ニコニコ動画バトルロワイアル@wikiまとめ内検索 / 「第十三話⇔第十四話」で検索した結果

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  • 戦士、再び
    ...第十二話⇔第十三話 第十三話⇔第十四話  ありえない事に、見ず知らずの場所に連れ去られ生殺与奪権を振るわれている。 この主催者は今まで自分が相手してきた誰よりも強大。そう思わざるを得ない。 とすれば、この首輪だけでもなんとかするまではゲームに乗ったふりをすべきなのか。 幸い集められた参加者の多くは武器など持ったこともなさそうな少年少女のはず。 父の敵を討つことなく死ぬくらいなら修羅道に堕ちたほうがましだ。なれば殺る!  そこまで考えをまとめた俺は、正面の闇に気配があること気付いた。 自分に支給された道具は海外の人形と防毒マスクだけだったが、相手はそうではあるまい。 銃や刃物を持っていておかしくない以上奇襲をかけてでも倒しておくべきだ。  低い木立ちを抜けて現れた小さな人影に渾身の蹴りを放つ。 「くっ!」  手ごたえがおかしい。そう、まるで自動販...
  • 彼女にだって乙女は必要です
    彼女にだって乙女は必要です ◆qwglOGQwIk (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル (・3・) ひぐらしのなく頃に 星のカービィ 第二十三話⇔第二十四話 第二十四話⇔第二十五話 「はぁ……これからどうしよ…………」 園崎魅音は途方にくれていた。オヤシロ様の祟りという現象もそれは摩訶不思議であったが、それをはるかに上回る異常事態のなのを肌で感じていた。 素直に殺し合いなんて魅音には出来るはずが無かった。園崎家は人には言えない罪を沢山抱えてきたし、魅音も例外ではない。 でも、人として殺人だけは犯さない。それが園崎家次期党首としての心構えであった。 それなのに、人が目の前で死んだ。 スプラッタには慣れているとはいえ、人が死ぬのを見たのは初めてだ。結局魅音はあの場でどうすることもできなかったのだ。 支給品とやらを確かめてみたが、小型の音楽プレ...
  • オタクとアイドルの奇妙な遭遇 空気男が倒せない
    ...ャンガールは俺の嫁 第十三話⇔第十四話 第十四話⇔第十五話 「何で…何でボクがこんなめに……」 一人、森林を奇妙な格好をした少年がを走っていた。 いや、少年と言うにはあまりにも格好が「奇妙」である。 何故なら肩を露出させ、ヒラヒラなスカートのまるでどこかテレビでダンスを披露するような衣装は どう見ても少年が着るのにはふさわしくない。 菊地真。 彼……いや、彼女は戦慄に一触に染まっていた。 最初、あのピエロみたいな人物を見ていた時は何かテレビの企画だと思って楽観的に見ていたが、 知り合いである真美が自分の目の前で殺され、暖かい鮮血を浴びた時は顔面が蒼白になってしまった。 だから、これはきっと悪い夢を見ているんだ。と思い込もうとして、彼女はぼうとその場に立っていたが それは脆くも一つの風で打ち破られてしまった。 い...
  • 浩二君です
    浩二君です ◆qRv35OWHJE (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル  永井先生 愛媛のポイ捨て  第四十三話⇔第四十四話 第四十四話⇔第四十五話 「じゃさ。とりあえず至急品の確認しとかない?さっきみたいな事になるのはきついし」 「そうか、まあ、俺もそれには異存はないが」 永井先生は言われた通り、とりあえず支給品の確認をしようと思いました。 まず、始めに永井先生の注意を引いたのは、ビニールのようなもので厳重に包まれた何かでした。 ビニールの表面には、≪塩素二号の鍵≫とだけ書かれていました。 「塩素二号って何かしら…もっと何か書いてないの?」 「書いとらん」 書いてあるのはそれだけで、ビニールの端には、開けてくれと言わんばかりのささくれがつけられていました。 「とりあえず、開けてみましょうか」 ティアナがそう言ったので、永井先生は適当に、...
  • 富竹は大変なハルヒを覗いていきました
    富竹は大変なハルヒを覗いていきました ◆OZbjG1JuJM (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 盗んでいきましたシリーズ TOMITAKE☆FLASH! 第二十二話⇔第二十三話 第二十三話⇔第二十四話 悪夢のような出来事からしばらく。 僕こと、富竹ジロウは必死に駆け回っていた。 正直なところ僕一人じゃああんな化け物に勝てそうもない。だけど、希望を捨てたわけじゃないんだ。 人智を超えた悪人がいるのであれば人智を超えた善人だっているはず。 そんな人と協力すればきっと脱出だって出来るはずさ! 「周囲異常なし! 現在のところ危険は見当たらないであります!」 「ん! ありがと。でもここでずっと立ち止まってるわけにもいかないのよね」 ん? 人の声だ。一人は女の子で、もう一人は……子供? よく分からないな。 近づいて見ると、……目玉が探検を...
  • ぶれ☆いぶ
    ぶれ☆いぶ ◆OZbjG1JuJM (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル かがみは俺の嫁 ゴマモンに嫉妬 第十四話⇔第十五話 第十五話⇔第十六話 人は非常識な出来事に巻き込まれてもそれはそれで 割と順応しやすいって聞いたことある気がする。 かくいう私も、多分その一人になるのかもしれない。 ようやく動悸の収まった胸を撫でながら、ここで出会ったあいつの帰りを待つ。 ちなみにこの動悸の要因は二つ。 一つはあのピエロみたいな奴と、化け物の起こした惨劇を目の当たりにしたこと。 交通事故に遭遇することはあれど、人が殺されるのを目の前で見ることになるなんて思わなかった。 自分とあまり年の変わらない少女が。まだ小学生ぐらいの少年が。 この辺りに飛ばされた時だって、自分や友人達が殺されるかもしれないという恐怖に押しつぶされそうだった。 そし...
