隅々まで自身の頭脳に刻み込み、これから行く場所を考える。
自分の任務はNiceboat.の探索、そしてカイバーマンさんの護衛。
なら敵が侵入してくる可能性が一番高い3階を探索するのがベストなのではないだろうか?

「よし、3階だね」

私は3階に向かってもう一度階段を下りた。

ホールを通りぬけ、右舷甲板に出る。
目の前には朝日を受けてきらきらと輝く川の流れが見えた。

そこで私は大きなため息をつく。
まだ殺し合いのゲームは続いている。気を抜くわけには行かない。
でも、1分でいい……この川の流れを見ていたかった。

その時、がさっと持っていたデイパックから物音が聞こえた。
はっとその音の主のことを思い出し、デイパックのジッパーを開く。
すぐにその主がデイパックから飛び出した。
そして大きく深呼吸をする。
「苦しかったかな? かな?」
レナの声に気がついたクラゲは同時にうなずいた。
……え? 同時?

横に2匹並んだ容姿が同じクラちゃんがそこに居た。
「やっぱり増えるんだ……」
私はクラちゃんに見えないように鉈を持った右手を隠す。
イレギュラーの中心であるクラちゃんが2匹に増えた……
二匹に増えたから襲ってくる可能性もあった。
二匹目が一匹目のように無邪気である可能性は無かった。

私は少し二匹から距離をとって観察することにする。
二匹はぴょんぴょんと跳ね回ったりして、何がしたいわけでもなくただ遊びまわっていた。
目を見ても遊ぶことに必死のようで他に何かを考えている様子も無い。

そこで私はわざと二匹に背中を見せ、そして鉈とデイパックを床に置き、数歩離れる。

その気になれば背後からあっという間に殺すことの出来る状況だ。
もし本当に殺意があったならこんなおいしい状況を逃すはずは無いだろう。

数十秒この状況を作り続けてみたが、クラモンは遊び続けていた。
「今のところは……信用してもいいみたいだね」

どうやら増えたクラちゃんも大人しいクラちゃんだったようだ。

クラモンは自分自身のコピーで増殖をする。
もし、そのデータが劣化したものだったら、コピーされたものも劣化したものになる。簡単な法則だった。

「もう少ししたらまたデイパックに入ってもらいたいんだけど……いいかな?」

そうクラモンに問うと二匹のクラモンは互いの顔を見合わせ少し考えた後、首を縦にふった。意外と素直だ。
その間に右舷甲板を探索することにする。
右舷甲板にはこれと言ってめぼしい物も無い。本当にただの通路のようだ。
ここには何も無い、次に行こう。そう思ってクラちゃんをデイパックに入れようと思ったときだった。
あるものが視界の端に映った。もし何かを考えていたりしていたら気がつかなかっただろう。
すぐに視界の中心に入れる。そして息を呑んだ。

「キバさん……」

朝日に照らされた小さな川原、その真ん中にポツンとキバの屍がうつ伏せの体制で打ち上げられていた。
身にまとっている衣服は全て血にまみれ赤黒く変色していて、遠目から見ても生気を感じることは残念ながら無かった。

少しずつ削られていく仲間達、自分達が進んでいる道の道幅がどんどん狭まっていくかのように……
一つの目的に一人の犠牲、ノーミスなんて出来るはずがないとみんな分かってたし、私もそうだと言い聞かせていた。
犠牲が出る、このことは既定事項、運命である。
そう分かっていても、なぜ私は運命に逆らうことが出来ないのだろうと考えてしまう。

キバさんの体はボロボロだ……
こんなにボロボロになるのが運命だとすれば、残酷すぎる運命。
避けて通りたい運命、避けることの出来なかった運命。
運命だから、既定事項だから仕方が無い。

ただ……私には運命に逆らう力が無かっただけだ……

突然、頭の上に何かの重みを感じる。
視線を上に上げるとクラモンが心配そうにこちらを見ていた。

私の視線に気がついたクラちゃんは今度はキバさんの死体のほうを見る。
私もその視線を追うともう一匹のクラちゃんがキバさんの死体を懸命にNiceboat.に引き上げようとしていた。
頭の上に乗っているクラちゃんもキバさんのところに行き、一緒に引き上げ始めた。

私の手が届く所まで上がってきたら私もキバさんの体を引き上げる。
水に浸かっていたためか氷のように冷たく、そして本当に人間だったのだろうか? と疑いたくなるくらい軽かった。
致命傷になったであろう傷口に血がついていなかったから恐らく血が殆ど抜けてしまったのだろう。

