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運が良いのは彼女なのか? ◆OZbjG1JuJM




気がついたら見知らぬ平原に飛ばされていた。
あんな大量の人間を集めたことも考えるとあのピエロか悪魔には
どうも空間を操る程度の能力があるのかもしれない。どっかのスキマ妖怪みたいだな。

「しっかし、今回ばかりは相当面倒だな」
勿論正面きって他の連中を殺しにかかるつもりなんて毛頭ない。
そもそも弾幕というものは決闘の手段であって人殺しの手段ではないのであって。
まあどさくさで死傷者が出ないこともないのだが。

というかその弾幕が自由に使える状況にない。
スペルカードがないのは状況が状況だから別にしても、箒がないから空が飛べない。一応。
ランダム支給品ってのもあったけど、どれも戦闘にはイマイチ役立ちそうもなかった。
まず一つ目が『クラモン』とかいう妖怪っぽい生物だ。小型の透明な容器に密閉されてて、
外に出してやると次々に増殖と進化を繰り返し破壊の権化となるらしい。
要するに敵が増えるだけじゃんか。

んで二つ目がさっき一応と補足しておいた要因のブツだ。
見た目はただの羽根だが装備するとマントが登場して、助走を利用して空を飛ぶ程度の力を
身につけられるらしい。まあ戦闘「離脱」には役に立ちそうだな。
ただ二時間の制限時間があり、3枚しかないため下手に使うわけにもいかなそうだ。
そんなにスピードも出ないらしいしな。まあ前述通り戦闘離脱に使うのが効果的だろう。


さて、これからどうしたもんだろうか。多分今回の敵は大抵問答無用だろうから、
出来れば咄嗟に使えるような兵装か何かが欲しいとこだな。
マシな奴を見つけたら上手く交渉して少し分けて貰い、ろくでもない奴相手に
上手く切り抜けられたら持ち物をちょいとちょろまかす……まあこんな感じか。

……なんて思案にふけてたら突如頬と服の一部が唐突に裂けた。
「痛っ!?」
早速襲撃か!? と振り向いてみたら向こうから妙ちきりんなネコっぽいのが
葉っぱを飛ばして来るのが見えた。早速おでましわけか。参ったなこりゃ。

勿論私は逃げた。不意打ちの所為で完全にあっちのペースっぽい。
無理に止まって応戦しようとしても、なんか伸ばしてるっぽいツルに捕まったらおしまいだろう。
「ダネェッ!」
分かりやすいぐらいに怒気を含んだ、それでいてどことなく幼い鳴き声が聞こえる。
多分話は通じないだろうな。ってか言葉も通じないと思う。
となれば、ここは逃げるが勝ち! 勿体無いがあの羽根を使って逃げるぜ!

と、思ったらこんどは前方に人の影だ。
んでもってそいつもまた問答無用で鈍器っぽいのを振り回してくる。
なんだ、私ってツイてないのか? 何ぞこの挟み撃ち。
というわけで冒頭に遡るんだぜ。
ついでに視点も移るんだが気にするな。



少女と男を見失ってから、俺はあえて街の方を選ばずに城への道をとっていた。
街なら確かに人が集まる可能性が高い。だが、仮に自分の力を超える者までもがいたら。
このゲームには残機が一つしかない。ある程度見切りをつけて動く必要がある。何せ、支給品は鈍器一つのみだ。
それに俺の目的はゲームの最速クリアだ。人が集まる場所なら乱戦の可能性も期待できる。
ほぼ確実にこのゲームには俺のように優勝を目指すマーダーがいくらか紛れ込んでいることだろう。
その中の少しでも街に向かえば俺が出向く必要もないということだ。
ステルスマーダーや誤解などという要素も期待できる。その間に俺は大体街を中心に周り、
参加者の数を減らしていく。……これでいい。

そして早速参加者を見つけた。ゲームが開始して時が経つというのに武装がないことから、
恐らくは武器となるものが配給されなかった可能性がある。
それでもファイアーボールなどの最初から使える武装にも警戒しなくてはならない。
コスプレかもしれないがどうも魔法使いのような格好だからな。

ある程度近づいたところで一気に距離を詰め撲殺しようとした瞬間、少女が飛んできた何かに
ひるんだかと思うとこちらに駆け出してくるのが見えた。後方からは小動物が葉っぱを飛ばして
少女を追いかけている。どうやらマーダーであるらしい。