  • うさみみ少女と魔法少女
    うさみみ少女と魔法少女 ◆aR.LrJ7HMw (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 白い魔王 白い冥王 第十一話⇔第十二話 第十二話⇔第十三話  「まったく、悪い冗談だなぁ・・・・」   そう呟きながら私は雪原の中を歩いていた。   確か私は永遠亭で……何してたんだっけ。ああ、そう薬の調合してたんだっけ。  暗い部屋で目が覚めて……そうしたら目の前で人が二人殺された。  それで、殺し合いをしろって言われて……そういえば部屋の中に結構他の人も居たなぁ  戦争みたいなのは昔に経験してるんだけど、殺し合えって言うのは・……  しかし、少し寒いなぁ。幻想郷でも雪は降るけどさ、そもそも兎は寒さに弱いんだって。  後、なぜか飛べない。どうやら何かの制限が掛かってるみたいだ。  この分なら私の能力――人の波長を操る――も出来なさそうだ。  ...
  • 月のネズミ
    月のネズミ ◆c92qFeyVpE (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 第154話 第百五十三話⇔第百五十四話 第百五十四話⇔第百五十五話 「エリアサーチも大分制限されちゃってるね、このエリア内ですらサーチできないよ」 「面倒ですねぇ、隠れながら進むしかないですか」 チューモンは物陰に隠れながら、進化するための養分になりそうなものを探し進んでいく。 その間に自身の能力についてより詳しく調べてみるが、その結果は散々なものだった、ローザミスティカなしでは魔力球一つ制御するのもやっとである。 参加者と接触する前に、何とかもう一段階ぐらいは進化しておきたいところだ、 もうクリサリモンになることはできないかもしれないが、少なくとも使用できる能力の幅はできるはず。 そんなことを考えながら物陰を進んでいると、突然派手な音が鳴り響く。 「な、な...
  • 第二回定時放送
    第二回定時放送 ◆qwglOGQwIk (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 定時放送SS 第百三話⇔第百四話 第百四話⇔第百五話 時計の針が重なる時間、陽光が真南に輝くその時。 会場を包んでいた闇は、もう物陰の片隅にある日陰としてしか存在できなかった。 燦々と輝く太陽が照らすその場所は、殺し合いという言葉が似つかわしくないほどに美しい光景を醸し出していた。 その太陽が輝く青空を覆い隠すようにして、道化師の男が中空に現れた。 『こんにちはみんな、元気に殺し合いをしているかな?』 第一声は、心底人を小馬鹿にした声から始まった。 ――いきなり挨拶されても困るかな? マルクから聞かされているとは思うけど自己紹介しておくよ。 私の名前はピエモン、よく覚えておくといいよ。だって君らの中の一人はまた私達と会うんだからね。 ――...
  • 歌、覚えていますか
    歌、覚えていますか (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 第十八話⇔第十九話 第十九話⇔第二十話 真っ赤な誓い と、言う訳で彼は今ココに居る。 ここで殺し合いをしろと言われているが、彼にとってはそんなこと冗談じゃない。 ギターを弾いて、歌を歌って、叫んで。昔はバンドを組み、今はユニットに入り。 ソロで比較的ひっそりと活動している自分が、何故ここにいるのか? 彼は、知らなかった。 いや、知っていたかもしれないが知らなかった。 自分の曲が、ひっそりと、しかし大胆に。 数々の人に愛され、MADが作られ、歌われ。 着々とその人気を伸ばしていたことを。 ――――――ニコニコ動画で。 ともかく、そんなことを知る由も無い彼は、ここで何をすべきか考えていた。 自分の支給されたデイパックは妙に膨らんでいる。 降ろしてみると……何の因果か一本...
  • おじいちゃんのアイスクライマー
    おじいちゃんのアイスクライマー ◆irB6rw04uk (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 第百三十三話⇔第百三十四話 第百三十四話⇔第百三十五話 孔明の罠 ストーム1は橋を渡っていた。 その足取りはスタスタと軽快である。しかし、心の中の自分の足取りは重たかった。 心が自分ではない体に入っているためだろう。 じゃがうじうじしていても仕方が無い! わしは今地球防衛軍のストーム1じゃ。地球を守る正義のひーろーなんじゃ! さぁ、みっしょん開始じゃ! ストーム1の目の前には橋の終わりが見え始めていた。 ストーム1は歩むスピードを落とす。このまま橋をそのまま進めば禁止エリアに入ってしまい首輪が爆発してしまう。 橋の手すりに近づくと確かに陸地があった。 2~3メートルの高低さがあったが、飛び降りてもまた帰ってくることが出来そうだ。 ...
  • クレフェアリーの憂鬱
    クレフェアリーの憂鬱 ◆OZbjG1JuJM (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 第十七話⇔第十八話 第十八話⇔第十九話 目が覚めたら殺し合いだった。 しんどいリーグを制覇したと思ったら何この冗談。ふざけてるの? とかぼやいても仕方ない。でもこれからどうしたらいいんだろう。 どうやらここは花畑であるらしい。うわ、ラフレシア!? ……と思ったらただの花か。 辺りは暗いし人の気配もしない。何だか急に心細くなってきた。 だいたい運の悪さには定評のある僕がなんでこんなものに呼ばれたんだ。 ……ご主人やみんなはどうしてるだろう。無事ならいいんだけどな。 さて、これからどうするか。 とりあえず別に制限を指令されてるわけでもなし、 まあゆびをふるはもしもの時までに封印しとこう。 ポケモンバトルとは違うんだ。むしろちいさくなるの方が確実で役...
