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僕らのニコニコを守って! ~新旧外道対決~ ◆jVERyrq1dU




どこかわからないぶよぶよした空間を私は浮遊していた。
例の重しが外れたためだろうか。私はいつの間にか自我を再生する事に成功していた。
あの時とはかなり状況が変わっているようだ。この肉体……彼女の気配が色濃く漂っている。
まさかとは思うが……いや、そのまさかなのだろう。神ならば簡単なのかもしれない。

……この肉体が彼女のモノならば、もしかしたらそちらの方が好都合なのかもしれない。
言うまでもなく、私と彼女の間には信頼なんて毛ほどもなかった。目的のため、互いに互いを利用し合っていた。
ただそれだけの関係。これが彼女の肉体ならば……もしかしたらもしかしたら

「あの力を奪えるかも……乗っ取れるかも……そして再び私の天下が…………」

加速的に膨れ上がる悪意。はたして来るのだろうか……
神の肉体を乗っ取り、再び魔王の天下が────

 ▼ ▼ ▼

主催者達はこの私が死んでいると勘違いしている。
神が死ぬなど常識的に考えてありえないはずなのに、主催者達はそんな事もわからないほど頭が悪いらしい。
この私をこんな下らない戯れに参加させたり、あろう事か首輪まで付けていたなんて……全く持って愚か。

「けひひ……だけど、連中が勘違いしているなら……くひひ……当然利用すべきよねぇ」

現在、私の生存を知る者は、私を除いていないはずだ。不意打ちが出来る。
勿論そんな事をしなくても神の勝利は決まっているのだが、利用できるものは何でも利用すればいい。
そういった小賢しい事は嫌いではない。古泉や永琳から悪知恵を働かせる事の大切さを学んでいる。

くひひ……私に死角はないわ……だって全てを利用するもの……


ハルヒは上空を飛行しながら思索を巡らす。
背中からはデーモンの羽、そして水銀燈の羽、合計四枚の翼が不自然に生えている。
その姿は神には程遠く、どちらかというと悪魔に近い。高速で飛行し、ある場所を目指す。

その場所に、特に用事があるわけではない。用事はないが、出来ればその場所で入手しておきたいがあった。
なかったらなかったで構わない。その程度のもの……。

ハルヒは崩壊した城に降り立つ。ジアースの光線を受け、城は完全に崩壊していた。
瓦礫が四方八方に飛び散り、色々な所で光線の燃え残りが燻っている。
瓦礫を蹴り飛ばしながら目的のものを探す。なんとなく見つかるという確信があった。
何故なら、言うまでもない、ハルヒは神だからだ。

「ふふふ……」
目的のものではないが、面白いものを見つけた。ハルヒは口角を吊り上げ、いやらしく微笑む。
視線の先には、ジアースの光線の衝撃によって、地面に飛びだした閣下の死体があった。
気分よく死体に近寄り、もはや原型の残っていないそれを片手で持ち上げ、にんまりと笑う。

「カカカカ……こんな所にいたのねぇ……後で食べてあげるわ」
ハルヒは死体に唾を吐きかけ、適当な所に投げ捨てる。

「ふん!」
巨大な瓦礫を思い切り蹴り飛ばしながらハルヒは探す。
蹴られた瓦礫は巨大な轟音と共に粉々になり、どこかへ吹っ飛んでいく。

「けひゃひゃ、やっぱりマントは必要よね。カッコいいもの」
ハルヒは泥を落としてあらかた綺麗になったカーテンを背中に回し、纏った。
少し長いようなのでデーモンの爪を出して切り揃える。

────完成だ。

「ヒャハハハハハハハ! 完成よ……これで私はファイアーハルヒ!!!」

マントを棚引かせてカッコいいポーズをとる神(笑)。顎が外れそうな勢いでケタケタ笑う。
実際はファイアーなんて全く関係ない。ただカーテンのデザインが炎を連想させるというだけの事。
ハルヒがわざわざ城に飛んで来たのは、マントの代わりになるカーテンを探すためだった。

長さ調節のために切り取ったカーテンを弄ぶ。ハルヒは相変わらず上機嫌だ。

「くひゃひゃひゃひゃひゃ、さあてこれからどうしようかしらねぇ」

ちょうどいい形の瓦礫が落ちていたので、それに座り、気分よく闇夜に浮かぶクッパ城を眺める。
辺りには誰もいない。神の笑い声のみが辺りに響く。本当に気分がいい。
これから抵抗者どもを喰らい、あの城を落とす事を思い浮かべると、どんどん気分が高揚してくる。

元の世界に戻ったらまず何をしてやろうかしら────

闇夜に浮かぶクッパ城は、まるで栄光の象徴のように見えた。あの城を奪ってやるのも悪くない。
いや、神の居城にしては些か地味か?

