ニコニコ動画バトルロワイアル@wikiまとめ内検索 / 「第四十四話⇔第四十五話」で検索した結果

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  • 浩二君です
    ...十三話⇔第四十四話 第四十四話⇔第四十五話 「じゃさ。とりあえず至急品の確認しとかない?さっきみたいな事になるのはきついし」 「そうか、まあ、俺もそれには異存はないが」 永井先生は言われた通り、とりあえず支給品の確認をしようと思いました。 まず、始めに永井先生の注意を引いたのは、ビニールのようなもので厳重に包まれた何かでした。 ビニールの表面には、≪塩素二号の鍵≫とだけ書かれていました。 「塩素二号って何かしら…もっと何か書いてないの?」 「書いとらん」 書いてあるのはそれだけで、ビニールの端には、開けてくれと言わんばかりのささくれがつけられていました。 「とりあえず、開けてみましょうか」 ティアナがそう言ったので、永井先生は適当に、そのビニールを開けてしまいました。 「臭っ!ちょ、なぁんぞこれ!」 ビニールを破いた途端、その中に閉じ込められていた刺激臭...
  • ぴこまろ不思議のダンジョン 闇の探検隊
    ... パンツ赤いッス! 第四十四話⇔第四十五話 第四十五話⇔第四十六話 私の名は矢部野彦麿、人の心の闇に付け入る悪霊共を退治することを生業とする陰陽師だ。 あの奇抜な格好をした悪霊と、それに加担もしくは操られているらしい仮面の男の悪しき陰謀を崩すため、この地にて最初に遭遇した西洋の少女・アリスと行動を共にしている。 しかしこやつ、どうにもやる気ない。既に悪霊に侵されているかと思ったのだが本人は『最初からこうなんだから放っといてよ』と言うのみだ。 まあいつ生死が問われるとも知らぬ悪質な遊戯に放り込まれてはやる気が萎縮するような者がいてもおかしくはないだろう。 しかし彼女はやる女だ。いずれその本気を見せてくれることを期待しているぞ。 その後、アリスに言われて私は配られた道具の確認をすることにした。 私の陰陽術があれば野蛮な武装などは不要なのだが、相手がそれに耐...
  • 彼女にだって乙女は必要です
    彼女にだって乙女は必要です ◆qwglOGQwIk (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル (・3・) ひぐらしのなく頃に 星のカービィ 第二十三話⇔第二十四話 第二十四話⇔第二十五話 「はぁ……これからどうしよ…………」 園崎魅音は途方にくれていた。オヤシロ様の祟りという現象もそれは摩訶不思議であったが、それをはるかに上回る異常事態のなのを肌で感じていた。 素直に殺し合いなんて魅音には出来るはずが無かった。園崎家は人には言えない罪を沢山抱えてきたし、魅音も例外ではない。 でも、人として殺人だけは犯さない。それが園崎家次期党首としての心構えであった。 それなのに、人が目の前で死んだ。 スプラッタには慣れているとはいえ、人が死ぬのを見たのは初めてだ。結局魅音はあの場でどうすることもできなかったのだ。 支給品とやらを確かめてみたが、小型の音楽プレ...
  • 最速vs最速
    最速vs最速 ◆0RbUzIT0To (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル イチローの疾走で世界記録更新 脅威のスピンジャンプ 第四十五話⇔第四十六話 第四十六話⇔第四十七話 お覇王君と一緒に行動をする事になった僕が次に決めたのは当面の方針だ。 本来ならあの悪魔のような人たちの所に行って、彼らを懲らしめるのが妥当なんだろうけれど、 この首輪のせいで僕たちの力は弱まっているらしい。 「お覇王君、首輪の外し方はわかるかい?」 「わからないといわざるをえない」 うん、多分そうだろう。 僕はよく盗塁途中に暇な事があって本などを漁って読んでいて、 野球関係だけではなく機械などの資料を読んでいた事もあった。 だけれどこの首輪の形状も何もかも資料で読んだそれとまるで一致しない。 「機械を専門とする人に聞くのが一番かもしれないね。  僕...
  • 楽太郎(ラピュタ王)の陰謀
    楽太郎(ラピュタ王)の陰謀 ◆2VgTRcP6n6 (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 楽太郎 第四十話⇔第四十一話 第四十一話⇔第四十二話 ツンデレ 「ちょっと待って」 すぐ横を歩いているゴマモンがかがみに言い、止まった。 二人は仲間を探すために、まずは人の多く集まりそうな中央部や市街地に向かおうと決め、 地図上で言うA-3北西から出発し、現在はA-4を移動中だった。 ゴマモンが水場が得意ということもあり、湖沿いに進んで来たのだが、彼がその途中で何かを感じ取ったらしい。 「ゴマモン? どうし……」 「シッ。静かにして。誰かが近くにいるよ」 その言葉に、かがみは胸の鼓動が一瞬だけ早くなるのを感じた。 耳を澄ますと、左手、つまり森の奥の方から確かに人の声が聞こえる。恐らくは男性の声だ。 しかし声が小さすぎて何を言っているのかはよく分からない...
  • 英雄
    (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル つかさ妊娠 真っ赤な誓い 妊娠注意 第四十二話⇔第四十三話 第四十三話⇔第四十四話 英雄 ~足踏みしてるだけじゃ進まない~ 今は分からないことばかりだけど。 信じるこの道を進むだけさ。 一心不乱にギターを弾き続け、腹の底から声を出しつづける。 例え死ぬことになっても、俺は歌うのを辞めないだろう。 この生涯が閉じるその瞬間まで歌手でいられたら、ロッカーでいられたら。 それだけで、十分だ。 英雄 ~甘え尽くしの自分が本当は嫌いで~ 「さて、つかさちゃん。聞こえるか?」 つかさを抱きかかえたまま、いさじは顔で音のする方向を指す。 熱さでボーっとしていたつかさだが、耳に入り込んでくるその音を聞き取る事は出来た。 「……はい、すごいギターの音と……かすかな声が聞こえます」 ボーットしている原因は...