  • とある道化師の回想録
    とある道化師の回想録 ◆dM8W53tn/s (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 143話 番外編なのに本編SS 第百四十二話⇔第百四十三話 第百四十三話⇔第百四十四話 ゲームも中盤に差し掛かった頃、そして放送が始まる少し前。 放送を間近にしながらピエモンはオペレータールームでふと昔を思い出していた。 忌々しいホーリーエンジェモンの作った異空間で消えることもなく、手下どもと 永遠の時間を過ごしていたピエモンだったが、ある時何の前触れもなく異空間に穴が 生じた。 その穴に導かれるように入ってみれば、そこはどこか貫禄のある西洋風の城。 しかし、内部に入っると途中までこそ侵入者を退ける罠を搭載した要塞のごとき 内装であったが、奥まで進むと急に勝手が変わりまるでSF映画に登場しそうな 未来基地のような風体に変わり始めるではないか。 ...
  • ロシアガールでJOJOまで
    ロシアガールでJOJOまで ◆Tfy/qV7Kts (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 第五十二話⇔第五十三話 第五十三話⇔第五十四話 ボブ術 太陽が夜の闇を侵食して、永遠に続くかとさえ思われた黒をあっさりと白く濁らせた。 こんなクソッタレな殺し合いの会場にも光は供給されるんだな。1人佇む日吉若はそんなことを考えていた。 「しかし酷い有様だな……尤も俺が爆破したのだがな」 先ほどまで自分と戦闘をしていた青ダヌキの成れの果て、それを見下ろして呟く。 初めて見たC4爆弾の威力に日吉は驚いた。 生物のような精巧な動きを見せていたそれの残骸が鉄クズなのはもっと驚いたが。 「さて、爆発の規模がデカい。誰か来る前に退散しておくか」 別に誰かに合うのが怖いというわけではない。下克上を成功させるには協力者が必要だ。 しかしあれほどの爆発を聞いて喜んで...
  • 対象n
    対象n ◆qwglOGQwIk (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 第七十二話⇔第七十三話 第七十三話⇔第七十四話 「ふう……」 あの悪魔の放送が終了するとともに、私は溜息を吐く。 ゆめにっきでぼやけていた頭でも、なんとか放送を聞き取ることが出来た。 最も、一部は処理し切れなかったので軽いメモを取っておいた。 ゆめにっきのことは一旦忘れようという意味を込めて、まずは名簿の確認をする。 まず、とても意外だったのはあのニートが生き残っていること。 無能を絵に描いたようなニートが私のようなやる気ある参加者に出会えばその時点で終わりだろう。 もちろんその逆でたまたま誰とも会わずに生き延びれたということもあるが、その可能性は低い。 仮にそうであったとしても次の放送で分かるだろう。誰にもあっていないとしても、その状態は長くは続かずに死ぬだろう。 ...
  • 最初の朝餉
    最初の朝餉 ◆wC9C3Zbq2k (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 第六十二話⇔第六十三話 第六十三話⇔第六十四話  空に浮かぶ異形の高笑いがゆっくりと姿を消してゆく。 放送中から様子がおかしかった谷口に魅音はなるべく刺激しないよう声をかける。 「キョンさん……だったっけ。さっきの人に、その、殺されたのは」  殺人。聞きなれているようで自分やその周りとは無縁でしかなかった言葉。 しかしここでは殺戮が本当に行われている。それも一晩でこれほどの死者が出るほどに。 放送では園崎詩音の名前も挙がっていた。妹もここに連れて来られたのかとため息をつく。 聞き間違いの可能性もあるので名簿を確かめるまでははっきりしないが、確かめたくない。 今すぐにでも逃げ出したかった。けれど逃げ場所などどこにもない。  この首輪の重みを、我が身が感じている...
  • 島根起動
    島根起動 ◆iZaN.t/1n. (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル デジモンアドベンチャー シマネモン 第二十一話⇔第二十二話 第二十二話⇔第二十三話 「「ここは一体何処なんだ?」」  二つの声が同時に発せられた。しかし辺りを見ても影は一つしかない。それも そのはず、その二つの声はその影の主から発したものだ。  白き体と炎を纏う剣と一体化している左腕、冷気を放つ大砲と融合している右 腕を持った聖騎士。しかしそれは人ではなく、デジタルモンスター、略してデジ モンと呼ばれるデジタル生命体だ。 (俺はさっきまでヤマトのハーモニカを聞いていたのに……) (確かに太一と一緒だったのに)  二つの事を同時に思考したそれは、オメガモンと呼ばれるデジモンでデジモン の中でもトップレベルの強さを誇る存在だ。 ((それに何故俺はオ...
  • 電撃戦/Blitzkrieg
    電撃戦/Blitzkrieg ◆qwglOGQwIk (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 第百二十二話⇔第百二十三話 第百二十三話⇔第百二十四話 相性の良い二人 「この辺でいいか……むっ…………」 「どうした、ロムスカ」 「見ろ、早速だが来客のようだ」 ムスカはエアーマンに首輪探知機の画面を見せる。 そこには北から猛スピードで迫ってくる点が一つと、二つ組の点と一つだけの点がまばらに表示されている。 ムスカが指し示しているのはこの猛スピードで迫る点のことだろう。 「我々に接触されるのは不味いのが分かるな、エアーマン」 「ああ、折角の奇襲がばれては水の泡だからな」 現在ムスカとエアーマンが隠れている岩場の裂け目の他、北部の山岳地帯は見渡す限り険しい斜面や岩山、裂け目だらけである。 その天然の要害ともいえる土地を発見し、首輪探知機で索敵を...
  • 第一回定時放送
    第一回定時放送 ◆OZbjG1JuJM (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 定時放送SS 第六十一話⇔第六十二話 第六十二話⇔第六十三話 地平線の彼方から日が昇り始め、空も空けてきた早朝。 何の前触れもなく空に玉乗りをする生き物を映す立体映像が浮かぶ。 巨大彗星の力を握る、悪夢の魔法使い。そして最悪の宇宙人・マルク。 彼が仮の姿に戻っているのはまず、あの姿を維持するのにも多少魔力が要ること。 そしてもう一つは単に──この小馬鹿にしたような態度で、愚者と見下す参加者を嘲るためである。 『キャハハハハハハハ!!!』 そしてその放送は、聞くもおぞましい笑い声を皮切りに始まりを告げた。 ◇ ──おはよう、参加者のみんな! まずは始めの六時間をよく生き残ったと褒めてつかわすのサ! それでは第一時定時放送、始まる...