「けひひ……いい気分だわ、本当に──もうすぐ、あの生意気な連中どもを皆殺しにすれば、いよいよ全世界が私の物に────」

くひひ……
ハルヒはデイパックからグルメテーブルかけを取り出し、飲んだ事もないお酒を出現させる。
酒の肴として閣下の死体から腕を引き千切り、スルメのようにして齧りつく。

キョン、有希、みくる、古泉、永琳、デーモン、TAS、遊戯、ニート、ロール、ロック、富竹、ワドルドゥ────

光栄に思いなさい。貴方達は私を押し上げた。この私が神の頂へ登るための踏み台として。
くひひ────地獄で誇りに思うがいいわ……っと、みくるはまだ死んでないわね。
ま、いいわ。元の世界に戻ったら、真っ先にみくるを食事にでも────


酔いもあり、なんだか頭がぼんやりとしてきた。とりあえずここでしばらく休むというのも悪くない。
ハルヒはデイパックに手を突っ込み、携帯電話を取り出す。
いつか調べようと思っていたのだが、今までなかなかその機会がなかった。
この携帯、電話をかけたりメールを送ったりは出来ないらしい。
それだけに気になる。マルクとピエモンは何を狙ってこれを支給したのか。休みがてらに調べてみる事にしよう。

「マルピエは何かの狙いがあってこれを支給したはずよ」
だって、携帯なんていかにも怪しいじゃない。確実に何かある。
まずはデータフォルダを調べてみよう。次々にボタンを弾き、中に何が入っているか調べていく。
テキストフォルダに意味が分からない文字列があるだけで、他には何もない。
ちっ、と舌打ちする。思い通りにならない事ほどイライラするものはない。

次に、ウェブに繋がるかどうか試してみる。ハルヒはボタンを叩き、トップページが開かれるのを待った。
パッと画面が切り替わり、どこかの検索サイトが映し出される。
検索するキーワードはもうすでに決めてある。なんとなく気になっていた言葉、あのジジイが言っていた言葉。

ハルヒはニコニコ動画と打ち込み、検索する。
主催者に近い存在であるはずの例のジジイが熱を込めて叫んでいた言葉。
直感だが、絶対に何かある。確実にある。今回の殺し合いに、ニコニコ動画というサイトが大きく絡んでいる。
そんな予感がしていた。

「これね……」
画面が切り替わり、ニコニコ動画モバイルのトップページが開かれる。
ニコニコ動画、そう確か……あのパクリロボットのパイロットが言ってた動画サイト。
なるほど、あのジジイはこいつの事を言っていたのか……ニコニコ動画を病気から救う、ジジイはこう言っていた。
「くひひ……ジジイめ。こんな変なサイト、私が潰してやるわよ」

どうやらニコニコ動画を楽しむにはアカウントを取得しなければならないようだ。
取得出来ているのだろうか……ハルヒはとりあえずログインという項目を叩いてみる。

「けひゃ♪」
…………ログイン出来た。主催者が携帯を支給した理由、それは恐らくニコニコ動画を参加者に見せたかったからだろう。
そうに違いない。トップページからランキングへと移る。ニコ動は病気、ジジイはそう言っていた。
どんな動画がランクインしているのかしら。

ランキングをスクロールしていく。様々な動画が並べられている。
アニメ、音楽、ゲーム……etc 一見、病気のようには見えない。ジジイは勘違いしていたのではないか?
いや、ニコ動の事を気にしすぎていたとか……

「は!?」
ハルヒは眼を疑った。意味が分からない。誰が、誰が神に対してこんな事をしたのだろうか。

何故かハルヒが出演している動画があった。意味が分からない。こんなの撮影した覚えがない。
さらにランキングをスクロールしていく。さらに驚くべきものがあった。

【ガチで無知なハルヒと子作りしてみた】

「ぎ………ぎり………」
思い切り歯を噛みしめ、ハルヒは大いに怒る。その動画のサムネイルは、大切な所だけ赤ちゃんの顔で隠されたハルヒの裸体だった。

「こ……これは神に対する冒涜よ……!」
携帯を握りつぶしたくなるような衝動を必死に抑え、代わりに足元にある閣下の死体をめちゃめちゃに荒らす。
「はぁはぁ……よくもあんた……!!」
ハルヒは俺の嫁、これがうp主のコメだった。

こいつは何か勘違いしてるんじゃないの?私を誰だと思っている……神よ!?

とにかく動画を見てみよう。ハルヒはタイトルを叩く。
次の瞬間、とんでもなく筋肉質な男が二人、パンツの奪い合いをしている映像が映し出された。
画面上に『釣りwwwwww』などというコメが次々に流れていく。しばらく呆然とするハルヒ。
とりあえずその動画に大きな水色文字で『死ね』とコメントしておいた。

「くっだらないサイトねぇほんと」
あまりの下らなさでなんだか怒りが冷めてしまった。こんな下らないサイト、本気で潰してやろうかしら。
それにしてもどうしてマルピエは携帯を支給してまで……
「考えても仕方ないわね……」
次はマイリスト合計ランキングを見ていく事にする。相変わらず神を無断で出演させた動画がいくつもある。

先ほどは怒ってしまったが、よく考えればなかなか嬉しいかもしれない。
神の動画を見ている連中は、その動画を称賛している。神への敬意は全く感じられないのは許せないが……
動画の中には、今足元に転がっている閣下の動画もいくつかあった。他にも見た事がある連中の動画も……

スクロールしていき、ページを切り替え、とりあえず合計マイリストランキングを100位まで見てみた。
自分が出演している動画があっても、もうそれほどイライラしない。むしろ気分が良くなってくる。
しかし、今度はさき程とは全く違う種類の怒りがふつふつと湧いてきた。

「どうして私と関係のない動画がこれだけあるのよ……!」

神に関する動画はせいぜい数個しかない。神に関係のない動画が多すぎる。
何だこれは!ふざけるな!あんた達は大人しく私だけを称賛していればいいのよ!

