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ふたりひとり ◆qwglOGQwIk




すべてが終わって、そこには三人の人間以外に動くものはいなかった。音も無かった。
レナも日吉も、そして気絶して動かない霊夢も何一つ喋らなかった。
ただ、その場に座り込み、惚けていた。
ひとしきり泣いた。それきり何もする気が無くなっていた。
いや、もう動く気力も体力もそもそも残っていなかった。
日吉は無我の境地の使いすぎ、死んだと思ったが生きていた霊夢もボロボロだったし、果敢に戦ったレナも目立った傷は無くとも、生死を賭けた戦いの中で疲労しきっていた。
最後に残った三人は、移り変わる空を眺め、途方に暮れることしか出来なかった。
いつまで続くかと思われた沈黙は、紅く染まる夕焼けに現れた影とともに、唐突に終了の言葉が告げられた。

あのマルクの姿が、現れたのだ。
むくりと気だるそうに日吉が体を起こし、レナもそれに呼応してメモ用紙をディパックから取り出す。

双海亜美の名が告げられた時、日吉の体が、その表情が凍りついた。
その様子がいたたまれないのか、レナは顔を伏せてメモに集中した。

「くそおおおおおおおおおッッッッッッッッ!!!!!」

放送が終わるとともに、日吉は地面を強く叩きつけた。
既にボロボロで動く気力すら無かったはずの日吉は、怒りに身をまかせてただ暴れていた。
そうでもしないと、体より先に日吉の心が壊れてしまいそうだったから。

「たった一人の弟子も守れなかったこの俺の、何がッ、何が下克上だッッッ!!!」
「日吉君、気持ちは分かるけど落ち着いて……」

「畜生おおおおおッッッ!!!!!」
日吉は咆哮する。どれだけ無駄な、危険な行動であると分かっていても叫ばずには居られなかった。
レナはそれを宥めるが、レナ自身も酷く動揺していて、その弱弱しい言葉は日吉の咆哮の前に掻き消されていた。

日吉は小さくて生意気な弟子、チビ助の双海亜美を思う。もっと強くなりたいと願い、ボブ術を教えた愛弟子のことを。
自分自身もボブ術は極めたわけではないが、それでもボブ術の技術にはかなり自信を持っている。
今でもテニスと優劣をつけられないぐらい大切なものであり、大切で役に立つ武術だ。
そんな自分の姿を追い、必死に強くなろうと願い続けたチビ助の姿には、どこか安らぎを覚えた。
その愛弟子は、自分の知らないどこかで死んだ。
もう、自分の前に二度と現れないし、笑わないし、文句も垂れない。
悔しかった。叫ばずにはいられなかった。それで気が済まないと分かっていても叫ばずにはいられなかった。
下克上を胸に今まで戦ってきた自分の姿は何だ?誰一人守れなかったじゃないか?
やよいの奴も、亜美の奴も、結局救えなかった。
YOKODUNAにも、TASにも、結局勝てなかった。
そんな自分に、どうして下克上が出来るのか?
その問いに答えてくれるものは何処にもいなかった。でも答えをくれる誰かを求めて叫びたかった。

永劫の問に対して、ふいに答えが返ってきた。
「何が下克上って、下克上は下克上でしょ」

日吉が後ろを振り向くと、そこには欠伸を上げて体を起こす霊夢の姿があった。
その霊夢に、日吉は何かを期待するかのように言葉を重ねる。
「下克上は、下克上……?」
「だって日吉は今下克上をしてるんでしょ? だったらそれが下克上なんでしょ?」
「…………」
「そんな深く考えなくても、別にいいじゃないの」
「…………誰も救えない俺に、下克上が……?」
「今してるんだから、救える救えないは関係ないでしょ。やるか、やらないかだけなんじゃないの?」
「…………」
「……おはよう、霊夢ちゃん」
「あらレナ、今は空具合から見てこんばんはだと思うけどね」