  • 黒い帽子はうさんくさい証拠
    黒い帽子はうさんくさい証拠 ◆qwglOGQwIk (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 東方 盗んでいきましたシリーズ 陰陽師は大変なものを盗んでいきました 第十話⇔第十一話 第十一話⇔第十二話 ぷよぷよするな! 何故私がこんな所にいなければいけないのか。 どちらかと言えばインドア派の私としては、こんな風情の無い遊戯どころか動く気すら起きない。 だって、私のお気に入りの仏蘭西人形も阿蘭陀人形も倫敦人形も露西亜人形も蓬莱人形も京人形もなければ上海人形も無い。 おまけに私の魔道書、グリモワールオブアリスも無い。 別に無くてもそんな困らないが、やる気は無くなる。 やはり悪魔は魔界人と違って、気が回らないようだ。吸血鬼のほうがマシとさえ思える。 魔法の力もかなり封印されている。別に全力は出さないから無いから関係ないのだが、全力を出せないのは...
  • Unlocked room
    Unlocked room ◆KJJLTUDBrA (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 第百十三話⇔第百十四話 第百十四話⇔第百十五話 私、八意永琳が二回目の放送を聞いたのは、ちょうど服に袖を通しているときのことだった。 ちなみに古泉は、念のためデイパックに押し込んでおいた。 着替え中は無防備になるとはいえ、仮にも文明人として、裸でいるのは居心地が悪い。 それに結局のところ、古泉が目覚めても動けないのならば、まったく問題はないのである。 そのため、今古泉は袋から顔を出した状態で眠っている。 もっとも、少し乱暴にしたにもかかわらず、一向に目を覚ます気配がないので心配は杞憂だったようだが。 私が思わず呟いたのは、ちょうどそんなときだった。。 「鈴仙……」 声が漏れたのは、予想外の名前が読み上げられたからである。 鈴仙・優曇華院・イナバ。...
  • 体は大人、頭脳はチンパン
    体は大人、頭脳はチンパン ◆0RbUzIT0To (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 永井先生 愛媛のスカートめくり 第五十三話⇔第五十四話 第五十四話⇔第五十五話 部屋の中にいたのは、まだ幼い女の子と無惨に斬り殺された私と同年代らしき女性。 テーブルの上には何故かダンボールや筒のようなものが散乱しているし、 ビー玉も地面に転がっている。 「一体、何が――?」 私の事を泣きそうな顔で見ていた幼女に聞いてみる。 すると突然、それを合図にしたように幼女は大声で泣き始めた。 「ちょ、ちょっと待って、ね?」 必死にあやそうとするけど、効果はまるで無いみたいだ。 こんな時相棒なら……いや、スバルでも無理かな。 ヴィヴィオに対しても全然応対が出来てなかったし。 因みに私が保護したチンパンジーは後ろの方で「ぅうわぁ~、人が死に...
  • 削除下克上
    削除下克上 ◆CUG3z3uZ1o (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 猫駆除 あいつこそがテニスの王子様 第十六話⇔第十七話 第十七話⇔第十八話 突然集められた舞台での殺し合い。 それは正常な人間が聞いたら頭が可笑しいと思われてしまうだろう。 どこの作り話だと失笑されてしまうかもしれない。 だが、これは勿論作り話でも妄想でもなく、現実に起こっている話だ。 俺も何が起こっているか分からないが、自分が狂っているわけではない事くらいわかる。 気がついた時には既にこんな状況になっていた。 見も知らぬ少年少女が無残に殺された事に憤る暇も無くワープは始まっていて、あの悪魔に向かって行く事も叶わなかった。 なぜ彼らが殺されなければならなかったのか。 なぜ俺はあの時彼らを助ける事ができなかったのか。 確かにあの時俺が立ち向かって行った所で、死体が一つ増...
  • 英雄
    (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル つかさ妊娠 真っ赤な誓い 妊娠注意 第四十二話⇔第四十三話 第四十三話⇔第四十四話 英雄 ~足踏みしてるだけじゃ進まない~ 今は分からないことばかりだけど。 信じるこの道を進むだけさ。 一心不乱にギターを弾き続け、腹の底から声を出しつづける。 例え死ぬことになっても、俺は歌うのを辞めないだろう。 この生涯が閉じるその瞬間まで歌手でいられたら、ロッカーでいられたら。 それだけで、十分だ。 英雄 ~甘え尽くしの自分が本当は嫌いで~ 「さて、つかさちゃん。聞こえるか?」 つかさを抱きかかえたまま、いさじは顔で音のする方向を指す。 熱さでボーっとしていたつかさだが、耳に入り込んでくるその音を聞き取る事は出来た。 「……はい、すごいギターの音と……かすかな声が聞こえます」 ボーットしている原因は...
  • 幸か不幸か
    幸か不幸か ◆BRxsUzTn5A (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 第百十二話⇔第百十三話 第百十三話⇔第百十四話 全速☆前進DA! ツンデレ 「お兄ちゃん、あそこ!」 「ふぅん、どうやら目的地が見えてきたようだな」 霊夢たちと別れた後、カイバーマンこと海馬瀬人、高槻やよい、そしてことのはは 橋の手前の地点から歩みを進め、町から目と鼻の先までの距離まで到達していた 「あの場所ならば医療道具の一つや二つくらいは置いてあるだろう、それまでもう少しの辛抱だ」 「お兄ちゃん、ありがとう……」 「俺はただお前のような兄弟を持つ者に死なれてもらっては困るというだけだ、誤解されてもらっては困る」 頬を赤らめて感謝を述べたやよいに対し、海馬は一瞬顔を逸らす。 「うっうー、これっていわゆるツンデレってやつですかー?」 「……何だ、その「ツンデレ」...
