ニコニコ動画バトルロワイアル@wikiまとめ内検索 / 「第百四十九話⇔第百五十話」で検索した結果

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  • 最速の道を生き、ケラモンを司る男
    ...十八⇔第百四十九話 第百四十九話⇔第百五十話 「……やっかいだな」 休息を終え、記憶している地図を思い出しながら――最速プレイをする者にとって、MAPの把握など基本にすらならない――TASは毒づく。 A-1が禁止エリアにされることで、それまでA-1、A-2にいた人間が禁止エリアに囲まれることを恐れ離れる可能性が高くなる、 そしてそのルートだが――このB-2の橋を超える以外に道はない。 この先に参加者がいるかどうかの確証が持てない以上、最速を目指すTASに取って待ち伏せは論外だ、 だが、逆に参加者がいた場合、ここを見逃すという手もまた惜しい。 「……」 そこで『五匹』のケラモンを見る。 休息を終えても電池の容量にしようと動かないTASに首をかしげながら、することもないのか水を飲んでいた。 「おい、お前」 一番新しく生まれたケラモ...
  • 無限大な思いのあとの
    ...画バトルロワイアル 第百四十九話⇔第百五十話 第百五十話⇔第百五十一話 カワイソス 驚きの黒さ オイラは、何回も謝って、涙をながし続けて、いさじの体を食べ続けた。 最後にその頭を飲み込んで…直後、背中が弾け飛んだ。 目の前が真っ白になった。 しばらくしてまっくらになって、ちのにおいと、じぶんが、tおくにはなれて、いクyおな、カんzい、ダけ、ガ―――― 戦いが終わり、いつもの静けさを取り戻した岩山。 つかさは前まで洞窟の一部であった岩に寄りかかって座り、爆発で瓦礫の下敷きとなったティロモンを前に夕食を食べていた。 「うん?おかしいなあ…」 手にあるのはまだ半分も食べていないパンが一つ。 「お腹空いてないのかな?」 夕食の時間なのに、つかさの身体は空腹を忘れているようだった。仕方ないのでパンの残りをデイパックにしまった。 「あれ…こ...
  • 第二回定時放送
    第二回定時放送 ◆qwglOGQwIk (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 定時放送SS 第百三話⇔第百四話 第百四話⇔第百五話 時計の針が重なる時間、陽光が真南に輝くその時。 会場を包んでいた闇は、もう物陰の片隅にある日陰としてしか存在できなかった。 燦々と輝く太陽が照らすその場所は、殺し合いという言葉が似つかわしくないほどに美しい光景を醸し出していた。 その太陽が輝く青空を覆い隠すようにして、道化師の男が中空に現れた。 『こんにちはみんな、元気に殺し合いをしているかな?』 第一声は、心底人を小馬鹿にした声から始まった。 ――いきなり挨拶されても困るかな? マルクから聞かされているとは思うけど自己紹介しておくよ。 私の名前はピエモン、よく覚えておくといいよ。だって君らの中の一人はまた私達と会うんだからね。 ――...
  • おじいちゃんの憂鬱
    おじいちゃんの憂鬱 ◆c92qFeyVpE (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 第百四十六⇔第百四十七話 第百四十七話⇔第百四十八話 「なんということじゃ……」 ストーム1は放送を聞いて愕然とする。 スパイダーマッといさじ、彼の仲間であった人間がまたも失われてしまったのだ。 「……つかさちゃんは無事なんじゃろうか」 共に歌い続けた仲間の中で、後名前を呼ばれていないのはつかさだけだ。 一緒にいるはずのいさじ、更に助けに向かったはずのスパイダーマッがやられて彼女だけが無事という可能性は低い。 いさじ達が身を呈してつかさを逃がしたという可能性もあるが、その場合も彼女の精神を考えるとあまりいい状況とは言えなかった。 「福山に姉、続いていさじまで死んでしまっては……あの子を支えられる人間がいなくなってしまう」 つかさはご...