  • ニコニコ最強の国技SUMOU
    ニコニコ最強の国技SUMOU ◆XuryVJUQ9Y (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 世界最強の国技SUMOU 朝○竜 第二十四話⇔第二十五話 第二十五話⇔第二十六話モンゴル出身横綱 その男は、怒っていた。 伝統と格式を誇るはずのKAKUKAI、その堕落ぶりを目にしたからである。 全てのRIKISHIの中で最高の称号を持つ彼が負傷し、母国であるモンゴルで療養していたときのこと。 ふと戯れにサッカーをしていた、ただそれだけの理由で日本のマスコミ達は一斉に彼を批判した。 ただそれだけならまだいい。彼を怒らせ、そして失望させたのは、SUMOU-KYOUKAIがその世論を率いていたという事実である。 NIPPONのKAKUKAIの中心にいる者たちが、あろうことかサッカーのような球蹴り遊びと『世界最強の国技』を同列視するとは。 実際、彼が負った怪我と...
  • 愛しの彼が見つからない
    愛しの彼が見つからない ◆2VgTRcP6n6 (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 愛しの彼が振り向かないシリーズ 暗黒長門 第五十四話⇔第五十五話 第五十五話⇔第五十六話 先刻、自分を襲ってきた変態野郎が追ってこないのを確認し、長門は足を緩めた。 腹立たしい。ああ、腹立たしい、腹立たしい。 あんな奴如きに指を持っていかれたことは勿論だが、何よりも自分の能力に制限が掛かっていたという事実が怒りを増大させる。 変態野郎から逃走しながら、切断された指の修復を試みたが、傷口を塞ぎ出血を止めるのが精一杯で失われた指先は再生しなかった。 修復能力には特に強力な制限が掛けられているらしい。 情報統合思念体にアクセスできないことも含めて考えると、どうやらこのゲームの主催者共はかなり強力な力を持っているようだ。 自身に掛けられた制限が果たして首輪によるものなの...
  • ぶれ☆いぶ
    ぶれ☆いぶ ◆OZbjG1JuJM (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル かがみは俺の嫁 ゴマモンに嫉妬 第十四話⇔第十五話 第十五話⇔第十六話 人は非常識な出来事に巻き込まれてもそれはそれで 割と順応しやすいって聞いたことある気がする。 かくいう私も、多分その一人になるのかもしれない。 ようやく動悸の収まった胸を撫でながら、ここで出会ったあいつの帰りを待つ。 ちなみにこの動悸の要因は二つ。 一つはあのピエロみたいな奴と、化け物の起こした惨劇を目の当たりにしたこと。 交通事故に遭遇することはあれど、人が殺されるのを目の前で見ることになるなんて思わなかった。 自分とあまり年の変わらない少女が。まだ小学生ぐらいの少年が。 この辺りに飛ばされた時だって、自分や友人達が殺されるかもしれないという恐怖に押しつぶされそうだった。 そし...
  • 月のネズミ
    月のネズミ ◆c92qFeyVpE (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 第154話 第百五十三話⇔第百五十四話 第百五十四話⇔第百五十五話 「エリアサーチも大分制限されちゃってるね、このエリア内ですらサーチできないよ」 「面倒ですねぇ、隠れながら進むしかないですか」 チューモンは物陰に隠れながら、進化するための養分になりそうなものを探し進んでいく。 その間に自身の能力についてより詳しく調べてみるが、その結果は散々なものだった、ローザミスティカなしでは魔力球一つ制御するのもやっとである。 参加者と接触する前に、何とかもう一段階ぐらいは進化しておきたいところだ、 もうクリサリモンになることはできないかもしれないが、少なくとも使用できる能力の幅はできるはず。 そんなことを考えながら物陰を進んでいると、突然派手な音が鳴り響く。 「な、な...
  • おじいちゃんのアイスクライマー
    おじいちゃんのアイスクライマー ◆irB6rw04uk (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 第百三十三話⇔第百三十四話 第百三十四話⇔第百三十五話 孔明の罠 ストーム1は橋を渡っていた。 その足取りはスタスタと軽快である。しかし、心の中の自分の足取りは重たかった。 心が自分ではない体に入っているためだろう。 じゃがうじうじしていても仕方が無い! わしは今地球防衛軍のストーム1じゃ。地球を守る正義のひーろーなんじゃ! さぁ、みっしょん開始じゃ! ストーム1の目の前には橋の終わりが見え始めていた。 ストーム1は歩むスピードを落とす。このまま橋をそのまま進めば禁止エリアに入ってしまい首輪が爆発してしまう。 橋の手すりに近づくと確かに陸地があった。 2~3メートルの高低さがあったが、飛び降りてもまた帰ってくることが出来そうだ。 ...
  • 俺のターンは
    俺のターンはまだ終了してないっぜ! ◆CMd1jz6iP2 sm44←時列系に見たい人はコチラ→sm13 sm48←投下順に見たい人はコチラ→sm50 キャラ順に見たい人はコチラ↓ sm06←キョン→ sm06←阿部高和→sm39 (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 第四十八話⇔第四十九話 第四十九話⇔第五十話 「・・・・・・やれやれ、やりすぎちまったか。彼と同じイイ男だったが少し・・・狭すぎたな」 俺を犯し終えた阿部は、人の尻を撫で回しながらそう言った。 ――――何、が――――狭い――ん、だ―――なにが―――― 勝手なことを言う阿部に言い返してやりたかったが、俺の体はピクリとも動かない。 それどころか、触られているはずの尻の感触がほとんど無い。 どこぞの神話に出てくる、必ず心臓を貫く魔槍の如きアレによってもたらされた、あのマグマ...
  • 俺のターンはまだ終了してないっぜ!
