ニコニコ動画バトルロワイアル@wikiまとめ内検索 / 「第百二十七⇔第百二十八話」で検索した結果

検索 :
  • 戦火予防の時間だよ
    ...画バトルロワイアル 第百二十七⇔第百二十八話 第百二十八話⇔第百二十九話 レナ化  洞窟に刺す光の色が変わり始めている。恐らく夕暮れが近いのだろう。  外に向かった皆のことが気がかりだが、だかといって外に出るわけにも行かないし 今のところ身体の調子も芳しくない。 「……ぽよ!」  と、入り口で見張りをしていたカービィの声が聞こえた。言葉の意味は分からないが、 顔を綻ばせて喜んでいる様子を見る限り、ひょっとするとつかさちゃんが戻ってきたのかもしれない。 「つかさちゃんか?」 「ぽよ、ぽよ!」  やはり、か。思わず安堵のため息が出る。どうやら大事には至らなかったらしい。 皆の中の誰かが見つけて連れてきたのか、と入り口の方を見やる。  しかし彼女の傍らに俺の知る人物はいない。それどころか、つかさちゃんが昔恐竜図鑑で 見た魚の先祖のような生物を...
  • 後戻りはもう、できない
    後戻りはもう、できない ◆jU59Fli6bM (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 第百二十八⇔第百二十九話 第百二十九話⇔第百三十話 「あ、光が差してるよ!ここを壊せば出られる!」 「わかりました!ちょっと待ってて…」 バコン! 派手な音がして、岩が崩れる。中から現れたのは2人の少女。 「おぉ~!シルバースキンって凄いもんだねぇ~」 日も少しずつ傾きかけてきた頃、魅音と春香の2人はようやく山の内部から抜け出した。 山の内部の神社から繋がる道は、予想していたよりも細く長く続いていて、 出るまでに結構な時間がかかってしまった。 「ふぅ…よかった…やっと外に出れた…」 「途中でトンネルみたいな道になったときはどうなるかと思ったよ~」 「真っ暗だったけど、私たちよく出れたね…」 「きっと、ゲーマーとしての勘が冴えてたんだよ!」 ...
  • 電撃戦/Blitzkrieg
    電撃戦/Blitzkrieg ◆qwglOGQwIk (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 第百二十二話⇔第百二十三話 第百二十三話⇔第百二十四話 相性の良い二人 「この辺でいいか……むっ…………」 「どうした、ロムスカ」 「見ろ、早速だが来客のようだ」 ムスカはエアーマンに首輪探知機の画面を見せる。 そこには北から猛スピードで迫ってくる点が一つと、二つ組の点と一つだけの点がまばらに表示されている。 ムスカが指し示しているのはこの猛スピードで迫る点のことだろう。 「我々に接触されるのは不味いのが分かるな、エアーマン」 「ああ、折角の奇襲がばれては水の泡だからな」 現在ムスカとエアーマンが隠れている岩場の裂け目の他、北部の山岳地帯は見渡す限り険しい斜面や岩山、裂け目だらけである。 その天然の要害ともいえる土地を発見し、首輪探知機で索敵を...
  • 廃墟の城の素敵な巫女
    廃墟の城の素敵な巫女 ◆KJJLTUDBrA (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 第百二十六話⇔第百二十七話 第百二十七話⇔第百二十八話 「うさぎ~うさぎ~、うさぎなべ~♪」 台所で、歌を口ずさみながら料理を作る巫女が一人。 そしてその傍らには、目を回して倒れているスーパードラゴンの姿があった。 ● ● ● ● ● ● 時間は少し遡る。 「……すごい勢いで走って行ったわね、あいつ」 霊夢が『じゃあまず、二手に分かれましょう』と言うや否や、 ヨッシーは勢いよく返事をすると、どこかへ走り去ってしまった。 彼女にできたのは、それを呆然と眺めることだけである。 「ああもう! なんでみんな、話を最後まで聞かないのよ! 彼女はそう呟くと、ヨッシーとは違う方向に足を向けた。 彼女としては、何時までにどこに集合、ということも付け加えたかったが、...
  • 蝶々と薔薇と乙女
    蝶々と薔薇と乙女 ◆7d53oKGJP2 (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 第百二十話⇔第百二十一話 第百二十一話⇔第百二十二話 銀様かわいいよ銀様 蝶と薔薇と乙女 二重極域乙女 蝶々とは言っても何故か糸を吐き、硬くなることが出来る寸胴体型の紋白蝶。 薔薇とは言っても片方の腕を失ったのに幸福な状態のボロボロな呪い人形。 乙女とは言っても完全に秋葉原色に染まったオタッキーな一般少女。 これは彼女達の愛と葛藤と物語り…かどうかは判断できない。 この殺戮のゲームの中にあるにしては意味がわからないチーム。 放送の少し前になればE-4の塔に向かうのだが… それにはまだ、時間が残りまくっているのである。 周囲にマーダーがいるかもしれない状況で迂闊に動くわけにもいかず、 とりあえずコロネに見張りをしてもらっているのだが。 「クンクン、あ...
  • おじいちゃんの憂鬱
    おじいちゃんの憂鬱 ◆c92qFeyVpE (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 第百四十六⇔第百四十七話 第百四十七話⇔第百四十八話 「なんということじゃ……」 ストーム1は放送を聞いて愕然とする。 スパイダーマッといさじ、彼の仲間であった人間がまたも失われてしまったのだ。 「……つかさちゃんは無事なんじゃろうか」 共に歌い続けた仲間の中で、後名前を呼ばれていないのはつかさだけだ。 一緒にいるはずのいさじ、更に助けに向かったはずのスパイダーマッがやられて彼女だけが無事という可能性は低い。 いさじ達が身を呈してつかさを逃がしたという可能性もあるが、その場合も彼女の精神を考えるとあまりいい状況とは言えなかった。 「福山に姉、続いていさじまで死んでしまっては……あの子を支えられる人間がいなくなってしまう」 つかさはご...