  • ニコニコ最強の国技SUMOU
    ニコニコ最強の国技SUMOU ◆XuryVJUQ9Y (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 世界最強の国技SUMOU 朝○竜 第二十四話⇔第二十五話 第二十五話⇔第二十六話モンゴル出身横綱 その男は、怒っていた。 伝統と格式を誇るはずのKAKUKAI、その堕落ぶりを目にしたからである。 全てのRIKISHIの中で最高の称号を持つ彼が負傷し、母国であるモンゴルで療養していたときのこと。 ふと戯れにサッカーをしていた、ただそれだけの理由で日本のマスコミ達は一斉に彼を批判した。 ただそれだけならまだいい。彼を怒らせ、そして失望させたのは、SUMOU-KYOUKAIがその世論を率いていたという事実である。 NIPPONのKAKUKAIの中心にいる者たちが、あろうことかサッカーのような球蹴り遊びと『世界最強の国技』を同列視するとは。 実際、彼が負った怪我と...
  • ケラモンいっぱいTAS軍団
    ケラモンいっぱいTAS軍団 ◆jVERyrq1dU (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 第百三十二話⇔第百三十三話 第百三十三話⇔第百三十四話 かわいいケラモン 草むらに伏せ橋の様子をうかがう。かなり大きい橋であったがその上を歩いている者は誰も居ない。 橋の周りには何の障害物も無く、考え無しにその上を歩けばまず見つかってしまうので、 誰も居ないのはある意味当然と言えるのかもしれない。 もう太陽は沈みかけている。B-1が禁止エリアになるのは午後二時であったから、おそらく待ち伏せしていても誰も来ないだろう。 この事実は参加者を駆逐していきたいTASとしては非常に残念な事であった。 橋には行かず別の所へ行き人数減らしをするという事も考えたのだが、彼は結局、橋にやって来た。 理由は単純なことだ。休息を取るためである。参加者があまり立ち寄らないので...
  • 愛しの彼が見つからない
    愛しの彼が見つからない ◆2VgTRcP6n6 (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 愛しの彼が振り向かないシリーズ 暗黒長門 第五十四話⇔第五十五話 第五十五話⇔第五十六話 先刻、自分を襲ってきた変態野郎が追ってこないのを確認し、長門は足を緩めた。 腹立たしい。ああ、腹立たしい、腹立たしい。 あんな奴如きに指を持っていかれたことは勿論だが、何よりも自分の能力に制限が掛かっていたという事実が怒りを増大させる。 変態野郎から逃走しながら、切断された指の修復を試みたが、傷口を塞ぎ出血を止めるのが精一杯で失われた指先は再生しなかった。 修復能力には特に強力な制限が掛けられているらしい。 情報統合思念体にアクセスできないことも含めて考えると、どうやらこのゲームの主催者共はかなり強力な力を持っているようだ。 自身に掛けられた制限が果たして首輪によるものなの...
  • チハヤム、大地に……立てない
    チハヤム、大地に……立てない ◆0RbUzIT0To (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル メカ千早 千早いじめ 闇サトシ 第十五話⇔第十六話 第十六話⇔第十七話 今は……何時くらいだろう。 ここに連れて来られてしばらく、呆然としていたから時間の感覚が曖昧だ。 もう何時間も経ってしまったかもしれないし、本当は五分ほどしか経ってないのかもしれない。 ……それにしても、こんな夜中に呼び出すだなんて非常識だ。 睡眠不足は喉にも悪いというのに。 「それにしても、ここは一体どこかしら……」 南に塔がある事から考えて地図上ではD-4かC-4辺りだろうか。 でも、私が言っている事はそういう事ではない。 この全体のフィールドが、一体日本のどこなのかという事だ。 「地図を見るからに……雪原があるという事は北の方かしら?  山も多いし、田舎...
  • Distinction
    Distinction ◆qwglOGQwIk (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 見直したのが間違いだった トミーはやっぱりトミー ムスカフルボッコwwww 第三十三話⇔第三十四話 第三十四話⇔第三十五話 僕は富竹、フリーのカメラマンさ☆ミ ちょっとばかり様子を見ていたら、不幸にも誤解をされてしまったというわけなんだ。 「あっはっは、びっくりさせてごめん。僕は富竹ジロウ、フリーのカメラマンさ」 「その手に持ってるカメラは何よ」 「いや、これは、ハハハハ……」 「むむっ! やはり覗きか!」 あっはっは、ちょっとばかり誤解がこじれてしまったようだね。 目の前のハルヒという女の子とワドルドゥは僕のことをきっと睨み付けている。 ここはなんとかして、ハルヒちゃん達には落ち着いて話を聞いてもらわないと…… 「は、話を聞いてもらえな...
  • VS.動かない大森林(EASY)
    VS.動かない大森林(EASY) ◆OZbjG1JuJM (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 第九十二話⇔第九十三話 第九十三話⇔第九十四話 「……ここまで来れば大丈夫かな」 「「だと、いいんだけどな」」  お覇王の助けで辛くも魔理沙から逃げ切った二人は、いつしか見たこともない街へと紛れ込んでいた。 『ガブモン、やっぱりさっきの人を助けに行った方が……』 『いや、俺達は行かない方がいいと思う。どんな事情があるにしろ、俺達を敵視してるみたいだしな。 もしかしたらあの人が上手くやり込めてるかもしれないよ』 『そうかなあ……』  それにしても、とオメガモンは辺りを見回し不審そうな表情(傍目では分からないが)を作る。  亜美の方もこの街の違和感に気付いているらしい。 「なんか嫌な所だなあ……なんでこんな気味悪いんだろ」 「「街なのに...