日吉と霊夢の問答に、レナが口を挟んで一旦ストップをかける。
霊夢の様子は激戦が終わった後だというのに暢気に受け答えをしていた。
レナは膝をつく日吉の様子を一目見た後、霊夢に放送のことを伝えた。
チューモンという名前にピクリと反応し、アリスの名前が出て溜息を一つ付いた。

「そう、アリスが死んだのね……」
「うん……」
レナがジアースの残骸の中にある血溜りを指し示す。
その赤い血溜りの中に輝く金髪が、アリスの姿が彩りを添えていた。
紅いゆりかごの中で、安らかに眠っていた。

「それで、アリスは埋めてあげなくていいの?」
「……本人たっての希望だから。彦麿さんと一緒に居たいって…………」
「そう、ならいいわ」
霊夢はそれきりアリスへの興味を無くしたかのように、少しだけ悲しそうで、暢気な表情に戻った。
霊夢は日吉のほうを見て、はあと溜息をついてレナのほうへ振り向きなおす。

「それで、これからのことなんだけど……」
「その前に、ちょっと聞きたい事があるんだけど、いいかな?かな?」
「別にいいわよ」
「その、霊夢ちゃんはどうやってあのロボットの攻撃から生き延びたのか、……少し気になって」
『その点は私も気になってました。霊夢、あの時はどうやってシールドも展開せずに耐え切ったのですか』
先ほどから空気を読んで黙っていたレイジングハートも、これに関しては一言言いたい様子なのか、口を挟みだす。

「ん~……、よく覚えてないけど食らいボム?」
「食らい……」『bomb……?』
食らいボムとはなんなのかよく分からないレナとレイジングハートは、疑問符を浮かべて次の言葉を待つ。
「きっとあの攻撃を食らったときにうまいこと食らいボムが発動して、何とかなったんだと思ってるんだけど」
『私は、その食らいボムがなんなのかよく分からないのですが……』
「あら、説明してなかったっけ。食らいボムって言うのはちょうど被弾したと思った時に決死結界が発動するから、丁度その瞬間に……」
「……つまり、よく分からないけどその食らいボムっていう何かが起きて身を守れたってことかな?かな?」
「まあ、そういうことね」

レイジングハートは結局納得していないといった様子で、霊夢に再び質問の続きを問う。
それでもレイジングハートは納得できないのか、さらに質問を続ける。
そのうち霊夢はレイジングハートの禅問答に答えるのに飽きたのか、とにかく食らいボムったら食らいボムだったの!と言い切る。
その様子を察したレナが、霊夢に再び声をかける。
「それで、これからのことを話し合いたいんだけど……」
「そうね、まずはそれを話さないとね」
「でも、その前に日吉君を呼んでくるね」

レナはうつむく日吉の元へと向かう。見下ろす日吉に向かって、言葉を紡ぐ。
「日吉君、聞いて」
「…………」

「私達少数派は追い詰められてる。
 亜美ちゃんも、海馬さんも、博之さんも、アリスちゃんも、彦麿さんも、カービィちゃんも死んだ。
 もう後私達三人とKASさんとつかさちゃん、遊戯君のたった六人しか残っていない。
 日吉君、あなたは数少ない少数派の一人で、私なんかよりずっとずっと強い。
 それなのに下克上が出来ないなんて言うけど、あなたが死ぬ気で物にした無我の境地ってこんなものじゃないんでしょッ!!!
 なのに、こんな所で崩れてる場合じゃないでしょッ!!!」

「…………当たり前だッ!!!」
その言葉を受けて、日吉はすくりと立ち上がる。

「この俺はのし上がって、のし上がってここまで来たんだ。負けてたまるかってんだよおおおおぉぉぉ!!!!!
 あのチビ助の仇は、俺が絶対取ってやるからなああああぁぁぁぁぁぁッッッ!!!」
「私も、絶対にあいつらなんかに負けない。絶対に負けてやるもんかッ!」