  • 身体は子供、頭脳も子供
    身体は子供、頭脳も子供 ◆wC9C3Zbq2k (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 第百二十一話⇔第百二十二話 第百二十二話⇔第百二十三話 迷探偵うっうー  ことのはがゆっくりと甲板の先に落ちた生首に歩み寄った。 そして拾い上げ、さもそれが愛おしいものであるかのように頬擦りを始める。 「どどど、どうしちゃったの? ことのはさん」  死体、それも血のついた生首を大事そうに抱える姿はほとんど狂人のそれ。 元気になったのは間違いないがこの方向性はよくない。というか論外にも程がある。 だがやよいは混乱しそうな頭で必死で考える。きっとこれにも理由があるはずだと。 ことのはは優しい子だと信じたい、信じさせて欲しい。そのためにも理由を探さないと! 懸命に嫌悪感を抑えつつ、思いついたことから問いかけてゆく。 「本物……じゃないよね?」  こん...
  • びっこびこうしてやんよ
    びっこびこうしてやんよ ◆OZbjG1JuJM (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 第百二十九⇔第百三十話 第百三十話⇔第百三十一話 (どうしたもんだろう……)  山道を歩きながら、僕は心の中で頭を抱えていた。  先ほど、性癖がアレな男に襲われてから遊戯の様子がおかしいことに 僕は気付いていた。  どうも、彼の中の二人の人格がお互い距離を置いていように見えるのだ。  僕が吹っ飛ばされた後、いつの間にか遊戯の人格が変わっていたことから 原因は推して量れる。  恐らく表の遊戯君だって闇の遊戯君を完全に憎んでるわけではないだろうと思う。 裏切られたとはいえ、あの状況では致し方のない要素があったことも分かっているはずだ。  ただ、分かるだけに繋がりの深い相手とはいえ……いや、だからこそ簡単に許せないんだ。  当の僕としてはなん...
  • 第三回定時放送
    第三回定時放送 ◆KJJLTUDBrA (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 定時放送SS 第百三十七話⇔第百三十八話 第百三十八話⇔第百三十九話 田代 ピ、 ピ、 ピ、 ポーン。 『午後六時をお知らせします』 突如、会場にチャイムが響く。 そして、それに続くようにして笑い声が聞こえた。 『キャハ、キャハハハハハハハハハッ!!』 日が落ち、徐々に暗くなっていく空。 その夕焼け空をバックに巨大な立体映像が現れる。 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 『キャハハ! 参加者のみんな、こんにちわ! 三回目の放送の時間なのサ。 いや、こんばんは、なのかな? まあいいサ。 前のボクの放送から十二時間。またボクの声を聞けてるみんなは幸運サ! ちなみに、今回から時間がわかりやすいように時報を入れてみたよ。喜んでもらえるかナ? ...
  • さよなら絶望黒花
    さよなら絶望黒花 ◆OZbjG1JuJM (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 黒い花シリーズ 第百十八話⇔第百十九話 第百十九話⇔第百二十話 スーパーハイテンション グロ注意 「ワッちゃねーーーー!!!!!!! ……ぜぇ、ぜぇ」  この島に呼ばれたその時から変わることのなかったテンションも、流石に半日も暴れては下がらざるを得なくなった ……というよりはどうやら少々の疲れが出てきたようである。  おまけに現在のKASはチビマリオ状態ゆえ、身体能力がやや下がっているのだ。無理もないといえよう。  そして彼は今現在何をしてるのかと言えば、何のことはない。相変わらず走り続けているのである。  ……ただし、花畑の周囲を、延々と。それもジャンプしながら。常人たったら間違いなくすぐへばるだろう。 「くっそー!! ブラックパックンといえばAIBOの...
  • そこらじゅうでハデにやったる
    そこらじゅうでハデにやったる ◆Dx4H1/XR2o (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル レーザービーム イチロー お覇王 第二十六話⇔第二十七話 第二十七話⇔第二十八話 全自動卵割機 イチローは猛烈に野球がしたかった。 自分は内野安打が打ちたかった。 レーザービームで一度人類を壊滅させたこともあった(自身が時を飛び越え再生させたが)。 自分がやりたいのは人の頭を内野安打じゃない、野球のボールを内野安打なんだ。 こんなことに付き合ってる暇は無い。 目の前から、胴着を着た一人の男性が迫ってくる。 「こんにちわ、貴方はこの殺し合いに乗っていますか?」 嘗て、とある俳優すらも唸らせた演技力を微妙に使い(本気を出せば相手が感動で泣いてしまうため)話しを持ちかける。 しかし、目の前の男性が取った構えは……。 「覇王! 翔吼拳!」 とてつもな...
  • 人として軸がぶれすぎて、もはやぶれてない(前編)
    人として軸がぶれすぎて、もはやぶれてない(前編) ◆CMd1jz6iP2 (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 第百二十三話⇔第百二十四話 第百二十四話⇔第百二十五話 KOOLな富竹 阿部さんの敗北 HA☆NA☆SE! 保☆身☆王 「やれやれ、こんなに飛ばされてたのか」 鰐に飛ばされた阿部を追って、けっこう歩いたが、ようやく見つけられた。 思ったとおり生きている。骨折程度で済むって、本当に人間なんだろうか。 「おい、阿部。無事か、しっかりしろ」 「アーッ……なんだ萃香ちゃんか。美味しそうな(性的な意味で)鰐はどこに行った?」 うん、いつも通りだ。 「お前、尻尾で吹っ飛ばされたじゃないか。腕、折れてるぞ」 「ああ、そうだったな。いやあ、雄臭がムンムンしてくる力強さだ。あいつなら、俺を満足させてくれるはずだ!」 腕が折れたのなんか気...