チャンスだ。このままあの少女を撲殺し、獲物を取られたスキをつけば一気に参加者を二人減らせる。
俺は躊躇なくバールのようなものを構え、少女に狙いを定めた。

『タピ☆タピ☆タピオカ☆ターン☆ターン☆タ☆タ☆タ☆ターン!!!!11』


バールが振り下ろされる瞬間、強烈な大声が響き不覚にも一瞬怯んでしまった。
しまった、と思った時には既に何もかもが遅かった。

スキをついて少女は駆け出したかと思うと宙に浮かび、そのまま逃げ去った
シルエットからして羽根マントを使ったものだと予測できる。……糞っ、殺せていれば奪えたものを……

「……っ!!」

さらに、この俺が獲物に二度も逃げられたショックで一瞬余所見をしたスキをつかれ
小動物によって身体に植えられた種から生えた触手にからめとられてしまった。

……最悪だ。何かもかも最悪すぎる。
俺の予測を超える自体がこれ程起こるとは露ほど思っても見なかった。
触手から体力が吸い取られていくのが分かる……意識が遠くなっていく…………

完全に動かなくなった男に興味を失ったフシギダネは彼の支給品を漁る。
しかし彼の支給品は脇に転がるバールのようなものだけのようであった。
少し落胆したものの、一応武器を手に入れたことは僥倖だったかもしれない。
何せ自分の支給品の弾幕のつくり方を除けば白菜に装備すると弱くなる帽子と
お粗末なものだったからである。弾幕の方はまだ開発中ゆえ使えるものではないことだし。

鈍器を縮ませたツルに持たせると、フシギダネはそのまま街へと進んで行った。

【E-2 道路/一日目 早朝】
【フシギダネ@ポケットモンスター】
[状態]:健康
[装備]:バールのようなもの@現実
[道具]:支給品一式、白菜@テニミュ、ルイージの帽子@スーパーマリオワールド、
弾幕の作り方@東方project
[思考・状況]
1:街へ向かう
2:出来うる限り参加者を殺し生き延びる ※TASが死んだと思ってます
※弾幕を開発中のようです

【TASさん@TAS動画シリーズ】
[状態]:気絶、体力ほぼ低下
[装備]:なし
[道具]:支給品一式
[思考・状況]
1:…………
2:武器の調達
3:街の周りを参加者を減らしながら移動し、
ある程度参加者が減ったら街に戻ってくる
4:殺戮ゲームの最速クリア
※やどりぎのタネは枯れました



ふぅ、危ないとこだったんだぜ。
三つ目の支給品、「キーボードクラッシャーの音声」。まさかあそこまでデカい声とは
思わなかったが上手くいって何よりだぜ。
それにしてもこのマント、結構操作性にクセがあるな。
丁度いいか。時間が来るまで適当に操作の練習でもするか。ついでに霊夢達も探してみよっと。

【D-2 東西に通じる橋付近/一日目 早朝】
【霧雨魔理沙@東方project】
[状態]:マントマリサ、服と腕に裂傷
[装備]:マント
[道具]:支給品一式、キーボードクラッシャーの音声(の入ったipod)@キーボードクラッシャー、
マント羽根*2@スーパーマリオワールド、クラモンが圧縮されてる容器@ぼくらのウォーゲーム!
[思考・状況]
1:とりあえずマントの練習がてら霊夢とか探してみる
2:有益な武器かなんかが欲しい
3:異変解決

【弾幕の作り方@東方project】
某東方っぽいシューティングゲームを作るソフトの応用品。
弾幕の簡単な作り方が書いてある。サルでも分かる。
ショットが打てさえすればキミも今日から弾幕ごっこができるぜ

【クラモン@ぼくらのウォーゲーム!】
時間が経つにつれ数を増やしたりしながら
クラモン→ケラモン→クリサリモン→インフェルモン→ディアボロモンと
進化していく。ディアボロモンになると手がつけられなくなるので注意。
なお、進化するにつれ最大20匹→10匹→5匹→2匹→1匹と増えられる数が減る制限あり。
群れで行動することを好む。あとワープ進化もできる。



sm26:弾幕少女リリカルれいむ 時系列順 sm33:外山恒一のなく頃に 友人悲惨編
sm31:モクバ死す 海馬の涙 投下順 sm33:外山恒一のなく頃に 友人悲惨編
sm10:あくのはどう フシギダネ sm82:ウッドマン?が倒せない
sm01:チンパンジー保護作戦 TASさん sm46:最速vs最速
  霧雨魔理沙 sm59:オメガとかちは大変な魔理沙を巻き込んでいきました



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