日吉の言葉に、レナも誓いを返す。
そうやって叫んで、泣いて、誓った。もう二度と負けたり、挫けたりなんかしない、仲間を失わないと。
その様子を眺めていた霊夢もぐっと力を込め、それから二人の元へ向かった。

「それじゃ、日吉も元通りになったところで今後のことを話しましょうか」
「そうだね、それじゃ……」
「おっと、その前に一つ言いたいことがある」
霊夢とレナが話を始めようとしたところで、日吉手を前に突き出し、二人に向かって宣言をする。

「俺の、無我の境地はこんな所で終わったりするもんじゃねえ。俺はまだこれでも無我の扉を開いただけだ。
 この先にある無我の三つの奥の扉の果てに辿りつきゃ、絶対こんなもんじゃない凄い力が出せるはずだからな……」
「……日吉君、期待してるよ」
「どうなのかよく分からないけど、まあ頑張ってみたらいいんじゃない」

「それじゃ、さっさと始めましょ」
「そうだね、まずは現状の確認からしようか」
三人にとっての懸念事項は、一緒に戦って生き残ったが、ここにはいないつかさと遊戯のことだった。
つかさに関しては、彦麿が何か策を吹き込んでどこかに向かわせたという話を日吉がした。
遊戯に関しては博之と一緒にジアースの右腕で吹き飛ばされて、その後は行方知れず。
あれから時間がかなり経過しているから無事である可能性が高いとはいえ、瀕死かもしれないので探してやらなければいけないだろう。
残りはKASだが、KASに関しては博之か誰かが無事だというような話をしていたとだけしか分からず、その行方は知れない。
優先順位としては容態の知れない遊戯、非力なつかさ、手がかりも無く行方知れずのKASの順番で探すべきだろうという結論に達した。

そして次にやることは、支給品の回収であった。
彦麿のディパックは彦麿自身と一緒に潰され、ぐちゃぐちゃに潰された残骸のようなものが幾つか散らばっているだけで、利用は不可能であった。
その途中でアリスの使役していた朝倉人形を発見したのだが、その体はズタズタに切り裂かれて赤く染まり、肉片が顔を覗かせる等見るに耐えない状態であった。
朝倉人形そのものに流れるアリスの魔力が完全に途切れた以上、もう二度と朝倉人形を再起動することはできないであろう。
その手の内にあったレヴァンテインも、激戦の果てに刃と柄で二つ別れになってしまい、パンツ……パンツという言葉を漏らすだけだった。

朝倉人形とレヴァンテインは役に立ちそうに無く、埋葬されることになった。
そこらじゅうに出来た穴から適当なのを一つ見繕い、そこに土をかけた簡易墓地を作った。
既に死んでから長く時間が経過していたとはいえ、二度目にして永遠の死を受けた少女とその手にあった思慮する騎士剣に祈りを捧げ、レナ達三人はその場を去った。
Nice boat.の残骸から何か役立ちそうなものはないかと探したが、かろうじて無事に残っていたメインコンピューター以外に使えそうなものは何一つ残っていなかった。
残るはコイヅカとジアースの残骸だった。
コイヅカの遺体からは主催打倒に連なる何か得られるかと期待したが、結局得るものは何も無かった。
酷く壊れてしまったジアースについても同様であった。
ばらばらになったジアースのジャンクから幾つか使い物になりそうな部品を回収したものの、どうやって使用するかはまったく分かりそうになかった。


「チッ、役に立ちそうなものは無かったか……」
ジアースの機械部品を一通りディパックに詰め終った日吉が舌打ちする。
そこへジアースの影からひょっこりと霊夢が顔を出す。
「まぁ、この部品は何かに使えそうだからいいじゃないの」
『霊夢の言うとおりです、もしかしたらいつか何かの役に立つ可能性はあります』
「まぁ、そうだけどよ……」