  • Sheep counts
    Sheep counts ◆qwglOGQwIk (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 第百十九話⇔第百二十話 第百二十話⇔第百二十一話 やあ、僕は富竹、フリーのカメラマンさ。 ……本当は不正規部隊の元銃撃教官だったり秘密結社の連絡係だったりするけど、心の中ではいつでもカメラマン! 僕のカメラは美しか追求しないのさ! と、意気込んでみたはいいが今はふざけた殺し合いの真っ最中、そればかりも言ってられないのが実情なのさ……。 でも、僕のカメラに沢山の写真が収められているのは内緒だよ! 「ちょwwwwwお前ら待ってwwww歩くの速過ぎwwww」 おやおや、ニート君はまた休憩かい。僕としてはソウルブラザーの体調を気遣ってあげたいがそうもいかない。 「ニート、いくらなんでもあんた体力無さすぎ」 「ちょwwwこれが俺の全力全快だしwwwwロールちゃ...
  • ガチホモレスリング ~下半身に罪は無いッ!~
    ガチホモレスリング ~下半身に罪は無いッ! ◆qwglOGQwIk (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル テニミュ ガチホモいつき 変態という名の紳士 第二十七話⇔第二十八話 第二十八話⇔第二十九話 越前リョーマは何をするでもなく、ただぼーっと空を眺めていた。 氷帝学院との試合を終えたとともに、いつの間にか訳の分からない殺し合いに参加させられていた。 唯のテニスプレイヤーであるリョーマは殺し合いなんて出来るわけがなく、全国制覇を前に倒れるわけにも行かない。 結局彼はどうやってこの状況を打開すればいいのか、ひたすら頭を捻り続けていただけであった。 「やぁ」 「ん……?」 後ろを見ると高校生らしき男が後ろに立っていた。ニコニコと話しかけてきている。 「あなた、その様子ではこの殺し合いに乗り気ではない、違いますか?」 「そうッスね...
  • 悲しみの向こうへ
    悲しみの向こうへ ◆irB6rw04uk (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 第百話⇔第百一話 第百一話⇔第百二話 「この…」 ティアナは部屋の中で自分の足を動けなくしている氷と格闘していた。 この氷付けになった足を冷静になって見てみると、不自然だということに気がついた。 普通こんなカチカチに氷付けにされてしまったら、とてもじゃないが血行の悪い足なんてすぐに腐り落ちてしまう。 しかし、実際足の先まで感覚はあったし、少し冷たいなぁとぐらいにしか感じない。 (もしかしたら…) と思って足に力を入れていたのだ 「ふぅんのぉお………えぇい!!」 今、ここにある全ての力を足に回す。 するとバキン!!と音を立てて足に纏わり付いていた氷が砕け散った。 「やった!」 すぐにティアナは立ち上がる。あれだけ凍り付いていたのに足は自由に動いた...
  • 人として軸がぶれすぎて、もはやぶれてない(後編)
    人として軸がぶれすぎて、もはやぶれてない(後編) ◆CMd1jz6iP2 (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 第百二十三話⇔第百二十四話 第百二十四話⇔第百二十五話 かっこいいニート 塊魂 「うはwwwwこれで勝てるwwwww」 「ほ、本当にこんなの効くんですか?」 「任せとけwwwwこれだけでいいやwwww」 「あ、ちょっと待ってください。これ、これとか使えません?」 まだかなぁ。 「俺、左手あんまり動かないんだけどwwww」 「こ、これなら何とか使えると思います……多分」 「多分とかwwwwまあいいや、持ってこwwww」 やっとニートという男は戻ってきた。 ニートの治療をしていたロールが離れる。 「……おい、たしか鉄砲も渡したよな?」 「俺が銃なんか使えると思ったら大間違いwwww」 なぜこいつは私に勝負を挑んできた...
  • 信仰は儚き人間の為に
    信仰は儚き人間の為に ◆qwglOGQwIk (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 第百二十五話⇔第百二十六話 第百二十六話⇔第百二十七話 R-18 グロ注意 不気味な地下壕を淡々と歩くYOKODUNA、彼が歩き続けてかなりの時間が経過していた。 その金属に覆われた空間にはYOKODUNAの求めるMONONOFUどころか、何者の気配すら感じられなかった。 あまりにも長い通路であったため、一度は引き返そうかとすら考えた。 だが、そのあまりにも不自然に長い通路の奥先には一体何があるのかという興味に突き動かされ、歩く。 それから更に長い通路を進んだYOKODUNAの視界からようやく単調な通路が消え、大きな部屋へと到達することになった。 その部屋は見渡す限り人の脳を培養する何かで覆われた不気味な空間。 何が目的なのかも分からず、ただ人の嫌悪を煽るだ...
  • 第二回定時放送
    第二回定時放送 ◆qwglOGQwIk (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 定時放送SS 第百三話⇔第百四話 第百四話⇔第百五話 時計の針が重なる時間、陽光が真南に輝くその時。 会場を包んでいた闇は、もう物陰の片隅にある日陰としてしか存在できなかった。 燦々と輝く太陽が照らすその場所は、殺し合いという言葉が似つかわしくないほどに美しい光景を醸し出していた。 その太陽が輝く青空を覆い隠すようにして、道化師の男が中空に現れた。 『こんにちはみんな、元気に殺し合いをしているかな?』 第一声は、心底人を小馬鹿にした声から始まった。 ――いきなり挨拶されても困るかな? マルクから聞かされているとは思うけど自己紹介しておくよ。 私の名前はピエモン、よく覚えておくといいよ。だって君らの中の一人はまた私達と会うんだからね。 ――...