そんな事を考え始めると、どんどんフラストレーションが溜まり始める。
ハルヒは思った。確かに病気だ。あのジジイの言うとおり、ニコニコ動画は病んでいる!

「………………」
ハルヒは感情を抑え、思考する。
デイパックから名簿を取り出し、なんとなく目についたいさじという参加者の名前を検索欄に打ち込み、検索をかける。
たくさんの動画が検索に引っ掛かった。再生数、マイリスト数、コメント数、全てが凄まじい。
順々に様々な参加者の名前で、検索をかけていく。

「…………」
この殺し合いの全容、おぼろげながら掴めてきた。
しかし、未だにわからないのが、何故主催者達は携帯を支給したのか。

携帯を弄ったのは、何か連中を失意のどん底に叩き落とすために有益な情報がありそうだからだったのだが、
この分ではそんな物無さそうだ。いや、今思えばそんな情報、主催者がわざわざ提供するわけがない。

もしかして、主催者が仕組んだただのお遊び……?

「………………………………」
思考が座礁し、八方ふさがりとなる。思いつく単語で何度か検索をかけてみたが、これといった成果はない。
やはりお遊びなのか? ハルヒは最後に、主催者の名前で検索をかけてみる事にした。

【マルク ピエモン】
検索欄に二人の道化の名前を打ち込み、検索をかける。
ハルヒはこれ以上やっても成果はないだろうと、ほとんど諦めかけていたのだが、その予想は外れる。
実に興味深い動画が一件、検索に引っ掛かった。



【ニ コ ロ ワ 支 援 動 画 【対 主 催 応 援】】
こんばんは、ピエモンPです。マルクPに触発されて人生初の動画制作……!
生き残りと、最近死んだ人を中心に動画作ってみました。完全に対主催贔屓です。鬱エンドを期待してる人、ごめんね



「これは………………?」
ニコロワという単語には聞き覚えがある。第六放送の時、マルクが言っていた。
『さって、残り16人というわけで、ここからのニコロワは一味違くなるのサ!』
そうだ。確かに言っていた。この動画はいったい何だ?

「ニコロワ……ニコニコ動画……ロワ…………殺し合い……」
ぶつぶつと気になるキーワードを呟き、ハルヒは思考する。
動画のサムネイルには見た事がある人物が映っていた。朝倉涼子である。

ハルヒは動画のタイトルを叩いた。画面が切り替わる。
間違いなく核心に迫っている。そんな予感があった。


たちぃあが~れ けだ~かくまぁえ さだぁめをうけ~たぁせんしよぉ~…………


熱い音楽と共に、見知った連中が音楽に合わせて次々に登場する。
30秒くらいになると、突然画面が暗くなり、赤い文字が流れる。
ニコニコ動画バトルロワイアル、なるほど……縮めてニコロワというわけね。

見ているとだんだんイライラしてきた。レナや遊戯は出てくるが、全然私が出てこないじゃない。
曲がサビに入る。KAS、そして今足元に転がっている閣下が登場した。
そしてついに登場した私。ふざけやがって、どうしてこんな悪役っぽく登場させるのよ!

私が登場したすぐ後に、神(笑)というコメントが流れた。
(笑)? 笑ってどういう意味よ。意味分かんない。

「……………………」
動画内でのハルヒの扱いは悪い。最後など、消し飛ばされたくらいだ。
ぎりぎりと歯を噛みしめ、画面を睨みつける。神(笑)というコメントがいくつか流れる。
それと同じく、熱いとか、乙とかいう賞賛のコメが沢山流れていく。

バキっ、という耳障りな音が響く。ハルヒの口から血が一筋流れた。
歯を強く噛みしめた所為で、折れてしまったらしい。血がたらたらと流れたが、ハルヒは痛みなど意に帰さず、ひたすら画面を睨みつけた。
鬼のような形相。これほどの怒りは今までに感じた事がない。このうp主、ピエモンか。絶対に殺してやる。
いや、この動画にコメしている奴らも全員含めてよ……殺す。全員殺す。必ず殺す。

タグにも神(笑)という言葉が入っていた。ハルヒはタグ編集でそのタグを消し、代わりにHAL万歳というタグを立てた。

ニコロワというタグがある。もしかしたら他にも動画があるかも。
そう思い、ニコロワタグを押す。画面が切り替わり、いくつかの動画が映し出された。
順番に見ていく。しかし…………しかし………………

「コケにしやがって……!」
ハルヒの歯が再び耳障りな音を立てて、ぶち折れる。
これらの動画の内容は全て、今までの殺し合いの内容を反映しているようだ。
全体的に、どの動画でもハルヒは悪役的ポジションだ。

マルクとピエモンの狙いが分かった。奴らはこの殺し合い、つまりニコニコ動画バトルロワイアルをニコ動にうpするつもりのようだ。
恐らく検索避けされているのは、テストうpだからだろう。今の段階でうpするよりも、完成品をうpした方がインパクトがある。
今の段階は検索避けをしておくべき。今まで見てきた動画は、身内向けと言ったところだろう。


ニコニコ動画バトルロワイアル……漸くこの殺し合いについて理解出来たわ……
この殺し合いは、ニコニコ動画という糞サイトに入れ込む愚民どもが開いた殺戮のカーニバル。
ニコニコオールスターを集め、殺し合いをさせる。そしてニコ動にうpするつもりなのだろう。
そして……そうすればニコ動の病気が治るらしい。あのジジイが言っていた。

クソクソクソクソ……例えようもなく糞サイト!何故陰陽師!?何故ロックマン!?
どうして遊戯!?どうして東方!?組曲って何!?アイマスって何!?