  • 月のネズミ
    月のネズミ ◆c92qFeyVpE (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 第154話 第百五十三話⇔第百五十四話 第百五十四話⇔第百五十五話 「エリアサーチも大分制限されちゃってるね、このエリア内ですらサーチできないよ」 「面倒ですねぇ、隠れながら進むしかないですか」 チューモンは物陰に隠れながら、進化するための養分になりそうなものを探し進んでいく。 その間に自身の能力についてより詳しく調べてみるが、その結果は散々なものだった、ローザミスティカなしでは魔力球一つ制御するのもやっとである。 参加者と接触する前に、何とかもう一段階ぐらいは進化しておきたいところだ、 もうクリサリモンになることはできないかもしれないが、少なくとも使用できる能力の幅はできるはず。 そんなことを考えながら物陰を進んでいると、突然派手な音が鳴り響く。 「な、な...
  • 人間食ってすぐ落ちる~暗黒面のYOKODUNA
    人間食ってすぐ落ちる~暗黒面のYOKODUNA ◆jVERyrq1dU (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 第百四十一話⇔第百四十二話 第百四十二話⇔第百四十三話 脇に置いているデイパックをちらりと見る。その中には今までの戦いの戦利品が数多く入っている。 今までは、体力に余裕があった分、これらの武器を使う事など考えもしなかった。 しかし、これからは使う事になるかもしれない。それほどに私は消耗している。 無論、武器を使う事など裁定の神GYOJIと父親とも呼べるOYAKATAから固く禁じられている。 そのため武器など使わずSUMOUのみで戦う事が最良ではある。まあ、今となっては、OKITEを気にする必要などないかもしれないが……。 さて、行くか……。 足に力を入れて立ち上がる。体は相変わらず重いが放送前よりははるかに回復しているようだ。...
  • スネークイーター作戦
    スネークイーター作戦 ◆IU4EWEf33I (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 第百三十九話⇔第百四十話 第百四十話⇔第百四十一話 MGS3 美味すぎるッ!!! ゆとり教育 食欲。それはどんな生物だって抗うことのできない究極の欲求の一つである。 伝説のスパイでも最強のRIKISIでも柱に埋まっている男達でも最終的にそれに打ち勝つ事はできない。  「お腹減りすぎて腹いて~~~」  無論辛抱等とは無縁のこの男に、そんな我慢なんてできるはずも無い。 もうこうなればここにある花でも食おうか、食用菊とかもあるし別に食っても平気だろう。と真剣に悩んでいた時、第三回放送が始まった。 「ピ、 ピ、 ピ、 ポーン。 『午後六時をお知らせします』」 突然空に浮かび上がった巨大な立体映像。しかしKASはこれと同じものをもう二回程見てしまった...
  • 歌、覚えていますか
    歌、覚えていますか (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 第十八話⇔第十九話 第十九話⇔第二十話 真っ赤な誓い と、言う訳で彼は今ココに居る。 ここで殺し合いをしろと言われているが、彼にとってはそんなこと冗談じゃない。 ギターを弾いて、歌を歌って、叫んで。昔はバンドを組み、今はユニットに入り。 ソロで比較的ひっそりと活動している自分が、何故ここにいるのか? 彼は、知らなかった。 いや、知っていたかもしれないが知らなかった。 自分の曲が、ひっそりと、しかし大胆に。 数々の人に愛され、MADが作られ、歌われ。 着々とその人気を伸ばしていたことを。 ――――――ニコニコ動画で。 ともかく、そんなことを知る由も無い彼は、ここで何をすべきか考えていた。 自分の支給されたデイパックは妙に膨らんでいる。 降ろしてみると……何の因果か一本...
  • とある道化師の回想録
    とある道化師の回想録 ◆dM8W53tn/s (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 143話 番外編なのに本編SS 第百四十二話⇔第百四十三話 第百四十三話⇔第百四十四話 ゲームも中盤に差し掛かった頃、そして放送が始まる少し前。 放送を間近にしながらピエモンはオペレータールームでふと昔を思い出していた。 忌々しいホーリーエンジェモンの作った異空間で消えることもなく、手下どもと 永遠の時間を過ごしていたピエモンだったが、ある時何の前触れもなく異空間に穴が 生じた。 その穴に導かれるように入ってみれば、そこはどこか貫禄のある西洋風の城。 しかし、内部に入っると途中までこそ侵入者を退ける罠を搭載した要塞のごとき 内装であったが、奥まで進むと急に勝手が変わりまるでSF映画に登場しそうな 未来基地のような風体に変わり始めるではないか。 ...