  • ぼくらの
    ぼくらの ◆IU4EWEf33I (非登録タグ)パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 第百二十四話⇔第百二十五話 第百二十五話⇔第百二十六話 かっこいい古泉 ジョジョ 水酸化カリウム 頭脳派コンビ 唐突ですが人が夢を見る仕組みをご存知でしょうか? 睡眠にはレム睡眠とノンレム睡眠の二種類あって周期的に繰り返され、体は眠っているが脳が軽く活動しているレム睡眠時に我々は夢を見るわけなのです。 何でこんな事を話すかですか?寝ている時間の半分しかない幸せなレム睡眠時に僕がたたき起こされた事、少しでも解って欲しかったからです。折角キョン君の夢を見ていたのに。 どうしていつもいいところで夢って覚めるんでしょうか。 さて、色々愚痴をこぼしたところで、僕の物語を再開させましょう。 ――――ハッ――― ゴホッゴホ、ウゲェェ 目が覚めると、見知らぬ部屋で大きく...
  • 最速の道を生き、ケラモンを司る男
    最速の道を生き、ケラモンを司る男 ◆c92qFeyVpE (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 第百四十八⇔第百四十九話 第百四十九話⇔第百五十話 「……やっかいだな」 休息を終え、記憶している地図を思い出しながら――最速プレイをする者にとって、MAPの把握など基本にすらならない――TASは毒づく。 A-1が禁止エリアにされることで、それまでA-1、A-2にいた人間が禁止エリアに囲まれることを恐れ離れる可能性が高くなる、 そしてそのルートだが――このB-2の橋を超える以外に道はない。 この先に参加者がいるかどうかの確証が持てない以上、最速を目指すTASに取って待ち伏せは論外だ、 だが、逆に参加者がいた場合、ここを見逃すという手もまた惜しい。 「……」 そこで『五匹』のケラモンを見る。 休息を終えても電池の容量にしようと動かな...
  • 歌、覚えていますか
    歌、覚えていますか (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 第十八話⇔第十九話 第十九話⇔第二十話 真っ赤な誓い と、言う訳で彼は今ココに居る。 ここで殺し合いをしろと言われているが、彼にとってはそんなこと冗談じゃない。 ギターを弾いて、歌を歌って、叫んで。昔はバンドを組み、今はユニットに入り。 ソロで比較的ひっそりと活動している自分が、何故ここにいるのか? 彼は、知らなかった。 いや、知っていたかもしれないが知らなかった。 自分の曲が、ひっそりと、しかし大胆に。 数々の人に愛され、MADが作られ、歌われ。 着々とその人気を伸ばしていたことを。 ――――――ニコニコ動画で。 ともかく、そんなことを知る由も無い彼は、ここで何をすべきか考えていた。 自分の支給されたデイパックは妙に膨らんでいる。 降ろしてみると……何の因果か一本...
  • 月のネズミ
    月のネズミ ◆c92qFeyVpE (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 第154話 第百五十三話⇔第百五十四話 第百五十四話⇔第百五十五話 「エリアサーチも大分制限されちゃってるね、このエリア内ですらサーチできないよ」 「面倒ですねぇ、隠れながら進むしかないですか」 チューモンは物陰に隠れながら、進化するための養分になりそうなものを探し進んでいく。 その間に自身の能力についてより詳しく調べてみるが、その結果は散々なものだった、ローザミスティカなしでは魔力球一つ制御するのもやっとである。 参加者と接触する前に、何とかもう一段階ぐらいは進化しておきたいところだ、 もうクリサリモンになることはできないかもしれないが、少なくとも使用できる能力の幅はできるはず。 そんなことを考えながら物陰を進んでいると、突然派手な音が鳴り響く。 「な、な...
  • ヒゲ☆パチ
    ヒゲ☆パチ ◆IU4EWEf33I (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 第百七話⇔第百八話 第百八話⇔第百九話 このバトル・ロワイヤルという悲劇の舞台においてもかまわず核融合を黙々と行っている太陽が 空高く上ったころ、青い草原で青い作業着を来た少女はまさに真っ青になっていた。 わっ、ど…どうしよう、この本!!持ってきちゃったよ! 返しに行こうかな…アイドルが泥棒しちゃったなんて……こんなの大スキャンダルだよ……… こんなのバレたら謹慎か、ヘタをすれば芸能界追放されちゃうよう…… 彼女の頭の中ではタバコを吸って追放された某モーニングな娘さんや倉庫荒らしをした 某アイドルの事件の始終がリピートされていた。 冷たい汗が亜美の頬を伝う。 「あぁ~~~~~!やっぱりかえし――――」 『こんにちはみんな、元気に殺し合いをしているかな...
  • クレフェアリーの憂鬱
    クレフェアリーの憂鬱 ◆OZbjG1JuJM (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 第十七話⇔第十八話 第十八話⇔第十九話 目が覚めたら殺し合いだった。 しんどいリーグを制覇したと思ったら何この冗談。ふざけてるの? とかぼやいても仕方ない。でもこれからどうしたらいいんだろう。 どうやらここは花畑であるらしい。うわ、ラフレシア!? ……と思ったらただの花か。 辺りは暗いし人の気配もしない。何だか急に心細くなってきた。 だいたい運の悪さには定評のある僕がなんでこんなものに呼ばれたんだ。 ……ご主人やみんなはどうしてるだろう。無事ならいいんだけどな。 さて、これからどうするか。 とりあえず別に制限を指令されてるわけでもなし、 まあゆびをふるはもしもの時までに封印しとこう。 ポケモンバトルとは違うんだ。むしろちいさくなるの方が確実で役...
  • 人間食ってすぐ落ちる~暗黒面のYOKODUNA
    人間食ってすぐ落ちる~暗黒面のYOKODUNA ◆jVERyrq1dU (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 第百四十一話⇔第百四十二話 第百四十二話⇔第百四十三話 脇に置いているデイパックをちらりと見る。その中には今までの戦いの戦利品が数多く入っている。 今までは、体力に余裕があった分、これらの武器を使う事など考えもしなかった。 しかし、これからは使う事になるかもしれない。それほどに私は消耗している。 無論、武器を使う事など裁定の神GYOJIと父親とも呼べるOYAKATAから固く禁じられている。 そのため武器など使わずSUMOUのみで戦う事が最良ではある。まあ、今となっては、OKITEを気にする必要などないかもしれないが……。 さて、行くか……。 足に力を入れて立ち上がる。体は相変わらず重いが放送前よりははるかに回復しているようだ。...