  • 外山恒一のなく頃に 友人悲惨編
    外山恒一のなく頃に 友人悲惨編 ◆0RbUzIT0To (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル ひぐらしのなく頃に 外山のカッコよさは異常 名探偵レナン バトロワでも友人は悲惨 第三十二話⇔第三十三話 第三十三話⇔第三十四話 スクラップ&スクラップ 最初からクライマックス 諸君、やはりこの国は腐りきっている! このような人殺しをゲームと言い切る道化師や正体不明の生物をのさばらせておいていいはずがなぁいッ! 仮にこの事象を見逃しているだけだとしても、それ即ち政府の怠慢という事に他ならない! あれこれ改革だとか、そういう事を言っている甘っつぉろい段階では最早無いのだ! しかし、それを今ここでどれだけ声を荒げて言ってみてもまるで意味は無い! 我々のような迫害された少数派が幾ら吠えたところで負け犬の遠吠えになるより他無いからだ! ならばどうするか。 ...
  • イチローのレーザービームでバトロワ会場滅亡
    イチローのレーザービームでバトロワ会場滅亡 ◆LXe12sNRSs (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 第七十三話⇔第七十四話 第七十四話⇔第七十五話  すべてのシリーズに言えたわけではないが、ロックマンはただ走らせるよりも、スライディングを連続させたほうが速い。というトリビアがある。  その時間差は0.1秒にも満たない些細なものだが、クリアタイム短縮を狙う上では、必須テクであるとも言えた。  小さいことからコツコツと。細かな動作の一つ一つが、最終的なクリアタイムの短縮に繋がる。  数々の最速プレイ動画を築き上げてきたTASは、その心得を胸に、今もなお現実で起こっているバトルロワイアルで、自らのスペックをフルに発揮させようとしていた。 「――クッ!」  舌打ちはするも、足は休めず突き進む――追っ手から逃げ延びるため、連続スライディング...
  • 人間食ってすぐ落ちる~暗黒面のYOKODUNA
    人間食ってすぐ落ちる~暗黒面のYOKODUNA ◆jVERyrq1dU (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 第百四十一話⇔第百四十二話 第百四十二話⇔第百四十三話 脇に置いているデイパックをちらりと見る。その中には今までの戦いの戦利品が数多く入っている。 今までは、体力に余裕があった分、これらの武器を使う事など考えもしなかった。 しかし、これからは使う事になるかもしれない。それほどに私は消耗している。 無論、武器を使う事など裁定の神GYOJIと父親とも呼べるOYAKATAから固く禁じられている。 そのため武器など使わずSUMOUのみで戦う事が最良ではある。まあ、今となっては、OKITEを気にする必要などないかもしれないが……。 さて、行くか……。 足に力を入れて立ち上がる。体は相変わらず重いが放送前よりははるかに回復しているようだ。...
  • ぴこまろ不思議のダンジョン 闇の探検隊
    ぴこまろ不思議のダンジョン 闇の探検隊 ◆OZbjG1JuJM (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 孔明の罠 パンツ赤いッス! 第四十四話⇔第四十五話 第四十五話⇔第四十六話 私の名は矢部野彦麿、人の心の闇に付け入る悪霊共を退治することを生業とする陰陽師だ。 あの奇抜な格好をした悪霊と、それに加担もしくは操られているらしい仮面の男の悪しき陰謀を崩すため、この地にて最初に遭遇した西洋の少女・アリスと行動を共にしている。 しかしこやつ、どうにもやる気ない。既に悪霊に侵されているかと思ったのだが本人は『最初からこうなんだから放っといてよ』と言うのみだ。 まあいつ生死が問われるとも知らぬ悪質な遊戯に放り込まれてはやる気が萎縮するような者がいてもおかしくはないだろう。 しかし彼女はやる女だ。いずれその本気を見せてくれることを期待しているぞ。 そ...
  • ニアミス・ハピネス
    ニアミス・ハピネス ◆wC9C3Zbq2k (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル YOKODUNA 春閣下 第三十四話⇔第三十五話 第三十五話⇔第三十六話  人が、落ちていた。 薄暗い中でも事切れているとはっきりとわかる変わり果てた姿で。 (・・・・・・どうしたものか。ここまできて穢れを拾ってしまった)  YOKODUNAが山頂を目指したのは日の出とともに神事を行うため。 兵と腕試しをするのはそれからでもよいと思い道なき道を猛進してきたのだ。 そのせいか誰とも遭遇せずにここまできたのに、山頂まであと一息のところでこれだ。 「死」を直視してしまった以上神事は諦めるべきなのだろう。  NIPPON-JINではないから自信はないが、先達ならそうしたろうから。  SUMOUの起源は豊穣を祈り神社で行われた奉納儀式の一種であり、 “...
  • ぺったんぺったんつるぺったん ~五十歩百歩~
    ぺったんぺったんつるぺったん ~五十歩百歩~ ◆qwglOGQwIk (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル つるぺったん 暗黒長門 第十九話⇔第二十話 第二十話⇔第二十一話 長門有希は情報統合思念体へとコンタクトを試みるも、やはりコンタクトを取ることは出来なかった。 十分な試行回数を試したにも拘らずコンタクト不能であったため、ここは情報統合思念体が観測できない別空間と判断し試行を打ち切った。 その後は周りの風景を眺め、この殺し合いの主犯格と見られる悪魔について考察し、涼宮ハルヒ絡みでもなく、SOS団内関係者によるものでも無いと推察した。 一通りの状況把握を終えた後、長門は第一にすべきことを考える。 それは、愛しの彼の早急な保護に異ならない。 いや、できれば絶体絶命のピンチの時に颯爽と助けに入るほうが美しいだろう。 そうなれば、まずは彼の座標...
  • 魔理沙は大変な「覇王翔吼拳」を盗まざるを得ない
    魔理沙は大変な「覇王翔吼拳」を盗まざるを得ない ◆CMd1jz6iP2 (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 第八十三話⇔第八十四話 第八十四話⇔第八十五話 盗んでいきましたシリーズ 覇王翔吼拳を使わざるを得ない 「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ!!!」 「虎煌拳を連射せざるを得ない!」 魔理沙の放つ星屑とレーザーの弾幕と、お覇王の放つ虎煌拳の弾幕によって 草原はどんどん地表をむき出しの状態へと変わっていく。 「環境破壊と言わざるを得ない」 「随分と余裕だな、調子に乗ってると痛い目見るぜ!」 魔理沙の弾幕は、虎煌拳を数で圧倒している。 しかし、虎煌拳はその全てを貫き魔理沙に迫る。 「こんな単調な弾で、私に当てられると思うなよ!」 回避しながら魔理沙も弾幕で対抗する。 だが、その攻撃のほとんどは、虎煌拳によって打ち消され...