  • 涼宮ハルヒの懐柔
    涼宮ハルヒの懐柔 ◆IU4EWEf33I (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 第百五十話⇔第百五十一話 第百五十一話⇔第百五十二話 「逃げろ……ですか」 地下に戻った後、僕はずっとさっきの八意さんのセリフを思い返していた。 前に言われた『逃げる準備をしろ』なら解る、その言葉には『ピンチになったら私も一緒に逃げるからその準備をして』と言うニュアンスがあるからだ。しかし、彼女は『逃げろ』と言った。 僕と彼女はさっき出会ったばかり――いや、彼女の方は前に僕に出会っているんでしたね。 でも、この殺し合いの場において、尚且つ僕ら二人は優勝を目的としているのにも関わらず――彼女は『逃げる準備をしろ』とは言わなかった。 『逃げろ』とは明らかに『僕独りで』という事。もう合流できないかもしれないのに、折角出来た仲間と。彼女は薄情な奴では無い、僕が彼女を信用してい...
  • 後戻りはもう、できない
    後戻りはもう、できない ◆jU59Fli6bM (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 第百二十八⇔第百二十九話 第百二十九話⇔第百三十話 「あ、光が差してるよ!ここを壊せば出られる!」 「わかりました!ちょっと待ってて…」 バコン! 派手な音がして、岩が崩れる。中から現れたのは2人の少女。 「おぉ~!シルバースキンって凄いもんだねぇ~」 日も少しずつ傾きかけてきた頃、魅音と春香の2人はようやく山の内部から抜け出した。 山の内部の神社から繋がる道は、予想していたよりも細く長く続いていて、 出るまでに結構な時間がかかってしまった。 「ふぅ…よかった…やっと外に出れた…」 「途中でトンネルみたいな道になったときはどうなるかと思ったよ~」 「真っ暗だったけど、私たちよく出れたね…」 「きっと、ゲーマーとしての勘が冴えてたんだよ!」 ...
  • さよならフシギダネ! かことのけつべつ!
    さよならフシギダネ! かことのけつべつ! ◆LXe12sNRSs (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 第百四話⇔第百五話 第百五話⇔第百六話  人間は勝手だ。いつだって自分たちの都合でオレたちを捨てていく。  面倒になった、経済的余裕がなくなった、飽きた、嫌いになった、etc.……。  理由なんて、オレたちには関係ない。  奴らはみんな、オレたちの声なんかには耳も傾けない。  オレは、そんな捨てポケモンたちの嘆きの声をたくさん聞いてきた。  昨日可愛がってくれたご主人が、明日には蹴飛ばしてくる。  いつもはもらえたごはんが、永遠にもらえなくなる。  いくら鳴いても、主人は迎えに来てくれない……。  その苦しみが、奴らにわかるか? ……いや、わかりゃしないさ。  じゃなきゃ、誰だって幸せにやっていける。  奴らが俺たちを裏切らなきゃ、こん...
  • 俺のターンは
    俺のターンはまだ終了してないっぜ! ◆CMd1jz6iP2 sm44←時列系に見たい人はコチラ→sm13 sm48←投下順に見たい人はコチラ→sm50 キャラ順に見たい人はコチラ↓ sm06←キョン→ sm06←阿部高和→sm39 (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 第四十八話⇔第四十九話 第四十九話⇔第五十話 「・・・・・・やれやれ、やりすぎちまったか。彼と同じイイ男だったが少し・・・狭すぎたな」 俺を犯し終えた阿部は、人の尻を撫で回しながらそう言った。 ――――何、が――――狭い――ん、だ―――なにが―――― 勝手なことを言う阿部に言い返してやりたかったが、俺の体はピクリとも動かない。 それどころか、触られているはずの尻の感触がほとんど無い。 どこぞの神話に出てくる、必ず心臓を貫く魔槍の如きアレによってもたらされた、あのマグマ...
  • 俺のターンはまだ終了してないっぜ!