    俺のターンはまだ終了してないっぜ! ◆CMd1jz6iP2 (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル バーサーカーソウル キョン無残 これは良いフラグ 補完SS 第四十八話⇔第四十九話 第四十九話⇔第五十話 「・・・・・・やれやれ、やりすぎちまったか。彼と同じイイ男だったが少し・・・狭すぎたな」 俺を犯し終えた阿部は、人の尻を撫で回しながらそう言った。 ――――何、が――――狭い――ん、だ―――なにが―――― 勝手なことを言う阿部に言い返してやりたかったが、俺の体はピクリとも動かない。 それどころか、触られているはずの尻の感触がほとんど無い。 どこぞの神話に出てくる、必ず心臓を貫く魔槍の如きアレによってもたらされた、あのマグマのような熱さと身を切り裂くような激痛も―――― 引き換えに俺の体を襲うのは寒さだ。先ほどまでの雪道での寒さとは違う。 なんと...
  • 第二回定時放送
    第二回定時放送 ◆qwglOGQwIk (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 定時放送SS 第百三話⇔第百四話 第百四話⇔第百五話 時計の針が重なる時間、陽光が真南に輝くその時。 会場を包んでいた闇は、もう物陰の片隅にある日陰としてしか存在できなかった。 燦々と輝く太陽が照らすその場所は、殺し合いという言葉が似つかわしくないほどに美しい光景を醸し出していた。 その太陽が輝く青空を覆い隠すようにして、道化師の男が中空に現れた。 『こんにちはみんな、元気に殺し合いをしているかな?』 第一声は、心底人を小馬鹿にした声から始まった。 ――いきなり挨拶されても困るかな? マルクから聞かされているとは思うけど自己紹介しておくよ。 私の名前はピエモン、よく覚えておくといいよ。だって君らの中の一人はまた私達と会うんだからね。 ――...
  • ニアミス・ハピネス
    ニアミス・ハピネス ◆wC9C3Zbq2k (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル YOKODUNA 春閣下 第三十四話⇔第三十五話 第三十五話⇔第三十六話  人が、落ちていた。 薄暗い中でも事切れているとはっきりとわかる変わり果てた姿で。 (・・・・・・どうしたものか。ここまできて穢れを拾ってしまった)  YOKODUNAが山頂を目指したのは日の出とともに神事を行うため。 兵と腕試しをするのはそれからでもよいと思い道なき道を猛進してきたのだ。 そのせいか誰とも遭遇せずにここまできたのに、山頂まであと一息のところでこれだ。 「死」を直視してしまった以上神事は諦めるべきなのだろう。  NIPPON-JINではないから自信はないが、先達ならそうしたろうから。  SUMOUの起源は豊穣を祈り神社で行われた奉納儀式の一種であり、 “...
  • 馬鹿とニートは高い所がお好き
    馬鹿とニートは高い所がお好き ◆qwglOGQwIk (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル ニート自重しろwwww ロールちゃんは俺の嫁 第四十六話⇔第四十七話 第四十七話⇔第四十八話 森の中を走るニートとロールちゃん、後ろでは「目が、目がぁ~」という悲痛な叫びが木霊している。 叫ぶ輩はロールちゃんを襲った張本人であり、ニート達にしてみれば構っている暇はまったくない。 というかニートもロールちゃんもどうしようもないから、相手が怯んでいるにも関わらず逃避を選択したということなのだ。 そんなわけで逃避中の二人の目の前にはそれはそれは大きな樹がそびえ立っており、とても現実世界ではお目にかかれそうにない程の大木だった。 当人達から見たスケールで言えば、こ○~木何の木○になる木~といったレベルさえ超えているようにさえ感じられる。 「あ、あの助けてくれて...
  • 東方無職志~お手伝いロボットの憂鬱~
    東方無職志~お手伝いロボットの憂鬱~ ◆jU59Fli6bM (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 第百三十四話⇔第百三十五話 第百三十五話⇔第百三十六話 太陽が西に傾き、あたりを赤く染めている頃。 あの巨乳を助けて、あの男に発症したというなんたら症候群を治すため(私は部下としてついていっ てるだけだが)、 私達は富竹が去っていった方向に歩き続けていた… はずだった。 「うはwwwもう無理wwww足痛いww  そういやここまでこれたのはトミーがおんぶしてたからだったっけww  マジでトミーカムバックwwwww」 追い始めてからあまり経ってないのに地面にへたりこむニート。 おんぶってこいつ…いつもこうなのか?そりゃああいつらもいなくなるわけだな…。 「何言ってるんですか!やっと町が見えてきたところなんですよ!  富竹さん...
  • 天地魔闘してすぐめい☆おー ~狂気の高町教導官~
    天地魔闘してすぐめい☆おー ~狂気の高町教導官~  ◆lbhhgwAtQE (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 魔法少女リリカルなのはStrikerS 東方 管理局の白い冥王 優曇華院イナバの憂鬱 第四十七話⇔第四十八話 第四十八話⇔第四十九話 狂気の優曇華院シリーズ 前略、永遠亭の皆様。 世にも不可思議な殺し合いに参加させられて一時間強経ちますが、私は何とか無事にやっています。 あ、そうそう。皆に紹介したい人がいます。 今、一緒に行動しているミッドチルダの高町なのはさんです。 なのはさんは、何でも魔法を使うことができるらしく、元の世界ではその力を治安を守る仕事に役立てていたとかなんとか。 性格も優しく、殺し合いにも乗り気ではなく、むしろ主催の人を倒したいと意気込んでいて頼もしい限りです。 そう、本当に頼もしく見える人なんですけど…...