この動画サイトでは、私の位は低いようだ。その他の奴らが鬱陶しすぎる!
私の動画なんて総合マイリスランキング100位圏内に数えるほどしかないじゃない!
ふざけるのもいい加減にしろ! 私を、私を誰だと思っている!?
あんた達は大人しく私だけを見ていればいいのよ!私以外のその他の動画を上げて、それで私に勝ったつもり!?

「こんなかくれたふぁしょで……このふぁたしを虐ふぇるなんて……このふぇんたいどもめ!!」


歯が折れてしまったので上手く叫べない。しかし眼光だけは、これまでで最も鋭く輝いていた。
苛立ち紛れに、閣下の死体をめちゃめちゃに踏み散らす。
「ふーーッ……ふーーッ……」
イライラはこれでも収まらない。折れた歯を強引に突き刺し、情報操作などを用いて再生させる。

まだ私を神だと理解出来ない人間がこれだけいる。むしろ、馬鹿にしている人間の方が多いようだ。


『私はニコニコ動画を病気から治すのだ!貴様なんぞには負けん!』
今は亡き、ジジイの言葉を思い出す。


「ジジイ……あんたが言ってた事……今言葉ではなく、心で理解できた」

ニコニコ動画は完全に病気。何故なら、神に関する動画が圧倒的に少ないから。
クソどうでもいい動画があまりに多すぎる。そう言う事ね。
だからあんたはどうにかして無理やりニコ動を変えようとしていた。殺し合いを開き、その内容を動画としてうpする事で……
しかし、私をも殺す対象に含めたのはどう考えても間違いよ。

「私こそが、ニコ動を病気から救える唯一の存在……」

その他の動画なんていらない。いや……今のニコニコ動画なんて必要ない。
神の動画をもっと増やすべきだ。ニコニコ動画を一度潰し、作り変える。

ハルヒは、手に持っている閣下の腕を噛み千切り、くちゃくちゃと食す。
それにしてもなんてまずい肉なのかしら。口の中が腐りそうだわ。

ハルヒは残った酒を一気に飲み干す。ちょっとだけ気分を害されたが、ニコ動について知る事が出来たのは良かった。
ハルヒは瓦礫の上で、再びぼんやりとクッパ城を眺める。

正義……そう正義だ。今気づいた。
ニコ動を病気から救うために開かれた殺し合い、その中で、私が神として覚醒した理由。
それは────────

携帯を弾き、最初に見た【ニ コ ロ ワ 支 援 動 画 【対 主 催 応 援】】を再生する。
ククク……笑える動画だ。ピエモンPというのはピエモンの事なのかしら。
このうp主は何もわかっちゃいないわね。主役は対主催ではない。この私こそが────




『神…………神ぃ…………』


………………………………………………………………?


唐突に何かが聞こえてきた。耳の奥底、意識の外から。
待てよ……これはどこかで聞いた事がある声だ。

(けひひ……久しぶりじゃない。あんた、ゴキブリ並みにしぶといわね)

心の奥底に巣くう何者かに、ハルヒは臆せず話しかける。
何物かはハルヒに負けず劣らずな邪悪な声でけたけた笑う。

(なるほど……今までは博之の意識に押さえつけられてたってわけね。
博之が死に、主導権が私に移ったことで、あんたもうどんげと同じような方法でしつこく復活してきた。そういう事でしょ?)

ハルヒは冷笑し、────ねぇデーモン────と、呟く。

(そう言う事です。神。貴方が生きていてくれて嬉しい)
(ふん、当たり前でしょ)

デーモンがけたけたと不気味に笑う。ハルヒは目を細めて、その気味悪い笑い声に耳を傾けた。

ハルヒの両目がさらに細められ、鋭くなっていく。
持っていた酒を握り砕く。酒が飛び散り、辺りを沈黙が支配する。

(神の能力を頂くわ。もう私の物になるんです。この肉体も、能力も私のモノ。
 知ってましたよねぇ。私は貴方の神の能力目当てで、言いなりになっていた事……
 つまり……そういうわけですよ……愚かな神(笑)は私に肉体と能力を渡して、さっさと……き・え・ろ)

クックックックックックックッ……


「くひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!!」

全く、この世は本当に何が起こるか分からない。神である私でさえ、未来を完璧に見通す事は不可能なようだ。
デーモン……奴が裏切るなんてね。不信心者め……

(笑ってる場合ですか?それじゃあ行きますよ)

デーモンがそういうのと同時に、ハルヒの脳に衝撃が走った。
博之の時と同じ、魂の殴り合いが始まったのだ。

(グギャギャギャギャギャギャギャ! 傍から見ててずっと思ってたけど、あんたずっと滑稽だったわ!
 笑いを堪えるのが難しかったほどよ!私があんたの代わりに神になる!)