  • 東方無職志~お手伝いロボットの憂鬱~
    東方無職志~お手伝いロボットの憂鬱~ ◆jU59Fli6bM (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 第百三十四話⇔第百三十五話 第百三十五話⇔第百三十六話 太陽が西に傾き、あたりを赤く染めている頃。 あの巨乳を助けて、あの男に発症したというなんたら症候群を治すため(私は部下としてついていっ てるだけだが)、 私達は富竹が去っていった方向に歩き続けていた… はずだった。 「うはwwwもう無理wwww足痛いww  そういやここまでこれたのはトミーがおんぶしてたからだったっけww  マジでトミーカムバックwwwww」 追い始めてからあまり経ってないのに地面にへたりこむニート。 おんぶってこいつ…いつもこうなのか?そりゃああいつらもいなくなるわけだな…。 「何言ってるんですか!やっと町が見えてきたところなんですよ!  富竹さん...
  • クロックタワー
    クロックタワー ◆tGnurJkvOw (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 暗黒妹 さっちゃん逃げてー! 第二十話⇔第二十一話 第二十一話⇔第二十二話 もし、あなたとあなたの『愛しい者』が『殺しあい』を強要されたとき、 あなたはどう行動するだろうか……『愛しい者』のための殺戮、それも有力な選択肢だ。 自らが犠牲になり『愛しい者』を生かすのだ。 しかし、今ここでわたしは考えねばならない。 ここに確実に居ると分かるのは『愛しい者』と『わたし』だけであり、もし『わたし』が『彼』の代わりに死亡すれば、 一人生き残った『彼』を『例の3人』が!『あの忌々しい三人』が!『彼』を迎えることにもなりかねない! 『痛々しいヒス女』や『マニア向けのクリーチャー』、『何度殺しても意味のない化け物』に『彼』を!!! ……『愛しい愛しいわたしの兄』を!ヤツラの『あの三人...
  • 愛媛のジャンク/凡人打開配信(後編)
    愛媛のジャンク/凡人打開配信(後編) ◆0RbUzIT0To (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 永井先生 第九十三話⇔第九十四話 第九十四話⇔第九十五話 愛媛の覚醒 「よっ……と!」 水銀燈を抱きかかえたまま、扉を開けて博之は一人胸を撫で下ろす。 とりあえずは逃げ切ったらしい、追っ手の足音も聞こえない。 適当に入った家の中、どこか洋風な印象を受けるその家の椅子にひとまず腰を下ろす。 「おい、水銀燈? 起きとるか? どこか痛ないか?」 自分とてサトシのロールバスターによる銃撃によって傷を負っているのだが、そんな様子は微塵も見せない。 心底心配したような様子で、水銀燈の顔を覗く。 そこにはいつもの高飛車な様子はなく、生気が抜けたように放心する水銀燈の顔。 ただ、口を細々と動かして、何かを呟いている。 「私は……ジャン...
  • 運が良いのは彼女なのか?
    運が良いのは彼女なのか? ◆OZbjG1JuJM (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル UNオーエンは彼女なのか? マントマリサ TASさん 第三十一話⇔第三十二話 第三十二話⇔第三十三話 気がついたら見知らぬ平原に飛ばされていた。 あんな大量の人間を集めたことも考えるとあのピエロか悪魔には どうも空間を操る程度の能力があるのかもしれない。どっかのスキマ妖怪みたいだな。 「しっかし、今回ばかりは相当面倒だな」 勿論正面きって他の連中を殺しにかかるつもりなんて毛頭ない。 そもそも弾幕というものは決闘の手段であって人殺しの手段ではないのであって。 まあどさくさで死傷者が出ないこともないのだが。 というかその弾幕が自由に使える状況にない。 スペルカードがないのは状況が状況だから別にしても、箒がないから空が飛べない。一応。 ランダム支給...
  • 蟲以下のにおいがプンプンするぜ
    蟲以下のにおいがプンプンするぜ ◆CMd1jz6iP2 (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 第五十一話⇔第五十二話 第五十二話⇔第五十三話 夜が明け、湖畔沿いに歩き出した遊戯と琴姫はお互いの情報を交換していた。 矢部野彦麿という陰陽師がいれば、悪霊を払えるだろうということ。 始めに殺された少年の兄、海馬瀬人もこのゲームを打開できる力になるだろうこと。 琴姫は、彼は家族を殺された悲しみが闇に捕らわれているかもしれないと言った。 遊戯は考えた。 確かに海馬は過去に非道な行いを平気でやったこともある。 自分の祖父からブルーアイズホワイトドラゴンのカードを奪った頃の彼に戻っているかもしれな い。 だとすれば大変だ。海馬がこのゲームに乗る可能性があるだけではない。 悪い海馬は・・・小物臭がするのだ。彼が生き残れる可能性は激減する。 ふははは...
  • そこらじゅうでハデにやったる
    そこらじゅうでハデにやったる ◆Dx4H1/XR2o (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル レーザービーム イチロー お覇王 第二十六話⇔第二十七話 第二十七話⇔第二十八話 全自動卵割機 イチローは猛烈に野球がしたかった。 自分は内野安打が打ちたかった。 レーザービームで一度人類を壊滅させたこともあった(自身が時を飛び越え再生させたが)。 自分がやりたいのは人の頭を内野安打じゃない、野球のボールを内野安打なんだ。 こんなことに付き合ってる暇は無い。 目の前から、胴着を着た一人の男性が迫ってくる。 「こんにちわ、貴方はこの殺し合いに乗っていますか?」 嘗て、とある俳優すらも唸らせた演技力を微妙に使い(本気を出せば相手が感動で泣いてしまうため)話しを持ちかける。 しかし、目の前の男性が取った構えは……。 「覇王! 翔吼拳!」 とてつもな...