  • 解呪/Disenchant
    解呪/Disenchant ◆qwglOGQwIk (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 第八十四話⇔第八十五話 第八十五話⇔第八十六話 自重しないクロスミラージュ YOKODUNAは空を駆ける。 RIKISIにとっての戦場は基本的にDOHYOUの上であるが、あくまで基本的である。 一流のRIKISI同士のTORIKUMIでは、DOHYOUの上は狭すぎるのだ。 ゆえに己のKIを纏って双肩に両翼を羽ばたかせ、飛翔する。 本来の力ならば地球の裏側まで飛翔することができたはずのYOKODUNAであったが、力の制限によってうまく飛翔することができない。 制限ゆえに何度も地面に着地し、その足を汚しながらも湿地帯を抜けついに城へとたどり着いた。 目の前にそびえる城は半ば朽ち掛けているが、立派にその姿を残していた。 (おや……?) 空に何かを感...
  • 落ち着け前原K!
    落ち着け前原K! ◆lbhhgwAtQE (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル エアーマンは倒せない バックブレーダー殉職 口先の魔術師 第四十一話⇔第四十二話 第四十二話⇔第四十三話 『オタク』そして『魔法使い』。 それらは、エアーマンのコンピュータと照合しても一致するデータがない存在。 つまり、彼女らはエアーマンにとって、そしてワイリーにとってはイレギュラーな存在だ。 世界征服を目指す彼らにとって、イレギュラーはあってはならない事態。 「……そうだ。ワイリー様の世界征服にイレギュラーなどあってはならない……!」 エアーマンは一人心地に呟く。 新たなデータ――獲物を求めて。 そして、そんな彼が見つけたのは――――   ▽  ▽  ▽  ▽ 「はぁ、なるほど。ポケモンねぇ……」 目の前にいる黄色い生...
  • とある道化師の回想録
    とある道化師の回想録 ◆dM8W53tn/s (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 143話 番外編なのに本編SS 第百四十二話⇔第百四十三話 第百四十三話⇔第百四十四話 ゲームも中盤に差し掛かった頃、そして放送が始まる少し前。 放送を間近にしながらピエモンはオペレータールームでふと昔を思い出していた。 忌々しいホーリーエンジェモンの作った異空間で消えることもなく、手下どもと 永遠の時間を過ごしていたピエモンだったが、ある時何の前触れもなく異空間に穴が 生じた。 その穴に導かれるように入ってみれば、そこはどこか貫禄のある西洋風の城。 しかし、内部に入っると途中までこそ侵入者を退ける罠を搭載した要塞のごとき 内装であったが、奥まで進むと急に勝手が変わりまるでSF映画に登場しそうな 未来基地のような風体に変わり始めるではないか。 ...
  • 富竹は大変なハルヒを覗いていきました
    富竹は大変なハルヒを覗いていきました ◆OZbjG1JuJM (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 盗んでいきましたシリーズ TOMITAKE☆FLASH! 第二十二話⇔第二十三話 第二十三話⇔第二十四話 悪夢のような出来事からしばらく。 僕こと、富竹ジロウは必死に駆け回っていた。 正直なところ僕一人じゃああんな化け物に勝てそうもない。だけど、希望を捨てたわけじゃないんだ。 人智を超えた悪人がいるのであれば人智を超えた善人だっているはず。 そんな人と協力すればきっと脱出だって出来るはずさ! 「周囲異常なし! 現在のところ危険は見当たらないであります!」 「ん! ありがと。でもここでずっと立ち止まってるわけにもいかないのよね」 ん? 人の声だ。一人は女の子で、もう一人は……子供? よく分からないな。 近づいて見ると、……目玉が探検を...
  • おじいちゃんの憂鬱
    おじいちゃんの憂鬱 ◆c92qFeyVpE (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 第百四十六⇔第百四十七話 第百四十七話⇔第百四十八話 「なんということじゃ……」 ストーム1は放送を聞いて愕然とする。 スパイダーマッといさじ、彼の仲間であった人間がまたも失われてしまったのだ。 「……つかさちゃんは無事なんじゃろうか」 共に歌い続けた仲間の中で、後名前を呼ばれていないのはつかさだけだ。 一緒にいるはずのいさじ、更に助けに向かったはずのスパイダーマッがやられて彼女だけが無事という可能性は低い。 いさじ達が身を呈してつかさを逃がしたという可能性もあるが、その場合も彼女の精神を考えるとあまりいい状況とは言えなかった。 「福山に姉、続いていさじまで死んでしまっては……あの子を支えられる人間がいなくなってしまう」 つかさはご...
  • カイバーマン、夜を往く
    カイバーマン、夜を往く ◆0RbUzIT0To (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 自重しない社長 エージェント、夜を往く 第三十九話⇔第四十話 第四十話⇔第四十一話 「も、萌え要素?」 「そうだよ~、ボクっ子でアイドルだなんて萌え要素の塊みたいなものだよ~。  コアな層には大人気だね、きっと」 そ、そうなのかな。 僕としては女の子らしいアイドルになりたいと思ってるんだけど、 褒められるのはやっぱり悪い気はしないかも。 それにしても萌え要素かぁ……律子ならそういう事に詳しいのかもしれないなぁ。 「そういえばあのロボット、追ってこないみたいだね」 「ん~、諦めてくれたんなら好都合だよね。  こっちはもうカードが使えないんだし、そういえば真は何か武器になりそうなものとか持ってるの?」 「いや、まだ支給品を調べる前にあのロボットに...
  • Unlocked room
    Unlocked room ◆KJJLTUDBrA (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 第百十三話⇔第百十四話 第百十四話⇔第百十五話 私、八意永琳が二回目の放送を聞いたのは、ちょうど服に袖を通しているときのことだった。 ちなみに古泉は、念のためデイパックに押し込んでおいた。 着替え中は無防備になるとはいえ、仮にも文明人として、裸でいるのは居心地が悪い。 それに結局のところ、古泉が目覚めても動けないのならば、まったく問題はないのである。 そのため、今古泉は袋から顔を出した状態で眠っている。 もっとも、少し乱暴にしたにもかかわらず、一向に目を覚ます気配がないので心配は杞憂だったようだが。 私が思わず呟いたのは、ちょうどそんなときだった。。 「鈴仙……」 声が漏れたのは、予想外の名前が読み上げられたからである。 鈴仙・優曇華院・イナバ。...