巨大なハンマーで砕かれたような頭部、体のあちこちの切り傷、明らかに不自然な方向に曲がっている手足、そして腹部に開いた複数の大穴……
忘れるはずが無い、こなちゃんを殺したサナギと攻撃と同じ攻撃……

この傷で死んだかは分からない。でも死の要因であったことは間違いない。結果的に言えば彼の死にサナギは関わっていた。
目の前に居る二匹と同種の……

イレギュラーは早々取り除いたほうがいいのでは? そう思った。
だが、私はすぐにその考えを取り消した。

だってキバさんは……笑っているのだもの……

腕が、頭がどんなに壊れていても、キバさんの笑顔だけは壊れてはいなかった。

彼は……運命を変えられたのだ……
違いが分からないくらいのほんの少しだったけど、笑いながら犠牲になれる運命に変えられたのだ。

運命は苦痛で、恐怖で、絶望だったはずだ。その中を希望に変えた。

キバさんは運命に抗えることを証明してくれた。
圭一君、ごめんなさい……記憶の中に埋もれていたことを思い出したよ。
運命は抗える。みんなで協力すれば何だって出来るって……

クラちゃん……
私はこの子をイレギュラーと呼んだ。
イレギュラーとは不確定要素。つまり運命に含まれない、不確定事項のこと。
不確定要素がある限り運命は運命になれない。
クラちゃんは今までは私達にとってマイナスの作用をしていた。でも、私がこの子達のお母さんになってプラスにする。
私は生まれた時から悪人なんていないと思っている。
そして正義も無いと思っている。
生まれたときは零なんだ、そして生きていく過程でプラスにもマイナスにもなりえる。

私はギュッと拳を握り、立ち上がる。
簡単にキバさんの服装を整えてから船内に入る。
取り合えずカイバーマンさんに報告をしなくては……

「クラちゃん、行こうか?」
二匹のクラモンはレナのデイパックの中に入った。

           〆


私が……目を覚ますと、そこは……何と言うか……すごく……混沌とした雰囲気だった……

「A」《A》!!
「←AB!」《↑→A》!
「A!A!B《A》B《A》」

《↑←↓←↑↑↓A!↓、↓、→→A》
「←A→B←←AB、→、→、←→、→A」
《A!》「A!」《A!》「A!」
「《←→←A!》」
《←、←↑↑↑↑》
「→B→BAAAA」
《←!》「←!」
《AAAA》「AAAA」
「→→A! フンフフンフフンフフンフフン」

「A」《A》!
《俺の……》
「俺の……」
「《俺の……》」

「《ターン!》」
「流石だといいたいが……リバースプン! リバースプン! リバースカープン!!→→A」

「→→A、→→A、サレンダーするなら→→A!→→A→→A」
《始まったばかりで》
「→→A、→→A、ターンエンドで→→A!」
《←→AB》
「《→→A!→→A!→→A!→→A!→→A!→→A!》」
「→→A!→→Aッ!」

主催者側にばれない様に声は出していない。
それなら私は何も関係なくただ変な動きをする海馬を見ていればよかった。

けれども……なぜかレイジングハートまで混じっていた……
レイジングハートの念話によって私の脳内に直接BGMと共にコマンド入力が流れてくるのだ。
頭が痛い、そんなレベルではない。どちらかといえば毎日このコマンドを聞かないとイライラする……そんなレベルだ。

脅威のハイテンションでコンピュータの画面にはAとBしか入力キーを押していないはずなのにしっかりとifとかcountなどの関数が入力されている。

「このコマンドによって!!」
海馬が始めてAとB以外のキーであるENTERを叩いた。
バコォオン! と何故か衝撃波が走る。もしここが屋外だったなら空は急に曇り始め雷音が轟いていただろう。
レイジングハートもテンションマックスで音量マックスでシャウトした。
《バトルプログラム! ニコニコ流星群完成!!》

レイジングハートの叫びと同時にディスプレイに『NiconicoShootStars.exe』と言うアイコンが浮かび上がった。

「ふぅん……なかなかの出来だ。流石だなレイジングハート」
《Thank you. 貴方もなかなかやりますね》

互いの健闘を称え合っている……会話に混ざり合いにくい雰囲気だ。
それにしても、あのレイジングハートが海馬のテンションに流されてしまうとは……ここに集まった人たちの中で一番強いのは海馬かもしれない。