  • 両手に花  Flowers of the abyss
    両手に花  Flowers of the abyss ◆qwglOGQwIk (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 第百一話⇔第百二話 第百二話⇔第百三話 「単刀直入に言うわ。私と組む気は無い、竜宮レナ?」 「…………」 正直言って意外な申し入れだった。 宇宙人打倒の協力者を探している私にとっては、渡りに船の話である。 だが、その得体の知れない美女の目的も、名前すらも私には明らかではない。 その状況下で、考えもなくはいと言えるはずが無い。 「……まあいきなり協力しようなんて言われて、はいとは言えないものね。  ちゃんと話すわ、一からね」 目の前の美女は、何か目的が在って私と組みたいということらしい。 理由というのが何かは知らない。見る限り敵意は恐らく無い……。 だが、得体の知れないものを感じてしまう。怪しい、怪しくてしょうがない。 ...
  • とかちシスターズ
    とかちシスターズ ◆CMd1jz6iP2 (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル スーパーとかちワールド  第百二話⇔第百三話 第百三話⇔第百四話 おかしいな……また、ふわふわしてる。 「亜美ちゃん、起きて……起きて……」 「あ、ほら……目を覚ますよ」 誰だろう……ううん、それよりどうして寝てたんだっけ? 「オメガモンっ!!!」 「ッ……オメガモン!?」 そうだ、オメガモンは怪我してないの!? ……あれ? 「おはよー、亜美ちゃん」 「アグモン、もう朝じゃないよ」 え、誰?というか何? 大きなトカゲ?と大きな犬?みたいなのが二人いるだけ。 「ど、動物が喋ってる!?超かわいい~、けど誰?」 「酷いなあ、亜美ちゃん」 「少しの間だけど、ずっと一緒だったじゃないか?」 ずっと、一緒? 亜美がここでずっと一緒に居たのっ...
  • さよならフシギダネ! かことのけつべつ!
    さよならフシギダネ! かことのけつべつ! ◆LXe12sNRSs (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 第百四話⇔第百五話 第百五話⇔第百六話  人間は勝手だ。いつだって自分たちの都合でオレたちを捨てていく。  面倒になった、経済的余裕がなくなった、飽きた、嫌いになった、etc.……。  理由なんて、オレたちには関係ない。  奴らはみんな、オレたちの声なんかには耳も傾けない。  オレは、そんな捨てポケモンたちの嘆きの声をたくさん聞いてきた。  昨日可愛がってくれたご主人が、明日には蹴飛ばしてくる。  いつもはもらえたごはんが、永遠にもらえなくなる。  いくら鳴いても、主人は迎えに来てくれない……。  その苦しみが、奴らにわかるか? ……いや、わかりゃしないさ。  じゃなきゃ、誰だって幸せにやっていける。  奴らが俺たちを裏切らなきゃ、こん...
  • おじいちゃんのアイスクライマー
    おじいちゃんのアイスクライマー ◆irB6rw04uk (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 第百三十三話⇔第百三十四話 第百三十四話⇔第百三十五話 孔明の罠 ストーム1は橋を渡っていた。 その足取りはスタスタと軽快である。しかし、心の中の自分の足取りは重たかった。 心が自分ではない体に入っているためだろう。 じゃがうじうじしていても仕方が無い! わしは今地球防衛軍のストーム1じゃ。地球を守る正義のひーろーなんじゃ! さぁ、みっしょん開始じゃ! ストーム1の目の前には橋の終わりが見え始めていた。 ストーム1は歩むスピードを落とす。このまま橋をそのまま進めば禁止エリアに入ってしまい首輪が爆発してしまう。 橋の手すりに近づくと確かに陸地があった。 2~3メートルの高低さがあったが、飛び降りてもまた帰ってくることが出来そうだ。 ...
  • 黒の預言書
    黒の預言書 ◆CMd1jz6iP2 (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 第百三十話⇔第百三十一話 第百三十一話⇔第百三十二話 若本 阿部さん最強伝説 「ご苦労……なんだ、まだあるのか?」 ピエモンの部屋に、一体のデジモンが立っている。 「はあ、その……なぁんといいますくぁ」 そのデジモン、アイスデビモンは、ピエモンに対してかなり言いにくそうに口を開く。 アイスデビモンは、ピエモンの片腕であり、完全体以下の全デジモンを仕切っている。 実力は完全体に劣るが、それ以上に優れた頭脳を持つため、この地位にいるのだ。 ……少し、声と口調が独特なのが気にはなるが。 「監視役のデジモンどもからぁ、不満の声が」 「不満、だと?」 ピエモンは疑問の声をあげたが、すぐに理解する。 「あれかね、喰われたくないと?」 「ぶるぁ、その通りですってヴぁ」 ...
  • 東方無職志~お手伝いロボットの憂鬱~
    東方無職志~お手伝いロボットの憂鬱~ ◆jU59Fli6bM (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 第百三十四話⇔第百三十五話 第百三十五話⇔第百三十六話 太陽が西に傾き、あたりを赤く染めている頃。 あの巨乳を助けて、あの男に発症したというなんたら症候群を治すため(私は部下としてついていっ てるだけだが)、 私達は富竹が去っていった方向に歩き続けていた… はずだった。 「うはwwwもう無理wwww足痛いww  そういやここまでこれたのはトミーがおんぶしてたからだったっけww  マジでトミーカムバックwwwww」 追い始めてからあまり経ってないのに地面にへたりこむニート。 おんぶってこいつ…いつもこうなのか?そりゃああいつらもいなくなるわけだな…。 「何言ってるんですか!やっと町が見えてきたところなんですよ!  富竹さん...