  • 体は大人、頭脳はチンパン
    体は大人、頭脳はチンパン ◆0RbUzIT0To (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 永井先生 愛媛のスカートめくり 第五十三話⇔第五十四話 第五十四話⇔第五十五話 部屋の中にいたのは、まだ幼い女の子と無惨に斬り殺された私と同年代らしき女性。 テーブルの上には何故かダンボールや筒のようなものが散乱しているし、 ビー玉も地面に転がっている。 「一体、何が――?」 私の事を泣きそうな顔で見ていた幼女に聞いてみる。 すると突然、それを合図にしたように幼女は大声で泣き始めた。 「ちょ、ちょっと待って、ね?」 必死にあやそうとするけど、効果はまるで無いみたいだ。 こんな時相棒なら……いや、スバルでも無理かな。 ヴィヴィオに対しても全然応対が出来てなかったし。 因みに私が保護したチンパンジーは後ろの方で「ぅうわぁ~、人が死に...
  • ぽよまよ ~口先の魔術師~
    ぽよまよ ~口先の魔術師~ ◆OZbjG1JuJM (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 谷口の固有結界 この発想は無かった 阿部さんの怖さは異常 第三十八話⇔第三十九話 第三十九話⇔第四十話 俺は走った。多分、過去の人生で一番頑張ったと思う。 あのキョンを【禁則事項】したツナギのガチホモ野郎に追いつかれたら人生が終わる。色んな意味で。 すまん、キョン。正直言って丸腰の俺がアイツに敵う要素が欠片も見当たらないんだ。 素手同士でボコりあってもきっと負ける。そして……考えたくない。 だが、きっとお前の仇は取ってやるぞ! ……取れたらだがな! 雪原から抜け出して夜も明けたころ、俺はようやく他の参加者と会うことが出来た。 片方は大体同い年そこそこの女の子だ。ってかおっぱいでけぇな。AAA+ってとこか。 んでもう片方は……ピンク玉。そ...
  • オタクとアイドルの奇妙な遭遇 空気男が倒せない
    オタクとアイドルの奇妙な遭遇 空気男が倒せない ◆BRxsUzTn5A (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル エアーマンが倒せない まこまこ動画(RC) ブラックマジシャンガールは俺の嫁 第十三話⇔第十四話 第十四話⇔第十五話 「何で…何でボクがこんなめに……」 一人、森林を奇妙な格好をした少年がを走っていた。 いや、少年と言うにはあまりにも格好が「奇妙」である。 何故なら肩を露出させ、ヒラヒラなスカートのまるでどこかテレビでダンスを披露するような衣装は どう見ても少年が着るのにはふさわしくない。 菊地真。 彼……いや、彼女は戦慄に一触に染まっていた。 最初、あのピエロみたいな人物を見ていた時は何かテレビの企画だと思って楽観的に見ていたが、 知り合いである真美が自分の目の前で殺され、暖かい鮮血を浴びた時は顔面が蒼白...
  • 戦士、再び
    戦士、再び ◆wC9C3Zbq2k (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 第十二話⇔第十三話 第十三話⇔第十四話  ありえない事に、見ず知らずの場所に連れ去られ生殺与奪権を振るわれている。 この主催者は今まで自分が相手してきた誰よりも強大。そう思わざるを得ない。 とすれば、この首輪だけでもなんとかするまではゲームに乗ったふりをすべきなのか。 幸い集められた参加者の多くは武器など持ったこともなさそうな少年少女のはず。 父の敵を討つことなく死ぬくらいなら修羅道に堕ちたほうがましだ。なれば殺る!  そこまで考えをまとめた俺は、正面の闇に気配があること気付いた。 自分に支給された道具は海外の人形と防毒マスクだけだったが、相手はそうではあるまい。 銃や刃物を持っていておかしくない以上奇襲をかけてでも倒しておくべきだ。  低い木立ちを抜けて現...
  • さよならフシギダネ! かことのけつべつ!
    さよならフシギダネ! かことのけつべつ! ◆LXe12sNRSs (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 第百四話⇔第百五話 第百五話⇔第百六話  人間は勝手だ。いつだって自分たちの都合でオレたちを捨てていく。  面倒になった、経済的余裕がなくなった、飽きた、嫌いになった、etc.……。  理由なんて、オレたちには関係ない。  奴らはみんな、オレたちの声なんかには耳も傾けない。  オレは、そんな捨てポケモンたちの嘆きの声をたくさん聞いてきた。  昨日可愛がってくれたご主人が、明日には蹴飛ばしてくる。  いつもはもらえたごはんが、永遠にもらえなくなる。  いくら鳴いても、主人は迎えに来てくれない……。  その苦しみが、奴らにわかるか? ……いや、わかりゃしないさ。  じゃなきゃ、誰だって幸せにやっていける。  奴らが俺たちを裏切らなきゃ、こん...
  • Distinction
    Distinction ◆qwglOGQwIk (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 見直したのが間違いだった トミーはやっぱりトミー ムスカフルボッコwwww 第三十三話⇔第三十四話 第三十四話⇔第三十五話 僕は富竹、フリーのカメラマンさ☆ミ ちょっとばかり様子を見ていたら、不幸にも誤解をされてしまったというわけなんだ。 「あっはっは、びっくりさせてごめん。僕は富竹ジロウ、フリーのカメラマンさ」 「その手に持ってるカメラは何よ」 「いや、これは、ハハハハ……」 「むむっ! やはり覗きか!」 あっはっは、ちょっとばかり誤解がこじれてしまったようだね。 目の前のハルヒという女の子とワドルドゥは僕のことをきっと睨み付けている。 ここはなんとかして、ハルヒちゃん達には落ち着いて話を聞いてもらわないと…… 「は、話を聞いてもらえな...