私は『完成したの?完成したのならそれはどんなことが出来るの?』
とメモ用紙に書き、紙飛行機を作り海馬に投げる。
こつんっと海馬の頭に当たって紙飛行機は落ちた。
海馬も気がついたようでこちらをじっと睨んだ後、紙飛行機の中を読見始める。
読み終わるとすぐにスラスラとその紙にペンを走らせ、こちらに投げ返してきた。
メモには『主催者のサーバーにアクセスして、システムを掌握することが出来る。このソフトだけである程度のセキュリティは破ることが可能だ』
海馬は不敵な笑みを浮かべる。
「俺の勝利の方程式は完成した」とでも言いたいように……

『信用しているわ。……いよいよね』
『ああ、ニコニコ流星群、このプログラムを発動させればもう後には戻れまい。危険な参加者として奴らは何のためらいも無く首輪を爆破するだろう。
 霊夢、今ならまだ優勝するという方法があるのだが?』
『冗談、私が妖怪の言いなりになるとおもう? 最後の最後まで抗ってみるわ』
『そうか……なら俺が神に誓おう、このバトルプログラム、そして……

海馬はデイパックから青眼の白龍、ブルーアイズを掲げる。
『このブルーアイズに認められ、主催者に滅びを与える! 行くぞ霊夢! 全力前進だ!』
海馬はコンピュータの前に座り……反逆の銃弾を発射した。

           〆

薄暗い室内でぼーっとパソコンのディスプレイを見つめるオペレータールームのデジモンたち。
ディスプレイは監視用の送られてくる映像を端っこに小さく表示して、大部分はインターネットブラウザが占めており、もちろん見ているサイトはニコニコ動画であった。

そのうちの一人が新着動画のページを開く。
まだコメントも再生もほとんどされていない動画が羅列していた。
なぜ新着動画のページを開くか? それはたまに有る、主にあうあうとコメントされる動画を見るためである。
この手の動画はすぐに削除されてしまうためスピードが命なのだ。

おもむろにスライドするマウスカーソル、それがあるタイトルとサムネによってとめられた。

【超激エロ画像1000枚】
そしてサムネには霊夢のとてもけしからん画像が見える。

「釣りか……」
そう思った。この手の動画は大抵が釣りである。
だが、たまに本物も有る……そして、ニコ中なら釣られるのも一興である。
リンクをクリックし、動画が再生される。
「なっ……」

スライド式の動画で次々と画像が切り替わっていく。
予想とは違う画像だ。ガチムチの兄貴や『よう、このロリコンども』といっている男ではないッ! 霊夢にアリス、亜美、やよい……けしからん、けしからん!
眼を血ばらせ投稿者のコメントを読む。
挨拶などどうでもいい!
俺が探すのは http、H_0000.zip、そしてFBのアドレスだ!
あった!
そのアドレスをコピーアンドペースト!すぐにアクセス。 
ダウンロード画面が表示される。
パスワードなどを要求されると思ったが、何もせずともダウンロードできるようだ。

少しずつ緑のバーが100%に近づく……よし!
すぐに落としたファイルを探し、zip解答ツールに放り込む。
ガリガリガリガリ……
ハードディスクの刻む音が鼓動を高める。動画の小さな窓で見ないで、大きな窓でじっくり見れると思うと自然とテンションが高まる。

100%

キタッ!
自動的にウインドウが開く、さぁ見せてもらおう、うp主のせry……

フォルダには一つのアイコンが表示されていた。
ぽかーん……となって何も考えずに、取り合えずそのアイコンをダブルクリックした……

ヴォン!
突然の警告音と共に、一つのウインドウが開く。

ヴォン!ヴォン!ヴォン!ヴォン!ヴォン!
テテーン!ピコンピコンピコン!
ヴォヴォヴォヴォヴォヴォヴォヴォヴォヴォン!

ウインドウズの警告音で『盗んでいきましたシリーズ』のメロディを奏でながらウインドウが開かれ続ける。
ウインドウには大きく赤い丸に白字の×印が表示されていた。

一気に血の気が引く……ああ、俺は…



「「釣れた!!」」

海馬は叫んだ!
すぐに海馬はNiconicoShootStars.exeを起動させ、ハッキングを仕掛ける。

海馬とレイジングハートが作ったバトルプログラムNiconicoShootStars.exe
それだけでも強力なハッキングプログラムだが、念には念を入れておいた。このソフトは別にウイルス「fisher.exe」を一つ作っておいた。
このウイルスが主催者側のコンピュータに感染してくれれば、ニコニコ流星群とリンクして、セキュリティ、対策ソフトを内側から破壊してくれる。
こんな話を聞いたことはないだろうか?
手の上に爆竹を乗せて破裂させる。それなら火傷程度だろう。
だが爆竹を握らせて破裂させたらどうなるだろうか?
「バラバラ……二度と使えないでしょうなぁ」