デーモンのラッシュがハルヒの魂を襲う。何発もの拳が次々に被弾し、ハルヒの精神に衝撃が走る。

(ほぅら!無抵抗ですか!?つまらないですねぇ!神(笑)!?)

デーモンはハルヒの魂を殴り続ける。いつまでもいつまでも殴り続ける。
ハルヒは未だに抵抗しようとはしない。

(グギャギャギャ! しぶといですねぇ!ですが、いつまでもつかしらぁ!?)

殴る殴る。いつまでもいつまでも。デーモンは無抵抗のハルヒの魂を殴り続ける。

(はぁはぁ……耐久力だけは……!一人前のようですねぇ……!!)

ずっと、ひたすら殴り続けた所為だろうか。
さすがにデーモンの体力も疲れてきた。次第次第に拳の威力が弱まっていく。

(はぁ…………はぁ…………しぶとい……奴め……!)


「ねぇデーモン」
デーモンが殴り続けている間、ひたすら沈黙を貫いていたハルヒが、唐突に口を開く。
疲れ切ったデーモンは、目の前に浮かぶハルヒの魂をぼんやりと見つめる。

「この…………不信心者がぁッッッ!!!」

ハルヒの魂から突然、あまりにも巨大な拳が飛び出し、デーモンの体に直撃し、その巨体を軽々と吹き飛ばす。
反吐を撒き散らしながら吹っ飛ぶデーモン。疲れ切って、もう何も抵抗できない。
ハルヒの魂が形を変え、ハルヒの姿になる。ゆっくりと歩き、デーモンに接近してくる。

「博之にすら負けた貴方が!魔王と名乗るにはあまりに陳腐過ぎる貴方が!
 この私に万が一にでも勝てると!? 勝てると思ったのかッッ!!」

地面に蹲るデーモンを思い切り蹴り飛ばすハルヒ。デーモンにはもう何もできない。

「デーモン。貴方は神のパートナーになるには全然ふさわしくなかったわ!
 だって貴方全然邪悪じゃないものッッ!!神である私は正義を!魔王である貴方は悪を!
 それぞれ司ると約束したでしょ!? この、半端者がぁッッ!!」

ハルヒはデーモンの翼を掴み、万力のような力を込めて、翼を引き千切る。
デーモンは声にならない悲鳴を上げ、あまりの痛さにもがき苦しむ。

「か、神……私が……私が間違っていました……」
デーモンが今までとは一転、突然謝り始める。
ハルヒはもう片方の翼も引き千切ろうとしていたのだが、デーモンの言葉を聞き、手を止める。

「何でも言う事を聞きますから……これからは頑張って悪に徹しますから……」
ハルヒはきょとんとした表情になり、そして噴き出した。
「あはははははははは、悪に徹するって、肉体も持たないあんたがどうやって悪になるって言うのよ。
 面白い事言うわねぇ。あはははははははははははははは」

「あ……待って……待って……許して……」
ハルヒがまた腕に力を込めるのを見て、デーモンは呟くように言った。
「面白い事言うようになったわねぇデーモン」
ハルヒが力を込め、残った翼を思い切り────引き千切る。
「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!」
「うるさいわよ馬鹿ッ!!」
涙を流して泣き喚くデーモンの顔を思い切りぶん殴る。
デーモンは倒れ、激痛走る背中へと手を伸ばし、喚き続ける。

「ふんッ!!」
ハルヒが足を上げ、倒れているデーモンの喉を踏み砕いた。
デーモンは口から血を噴出し、さらなる激痛が彼を襲ったが、喉を砕かれたためもう悲鳴すら出せない。
デーモンの叫びが止まり静かになったので、ハルヒは嬉しそうににんまり笑った。

「ひゅーーーッ……ひゅーーーッ……」

いや、まだだ。まだデーモンの息がうるさい。
気にすると、どんどんうるさく聞こえてくるから不思議だ。息も止めてやろうかしら……

デーモンは地面に倒れたまま、両手を頭の上に載せ、むき出しの腹をハルヒに向ける。
犬は屈伏したのを示すため、降参したのを示すため、あえて無防備な腹を相手に向けるという性質を持っている。
デーモンにそんな本能があるのかどうかは知らない。しかし、デーモンはまるで犬のように、ハルヒに腹を向けて許しを乞うた。

「え……何……?」
眼の前で恐ろしい外見の悪魔が無防備な腹をこちらに向けて、目をウルウルさせている。
あまりにシュールな光景に、ハルヒは再び噴き出した。くすくすとまるで普通の少女であるかのように笑う。
「ふふっ、何? デーモン、あんた犬になったの? このついでにワンって鳴いてみなさいよ」
デーモンは鳴く事すら出来ない。喉を潰されたから。
「きっと似合うわぁ……けひッ」