日吉はバツが悪そうに頭をくしゃくしゃと弄る。
「そうだね、やっぱりこれから役に立ちそうなものが無いのは、痛いかな……」
後処理を終えたレナがそこで一言を付け加え、更に言葉を続ける。
「あのマルクとか言う道化女だけじゃねえ、アイスデビモンとかいう奴やピエモンもまだ控えてるんだろ。
 それなのにこのザマか。……はっ、つくづく情けねえや」

日吉の言うとおりであった。主催者の一人コイヅカと切り札の一つは撃破したとはいえ、まだこの殺し合いは終わっていない。
それどころか最初に自分達をホールに集めたあの二人の道化師は無傷で健在しているのだ。
それだけでなく、海馬を殺し、霊夢やレナを追い詰めたアイスデビモン等のデジモン軍団も控えているのだ。
あの巨大ロボットを撃破するだけで自分達はボロボロ、そんな状態で戦いを挑んだところで勝算は限りなく薄い。

だからこそジアースの残骸や残った支給品から逆転の秘策でも無いのかと淡い期待を抱いて探索したものの、結果は徒労に終わっただけであった。
生き残りの六人全員がうまく再開できたとして、それでも倒さなければいけない敵は数多く、そして強い。
レナが霊夢の生き残りについて聞いたのや、日吉に発破をかけたのもそういった理由からであった。
日吉も霊夢もレナよりははるかに強い。そして二人ともまだまだ強くなる可能性がある。
今よりも強く、強くでなければ運命の打開は出来ない。だからこそどんな細い糸でもいいから希望を探す必要があった。

「それで、これから話すのは倒さなきゃいけない敵のこと
 日吉君が言ってくれたけど、私達少数派には敵が多すぎる。その強さもどれぐらいか分からない。
 少数派同士で団結して戦うのは当然だけど、私はそれだけじゃ勝てないと思う」
「うーん、でもそうならどうすればいいのかしら……」

レナが倒すべき多数派のことについて話を始める。
なんと言ってもこれが最も重要な点なのだ。ここで勝てなければ全てが終わってしまう。
その無理難題に対しては霊夢は頭を抱えるに過ぎず、より具体的な案などは出そうに無かった。

「私はね、まだ殺し合いに乗っている多数派と、……協力できないか交渉してみようと思っているの」
「協力ねぇ、それで当てはありそうなの?」
「一応、無いことはないと思うの、これを見ながら説明するね」

レナは名簿を開くと、日吉と霊夢にそれを見せる。
レナがそこで少数派の六人を除外した残り二人、古泉一樹と八意永琳に指を当てる。

「永琳という人は、霊夢ちゃんの知り合いらしいね?」
「まあそうだけど、そんなに親しいわけじゃないわよ?
 それに何か知らないけどこのきな臭い殺し合いに積極的だって言うじゃない。説得って言っても多分無理よ」
「実はそうでもないの。永琳はゲームに乗っているようだけど、私が話した時には人を殺したくて殺してるようには見えなかった。
 それに最初は私に協力を打診したぐらいだし、あの人は何か信念があって動いているんだろうと思う。
 それはきっと優勝で願いを叶えてくれるという事に関係があるんだと思う」

レナが永琳説得の根拠について語る。そこに日吉が一言口を出す。

「そんなあやふやな理由で説得なんてできるのか? この状態で戦闘になんてなったら逆に困るだろうが」
「うん、でももし私の推測どおり永琳が優勝の願いを目的にしているなら、それはもう既に破綻しているはずなの」

レナは首筋を撫で既に首輪が無いことを示す。
それはつまり、既にこの殺し合いが破綻していることの証明でもあった。
この状態で永琳は何を思うだろうか? 何処で何をしていようと、生きているならばニコニコ動画流星群の効果で首輪が解除されたことに気がつくはずである。
そこで頭の回る永琳は気が付く。優勝を狙って人を殺すことに何の意味も無いことを。

