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馬鹿とニートは高い所がお好き ◆qwglOGQwIk




森の中を走るニートとロールちゃん、後ろでは「目が、目がぁ~」という悲痛な叫びが木霊している。
叫ぶ輩はロールちゃんを襲った張本人であり、ニート達にしてみれば構っている暇はまったくない。
というかニートもロールちゃんもどうしようもないから、相手が怯んでいるにも関わらず逃避を選択したということなのだ。
そんなわけで逃避中の二人の目の前にはそれはそれは大きな樹がそびえ立っており、とても現実世界ではお目にかかれそうにない程の大木だった。
当人達から見たスケールで言えば、こ○~木何の木○になる木~といったレベルさえ超えているようにさえ感じられる。

「あ、あの助けてくれて……」
「おkwwwポニテちゃんwwwww俺ニートwwwww」
「あ、私はロールといいます」
「おkwwww把握したwwwwww」

と、ニートたちの目の前にそびえる大樹の一角、そこには大樹を覆うようにして螺旋階段が設置されていた。
それを目ざとく発見したニートは、螺旋階段のほうへとひた走る。

「よっしゃwwww上へ登るぞwwwww」
「あ、そっちって行き止まりなんじゃ……」
「敵の裏を掻けってけーねがいってたwwwww」
「え、ええー!」

強引なのか説得力があるのか、ロールちゃんは結局流されてニートと一緒に螺旋階段を登ることになってしまいましたとさ。
ロールちゃんにしてみれば、けーねって誰?な状態であった。



それから約1時間後のお話



「ちょw…、ロールちゃん歩くの早すぎるw…、俺もう限界……www」
「あの、ニートさん。休みます……?」
「もちw…………」

そう言うが早くニートはその場で螺旋階段に座り込む。
威勢良くロールちゃんを引っ張って階段を登っていたニートであったが、自称自宅警備員にして大将軍ニートの体力はゼロに近い。
ニートの足はわずか5分程度であっさり走ることができなくなり、ついには歩き疲れてしまったという訳である。

「あーwwwwマジで疲れたwwwwww」
「こんな所で休んで大丈夫なのかなぁ……」
「結構時間が経ってるし大丈夫だろwwwwうはwwww俺天才wwwww」
(本当にそうなのかなぁ……)
「ふーwwww水まじうめえwwwww」

ってな感じで和むニートとロールちゃん、ニートの体力でも1時間歩けば結構な高さに到達する。
下を見れば、森の木々が生い茂っているのがよく分かる。当然だが落ちたら命はないだろう。
開始早々修羅場続きだったロールちゃんも、ニートに釣られた形で座り込み、休憩をする。

「げほっwwwwげほっwwww息ヤバイwwww」
「ニ、ニートさん大丈夫ですか!」

水を調子に乗って一気飲みするニートはというと、喉に水を詰まらせてむせていた。
ようやく落ち着けたかと思った直後、ロールちゃんはあわててニートの背中をさする羽目になった。
さわ、さわ、さわ……と、ニートの貧相な背中を必死で擦って落ち着かせたところ、なんとか元通りになる。

「ふーwwwロールちゃんthxwwwww」
「ほ、本当に大丈夫ですよね……」
「おkwwww今度から気をつけるwwww」

「それじゃ、適当に自己紹介でもするかwwwww
 俺ニート、ニート大将軍wwwww」
「それって凄い人……なんですか?」
「俺は凄くないwwwみんなが凄いwwwww」

心の底で、やっぱり……と納得するロールちゃんだった。
ニートの話によると特に優秀なのはえーりん、社長に隊長と言う人らしく、この三人が居れば何も心配はいらないとのことであった。
他にも訓練教官や活動家も特に頼りにしているらしく、頻繁に話の中に出てきた。

「…他にもK1やレナや魅音や詩音や葛西やオヤシロやババァにイリーにトミーにタカノンにてゐにうどんげにけーねにもこたんにかぐやに…………」
「ず、ずいぶんとお知り合いが多いみたいですね……」
「おうよwwwwみんな俺の数十倍は頼りになるいい奴らだwwwwwあいつらに任せれば俺は何もしなくていいwwwww
 というかしたくないwwwww」
(自己中心的で、他人任せな人なんだなぁ……)