  • Dive to the unknown
    Dive to the unknown ◆7d53oKGJP2 (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 第百十五話⇔第百十六話 第百十六話⇔第百十七話 「WAPPA……まだ生きていたか」 D-2の草原を歩いている途中、丁度正午に放送が始まった。 OTENNTOを覆い隠すように空に浮かび上がったDOUKEの放送を聴き、YOKODUNAの心は二つの感情に揺れていた。 なんと、自分と死合い、確実に殺したと判断したTENINUプレイヤーが生きていたのだ。 YOKODUNAと呼ばれる前にも幾度となく死線を乗り越え、なった後でもそれは全く変わらなかった。 だが、自分の心にある感情は今までにないものである。 激しい悔しさと、それに劣らぬ強い悦びと。 自らをSHURAにしたにも関わらず殺し損ねた。 だが、また戦える。 あのTORIKU...
  • とある道化師の回想録
    とある道化師の回想録 ◆dM8W53tn/s (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 143話 番外編なのに本編SS 第百四十二話⇔第百四十三話 第百四十三話⇔第百四十四話 ゲームも中盤に差し掛かった頃、そして放送が始まる少し前。 放送を間近にしながらピエモンはオペレータールームでふと昔を思い出していた。 忌々しいホーリーエンジェモンの作った異空間で消えることもなく、手下どもと 永遠の時間を過ごしていたピエモンだったが、ある時何の前触れもなく異空間に穴が 生じた。 その穴に導かれるように入ってみれば、そこはどこか貫禄のある西洋風の城。 しかし、内部に入っると途中までこそ侵入者を退ける罠を搭載した要塞のごとき 内装であったが、奥まで進むと急に勝手が変わりまるでSF映画に登場しそうな 未来基地のような風体に変わり始めるではないか。 ...
  • ひろくんの天使?転生
    ひろくんの天使?転生 ◆0RbUzIT0To (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 永井先生 ローゼンメイデン 銀様撃墜 第二十八話⇔第二十九話 第二十九話⇔第三十話 寝転がって空を見上げる。 曇っているらしく星は一つも見えず、面白みも何も無いが他にやる事が無いのだから仕方が無い。 にしても……。 「相当ありえん話な件」 ありえん話や、こんなん。 やけど……死体なんてもん見せられたらこっちも信用するしかなかろうが。 あんなリアルなんが作りもんとは思えんし、頬っぺた抓っても痛くないゆうがはやっぱり現実ながやろ。 ……信じとうないけど。 「っていうか何で俺なんだよ、訳がわからんが!  よりによってこんなんに当選するとか……マジじじゅうしろ!」 大体がこんなのは俺の性には合わないんだよ。 ただのフリーターだぜ、俺? ...
  • 震える山~侵食汚染~
    震える山~侵食汚染~ ◆CMd1jz6iP2 (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 第百十六話⇔第百十七話 第百十七話⇔第百十八話 闇つかさ 「あ……ぶ、え……」 結論から言えば、ゴマモンは生き残った。 真が死んだことで、退化した際に、傷ついた細胞も戻ったのだ。 それでも、ディバインバスターの衝撃はすさまじく、山の上のほうまで飛ばされた。 全身を焦がし、プカモンまで退化しても、何とか死ななかった。 だが、ゴマモンは体力を完全に使いきり、危険な状態だった。 (真が、死んだ……おいらを、庇って) 最後まで、あのクリサリモンに抵抗して、死んでいった。 全身を突き刺された真が、かがみの死に様と重なる。 かがみにしたことが、どういうことなのか……見せ付けられた。 「おいら、悪くない。おいらは、悪くない」 死にかけの体で、自分の過ちを否...
  • 芽を出せば再び廻る罪
    芽を出せば再び廻る罪 ◆7d53oKGJP2 (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 第百三十六話⇔第百三十七話 第百三十七話⇔第百三十八話 グロ注意 逢魔が時とはよく言ったもので、災禍が動き出すには丁度良い頃。 一つ一つの油断、慢心が最も恐ろしい結果を呼び起こすのだが、それを心に留める者はいない。 このクリサリモンと実際に会ったのはTASとエアーマンとムスカ、そしてケラモン達だけ。 リヴァイアモンに乗っていた真は会っているが、誰かに伝える前に殺されてしまった。 TASなら。TASなら探せた。しかし、それをしないとTASは選択した。 自分にとって大きな支障、と自ら認めた存在の生死を確認しなかった。 その結果がTASの目指すゲームクリアにどう影響するか? それはまだ、誰にもわからない。 しばしの休息から動いたクリサリモンは、最初の目的である...
  • Encount "Modern or Ancient"
    Encount "Modern or Ancient" ◆KJJLTUDBrA (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 第百四十七⇔第百四十八話 第百四十八話⇔第百四十九話 ゴリ……ゴリ…… 何かをすりつぶすような、そんな断続的に響く音で古泉は目を覚ました。 せっかくいい夢を見ていたのに、と思いながら目を開くと、すり鉢で何かを磨り潰している八意永琳が見えた。 なぜか彼女は、座布団の敷いてある正面の位置ではなく、机の横の位置で作業をしている。 「あら、目が覚めた? 古泉一樹。まったく、もう少し静かに眠ってほしいものだわ。おかげで睡眠薬を使うはめになったじゃない」 「えーと、おはようございます、八意さん。あの、そのすり鉢は?」 「すり鉢じゃなくて乳鉢ね。いえ、最近どうにも火力不足だと思ったから、薬を作っているのよ」 彼女の持つ鉢の...
  • さらなる結束へ(前編)
    さらなる結束へ(前編) ◆jVERyrq1dU (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 第158話 第百五十七⇔第百五十八話 第百五十八話⇔第百五十九話 永井博之、竜宮レナ、友人、妹、ピッピ、泉こなた、水銀燈。 所謂、塔組は7人もの大所帯に加え、そのほとんどが負傷者である。 多数いる負傷者の中でも、永井博之は特に酷かった。全身に負った大怪我に加え、失明までしている。 休みなしで城に行く事はほとんど不可能に近い。 「もうすぐ放送だからここらへんで休もうよ」 ちょうど橋の手前で、竜宮レナは休憩の提案をする。正確に言うと放送まではまだそれなりに時間があるのだが、 反対する者は一人もいなかった。皆が皆、自分達の疲労を自覚している。 「そうねぇ。だったら一度辺りの安全を確かめておいた方がいいわぁ」 「見張りも交代でした方がいいよね」 「俺...