    俺のターンはまだ終了してないっぜ! ◆CMd1jz6iP2 (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル バーサーカーソウル キョン無残 これは良いフラグ 補完SS 第四十八話⇔第四十九話 第四十九話⇔第五十話 「・・・・・・やれやれ、やりすぎちまったか。彼と同じイイ男だったが少し・・・狭すぎたな」 俺を犯し終えた阿部は、人の尻を撫で回しながらそう言った。 ――――何、が――――狭い――ん、だ―――なにが―――― 勝手なことを言う阿部に言い返してやりたかったが、俺の体はピクリとも動かない。 それどころか、触られているはずの尻の感触がほとんど無い。 どこぞの神話に出てくる、必ず心臓を貫く魔槍の如きアレによってもたらされた、あのマグマのような熱さと身を切り裂くような激痛も―――― 引き換えに俺の体を襲うのは寒さだ。先ほどまでの雪道での寒さとは違う。 なんと...
  • ぺったんぺったんつるぺったん ~五十歩百歩~
    ぺったんぺったんつるぺったん ~五十歩百歩~ ◆qwglOGQwIk (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル つるぺったん 暗黒長門 第十九話⇔第二十話 第二十話⇔第二十一話 長門有希は情報統合思念体へとコンタクトを試みるも、やはりコンタクトを取ることは出来なかった。 十分な試行回数を試したにも拘らずコンタクト不能であったため、ここは情報統合思念体が観測できない別空間と判断し試行を打ち切った。 その後は周りの風景を眺め、この殺し合いの主犯格と見られる悪魔について考察し、涼宮ハルヒ絡みでもなく、SOS団内関係者によるものでも無いと推察した。 一通りの状況把握を終えた後、長門は第一にすべきことを考える。 それは、愛しの彼の早急な保護に異ならない。 いや、できれば絶体絶命のピンチの時に颯爽と助けに入るほうが美しいだろう。 そうなれば、まずは彼の座標...
  • さよなら絶望黒花
    さよなら絶望黒花 ◆OZbjG1JuJM (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 黒い花シリーズ 第百十八話⇔第百十九話 第百十九話⇔第百二十話 スーパーハイテンション グロ注意 「ワッちゃねーーーー!!!!!!! ……ぜぇ、ぜぇ」  この島に呼ばれたその時から変わることのなかったテンションも、流石に半日も暴れては下がらざるを得なくなった ……というよりはどうやら少々の疲れが出てきたようである。  おまけに現在のKASはチビマリオ状態ゆえ、身体能力がやや下がっているのだ。無理もないといえよう。  そして彼は今現在何をしてるのかと言えば、何のことはない。相変わらず走り続けているのである。  ……ただし、花畑の周囲を、延々と。それもジャンプしながら。常人たったら間違いなくすぐへばるだろう。 「くっそー!! ブラックパックンといえばAIBOの...
  • 第三回定時放送
    第三回定時放送 ◆KJJLTUDBrA (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 定時放送SS 第百三十七話⇔第百三十八話 第百三十八話⇔第百三十九話 田代 ピ、 ピ、 ピ、 ポーン。 『午後六時をお知らせします』 突如、会場にチャイムが響く。 そして、それに続くようにして笑い声が聞こえた。 『キャハ、キャハハハハハハハハハッ!!』 日が落ち、徐々に暗くなっていく空。 その夕焼け空をバックに巨大な立体映像が現れる。 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 『キャハハ! 参加者のみんな、こんにちわ! 三回目の放送の時間なのサ。 いや、こんばんは、なのかな? まあいいサ。 前のボクの放送から十二時間。またボクの声を聞けてるみんなは幸運サ! ちなみに、今回から時間がわかりやすいように時報を入れてみたよ。喜んでもらえるかナ? ...
  • ミナミヘミナミヘ
    ミナミヘミナミヘ ◆KJJLTUDBrA (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 第七十八話⇔第七十九話 第七十九話⇔第八十話 笑いながら消えてゆく立体映像を見ながら、サトシは舌打ちをした。 「ウザってぇ笑い方する野郎だ。後でぜってーぶち殺す」 彼はボソリと吐き捨てると、後ろの古泉に、振り返りつつ声をかけた。 「おい、これから──」 そこでサトシは言葉を止める。というのも、古泉の様子が変だったからだ。 彼、古泉は、その場に立ち尽くし、ピクリとも動かない。 鞘に収められた刀を持つ手は、白くなるほど強く握られている。 そして何よりも。常にその顔に張り付いていた、『笑み』がごっそり抜け落ちていた。 「…………」 固く引き結ばれた唇。これでもかと見開かれたその目。 何かに驚愕するような、何かに恐怖するような、そん...
