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第六回定時放送 ◆jU59Fli6bM




ピ、
ピ、
ピ、
ポーン。

『午後0時をお知らせします』

天には真上に昇った太陽、地には見るからに殺風景となった遊技場。
混沌とした会場が2度目の昼を迎えたころ、いつも通りのチャイムが鳴り響く。

『キャハ、キャーハハハハハハハハハッ!!』

しかし映し出されたのは以前の放送と同じ姿。それに加え何事もなかったかのようにいつものノリである。

『キャハッ!参加者のみんな、こんにちはー!都合によりまたボクの放送なのサ!
これで放送は6回目、もしかしたらこれが最後の放送になったりするかもね!
いや~、でもハッキングとか色々あって首輪が全部消えたのにはボクもびっくりだったね。
自力で外した人たちもよく頑張ったねぇ~!結局意味なかったけど。キャハ!

じゃあそんなこんなで禁止エリアはもう廃止になったから、死亡者の発表にいくのサ!
ラストスパートな今回の死亡者は―――

キョンの妹
伊吹萃香
阿部高和
天海春香

――以上、4名!
ずっとひきこもってる人たちもそろそろ動いた方がいいと思うよ~?とっても見苦しいのサ!


さって、残り16人というわけで、ここからのニコロワは一味違くなるのサ!
ボクらの本拠地も姿を現したことだし、君ら2つの勢力と直接対決することにしたのでよろしくなのサ。
だから正確には残り20人!ぼくら4人と全員会えたらラッキー!なんてね。
でもいきなり城に乗り込む、なんてのは止めてよね。最後までやってからじゃないとつまんないよ?

では、今までで一番面白い状況となったことだし、君たちにはより一層頑張って欲しいのサ!
そうだ、忘れてた。ピエモン君がいない理由だけど、実は既に怒り心頭でそっちに向かってたりするんだよね~。
出会った参加者は南無南無~、ってなるかもね!キャハハ!!
おっと、ボクも忙しくなってきたし、今回はここまで!
みんな、最後まで楽しんで殺しあっていってね~!』




「ただいま~なのサ!……って誰もいない……」

前の放送とは打って変わって殺伐とした司令室にマルクが戻ってくる。
ピエモンもいなければパシりのゆとりまで出払ってしまって今のこの部屋はもぬけの殻だった。
慌しく右往左往するするデジモンの足音だけが鳴り響く。

「う~ん、流星群のせいでつまらないのサ~。これは、『そして誰もいなくなるか?』なんてね。
でもボクはラスボスだからアンノウンでも困るのサー。」

椅子に座って監視モニターを眺めながら、ブツブツと独り言を言ってみる。

「というか、遊戯の勧誘も報告無いし、ほんとゆとり使えないなあ……。いつの間にか2人増えてるじゃん」

適当に騒いで見るが、やはり独り言は独り言。
しばらくするとやはり寂しくなり、退屈そうにジュースのストローをブクブクし始めた。
ピエモンの捨て台詞通りならしばらく参加者を殺してからではないと戻ってこないだろう。
ジアースではなく痛車を追跡する羽目になったのにはマルクも首を傾げたが。
部下達も流星群の多大な被害による修復作業でほとんど総出だ。役に立たないゆとりの手も借りる状況なのだから最悪と言っていい。
そう考えてマルクが向かった先は。


「やぁビッグマメモン君、おはようなのサ!コイヅカ君いる~?」
「あ、マルクた…いえマルク様、こんにちはです!それが、さっきここに来たゆとりを連れて出て行ったきりで……」

いつの間にかマルクの壁紙になっているデスクトップを隠しながら答えるロリコン室長。
幼女マルクが唯一の癒しになっているオペレータールームに、これの削除を求めるのは酷だろう。
マルクは『俺の嫁』と書いてある痛い壁紙をスルーしながら言葉を継いだ。