「つまり、優勝なんてもう出来ないんだから協力しろって言うわけか」
「そういうことだね」
「古泉って人は妹ちゃんからの又聞きだからよく分からないけど、最悪あの道化師たちと協力や契約をしていないなら同じ様に説得できる……はず」
「……ハッ、そんなのがうまく行くとは思えねえな」
「…………でも、そうでもしないと私達は勝てない」
「…………」
レナと日吉が同時に無言となる。
日吉の言うことも最もであった。今まで説得に応じなかった人物が今更素直に説得に応じるとは思えず、逆にやけっぱちになって襲ってくる可能性もゼロではない。
それ所か、かなりの確率でそうなると考えられた。
しかしレナが言うように、このままの戦力ではこれから控える戦いに勝てる戦力ではないことも分かっていた。
どちらの言い分も最もだからこそ、反論も出なかった。

「でもレナはそれが最善だと思ってるんでしょ、ならそれでいいじゃない。
 日吉もレナも、もう少し仲間のことを頼ってもいいんじゃない?」
沈黙に対して、霊夢が口を挟む。
結局霊夢がいいたいことはこうなのだ。どちらも正しいことを言っているんだからそれでいいじゃないかと。
霊夢たち少数派は言うほど弱くないし、レナの提案だってうまく行けばなんとかなると信じているのだ。
「うん、そうだね」
「当たり前だ」

三人は手を合わせ、それを赤く染まった黄昏に向かって伸ばす。
「俺達は」「私達は」「私は」



「「「絶対負けたりなんかしないッ!!!」」」


手を下ろすと共に三人は足を伸ばし、仲間を探すべく焼け野原を後に歩き出した。

しかし彼らは気が付いていない。死んだはずの仲間が生きていることも。
そして、それよりも強力な敵も残っていることを。

■   ■    ■


レイジングハートは未だに悩んでいた。
シールドも防御魔法も既に全て破られ、霊夢を守る盾は何一つ存在しなかった。
それなのに、どう考えても霊夢が助かったあの状況はおかしい。
霊夢の言う食らいボムという力だとして、その正体はつかめなかった。
数多くの平行世界と魔法体系を知るレイジングハートでも分からなかった。
完全に未知の力が、霊夢を助けたのだ。
それが何なのか、まったく得体が知れない。その力の大きさすら掴めない。
霊夢の底知れない力に、彼女はその思考をただ傾け続けていた。


霊夢が助かったのは食らいボムなどでは無かった。
本人も預かり知らぬところで、霊夢の秘められた力が発動したのだ。
ジアースの右腕で霊夢が消し飛んだと誰もが思ったその瞬間、霊夢のラストワードがいつの間にか発動されたのだ。
そのラストワードの名は「夢想転生」、全てのものから宙に浮き、完全に無敵になる霊夢究極のスペルカード。

空を飛ぶ能力とはすなわち、すべての重力から開放されること。
宙を舞い、全ての圧力から開放された霊夢にとって、世界創造や破壊のような想像を絶する力でさえ、完全に無力と化すのだ。
もちろんその力は彼女を縛り付ける制限とて例外ではないはずだった。

本来霊夢の力を行使されれば制限で縛り付けることさえ出来ないはずだったのだが、霊夢自身がスペルカードのノリで制限をついでに受け入れてしまったために、縛り付けられてしまったに過ぎない。
つまり、自分で制限を受け入れたとも解釈できる。
その制限も現在は結界で軽く縛られている程度であり、霊夢は今限りなく宙に浮いている状態へと近づいていた。

にも関わらず、実際にはまた地へと向かい始めていた。
ジアースと戦っていた時にはもう宙に浮いていて、スペルカードルールを採用していないにも関わらず霊夢は重傷を負った。
ジアースの攻撃に対しても後一歩夢想転生の発動が遅ければ間違いなくこの世には存在していなかっただろう。
空飛ぶ素敵な巫女は、自らが受け入れた制限によって絆、人の思いを知った。
何からも中立を保っていたはずの巫女は、新しく手に入れた仲間との絆に縛られることで宙から少しずつ地へと近づいている。
そうして仲間の絆を知れば知るほど、彼女も殆ど全ての人間と同じく、力に縛られるようになる。