  • 黒の預言書
    黒の預言書 ◆CMd1jz6iP2 (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 第百三十話⇔第百三十一話 第百三十一話⇔第百三十二話 若本 阿部さん最強伝説 「ご苦労……なんだ、まだあるのか?」 ピエモンの部屋に、一体のデジモンが立っている。 「はあ、その……なぁんといいますくぁ」 そのデジモン、アイスデビモンは、ピエモンに対してかなり言いにくそうに口を開く。 アイスデビモンは、ピエモンの片腕であり、完全体以下の全デジモンを仕切っている。 実力は完全体に劣るが、それ以上に優れた頭脳を持つため、この地位にいるのだ。 ……少し、声と口調が独特なのが気にはなるが。 「監視役のデジモンどもからぁ、不満の声が」 「不満、だと?」 ピエモンは疑問の声をあげたが、すぐに理解する。 「あれかね、喰われたくないと?」 「ぶるぁ、その通りですってヴぁ」 ...
  • びっこびこうしてやんよ
    びっこびこうしてやんよ ◆OZbjG1JuJM (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 第百二十九⇔第百三十話 第百三十話⇔第百三十一話 (どうしたもんだろう……)  山道を歩きながら、僕は心の中で頭を抱えていた。  先ほど、性癖がアレな男に襲われてから遊戯の様子がおかしいことに 僕は気付いていた。  どうも、彼の中の二人の人格がお互い距離を置いていように見えるのだ。  僕が吹っ飛ばされた後、いつの間にか遊戯の人格が変わっていたことから 原因は推して量れる。  恐らく表の遊戯君だって闇の遊戯君を完全に憎んでるわけではないだろうと思う。 裏切られたとはいえ、あの状況では致し方のない要素があったことも分かっているはずだ。  ただ、分かるだけに繋がりの深い相手とはいえ……いや、だからこそ簡単に許せないんだ。  当の僕としてはなん...
  • 静かなる古城
    静かなる古城 ◆wC9C3Zbq2k (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 第百四話⇔第百五話 第百五話⇔第百六話 『信じられません』 「信じるしかないじゃない。あの道化師がそう言ったんなら」  レイジングハートの本来のマスター、高町なのはは亡くなったらしい。 こちらに迷惑ばかりかけてくれた月の兎も昼までの間に命を落としたようだ。 あいつに師匠と呼ばれていた八意永琳はこの放送を聞いて何を思っているだろうか。 「霊夢さんは人がたくさん死んでいても冷静ですよね。慣れっこなんですか?」 「別に。あんまり興味ないし」 「へー。確かに神社の人が他人のお葬式でもらい泣きしちゃったら困りますもんねー」  饒舌なのが少し癇に障るけれどヨッシーの乗り心地は相変わらず悪くない。 背中に軽い怪我をしていたはずだけど私が普通に乗る分には痛みも伴わ...
  • ヒゲ☆パチ
    ヒゲ☆パチ ◆IU4EWEf33I (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 第百七話⇔第百八話 第百八話⇔第百九話 このバトル・ロワイヤルという悲劇の舞台においてもかまわず核融合を黙々と行っている太陽が 空高く上ったころ、青い草原で青い作業着を来た少女はまさに真っ青になっていた。 わっ、ど…どうしよう、この本!!持ってきちゃったよ! 返しに行こうかな…アイドルが泥棒しちゃったなんて……こんなの大スキャンダルだよ……… こんなのバレたら謹慎か、ヘタをすれば芸能界追放されちゃうよう…… 彼女の頭の中ではタバコを吸って追放された某モーニングな娘さんや倉庫荒らしをした 某アイドルの事件の始終がリピートされていた。 冷たい汗が亜美の頬を伝う。 「あぁ~~~~~!やっぱりかえし――――」 『こんにちはみんな、元気に殺し合いをしているかな...