えーりんに社長、隊長という人物がどんな人か知らないが、悲しいことに会って間もないロールちゃんでさえ普段の苦労が身に染みるように分かってしまった。
きっとえーりんさんと社長さんに隊長さんとは、菩薩のように穏やかな人なんだなぁ……なんて想像が簡単に浮かぶ。

「そ、それじゃ次は私のば……」
「…悪いロールちゃんwwww水頂戴wwwww」
「へ、へぇ! もう水飲み切っちゃったんですかぁ!」
「当然wwww俺はスポンジのように何でも吸収する男wwwwww」

しょうがないといったばかりにロールちゃんはニートに自分のディパックに納められていた水を渡す。
ニートはそれをひったくると、即座に飲み干してしまった。
そして当然咽る。なんという学習しない男。


かくして、ロールちゃんが知り合いの説明を始めたのはそれから10分後の話であった。



「……つまり、ロックマンとライト博士を探せばいいんだなwww把握wwwww」
「はい、でもロックやライト博士がどこに居るのか……」
「大丈夫wwww俺にまかせろwwwww」
「ニートさんには悪いけど、とても任せられません」
「ロールちゃんひでえwwwでも仕方ないwwwww」
「ところでロールちゃんwwwwバックには何が入ってたwwww?
 俺トミーのカメラだけwwwwテラハズレwwwww」
「あ、それじゃ見てみますね。」

と、ロールちゃんがディパックをまさぐって出てきたもの、それは……

「瓶……?」
「酒っぽいwwwww」
「ええっと、バルサミコ酢という調味料らしいです」
「これで殺しあえとかマジ馬鹿にしてるwwwwww」

ロールちゃん、ちょっとがっかり。

「じゃ、そろそろ歩き始めるかwwwww」
「でも、あの人をやり過ごしたならもうこれ以上進まなくてもいいんじゃあ……」
「バーカwwwそこに山があれば登るんだよwwwwww」
「え、ええーっ!」
「さあ、てっぺん目指して歩くかwwww」
「きゃっ!? 」

手をがっしり掴まれ、休憩して元気になったニートに引っ張られるロールちゃん。
自分の流されやすい性格を、ちょっと恨めしく思ったりたりする今日この頃であった。



それから更に10分後


「うは……待ってw……」
「あ、あの、まだそんなに時間経ってないんじゃあ……」
「俺w…そろそろ休みたいw……」
「そ、それじゃ日が暮れちゃいますよ!」
「まだ日も昇ってないから問題ないwwwwそれにマジで足が痛いからカンベンしてwwwww」
「しょうがないなぁ……」

そんな訳でロールちゃんが後ろを向いた矢先の事、




ふわ~り。




「……ぱ、ぱんつ見た?」
「見てないwww純白のおぱんちゅなんて見てないwwwww」
「ニートさん、一遍死んでみる……?」
「ロールちゃんwwww洒落にならないからやめてwwwww」



それから更に1時間後


「もーwww限界www一歩も歩けないwwwww」
「ニートさん頑張って! ほら、もう半分はとっくに過ぎてますよ!」
「マジで無理だってwwwww」
「本当に、駄目なんですか」
「絶対無理wwwww」
「……しょうがないなぁ…………よっこらせっっと」

ロールちゃんはニートを抱き上げると、子供をあやすようにして背中におんぶをする。
女の子といってもそこはお手伝い用ロボット、力は見た目よりもはるかに強いのである。
大きな子供のニートを一人二人運ぶぐらい、朝飯前なのである。

「ロールちゃんマジ助かるwwwwww」
「本当にこれっきりですからね! 帰りは自分の足で歩いてくださいよ!」
「善処するwwwwww」

というわけで歩き出すロールちゃん。皮肉にもペースは何倍にも向上してしまった。
カツカツカツと調子よく進んでいた所、急にロールちゃんの足が止まる。



ふにっ。



「おwwwロボットなのに意外とやわらけえwwwwww」
「…………ニートさん」
「ごめんロールちゃんwww無言はやめてwwwマジ怖いwwwwww」



それから更に1時間後



「やっと頂上だ空気うめえwwwww」
「はぁ……、なんだか凄く疲れたなぁ……」

ニートとロールちゃんがたどり着いた場所は、大樹の大きな枝の部分。
木の枝といってもスケールは段違いで、家一つが建てられるほどの太さを誇っている。
そこで長い螺旋階段は途切れていたため、更に上の階層へと進むことはできそうにない。