  • イチローのレーザービームでバトロワ会場滅亡
    イチローのレーザービームでバトロワ会場滅亡 ◆LXe12sNRSs (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 第七十三話⇔第七十四話 第七十四話⇔第七十五話  すべてのシリーズに言えたわけではないが、ロックマンはただ走らせるよりも、スライディングを連続させたほうが速い。というトリビアがある。  その時間差は0.1秒にも満たない些細なものだが、クリアタイム短縮を狙う上では、必須テクであるとも言えた。  小さいことからコツコツと。細かな動作の一つ一つが、最終的なクリアタイムの短縮に繋がる。  数々の最速プレイ動画を築き上げてきたTASは、その心得を胸に、今もなお現実で起こっているバトルロワイアルで、自らのスペックをフルに発揮させようとしていた。 「――クッ!」  舌打ちはするも、足は休めず突き進む――追っ手から逃げ延びるため、連続スライディング...
  • そこらじゅうでハデにやったる
    そこらじゅうでハデにやったる ◆Dx4H1/XR2o (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル レーザービーム イチロー お覇王 第二十六話⇔第二十七話 第二十七話⇔第二十八話 全自動卵割機 イチローは猛烈に野球がしたかった。 自分は内野安打が打ちたかった。 レーザービームで一度人類を壊滅させたこともあった(自身が時を飛び越え再生させたが)。 自分がやりたいのは人の頭を内野安打じゃない、野球のボールを内野安打なんだ。 こんなことに付き合ってる暇は無い。 目の前から、胴着を着た一人の男性が迫ってくる。 「こんにちわ、貴方はこの殺し合いに乗っていますか?」 嘗て、とある俳優すらも唸らせた演技力を微妙に使い(本気を出せば相手が感動で泣いてしまうため)話しを持ちかける。 しかし、目の前の男性が取った構えは……。 「覇王! 翔吼拳!」 とてつもな...
  • 魔理沙は大変な「覇王翔吼拳」を盗まざるを得ない
    魔理沙は大変な「覇王翔吼拳」を盗まざるを得ない ◆CMd1jz6iP2 (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 第八十三話⇔第八十四話 第八十四話⇔第八十五話 盗んでいきましたシリーズ 覇王翔吼拳を使わざるを得ない 「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ!!!」 「虎煌拳を連射せざるを得ない!」 魔理沙の放つ星屑とレーザーの弾幕と、お覇王の放つ虎煌拳の弾幕によって 草原はどんどん地表をむき出しの状態へと変わっていく。 「環境破壊と言わざるを得ない」 「随分と余裕だな、調子に乗ってると痛い目見るぜ!」 魔理沙の弾幕は、虎煌拳を数で圧倒している。 しかし、虎煌拳はその全てを貫き魔理沙に迫る。 「こんな単調な弾で、私に当てられると思うなよ!」 回避しながら魔理沙も弾幕で対抗する。 だが、その攻撃のほとんどは、虎煌拳によって打ち消され...
  • 人間食ってすぐ落ちる~暗黒面のYOKODUNA
    人間食ってすぐ落ちる~暗黒面のYOKODUNA ◆jVERyrq1dU (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 第百四十一話⇔第百四十二話 第百四十二話⇔第百四十三話 脇に置いているデイパックをちらりと見る。その中には今までの戦いの戦利品が数多く入っている。 今までは、体力に余裕があった分、これらの武器を使う事など考えもしなかった。 しかし、これからは使う事になるかもしれない。それほどに私は消耗している。 無論、武器を使う事など裁定の神GYOJIと父親とも呼べるOYAKATAから固く禁じられている。 そのため武器など使わずSUMOUのみで戦う事が最良ではある。まあ、今となっては、OKITEを気にする必要などないかもしれないが……。 さて、行くか……。 足に力を入れて立ち上がる。体は相変わらず重いが放送前よりははるかに回復しているようだ。...
  • 罪滅しと、新たな罪と(後編)
    罪滅しと、新たな罪と(後編) ◆0RbUzIT0To (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 第百十四話⇔第百十五話 第百十五話⇔第百十六話 覚醒祭り ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ キバ達が屋上に到着した時、全ては終わっていた。 脱力したように一緒にいる二人を見つめる魔法使い、泣きそうな顔をしながらも涙を流さない妖精。 そして……激しい嗚咽混じりの声で顔をぐしゃぐしゃにしながら泣き腫らしている少女と、倒れ伏した禿頭の革命家。 少女はキバの方を見ると、一度安堵したような顔を浮かべたが、すぐに再び泣き出す。 キバは……その光景を見て、全てを悟った。 「ピッピと……ティアナさん、ですよね?」 「あんたは……そっか、外山さんの仲間ね。 博之さんを守ってくれてたみたいで、ありがとう」 声をかけたキバに応対し、なるべく冷静に受...
  • どうあがいても絶望~夢の国のアリス
    どうあがいても絶望~夢の国のアリス ◆irB6rw04uk (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 第百四十三話⇔第百四十四話 第百四十四話⇔第百四十五話 キャラ崩壊 驚きの黒さ nice pair. うふふ…… あははは…… ケタケタケタケタケタケタケタ…… 何も考えてない状態の顔がこのニコニコになってから何時間経っただろうか? 撃った拳銃の衝撃は―― 人を拳銃で撃った時は―― 『人を殺してしまった』という後悔よりも面白さのほうが上であった。 狩猟を趣味にしている人の気持ちが分かった気がするよ。 さて、どうしようかな? この殺されても仕方が無い、もはや水呑百姓以下の存在のコレと私の道に立ちふさがる石ころ……いや旧ピンクボールかな。 ラッチ部を引いて弾倉を開放する。ぼこっと膨らんだ黄銅製の薬莢が2つ、そしてまだ先端に銃弾が付いてい...