ウイルスを内部に潜入させるには相手の思考を考えれば簡単だった。
相手はこのニコニコ動画というサイトが大好きだ。
ニコニコ動画に関係のある者たちでこんなゲームを開催するくらいだ。
ならば、ニコニコ動画にトラップカードを仕掛けるのがベスト、そして人間? というものはどうしても性的なものに引かれる傾向がある。

ここまでくれば釣り糸を垂らすポイントはかなり絞られた。
海馬はそこで寝ている霊夢を、もとから入っていた『sai』というペイントツールで勝手にCG化し、これまたもとから入っていたニコニコムービーメーカーで動画にしてアップロード。
後は自演と言われる行為をした。

結果は見ての通り、大成功だ。

「準備は整った! 俺達の怒りの流星群だ! 死ね!ゴミクズ共!フハハハハハハハ」


【E-2 Nice boat.・ブリッジ/二日目・午前】
【博麗霊夢@東方project】
[状態]:迷い、バリアジャケットの腋部分破損、魔力消費小(かなり回復)、血霧の巫女
[装備]:レイジングハート@魔法少女リリカルなのはシリーズ、巫女風バリアジャケット@巫女みこナース、KASの帽子
[道具]:支給品一式*5(パンは一個だけ・水は一式分)、フリップフラップ@ニコニコキッチン、首輪、ドリル@ミスタードリラー、
博麗アミュレット(130/200)、メモ用紙(10/10)、魔理沙の帽子、気合の鉢巻き@ポケットモンスター、クマ吉の手錠@ギャグマンガ日和、
陰陽玉*2@東方project、全自動卵割機@サザエさん、億千万の思い出@現実、
キーボードクラッシャーの音声(の入ったiPod)@キーボードクラッシャー、萃香の角*2、ワルサーカンプピストル@現実(1/1)(26.6mm信号弾残り6発)
[思考・状況]
1.カイバーマンの護衛。ヴァンデモンは見つけたら殺す。
2.とりあえず萃香を信用。
3.怪しい人には無理のない程度に接触、無害なら適当に交渉
4.今回の事件の解決(主催者の打倒)
5.クロスミラージュを調べたい。
6.つかさが自分にとって敵か知りたい。洩矢諏訪子の帽子が気になる。
7.閣下と早く合流する。
8.しかし閣下といい萃香といい、一体何を言いたいのかしら?

※クロミラの事を変態だと認識しました。
※船橋前の通路には霊夢の張った結界があります。
 物理的な効果はありませんが、船内でのみ、霊夢はそこを何かが通ったことを知ることができます。
※霊夢はカイバーマンたちと情報交換をしました。霊夢は大方把握しています。
※Niceboat.後方甲板にはまだ何かがあるみたいです。
※萃香側の情報を大まかに把握しました。

【海馬瀬人@遊☆戯☆王デュエルモンスターズ】
[状態]:断固たる対主催の決意、ゴッドカイバーマン、全身に重度の打撲(治療済み)、腹部に傷(治療済み)
[装備]:ゴッドクラッシュ@ゴッドマン、正義の味方カイバーマンのコスプレ@遊戯王DM、盗賊の棺桶@勇者の代わりにバラモス倒し(ry、
DMカード@遊戯王DM(青眼の白龍・マジックシリンダー(使用可)、六芒星の呪縛・攻撃誘導アーマー(現在使用不可)、ロールバスター@ロックマンシリーズ(損傷有)、 メタルブレードのチップ
[道具]:
支給品一式×4(水1食料2消費)、十得ナイフ@現実、毒針@ドラゴンクエストシリーズ、ナイフとフォーク×2
包丁、首輪の機械部品、包帯、ことのは(妖精の剣)@ヤンデレブラック、オクタン@ポケットモンスター
MASTER ARTIST01~10@THE IDOLM@STER、壊れたオセロ@現実、ノートパソコン(バッテリーほぼ満タン)@現実
RPG-7(残弾4)@GTASA富竹のカメラ@ひぐらしのなく頃に、AK74(17/30)@現実、スタンガン@ひぐらしのなく頃に ピッキング用針金、
フィルム、ジェバンニ@デスノート?、ピーピーマックス*2@ポケットモンスター、Fooさんの笛@ニコニコ動画(γ)、
宝石みたいな物@呪いの館、光の護封剣@遊☆戯☆王デュエルモンスターズ(使用可)
ウィンチェスター M1895/Winchester M1895 (狙撃銃、残弾1)@現実、クレイモア地雷@おじいちゃんの地球防衛軍(残り3)、
無限刃@るろうに剣心(フタエノキワミ アッー!)、 きしめん@Nursery Rhyme、
たいやき(残りHP50%)@ポケモン金コイキングだけでクリアに挑戦、SIG P210(残弾1)@MADLAX鬼狩柳桜@ひぐらしのなく頃に、
10円玉@現実?、札束(1円札百枚)、琴姫の髪、iPod@現実(【残り16時間】)
[思考・状況]
1:ハッキングでシステムを爆破させる
2:自分と同じ境遇、そうなりそうな人を救いたい(ただし仲間の安全が優先)
3:キョンの妹が持つ二枚の青眼の白龍のカードが欲しい。
4:殺しあいには絶対に乗らない
5:なるべく早く閣下と合流する。