「おwwwいい景色wwwww」
「うわぁ、本当に絶景ですねぇ……」
「ここから下を見れば誰がいるか簡単に分かるwww俺天才wwwww」
「でも、私には誰が居るのかまったく見えませんよ」
「うはwwww」

真下は深い森、舞台の中央山岳付近を見ても人影なのか鳥なのか塵なのかすらよく分かりそうにない。
まあ、当然といった所であろうか。

(あれ……?)

ロールちゃんはくるっと反転すると、地図に書かれていない反対側を見る。
そこには山々がこの舞台を囲むようにそびえており、途中からは更に切りきった岩山が待ち構えている。
その岩山はあまりにも旧な直立をしており、山々の向こうに何があるのかは全く見えそうにない。
当然だが、人間に踏破出来るような地形ではないのは明白であった。

(あの山の向こう側には、一体何があるんだろう……?)

「ロールちゃん何見てん……うわすげえwww直立ビンビン山wwwww」
「……ニートさん」
「ごめwww自重するwwwwww」

「おwwwあそこになんか見えるwwwww」
「あ、本当ですね」

ニートが指差した先は、木の幹にあたる部分であった。
そこにはなにやら扉のようなものが付けられている。

「一体なんでしょうね……?」
「隠しドアに決まってるwwwここを通れば脱出できるwwwww」
「違うと思うけどなぁ」
「いいやwwww絶対そうだねwwwww」

というわけでニートが扉の取っ手を掴むも。

「やべえwwwwびくともしないwwwww」
「下に鍵穴がついてるみたいですよ?」
「これはフェイクwww押して駄目なら引いてみろwwwww」

それから5分ほど扉と格闘するが、結局駄目と分かって諦めるニート。

「やっぱり鍵が必要かwwwww」
「でも、この先に一体に何があるのかなぁ?」
「ラスダンに決まってるwwwwww」
「は、はぁ……」
「さてwwwwやることやったしこれからどうしようか?wwwww」
「私は、ロック達と合流したいかなぁ……」
「おk把握wwwそれじゃ行こうかwwwww」
「それじゃあニートさん、頑張って階段を下りましょう!」
「……やだwwwww」
「え、ええー!」

それにしてもこの少女、苦労人である。


【A-5 大樹の頂上/一日目・早朝】
【ニート@現実&新世紀 東方三国志~ひぐらしの憂鬱~】
[状態]:筋肉痛
[装備]:富竹のカメラ@ひぐらしのなく頃に
[道具]:支給品一式(水無し)
[思考・状況]
1.動いたら負けかなと思っているwwwwwwwww
2.皆どこよwwwwww?
3.岩男探すかwwwwwww


[備考]:ニートは幻術・奮戦・楼船・斉射・教唆の技能を持っていますが、ニートのスペックがへっぽこなので余程の事がなければ成功しません。


【ロールちゃん@ロックマンシリーズ】
[状態]:健康、精神的に疲労大
[装備]:無し
[道具]:支給品一式(水一本消費)、バルサミコ酢@らき☆すた
[思考・状況]
1.下に戻りたい
2.ロックマンを探す
3.ニートの知り合い(えーりん、隊長、社長他)を探す


※大樹の頂上にある扉は人間数人が楽に通れるサイズ。材質、対応する鍵、中に何があるかは不明。


※バルサミコ酢
ブドウを原料とする果実酢の一種で、イタリアの名産品。
独特の芳香とかすかな甘みが人気の秘訣。
ニコニコのMs.バルサミコスといえば、柊つかさ。



sm46:最速vs最速 時系列順 sm48:天地魔闘してすぐめい☆おー ~狂気の高町教導官~
sm46:最速vs最速 投下順 sm48:天地魔闘してすぐめい☆おー ~狂気の高町教導官~
sm07:ニートロールムスカ添え ニート sm64:人が動かないと書いて「働かない」と読む
sm07:ニートロールムスカ添え ロールちゃん sm64:人が動かないと書いて「働かない」と読む



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