………………………………………………………………………………………………………………………………


「あれ……?ワンって鳴かないの?早く鳴きなさいよ。鳴けよ」


「鳴けよおらッッ!!」


「鳴けよ……さっさと鳴けよデーモン……ワンって言って三回回りなさいよ……私の足を美味しそうに舐めなさいよ……
 いいわよ、ほら、舐めさせてあげるわよ……犬っぽく尻尾振ってぺろぺろ舐めなさいよ……」


「いい加減諦めてさっさと舐めろよ死に損ないッッ!!」


ハルヒはデーモンの口を無理やり開け、口の前に素足を突き出す。
ハルヒが早くしろと急かす。デーモンは心の底から震えた。
デーモンの生に対する執着は凄まじい。恥も外聞も関係ない。そう、関係ないんだ。

「あはははは舐めてる舐めてる!デーモン♪あんた私のペットになる?
 どうして涙流してるのよ意味分かんない。あんたホント面白いわね。天職は魔王じゃなくて……遊び人?
 あはははははははははははははははははははは」



「くすぐったいわよ馬鹿ッッッ!!!」




足を思い切りデーモンの口の中に突っ込み、口の中で蹴りまくる。
デーモンは吐く。次々と吐き続ける。

「うっわ……きたない……」
吐しゃ物まみれになった足を汚そうに見つめ、ハルヒはデーモンに舐めて綺麗にしろと命令する。
デーモンが躊躇っていると、ハルヒはもう怒らないから、と約束し、再び舐めさせる。


デーモンはもうまともな精神状態を保ててはいなかった。
完全にこの女を甘く見ていた。大人しく死んだ方がましだった。


「ところで、デーモン……ちょっと聞きたい事あるんだけど」
唐突にハルヒが優しい声を出したので、デーモンはびくりと身体を震わせる。
「閣下の奴の死体を見つけて、食べたんだけど……めちゃくちゃまずかったわ。
 吐きそうなくらい。もしかしてあんたもそういう経験あった?」

邪悪な心を持つ者ほど美味く、善の心を持つ者は食えないほどまずい。
デーモンが肉体の主導権を握っていた頃は確かこうだった。恐らく今でも変わっていないはずだ。
ハルヒに早いところ伝えたかったが、如何せん声が出ない。
必死に声を出そうともがくが、ハルヒを笑わせるだけだった。

「ほら、さっさと喋りなさいよ」

ここはハルヒの心の中、基本的に、ハルヒの思うままに全てが動く。
ハルヒがデーモンの喉に手を当てると、少しずつ痛みが引いていく。

「あ……ありました……そんな経験…」
恐る恐る口を開く。もうハルヒの体を奪ってやろうなどと考えてはいない。
ただ、生きたかった。

「………邪悪な精神を持つ者ほど……美味……確かそんな感じでした……」
「ふん! あんた馬鹿? だったら閣下は善人だって言うの?」
「そう………としか………」
デーモンの言葉を聞き、舌打ちするハルヒ。

ハルヒはふと、ある事を思い出し、顎に手を当てる。
「おかしいわね……」
ハルヒはしばらく思考する。何か思い出しているように思える。

何を……
デーモンは、ハルヒが何を思い出そうとしているのか、気が気ではなかった。
恐ろしい。この女はとにかく恐ろしい……。

「ねぇ……私、博之に一度食べられたんだけど……その時博之はどんな事を考えながら食べていたと思う?」

えっ……そんな事を言われても……
デーモンは焦る。しかし答えなければならない。
ハルヒの問を無視すれば、また恐ろしい思いをしなければならなくなる。

しかし、博之が何を考えていたかなんて……そんな事分かるわけないではないか。
それこそ、博之と、本物の神様のみが知り得ることだ。

「あっ……そうか……もう博之はこの肉体に宿っていないから、記憶の検索が出来ないのね。
 ああ……そりゃあ分かるわけないわよねぇ」
ハルヒも納得したようだ。デーモンは一息吐く。
しかし────本当の地獄はここからだった。


「じゃあ聞くけど、博之は私の肉体を、美味しいと思いながら食べたと思う?
 それとも、まずいと思いながらも嫌々食べたと思う?どっち?私の肉体は美味いか不味いか……どっち?」


この質問は……ただ、美味か否かを問うているだけではない。
裏がある。『デーモンは、私の事を邪悪だと思っているの?それとも善だと思っているの?』
これだ。ハルヒが真に聞きたい事がら。こんな質問、答えは決まっている。
美味いと言えばハルヒは邪悪、不味いと言えばハルヒは正義。そう言うのと同じだ。
デーモンは意を決して口を開く。

「も、勿論不味かったんじゃないでしょうか……だって貴方は正義」
「待ちなさい」
デーモンの言葉を遮り、ハルヒが声を出す。じろりとデーモンの瞳を見つめる。
全てを見通すかのような冷たい瞳に、デーモンは震えた。

「私って正直者が好きなのよね。反対に、嘘吐く奴はホントに大嫌い。殺したくなるぐらい」
ハルヒが唐突にこんな事を言い始める。デーモンは怯えながらも、一言一句聞き逃すまいと、集中して聞く。
「ねぇ……正直に言ってよデーモン。今なら嘘だったとしても許してあげる」

ハルヒの両目が突然、天使のような優しい気配を帯びる。読めない……この女が何を考えているのか全く読めない。
気が遠くなるほど長い数秒間の後、デーモンは思い切って口を開く。