  • おじいちゃんのアイスクライマー
    おじいちゃんのアイスクライマー ◆irB6rw04uk (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 第百三十三話⇔第百三十四話 第百三十四話⇔第百三十五話 孔明の罠 ストーム1は橋を渡っていた。 その足取りはスタスタと軽快である。しかし、心の中の自分の足取りは重たかった。 心が自分ではない体に入っているためだろう。 じゃがうじうじしていても仕方が無い! わしは今地球防衛軍のストーム1じゃ。地球を守る正義のひーろーなんじゃ! さぁ、みっしょん開始じゃ! ストーム1の目の前には橋の終わりが見え始めていた。 ストーム1は歩むスピードを落とす。このまま橋をそのまま進めば禁止エリアに入ってしまい首輪が爆発してしまう。 橋の手すりに近づくと確かに陸地があった。 2~3メートルの高低さがあったが、飛び降りてもまた帰ってくることが出来そうだ。 ...
  • 東方無職志~お手伝いロボットの憂鬱~
    東方無職志~お手伝いロボットの憂鬱~ ◆jU59Fli6bM (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 第百三十四話⇔第百三十五話 第百三十五話⇔第百三十六話 太陽が西に傾き、あたりを赤く染めている頃。 あの巨乳を助けて、あの男に発症したというなんたら症候群を治すため(私は部下としてついていっ てるだけだが)、 私達は富竹が去っていった方向に歩き続けていた… はずだった。 「うはwwwもう無理wwww足痛いww  そういやここまでこれたのはトミーがおんぶしてたからだったっけww  マジでトミーカムバックwwwww」 追い始めてからあまり経ってないのに地面にへたりこむニート。 おんぶってこいつ…いつもこうなのか?そりゃああいつらもいなくなるわけだな…。 「何言ってるんですか!やっと町が見えてきたところなんですよ!  富竹さん...
  • 悲しみの向こうへ
    悲しみの向こうへ ◆irB6rw04uk (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 第百話⇔第百一話 第百一話⇔第百二話 「この…」 ティアナは部屋の中で自分の足を動けなくしている氷と格闘していた。 この氷付けになった足を冷静になって見てみると、不自然だということに気がついた。 普通こんなカチカチに氷付けにされてしまったら、とてもじゃないが血行の悪い足なんてすぐに腐り落ちてしまう。 しかし、実際足の先まで感覚はあったし、少し冷たいなぁとぐらいにしか感じない。 (もしかしたら…) と思って足に力を入れていたのだ 「ふぅんのぉお………えぇい!!」 今、ここにある全ての力を足に回す。 するとバキン!!と音を立てて足に纏わり付いていた氷が砕け散った。 「やった!」 すぐにティアナは立ち上がる。あれだけ凍り付いていたのに足は自由に動いた...
  • ひろくんの天使?転生
    ひろくんの天使?転生 ◆0RbUzIT0To (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 永井先生 ローゼンメイデン 銀様撃墜 第二十八話⇔第二十九話 第二十九話⇔第三十話 寝転がって空を見上げる。 曇っているらしく星は一つも見えず、面白みも何も無いが他にやる事が無いのだから仕方が無い。 にしても……。 「相当ありえん話な件」 ありえん話や、こんなん。 やけど……死体なんてもん見せられたらこっちも信用するしかなかろうが。 あんなリアルなんが作りもんとは思えんし、頬っぺた抓っても痛くないゆうがはやっぱり現実ながやろ。 ……信じとうないけど。 「っていうか何で俺なんだよ、訳がわからんが!  よりによってこんなんに当選するとか……マジじじゅうしろ!」 大体がこんなのは俺の性には合わないんだよ。 ただのフリーターだぜ、俺? ...
  • ぽよまよ ~口先の魔術師~
    ぽよまよ ~口先の魔術師~ ◆OZbjG1JuJM (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 谷口の固有結界 この発想は無かった 阿部さんの怖さは異常 第三十八話⇔第三十九話 第三十九話⇔第四十話 俺は走った。多分、過去の人生で一番頑張ったと思う。 あのキョンを【禁則事項】したツナギのガチホモ野郎に追いつかれたら人生が終わる。色んな意味で。 すまん、キョン。正直言って丸腰の俺がアイツに敵う要素が欠片も見当たらないんだ。 素手同士でボコりあってもきっと負ける。そして……考えたくない。 だが、きっとお前の仇は取ってやるぞ! ……取れたらだがな! 雪原から抜け出して夜も明けたころ、俺はようやく他の参加者と会うことが出来た。 片方は大体同い年そこそこの女の子だ。ってかおっぱいでけぇな。AAA+ってとこか。 んでもう片方は……ピンク玉。そ...