「何だよう。部屋にいないからさっきから探してるのに。コイヅカ君まで怒っちゃったのサ?どこに行ったかわかる?」
「いえ、それが……」
「そっかぁ……。でもまぁいいか、コイヅカ君の腕は確かだし、何か考えがあってのことに決まってるのサ!」
「あ、マルク様。一つ聞きたいことが!この城のステルスシステム解除されてしまいましたが、参加者がすぐ崩しにくるとかあったりするのですか?それがさっきから心配で……!」
「そうそう、今の神(笑)やデーモンが来たらひとたまりも無さそうじゃないですか!」

半ば涙目で訴えるビッグマメモン。
しばらくマルクに見とれていた他のデジモンも、それを聞いて堰を切ったように喋りだす。
ここにも神軍団の噂は届いていたらしい。どうやら休憩中のゆとりが言いふらしに来たようで、
忙しい時期なのに恐怖に怯えながらの復旧作業をするはめになっていたらしい。なんとも迷惑な話だ。

「あ~それは話してなかったっけ。別に今は心配いらないから安心するのサ!
会場全体の結界があるでしょ?ボクらの城はその制限外だから平気平気。
まだその制限下にあるあいつらの攻撃じゃあ城は落とせないし、結界を張ってある場所も分かるはずないし、
何よりこの城も、浮かせるのとついでに周りに結界を張ってるから進入できないのサ!
その代わり出るときは単身では出れないけどねー」

それを聞いてデジモン達は一斉にに安堵のため息を出す。

「あぁ…それなら安心しました。じゃあ絶対無事なんですね!」
「会場のあそこももう塞がれてるし、あの結界気付く人はいないですよねー」
「まあね、今は――ボクらの敷いた”レールの上”を来ない限りは……無理ってことサ」

不意にマルクが悪戯っぽい、悪巧みを考えている子供のように笑う。文字通りね、と付け加えて。
その影が差したような笑みの意味に気付くものはいなかった。

「いくらあいつらでも会場では制限付きですもんね!流石マルク様!」
「えへん、そーゆうこと!」
「あれ?でもそうしたら会場に行ったっていうピエモン様は制限下に?」
「あ……そういうことだね」

「…………」


……まぁいいか、Bだし。


マルクを除くこの場の全員の気持ちがこのように一致したと、当のピエモン本人は思うだろうか。

「じゃあみんな色々頑張ってることだし、ボクももったいぶってないでそろそろラスボスの準備を始めることにしよーっと!またねー!」

そんなことを知るよしもないマルクは、元気良く部屋を飛び出していくのだった。


【クッパ城オペレータールーム/二日目・昼】
【マルク@星のカービィ】
[状態]:悪魔の道化、wktk
[装備]:萌えもんアカギパッチ@萌えっ娘もんすたぁ
[道具]:超進化プラグインS*4@デジタルモンスター
[思考・状況]
基本:自分の楽しみのため、オールスター入りを果たすため、なんとしてもバトロワを完遂させる。
1:三国志状態を楽しみつつ、ラスボスとして準備を始める。
2:面白ければすべてよし。参加者が城まで来るようなら喜んでラスボスを演じてあげる。ラスボスを他の奴に譲るつもりはない。
3.遊戯を言葉巧みに騙し、仲間に引き入れる。遊戯が死んでいたら仕方ないけど……
3:ピエモンどうして怒ってるのかなぁ……
4:なんでコイヅカ君までいないのサ?ま、いっか。


【備考】
iPODやXBOX等のデータ領域に「萌え画像集.zip」という偽装ファイルが入っています。
 ジアースと戦わないといけない局面になるとそこからなんらかの巨大ロボが出てくるはずです。
クッパ城の内部は改造されているようです。全自動鬼畜ステージくらいはあるかもしれません。
その核は城を空中に浮かせると共に周りに結界を張っているようです。



sm205:『まだステルス対主催のターン!/ステルス主催ターンエンド!』(後編) 時系列順 sm207:私は人間じゃないから(前編)
sm205:『まだステルス対主催のターン!/ステルス主催ターンエンド!』(後編) 投下順 sm207:私は人間じゃないから(前編)
sm204:本物の神様 マルク sm213:最終決戦?全てを終わらせる!



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