※ブルーアイズが使えないのは、自分が主として認められていないためだと思っています
※ノートパソコンの動力源はウルトラスーパー電池です。 今のところ暴走はしていません。

【竜宮レナ@ひぐらしのなく頃に】
[状態]:悲しみ、健康、Nice boat.探索中
[装備]:リアルメガバスター(240/300)@デッドライジング、サイレンサー付き拳銃(1/6)@サイレンサーを付けた時とry
、鉈@ひぐらしのなく頃に
[道具]:支給品一式*9(食料一食分・水一食分消費)、日本酒(残り半分)テニスボール*2、オミトロン@現実?
モモンの実@ポケットモンスター、鉄パイプ、本『弾幕講座』、アイテム2号のチップ@ロックマン2暗視ゴーグル@現実、
デジヴァイス@デジモンアドベンチャー、初音ミク@現実、オボンの実*3@ポケットモンスター、
ポケモンフーズニ日分(四食分消費)@ポケットモンスター、ほんやくコンニャク(1/4)(半分で八時間)@ドラえもん、
テレパしい@ドラえもん(残り3粒)、五寸釘@現実、モモンの実*4@ポケットモンスター、 オボンの実@ポケットモンスター
、フタエノ極意書@ニコニコRPG、雛見沢症候群治療セット1日分(C-120、注射器、注射針)@ひぐらしのなく頃に
桃太郎印のきびだんご(24/25)、 ウルトラスーパー電池(残り30%)@ドラえもん、くうき砲@ドラえもん、
ゼットソーハードインパルス@現実、クラモンD、ハイポーション×2、北米版パッチ、不明支給品0~1
[思考・状況]
1.少数派による運命の打開
2.船橋に向かう、クラモンは一応信用するが警戒は怠らない。
3.博之、妹に関してはKASに一任……大丈夫かな?
4.圭一、ティアナの思いを継いで、対主催思考の仲間を探す。
5.ハルヒはしばらく泳がしておき、計略を為ったと見せかけておく。
6.できるだけ早く閣下ちゃんと合流する。
7.罪滅しをする。
8.魅ぃちゃん……。
※八意永琳が何か知っているのだと思っています。
※時期は大体罪滅し編後半、学校占領直前です。
※雛見沢症候群は完治しました。
※身体能力が向上しています。それによってレナパンが使えるようになりました。
※158話で感じた違和感の正体が、ハルヒに自分達の情報を教えたと推理しました。
 また、ハルヒ達の計画を大まかながら把握しています。
※橋が少し損傷しています。またその付近に爆発跡があります。
※D-2の草原にこなたとピッピ(コロネ)の墓とTASの墓があります。
※船内地図を把握しています。
※Niceboat. 右舷甲板にキバの死体があります。



sm200:変態という名の幼女 時系列順 sm203:俺らboatさ行くぶるぁ
sm200:変態という名の幼女 投下順 sm202:ニコニコ流星群は大変なオペレータールームでトルネードスピィィンをうおっすまんごゆっくりぃ!!
sm193:コンペイトウ・アタック 博麗霊夢 sm203:俺らboatさ行くぶるぁ
sm193:コンペイトウ・アタック 海馬瀬人 sm203:俺らboatさ行くぶるぁ
sm193:コンペイトウ・アタック 竜宮レナ sm203:俺らboatさ行くぶるぁ
sm193:コンペイトウ・アタック クラモンD sm203:俺らboatさ行くぶるぁ



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