  • エアーマンが倒せない?
    エアーマンが倒せない? ◆jVERyrq1dU (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 第157話 第百五十七⇔第百五十八話 第百五十七話⇔第百五十六話 ある程度の広さを持つこの空間。山中にある高台故に、監視にも向いている。 むき出しの岩がいくつかある。土もからからに乾いていて地面は固い。 そんな場所に二体のロボットが対峙していた。お互い睨み合い、闘志を燃やす。 一方は、 正義の心を持ち、英雄の代理人と共に主催打倒の思いが詰ったボールを配り、幾人もの仲間を得てきた。 もう一方は、 悪の心を持ち、天空の城の王と共に殺し合いに乗り、幾人もの参加者を排除してきた。 一見正反対に見える二人だが、一つだけ共通点がある。 それはお互いがお互いを敵視してきた事だ。彼らが、敵対し合ったのはいつからだろうか。 お互いの存在...
  • 涼宮ハルヒの懐柔
    涼宮ハルヒの懐柔 ◆IU4EWEf33I (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 第百五十話⇔第百五十一話 第百五十一話⇔第百五十二話 「逃げろ……ですか」 地下に戻った後、僕はずっとさっきの八意さんのセリフを思い返していた。 前に言われた『逃げる準備をしろ』なら解る、その言葉には『ピンチになったら私も一緒に逃げるからその準備をして』と言うニュアンスがあるからだ。しかし、彼女は『逃げろ』と言った。 僕と彼女はさっき出会ったばかり――いや、彼女の方は前に僕に出会っているんでしたね。 でも、この殺し合いの場において、尚且つ僕ら二人は優勝を目的としているのにも関わらず――彼女は『逃げる準備をしろ』とは言わなかった。 『逃げろ』とは明らかに『僕独りで』という事。もう合流できないかもしれないのに、折角出来た仲間と。彼女は薄情な奴では無い、僕が彼女を信用してい...
  • Unlocked room
    Unlocked room ◆KJJLTUDBrA (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 第百十三話⇔第百十四話 第百十四話⇔第百十五話 私、八意永琳が二回目の放送を聞いたのは、ちょうど服に袖を通しているときのことだった。 ちなみに古泉は、念のためデイパックに押し込んでおいた。 着替え中は無防備になるとはいえ、仮にも文明人として、裸でいるのは居心地が悪い。 それに結局のところ、古泉が目覚めても動けないのならば、まったく問題はないのである。 そのため、今古泉は袋から顔を出した状態で眠っている。 もっとも、少し乱暴にしたにもかかわらず、一向に目を覚ます気配がないので心配は杞憂だったようだが。 私が思わず呟いたのは、ちょうどそんなときだった。。 「鈴仙……」 声が漏れたのは、予想外の名前が読み上げられたからである。 鈴仙・優曇華院・イナバ。...
  • 無限大な思いのあとの
    無限大な思いのあとの ◆jU59Fli6bM (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 第百四十九話⇔第百五十話 第百五十話⇔第百五十一話 カワイソス 驚きの黒さ オイラは、何回も謝って、涙をながし続けて、いさじの体を食べ続けた。 最後にその頭を飲み込んで…直後、背中が弾け飛んだ。 目の前が真っ白になった。 しばらくしてまっくらになって、ちのにおいと、じぶんが、tおくにはなれて、いクyおな、カんzい、ダけ、ガ―――― 戦いが終わり、いつもの静けさを取り戻した岩山。 つかさは前まで洞窟の一部であった岩に寄りかかって座り、爆発で瓦礫の下敷きとなったティロモンを前に夕食を食べていた。 「うん?おかしいなあ…」 手にあるのはまだ半分も食べていないパンが一つ。 「お腹空いてないのかな?」 夕食の時間なのに、つかさの身体は空腹を忘れて...
  • 刺激・ぶらっく・パックン♪
    刺激・ぶらっく・パックン♪ ◆CMd1jz6iP2 (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 黒い花シリーズ 第百十一話⇔第百十二話 第百十二話⇔第百十三話 私は決めた。ゲームに乗らず、しかし願いを叶えてみせると。 人を生き返らせる……それは、どんなロストロギアでも実現できない奇跡。 伝説のアルハザードの技術でもなければ、不可能なこと。 「なんだ、私……犯罪者になるんだ」 P.T事件。かつての大魔導師、プレシア・テスタロッサが目指した死者蘇生。 ロストロギア以上の力を私利私欲に使って、許されるはずがない。 時空管理局をクビになるだけでは済まない……極刑すらありえる。 「とりあえず、なのはさんにはうまく言って……騙すようで悪いけど」 願いを叶えられれば、後はどうなってもいい。 さあ、早く出かけようと支度を済ませる。 そして、悪魔の放...
  • 幸か不幸か
    幸か不幸か ◆BRxsUzTn5A (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 第百十二話⇔第百十三話 第百十三話⇔第百十四話 全速☆前進DA! ツンデレ 「お兄ちゃん、あそこ!」 「ふぅん、どうやら目的地が見えてきたようだな」 霊夢たちと別れた後、カイバーマンこと海馬瀬人、高槻やよい、そしてことのはは 橋の手前の地点から歩みを進め、町から目と鼻の先までの距離まで到達していた 「あの場所ならば医療道具の一つや二つくらいは置いてあるだろう、それまでもう少しの辛抱だ」 「お兄ちゃん、ありがとう……」 「俺はただお前のような兄弟を持つ者に死なれてもらっては困るというだけだ、誤解されてもらっては困る」 頬を赤らめて感謝を述べたやよいに対し、海馬は一瞬顔を逸らす。 「うっうー、これっていわゆるツンデレってやつですかー?」 「……何だ、その「ツンデレ」...