  • 弾幕少女リリカルれいむ
    弾幕少女リリカルれいむ ◆lbhhgwAtQE (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 腋巫女 巫女巫女ナース でっていう自重 第二十五話⇔第二十六話 第二十六話⇔第二十七話 目的地を城廃墟に定めた腋巫女とスーパードラゴン。 だが、彼女らは今、その足を止めていた。 理由は簡単。 その行く手に一人の男の死体を見つけてしまったからだ。 「……ダメね、もう死んでる」 ヨッシーから降りた霊夢は、男の手を取り脈があるか調べるが、時既に遅し。 男の腕を地面に置くと、彼女は眉を潜めた。 亡霊少女やら半人半霊の庭師やら騒霊楽団やら、冥府の向こうの住人と交流を持つ彼女であったが、その目の前の死はやはり気分のいいものではなかった。 ヨッシーは、そんな霊夢の横で遺体の首に残る痕跡を見つける。 「首を絞められた痕があるってことは、孔明の罠で自...
  • クロックタワー
    クロックタワー ◆tGnurJkvOw (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 暗黒妹 さっちゃん逃げてー! 第二十話⇔第二十一話 第二十一話⇔第二十二話 もし、あなたとあなたの『愛しい者』が『殺しあい』を強要されたとき、 あなたはどう行動するだろうか……『愛しい者』のための殺戮、それも有力な選択肢だ。 自らが犠牲になり『愛しい者』を生かすのだ。 しかし、今ここでわたしは考えねばならない。 ここに確実に居ると分かるのは『愛しい者』と『わたし』だけであり、もし『わたし』が『彼』の代わりに死亡すれば、 一人生き残った『彼』を『例の3人』が!『あの忌々しい三人』が!『彼』を迎えることにもなりかねない! 『痛々しいヒス女』や『マニア向けのクリーチャー』、『何度殺しても意味のない化け物』に『彼』を!!! ……『愛しい愛しいわたしの兄』を!ヤツラの『あの三人...
  • 愛媛のジャンク/凡人打開配信(後編)
    愛媛のジャンク/凡人打開配信(後編) ◆0RbUzIT0To (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 永井先生 第九十三話⇔第九十四話 第九十四話⇔第九十五話 愛媛の覚醒 「よっ……と!」 水銀燈を抱きかかえたまま、扉を開けて博之は一人胸を撫で下ろす。 とりあえずは逃げ切ったらしい、追っ手の足音も聞こえない。 適当に入った家の中、どこか洋風な印象を受けるその家の椅子にひとまず腰を下ろす。 「おい、水銀燈? 起きとるか? どこか痛ないか?」 自分とてサトシのロールバスターによる銃撃によって傷を負っているのだが、そんな様子は微塵も見せない。 心底心配したような様子で、水銀燈の顔を覗く。 そこにはいつもの高飛車な様子はなく、生気が抜けたように放心する水銀燈の顔。 ただ、口を細々と動かして、何かを呟いている。 「私は……ジャン...
  • 歌、覚えていますか
    歌、覚えていますか (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 第十八話⇔第十九話 第十九話⇔第二十話 真っ赤な誓い と、言う訳で彼は今ココに居る。 ここで殺し合いをしろと言われているが、彼にとってはそんなこと冗談じゃない。 ギターを弾いて、歌を歌って、叫んで。昔はバンドを組み、今はユニットに入り。 ソロで比較的ひっそりと活動している自分が、何故ここにいるのか? 彼は、知らなかった。 いや、知っていたかもしれないが知らなかった。 自分の曲が、ひっそりと、しかし大胆に。 数々の人に愛され、MADが作られ、歌われ。 着々とその人気を伸ばしていたことを。 ――――――ニコニコ動画で。 ともかく、そんなことを知る由も無い彼は、ここで何をすべきか考えていた。 自分の支給されたデイパックは妙に膨らんでいる。 降ろしてみると……何の因果か一本...
  • 海☆馬☆王
    海☆馬☆王 ◆2kGkudiwr6 (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル カイバーマン 自重しない社長 グギャリオン 第三十五話⇔第三十六話 第三十六話⇔第三十七話 強靭!無敵!最強! 粉砕!玉砕!大喝采! 月明かりに照らされた草木が風にそよぐ。それをここで感じているのは、海馬瀬人ただ一人。 周囲に誰もいない、というのは彼にとって好都合だった。 周りからとやかく言われずに済む。海馬にとって、必要以上に人の助けを借りるのは好ましいことではない。 支給品でも確認するか……そう思いデイパックを探る手は、一着の服を取り出していた。 「これは……正義の味方カイバーマンの!」 何の因果か。 海馬が取り出した支給品はデュエルモンスターズのモンスター、 「正義の味方 カイバーマン」が着用している服だった。 ブルーアイズをあしらったヘルメット。海馬...
  • 島根起動
    島根起動 ◆iZaN.t/1n. (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル デジモンアドベンチャー シマネモン 第二十一話⇔第二十二話 第二十二話⇔第二十三話 「「ここは一体何処なんだ?」」  二つの声が同時に発せられた。しかし辺りを見ても影は一つしかない。それも そのはず、その二つの声はその影の主から発したものだ。  白き体と炎を纏う剣と一体化している左腕、冷気を放つ大砲と融合している右 腕を持った聖騎士。しかしそれは人ではなく、デジタルモンスター、略してデジ モンと呼ばれるデジタル生命体だ。 (俺はさっきまでヤマトのハーモニカを聞いていたのに……) (確かに太一と一緒だったのに)  二つの事を同時に思考したそれは、オメガモンと呼ばれるデジモンでデジモン の中でもトップレベルの強さを誇る存在だ。 ((それに何故俺はオ...
  • ロシアガールでJOJOまで
    ロシアガールでJOJOまで ◆Tfy/qV7Kts (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 第五十二話⇔第五十三話 第五十三話⇔第五十四話 ボブ術 太陽が夜の闇を侵食して、永遠に続くかとさえ思われた黒をあっさりと白く濁らせた。 こんなクソッタレな殺し合いの会場にも光は供給されるんだな。1人佇む日吉若はそんなことを考えていた。 「しかし酷い有様だな……尤も俺が爆破したのだがな」 先ほどまで自分と戦闘をしていた青ダヌキの成れの果て、それを見下ろして呟く。 初めて見たC4爆弾の威力に日吉は驚いた。 生物のような精巧な動きを見せていたそれの残骸が鉄クズなのはもっと驚いたが。 「さて、爆発の規模がデカい。誰か来る前に退散しておくか」 別に誰かに合うのが怖いというわけではない。下克上を成功させるには協力者が必要だ。 しかしあれほどの爆発を聞いて喜んで...