「わ、私がさっき言った事は本当ry「待ちなさいよデーモン」」
またもデーモンの言葉にハルヒが割り込んで来た。

「実は私もね……反省してるのよ。もしかして悪い事したかなー、なんてね。
 だって常識的に考えたら普通に分かるじゃない。私が悪か善かなんて。あれだけの事したのよ。あはははは」
快活に笑うハルヒ。デーモンは相変わらず怯える。

「本当の事言いなさいよデーモン。さっきも言ったけど私は嘘が嫌いよ。あれだけの事をした私がまさか……ねぇ」
ハルヒが底の見えない瞳のまま、デーモンに顔を寄せる。
真正面からデーモンを見つめて、もう一度だけ質問する。

「あれだけの事を仕出かした私は正義?それとも悪?
 別にどっちでもいいの。あんたが正直に答えてくれれば……」

デーモンの後頭部に手を伸ばし、さらに顔を近づける。
デーモンの頭を抱きかかえるようにして、ハルヒは口を開く。

「さ、言って? 正義か悪かの二択よ。嘘は大嫌い」
ハルヒがデーモンのすぐ目の前でにっと笑った。どう見ても普通の少女にしか見えない。
デーモンはなんとなく、釣られて笑ってしまった。

こんな普通そうな女が、正直に言えと言ってるんだ……
……深く考えなくても……



「はは、は……神は、ちょっと悪い事したかなぁ……なんて……思いますけど……」



……嫌な沈黙が空間を支配する。


「ヒィッッ────」

ハルヒの顔が突然変形し、鬼の形相へと変わる。


「私は────」

デーモンの頭に噛り付き、顎に力を込める。

「────悪じゃねぇッ!!」


一瞬の出来事だった。デーモンの首が胴から離れ、バキバキと音を立てて噛み砕かれ、ハルヒの口の中におさまった。
ハルヒは満足げに蘇生し損ねたデーモンの死体を眺め、口から滴る血を拭った。
そして精神世界から離脱する。

正義か悪……その境界……
ハルヒは自分の事を強烈に正義だと思い込んでいる。ニコ動の現状、コイヅカの病気という発言、神として覚醒した宿命。
この三つを組み合わせて考えれば、ハルヒは完全なる善。ハルヒはそう思い込んでいる。


「あーあ……いい暇潰しになったわ……くひひ、馬鹿ねぇデーモン。私が悪なわけないじゃない。
 ちょっとプレッシャーかけるだけでヒビっちゃうんだから。本当に雑魚ね」
精神世界から回帰し、背筋を伸ばしてこりを解す。
心の中にはもう何も違和感なんてない。もうハルヒの精神内で暴れ出す輩は出ないだろう。

携帯の画面を見ると、未だに例の動画が流れている。
思ったより時間は経っていないらしい。四分ぐらいか。今、動画内でハルヒが吹き飛ばされた。
自身がやられる姿を見て、ハルヒはくつくつ笑う。

携帯を握り、総合マイリスランキングに飛ぶ。スクロールしていき、動画を眺めていく。
病気……圧倒的病気……! ハルヒは思った。

陳腐過ぎる魔王に悪と呼ばれ、逆に確信できた。
やはり私は、ニコ動、そして世界を変えるために生まれた善なる存在だ。


「ジジイ……あんたの狙いが分かったわ。あんたは、私を神として覚醒させるために、殺し合いに参加させたのね……
 私をニコニコ動画の神にしたかったというわけね……けひひ」

自分がこの場所で神として覚醒する事は運命だったようだ。ニコ動の神として私は覚醒したのだろう。
本来の流れなら、私が圧倒的パワーで殺し合いを制し、ニコ動を仕切るはずだった。

「私はニコ動を救うために生まれた絶対的正義ってわけね。悪なわけがない
 あーあデーモン。私は嘘が嫌いだとあれほど言っていたのに……」

その他凡百の動画を全て削除し、神である私の動画でニコ動を満たす。
そう言う事でしょうジジイ。確かにそれは正しい。私は誰よりも正義だし、唯一の神だ。
そんな絶対の存在が一サイトを仕切れば、ニコ動にとってどんなに良い事か。
ニコ動を愛してやまないジジイにとって、神をニコ動に呼ぶことは悲願だったってわけね。

「だけど、ジジイ。あんたはレナ達の予想外のしぶとさに屈服し、ニコ動を再生させる事を諦めた。
 だから私をもあのパクリロボットで殺そうとした……」

ニコロワはニコ動を再生するために開かれたイベント。
そのイベントの中で覚醒した私は……指名に従い、ニコ動再生に努める?
開催された理由に従い、ニコ動復活のために尽力する?
この殺し合いの中で生まれた神なら、ニコ動を治そうとするのが当たり前?


「無論NO!!!」


ハルヒは突然立ち上がり、片手を天に突き出し、一声吠えた。

「私は何者にも縛られないッ!私をある意味で生み出したと言えるニコロワにもッ!ジジイにもッ!
 そしてニコ動にも私を縛ることはできないッッ!!無論レナ達にも──────

 ────私は神だッッ!!唯一絶対の存在だッッッ!!!