  • 解呪/Disenchant
    解呪/Disenchant ◆qwglOGQwIk (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 第八十四話⇔第八十五話 第八十五話⇔第八十六話 自重しないクロスミラージュ YOKODUNAは空を駆ける。 RIKISIにとっての戦場は基本的にDOHYOUの上であるが、あくまで基本的である。 一流のRIKISI同士のTORIKUMIでは、DOHYOUの上は狭すぎるのだ。 ゆえに己のKIを纏って双肩に両翼を羽ばたかせ、飛翔する。 本来の力ならば地球の裏側まで飛翔することができたはずのYOKODUNAであったが、力の制限によってうまく飛翔することができない。 制限ゆえに何度も地面に着地し、その足を汚しながらも湿地帯を抜けついに城へとたどり着いた。 目の前にそびえる城は半ば朽ち掛けているが、立派にその姿を残していた。 (おや……?) 空に何かを感...
  • さよならフシギダネ! かことのけつべつ!
    さよならフシギダネ! かことのけつべつ! ◆LXe12sNRSs (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 第百四話⇔第百五話 第百五話⇔第百六話  人間は勝手だ。いつだって自分たちの都合でオレたちを捨てていく。  面倒になった、経済的余裕がなくなった、飽きた、嫌いになった、etc.……。  理由なんて、オレたちには関係ない。  奴らはみんな、オレたちの声なんかには耳も傾けない。  オレは、そんな捨てポケモンたちの嘆きの声をたくさん聞いてきた。  昨日可愛がってくれたご主人が、明日には蹴飛ばしてくる。  いつもはもらえたごはんが、永遠にもらえなくなる。  いくら鳴いても、主人は迎えに来てくれない……。  その苦しみが、奴らにわかるか? ……いや、わかりゃしないさ。  じゃなきゃ、誰だって幸せにやっていける。  奴らが俺たちを裏切らなきゃ、こん...
  • 人が動かないと書いて「働かない」と読む
    人が動かないと書いて「働かない」と読む ◆lbhhgwAtQE (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 第六十三話⇔第六十四話 第六十四話⇔第六十五話 自重しないニートミー 「ニートさん、もう元気になったでしょ? 下に下りましょう!」 「だめwwwwwまだ動きたくないwwwww」 「そんなぁ……」 「ていうか動いたら負けかなって思ってるwwwwww」 大樹の上方、巨大な枝の上。 ニートは依然、動こうとせずその場に座り込んでいた。 そして、それを見てロールは呆れ半分諦め半分といった表情をする。 「……ねぇ、ニートさん。いい加減にしないと私、置いてっちゃいますよ?」 「うはwwwwwwもちつけロールちゃんwwww」 背を向け、一人先へ進もうとするロールを見て、さすがのニートも焦る。 ……いや、その発言や表情からは全くそのような素振りは見え...
  • STORM
    STORM◆CMd1jz6iP2 (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 第八十二話⇔第八十三話 第八十三話⇔第八十四話 アサクーラ 「急ぐぞ、アリスよ。嫌な胸騒ぎがする」 戦闘と思われる光景を目にした我ら三人は、その地点へと急いでいた。 だが、今は朝倉がいない。 アリスは多少やる気を出してくれたと思ったが、また萎縮したのか歩みが遅い。 無理もない。あれほど離れた地点から見える攻撃、近づけば無事で済むとは限らない。 そこで私が渇を入れていたのだが……朝倉は、その隙に向かってしまったらしい。 「わかってるわよ、これでも急いでるんだから……」 アリスも、責任を感じているのか、きちんと歩みを進めている。 戦闘の音はもうしない。決着が着いたのだろうか。 これで、私の胸騒ぎが杞憂に過ぎねば良いのだが…… 杞憂に過ぎねば、良かったのだ...
  • モクバ死す 海馬の涙
    モクバ死す 海馬の涙 ◆BRxsUzTn5A (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 社長覚醒 社長のカッコよさは異常 第三十話⇔第三十一話 第三十一話⇔第三十二話 海馬瀬人はあの忌まわしき部屋から飛ばされた後、一人孤独の中にいた。 「モクバ……モクバ……モクバ……俺の………俺の………大切な弟……」 彼の顔は生気がまったくなく、目は泥沼のように濁っていた。手はだらりとぶらさがったままで体はその場で一本のくたびれた棒のように突っ立っていた 弟、モクバは死んだ。 嘘だと思いたかった。すぐに部屋の隅から出て来て無邪気な姿を見せてくれるということを想像したかった。 しかし、それは自分の今まで全否定していたオカルトを肯定するのに等しかった。 そうだ、モクバは死んだ。俺に降りかかった生温かい血、間違いなくモクバのもの...
  • 刺激・ぶらっく・パックン♪
    刺激・ぶらっく・パックン♪ ◆CMd1jz6iP2 (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 黒い花シリーズ 第百十一話⇔第百十二話 第百十二話⇔第百十三話 私は決めた。ゲームに乗らず、しかし願いを叶えてみせると。 人を生き返らせる……それは、どんなロストロギアでも実現できない奇跡。 伝説のアルハザードの技術でもなければ、不可能なこと。 「なんだ、私……犯罪者になるんだ」 P.T事件。かつての大魔導師、プレシア・テスタロッサが目指した死者蘇生。 ロストロギア以上の力を私利私欲に使って、許されるはずがない。 時空管理局をクビになるだけでは済まない……極刑すらありえる。 「とりあえず、なのはさんにはうまく言って……騙すようで悪いけど」 願いを叶えられれば、後はどうなってもいい。 さあ、早く出かけようと支度を済ませる。 そして、悪魔の放...
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