【E‐2 焼け野原/二日目・夜】
【日吉若@ミュージカル・テニスの王子様】
[状態]:全身に大量の打撲と切り傷、疲労大、悲しみ
    肋骨損傷・左の腕と肩にごっすんくぎ(共に治療済み)
[装備]:霊夢
[道具]:支給品一式*7(食料一日分、水二本消費)、ネギ@ロイツマ、長門の首輪、コイン*2@スーパーマリオワールド 孔明ブロック(大)@スーパーマリオワールド、
サテライト30@真赤な誓い、ピーピーマックス
ことのはの鋸、プラスパワー*5@ポケットモンスター、炎道イフリナのフィギュア@ふぃぎゅ@メイト、首輪の残骸、上海人形、カワサキのフライパン@星のカービィ、テニスボール、ジアースの機械、電気部品
[思考・状況]
1.遊戯、つかさ、KASを探す
2.レナ、霊夢と行動する
3.天衣無縫の極みを会得し、主催に下克上する。
4.下克上の障害は駆除する。

※無我の境地をマスターしました。KIも操れるようになりました。


【竜宮レナ@ひぐらしのなく頃に】
[状態]:悲しみ、やや疲労
[装備]:リアルメガバスター(145/300)@デッドライジング、メタルブレードのチップ、サイレンサー付き拳銃(1/6)@サイレンサーを付けた時とry 、鉈@ひぐらしのなく頃に
[道具]:支給品一式*13(食料3・水2消費)、日本酒(残り半分)テニスボール*2、オミトロン@現実?、モモンの実*5@ポケットモンスター、鉄パイプ、本『弾幕講座』、アイテム2号のチップ@ロックマン2、
暗視ゴーグル@現実、デジヴァイス@デジモンアドベンチャー、初音ミク@現実、オボンの実*4@ポケットモンスター、ポケモンフーズニ日分(四食分消費)@ポケットモンスター、
ほんやくコンニャク(1/4)(半分で八時間)@ドラえもん、テレパしい@ドラえもん(残り2粒)、五寸釘@現実、フタエノ極意書@ニコニコRPG、雛見沢症候群治療セット1日分(C-120、注射器、注射針)@ひぐらしのなく頃に、
桃太郎印のきびだんご(24/25)、ウルトラスーパー電池(残り30%)@ドラえもん、ゼットソーハードインパルス@現実、ハイポーション×2、北米版パッチ、
DMカード@遊戯王DM(マジックシリンダー・攻撃誘導アーマー(使用可)・光の護封剣(次の日中まで使用不可))、飛行石のペンダント@天空の城ラピュタ、十得ナイフ@現実、
毒針@ドラゴンクエストシリーズ、ナイフとフォーク×2、包丁、首輪の機械部品、包帯、オクタン(HP1)@ポケットモンスター、MASTER ARTIST01~10@THE IDOLM@STER、
壊れたオセロ@現実、ノートパソコン(バッテリーほぼ満タン)@現実、RPG-7(残弾0)@GTASA、富竹のカメラ@ひぐらしのなく頃に、スタンガン@ひぐらしのなく頃に、ピッキング用針金、
盗賊の棺桶@勇者の代わりにバラモス倒し(ry、フィルム、ピーピーマックス*2@ポケットモンスター、Fooさんの笛@ニコニコ動画(γ)、 宝石みたいな物@呪いの館、
ウィンチェスター M1895/Winchester M1895(狙撃銃、残弾1)@現実、無限刃@るろうに剣心(フタエノキワミ アッー!)、 きしめん@Nursery Rhyme、
たいやき(残りHP50%)@ポケモン金コイキングだけでクリアに挑戦、SIG P210(残弾1)@MADLAX、鬼狩柳桜@ひぐらしのなく頃に、 10円玉@現実?、札束(1円札百枚)、琴姫の髪、iPod@現実(【残り16時間】) 、クラモンD
[思考・状況]
1.少数派による運命の打開、まずは仲間と合流。
2.霊夢、日吉と一緒に行動
3.クラちゃんは一応信用しておく。
4.古泉一樹、八意永琳をできることなら仲間にしたい。
5.圭一、ティアナの思いを継いで、対主催思考の仲間を探す。
6.罪滅しをする。アリスちゃんを助けられなかった分も