  • ケラモンいっぱいTAS軍団
    ケラモンいっぱいTAS軍団 ◆jVERyrq1dU (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 第百三十二話⇔第百三十三話 第百三十三話⇔第百三十四話 かわいいケラモン 草むらに伏せ橋の様子をうかがう。かなり大きい橋であったがその上を歩いている者は誰も居ない。 橋の周りには何の障害物も無く、考え無しにその上を歩けばまず見つかってしまうので、 誰も居ないのはある意味当然と言えるのかもしれない。 もう太陽は沈みかけている。B-1が禁止エリアになるのは午後二時であったから、おそらく待ち伏せしていても誰も来ないだろう。 この事実は参加者を駆逐していきたいTASとしては非常に残念な事であった。 橋には行かず別の所へ行き人数減らしをするという事も考えたのだが、彼は結局、橋にやって来た。 理由は単純なことだ。休息を取るためである。参加者があまり立ち寄らないので...
  • 対象n
    対象n ◆qwglOGQwIk (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 第七十二話⇔第七十三話 第七十三話⇔第七十四話 「ふう……」 あの悪魔の放送が終了するとともに、私は溜息を吐く。 ゆめにっきでぼやけていた頭でも、なんとか放送を聞き取ることが出来た。 最も、一部は処理し切れなかったので軽いメモを取っておいた。 ゆめにっきのことは一旦忘れようという意味を込めて、まずは名簿の確認をする。 まず、とても意外だったのはあのニートが生き残っていること。 無能を絵に描いたようなニートが私のようなやる気ある参加者に出会えばその時点で終わりだろう。 もちろんその逆でたまたま誰とも会わずに生き延びれたということもあるが、その可能性は低い。 仮にそうであったとしても次の放送で分かるだろう。誰にもあっていないとしても、その状態は長くは続かずに死ぬだろう。 ...
  • 最初の朝餉
    最初の朝餉 ◆wC9C3Zbq2k (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 第六十二話⇔第六十三話 第六十三話⇔第六十四話  空に浮かぶ異形の高笑いがゆっくりと姿を消してゆく。 放送中から様子がおかしかった谷口に魅音はなるべく刺激しないよう声をかける。 「キョンさん……だったっけ。さっきの人に、その、殺されたのは」  殺人。聞きなれているようで自分やその周りとは無縁でしかなかった言葉。 しかしここでは殺戮が本当に行われている。それも一晩でこれほどの死者が出るほどに。 放送では園崎詩音の名前も挙がっていた。妹もここに連れて来られたのかとため息をつく。 聞き間違いの可能性もあるので名簿を確かめるまでははっきりしないが、確かめたくない。 今すぐにでも逃げ出したかった。けれど逃げ場所などどこにもない。  この首輪の重みを、我が身が感じている...
  • 第一回定時放送
    第一回定時放送 ◆OZbjG1JuJM (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 定時放送SS 第六十一話⇔第六十二話 第六十二話⇔第六十三話 地平線の彼方から日が昇り始め、空も空けてきた早朝。 何の前触れもなく空に玉乗りをする生き物を映す立体映像が浮かぶ。 巨大彗星の力を握る、悪夢の魔法使い。そして最悪の宇宙人・マルク。 彼が仮の姿に戻っているのはまず、あの姿を維持するのにも多少魔力が要ること。 そしてもう一つは単に──この小馬鹿にしたような態度で、愚者と見下す参加者を嘲るためである。 『キャハハハハハハハ!!!』 そしてその放送は、聞くもおぞましい笑い声を皮切りに始まりを告げた。 ◇ ──おはよう、参加者のみんな! まずは始めの六時間をよく生き残ったと褒めてつかわすのサ! それでは第一時定時放送、始まる...
  • 最速の道を生き、ケラモンを司る男
    最速の道を生き、ケラモンを司る男 ◆c92qFeyVpE (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 第百四十八⇔第百四十九話 第百四十九話⇔第百五十話 「……やっかいだな」 休息を終え、記憶している地図を思い出しながら――最速プレイをする者にとって、MAPの把握など基本にすらならない――TASは毒づく。 A-1が禁止エリアにされることで、それまでA-1、A-2にいた人間が禁止エリアに囲まれることを恐れ離れる可能性が高くなる、 そしてそのルートだが――このB-2の橋を超える以外に道はない。 この先に参加者がいるかどうかの確証が持てない以上、最速を目指すTASに取って待ち伏せは論外だ、 だが、逆に参加者がいた場合、ここを見逃すという手もまた惜しい。 「……」 そこで『五匹』のケラモンを見る。 休息を終えても電池の容量にしようと動かな...
  • Dive to the unknown
    Dive to the unknown ◆7d53oKGJP2 (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 第百十五話⇔第百十六話 第百十六話⇔第百十七話 「WAPPA……まだ生きていたか」 D-2の草原を歩いている途中、丁度正午に放送が始まった。 OTENNTOを覆い隠すように空に浮かび上がったDOUKEの放送を聴き、YOKODUNAの心は二つの感情に揺れていた。 なんと、自分と死合い、確実に殺したと判断したTENINUプレイヤーが生きていたのだ。 YOKODUNAと呼ばれる前にも幾度となく死線を乗り越え、なった後でもそれは全く変わらなかった。 だが、自分の心にある感情は今までにないものである。 激しい悔しさと、それに劣らぬ強い悦びと。 自らをSHURAにしたにも関わらず殺し損ねた。 だが、また戦える。 あのTORIKU...
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