  • なにもかも なにもかも
    なにもかも なにもかも ◆OZbjG1JuJM (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 第百九話⇔第百十話 第百十話⇔第百十一話  前門の触手、肛門……じゃなくて後門のいい男。  普通であれば危惧すべき状況かもしれないが、俺にとってはむしろ夢のような状況だ。  とはいえよく考えたらやっぱり少し面倒な状況だな。  素晴らしそうなあのマリンデビモン君はメインディッシュを取っておくように最後に残して起きたいがあのヤル気ではどうやら最初の食事にせざるを得なさそうだ。  そして背後の二人のいい男もまたヤル気だ。このまま4Pと洒落込めるなら良いのだが、流石の俺でもこのメンバーでは複数人プレイは少々難がありそうだということは分かる。道下が生きていればあるいは上手くいったかもしれんのだがな。残念だ。  とはいえ一人一人頂いていくというのだって嫌いじゃない...
  • ケラモンいっぱいTAS軍団
    ケラモンいっぱいTAS軍団 ◆jVERyrq1dU (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 第百三十二話⇔第百三十三話 第百三十三話⇔第百三十四話 かわいいケラモン 草むらに伏せ橋の様子をうかがう。かなり大きい橋であったがその上を歩いている者は誰も居ない。 橋の周りには何の障害物も無く、考え無しにその上を歩けばまず見つかってしまうので、 誰も居ないのはある意味当然と言えるのかもしれない。 もう太陽は沈みかけている。B-1が禁止エリアになるのは午後二時であったから、おそらく待ち伏せしていても誰も来ないだろう。 この事実は参加者を駆逐していきたいTASとしては非常に残念な事であった。 橋には行かず別の所へ行き人数減らしをするという事も考えたのだが、彼は結局、橋にやって来た。 理由は単純なことだ。休息を取るためである。参加者があまり立ち寄らないので...
  • スネークイーター作戦
    スネークイーター作戦 ◆IU4EWEf33I (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 第百三十九話⇔第百四十話 第百四十話⇔第百四十一話 MGS3 美味すぎるッ!!! ゆとり教育 食欲。それはどんな生物だって抗うことのできない究極の欲求の一つである。 伝説のスパイでも最強のRIKISIでも柱に埋まっている男達でも最終的にそれに打ち勝つ事はできない。  「お腹減りすぎて腹いて~~~」  無論辛抱等とは無縁のこの男に、そんな我慢なんてできるはずも無い。 もうこうなればここにある花でも食おうか、食用菊とかもあるし別に食っても平気だろう。と真剣に悩んでいた時、第三回放送が始まった。 「ピ、 ピ、 ピ、 ポーン。 『午後六時をお知らせします』」 突然空に浮かび上がった巨大な立体映像。しかしKASはこれと同じものをもう二回程見てしまった...
  • 悲鳴、ハック、Boatにて
    悲鳴、ハック、Boatにて ◆irB6rw04uk (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 第百十七話⇔第百十八話 第百十八話⇔第百十九話 自重しない社長 社長は大変なコマンド入力をしていきました Nice boat. ツンデレ ふふふふふぅん 「ふぅん、声が聞こえたのはこの辺りか」 声が聞こえてから早歩きで向かったためもうE-2のエリア内には入っているはずだ。 草や木の枝をよけながら進んで行く。 「あれ? お兄ちゃん!急に草とかが無くなってる」 「近いな……」 奇妙なコスプレをした男、その名はカイバーマン(海馬)は木の陰から荒地を見渡した。 荒野の真ん中で3つ人影が見える。一人は金髪で大柄な男、そしてもう一人はマジシャンガールのような格好をした女、そして一人は緑色のツナギの倒れている男。 見たところ女はマジシャンガールの格好をした奴しかいない。...
  • Neo Dark Ruler
    Neo Dark Ruler ◆7d53oKGJP2 (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 第九十七話⇔第九十八話 第九十八話⇔第九十九話 クラモンA達が到着したのは大きな戦闘のあった場所だった。 だがまだそこに戦闘を起こした張本人達は残っており、男と幼女が裸で寝ていた。 その傍には女の死体が二つ転がっていただけであり、襲おうと思えば襲えるのだが… しかし、状況から判ずるに、幼女はともかく男はマーダーだろう。 数も多くなく進化もしていないクラモン達は、ただ隠れて様子を見ることにした。 といってもただ待つだけでは時間の無駄なので、全てツメモンに進化しておいた。 楽しむのは今じゃない…今じゃない…オメガモンを葬る為に、命だけは最後までとっておく。 「ん……うおっまぶしっ……太陽が、もう真上か」 長らく待つことはなく、男の方が目を覚まし...
  • 対照k
    対照k ◆0RbUzIT0To (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 第百四話⇔第百五話 第百五話⇔第百六話 ブラックパックン 山道の手前、隠れるようにして座り込んでいるTASは息を殺して二回目の放送を聴いていた。 死者の名前や主催者の挑発はどうでもいいが、今までの間で死んだ人数と禁止エリアだけは知っておかなければならない。 特に後者に関しては重要だ。 最速クリアを目指す余りに禁止エリアに侵入してしまって首輪を破壊され、ゲームオーバー……。 などという事になってしまっては目も当てられない。 「しかし、その心配はあまり無さそうだな」 禁止エリアに指定されたのは何れも端のエリアのみ。 特にC-1など辺境地で訪れる可能性も殆ど無い場所だろう。 それよりも今TASが気にしている事は死者の数がこれで合計二十四人になった事だ。 十二時間で二...
  • @wiki全体から「第百二十七⇔第百二十八話」で調べる

更新順にページ一覧表示 | 作成順にページ一覧表示 | ページ名順にページ一覧表示 | wiki内検索