 私は────全てから独立するッッ!!」


元の世界に戻って、まずする事が決まった。私を侮辱し、凡百の動画に汚染された例のクソサイトを潰す。
私を馬鹿にし、他の動画に入れ込んでいるユーザーなんぞ知った事か。
ユーザーどもは、神に従う信者として再教育してやる。そのためにはまずニコニコ動画を潰すのが手っ取り早い。

と、まあ……ここまではジジイの筋書き通りなのかもしれない。だが私には、ジジイに従う理由などない。
ジジイはニコ動を愛していたようだが、私にとってはどうでもいい存在。
一度歪んだものを修正するのは大変だ。全てぶち壊して、最初から作り直した方が手っ取り早い。
ニコ動もそうするべきなのだ。ニコ厨? ニコニコ動画ユーザー? そんな奴らの事なんかどうでもいい。

ハルヒは息を思い切り吸い込み、誰もいない、廃墟となった城に立ち、高らかに宣言する。

「私は────ニコニコ動画を会社ごとぶっ潰して、HALHAL動画(神)を開設するッッ!!」



そしてその後は……全世界の人間を神の信者として教育だッ!!
勿論ニコ厨も、HAL厨として教育してやるわ!

ニコニコ動画への宣戦布告。ハルヒは晴れた気分で言い放つと、
支援動画が再生されている携帯電話を、バキバキと音を立てて握りつぶした。


【D‐1 城の跡/二日目・夜中】
【涼宮ハルヒ@涼宮ハルヒの憂鬱】
[状態]:ご満悦、鬼超神聖究極世界(ry、全裸マント、デーモンの肉体、水銀燈能力吸収、超能力吸収、
神への覚醒、首輪なし、超機嫌
[装備]:デジヴァイス@デジモンアドベンチャー、
[道具]:支給品一式*19(食料7食、水16食分消費)、DIGIZO HYPER PSR(残り二十分程度)@現実、
テニスボール*2、雛見沢症候群治療セット1.5日分(C-120、注射器、注射針)@ひぐらしのなく頃に 、
マウンテンバイク@GTASA、花粉防止用マスク、ドリルアーム、笛@スーパーマリオ3
糸(あと二メートルほど)、裁縫針、武器になりそうな薬物、DCS-8sp、退魔の剣@怪~ayakashi~化猫、
アニマルマスク サラブレット@現実、ダンボール@メタルギアシリーズ、ヴェルタースオリジナル@ヴェル☆オリ、
庭師の鋏@ローゼンメイデン、おたま@TOD、 カワサキのフライパン@星のカービィ、ワイン(残り半分)、傘@現実 、A.C.E.3@現実(少し詩音の血がついている)、塔組の推理メモ、
塔の『バグ』について纏めた紙 、バルサミコ酢@らき☆すた、 グルメテーブルかけ(残り15回)@ドラえもん、
時計型麻酔銃(予備針残り0本)@名探偵コナン、アイスソード@ロマンシング・サガ、
スパイダーブレスレット@東映版スパイダーマン、ケンジのカメラ@ポケットモンスター、
津田英治ブロマイド(音声付き)@大変な途中下車シリーズ、ビー玉(30個ほど)@ピタゴラスイッチ、
黄色甲羅@スーパーマリオシリーズ、
【DMカード@遊☆戯☆王デュエルモンスターズ】
使用可:死者蘇生、黒騎士の魔剣少女、セイバー
深夜まで使用不可:ブラック・マジシャン・ガール、ホーリーエルフの祝福、ゴキボール、強制脱出装置
次の朝まで使用不可:オレイカルコスの結界、オシリスの天空竜、オベリスクの巨神兵】
次の午前まで使用不可:エネミーコントローラー
[思考・状況]
1.これからどうしようかな。酒飲んだせいでちょっと眠いかも
2.残った者は全員神たる自分の一部とする
3.主催者や対主催を皆殺しにして新世界を創造する。神である私が絶対である世界に。
4.全世界の破滅を救う神として、すべての世界に名を残す。
5.ニコニコ動画をぶっ潰して、代わりにHALHAL動画(神)を開設する

※狂いました。それを自覚していません。
※自分の能力を信じました。神人を召喚したりなど、能力を使えるようになりましたが、
 会場全体にかけられた制限があるためまだ完璧ではありません。 デーモンの能力と混じったためかなり弱まってしまいました。
※古泉を『吸収』し、彼の能力を手に入れました。
※水銀燈のローザミスティカを『吸収』して能力を手に入れました。

※完全に体を乗っ取っています。誰がデーモンのように反乱して来ても、神(笑)には勝てないと思います
※閣下の死体を少し食べましたが、まだ体に変化は現れていないようです。
 吐きそうなほどまずいらしいので、食べずに放置するかもしれません。
※細かいところは違いますが、ニコロワが開かれた理由について理解しました。
※支援動画を全て見ました

※マルクPとピエモンPの正体は不明です。動画の内容的に、ピエモンPはピエモンではないと思います。



sm224:カービィのキャッスルトライアル 時系列順 sm225:惑いて来たれ、遊惰な暗黒神
sm222:伝説のパソコンハッキング~裸間撮影、パシャ☆ 投下順 sm224:カービィのキャッスルトライアル
sm218:神様ゲーム 涼宮ハルヒ sm226:星神飛行 HALッ☆



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