※八意永琳が何か知っていると思っています。
※時期は大体罪滅し編後半、学校占領直前です。
※雛見沢症候群は完治しました。
※身体能力が向上しています。それによってレナパンが使えるようになりました。
※158話で感じた違和感の正体が、ハルヒに自分達の情報を教えたと推理しました。
 また、ハルヒ達の計画を大まかながら把握しています。
※Niceboat.船内地図を把握しています。
※ジェバンニ@デスノート?は海馬の死体の横に落ちています。
※オクタンはきあいのはちまきの効果で生き残りました。
※ノートパソコンに海馬の残した何らかのファイル(飛行石関連その他)とメッセージがあります。
 メッセージは打開が成功したら読め、との事です。
※レナはジアースと直接は相対しなかったので、ロボ入りiPodは発動しませんでした
※クラちゃんはディパックの中に収納されました


【博麗霊夢@東方project】
[状態]:チート巫女、バリアジャケットの腋・袖・腹部分破損、全身に軽い怪我、魔力消費大、血霧の巫女、
[装備]:レイジングハート@魔法少女リリカルなのはシリーズ、巫女風バリアジャケット@巫女みこナース、KASの帽子、博麗アミュレット(80/200)、陰陽玉*2@東方project、
[道具]:支給品一式*5(パンは一個だけ・水は一式分)、フリップフラップ@ニコニコキッチン、首輪、ドリル@ミスタードリラー、メモ用紙(10/10)、魔理沙の帽子、
気合の鉢巻き@ポケットモンスター、クマ吉の手錠@ギャグマンガ日和、全自動卵割機@サザエさん、億千万の思い出@現実、
キーボードクラッシャーの音声(の入ったiPod)@キーボードクラッシャー、萃香の角*2、ワルサーカンプピストル@現実(1/1)(26.6mm信号弾残り6発)
[思考・状況]
1.とりあえずレナ、日吉と行動
2.もう私は迷わない!
3.遊戯、つかさ、KASを探す
4.怪しい人には無理のない程度に接触、無害なら適当に交渉
5.今回の事件の解決(主催者の打倒)
6.クロスミラージュを調べたい。
7.洩矢諏訪子の帽子が気になる。


※クロミラの事を変態だと認識しました。
※船橋前の通路には霊夢の張った結界があります。
 物理的な効果はありませんが、船内でのみ、霊夢はそこを何かが通ったことを知ることができます。
※萃香側の情報を大まかに把握しました。
※制限はもう殆どされていませんが、元の力は相変わらず出ません。少し情に熱くなりました。


※ジアースの残骸がE‐2に落ちています。
※ジアースが暴れた事によって、城、塔が完全に崩壊し、町が荒れまくっています。
 各地にレーザーによって出来た巨大なクレーターがあります。
※朝倉涼子の死体と壊れたレヴァンテインはE-2に埋葬されました。
※Nice boat.のメインコンピューターは奇跡的に無事でしたが、残りの装備は軒並消失か破損していて使えそうにありません。
※霊夢、レナ、日吉は情報交換を済ませました。



sm216:第七回定時放送 時系列順 sm218:神様ゲーム
sm216:第七回定時放送 投下順 sm218:神様ゲーム
sm215:THE 最終局面(後) 日吉若 sm226:星神飛行 HALッ☆
sm215:THE 最終局面(後) 竜宮レナ sm226:星神飛行 HALッ☆
sm215:THE 最終局面(後) 博麗霊夢 sm226:星神飛行 HALッ☆



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