  • 『殲滅計画YOKODUNA』
    『殲滅計画YOKODUNA』(前編) ◆irB6rw04uk (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 第155話 1/2 第百五十四話⇔第百五十五話 第百五十五話⇔第百五十六話 生ぬるい風が左から右に流れている。 その風はかすかに湿っている……一雨くるのかしら? 私は前からゆっくりと歩いてくる相撲取りの一つ一つの動作を注意深く観察しながら上唇をなめた。 頬には一筋の汗が流れている。何汗だろうか? 冷汗? 戦汗か? そんなことはどうでもいい。 今はこの場をどうやり過ごすかによって今後の戦場が変わる。 気合を入れなくては…… 向こうもこちらに気が付いたようだ。ずしずしと大きな足を大地に踏み鳴らし近づいてくる。そして…… ドォン! 足を振り下ろした相撲取りの周りの大地が悲鳴を上げながらへこんだ。 SH...
  • 生き残るんだどんな手段を使っても
    生き残るんだどんな手段を使っても ◆CMd1jz6iP2 (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 第百四十五⇔第百四十六話 第百四十六話⇔第百四十七話 ネットワークに侵入したインフェルモンは、データというデータを食い漁った。 そのデータは、インフェルモンの力となり、必要な情報を与えてくれる。 「あはっ、見つけたよ! そんなところに隠れてたんだぁ!」 「ハッキング、開始」 「この波長をどうにかすればいいんですねー?」 すぐさま、ハッキングを仕掛ける。 元々の能力に、長門の情報改変能力、うどんげの波長、位相を操る力が加わっている。 インフェルモンに進化したことで、この能力を使い分けがたやすくなった今…… もはや、主催陣の用意した防壁など、突破することも可能となったのだ。 「ぐぎゃぎゃ! 楽勝すぎてあくびが出ますねぇ?」 「油断しちゃ...
  • なにもかも なにもかも
    なにもかも なにもかも ◆OZbjG1JuJM (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 第百九話⇔第百十話 第百十話⇔第百十一話  前門の触手、肛門……じゃなくて後門のいい男。  普通であれば危惧すべき状況かもしれないが、俺にとってはむしろ夢のような状況だ。  とはいえよく考えたらやっぱり少し面倒な状況だな。  素晴らしそうなあのマリンデビモン君はメインディッシュを取っておくように最後に残して起きたいがあのヤル気ではどうやら最初の食事にせざるを得なさそうだ。  そして背後の二人のいい男もまたヤル気だ。このまま4Pと洒落込めるなら良いのだが、流石の俺でもこのメンバーでは複数人プレイは少々難がありそうだということは分かる。道下が生きていればあるいは上手くいったかもしれんのだがな。残念だ。  とはいえ一人一人頂いていくというのだって嫌いじゃない...
  • クレフェアリーの憂鬱
    クレフェアリーの憂鬱 ◆OZbjG1JuJM (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 第十七話⇔第十八話 第十八話⇔第十九話 目が覚めたら殺し合いだった。 しんどいリーグを制覇したと思ったら何この冗談。ふざけてるの? とかぼやいても仕方ない。でもこれからどうしたらいいんだろう。 どうやらここは花畑であるらしい。うわ、ラフレシア!? ……と思ったらただの花か。 辺りは暗いし人の気配もしない。何だか急に心細くなってきた。 だいたい運の悪さには定評のある僕がなんでこんなものに呼ばれたんだ。 ……ご主人やみんなはどうしてるだろう。無事ならいいんだけどな。 さて、これからどうするか。 とりあえず別に制限を指令されてるわけでもなし、 まあゆびをふるはもしもの時までに封印しとこう。 ポケモンバトルとは違うんだ。むしろちいさくなるの方が確実で役...
  • ケラモンいっぱいTAS軍団
    ケラモンいっぱいTAS軍団 ◆jVERyrq1dU (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 第百三十二話⇔第百三十三話 第百三十三話⇔第百三十四話 かわいいケラモン 草むらに伏せ橋の様子をうかがう。かなり大きい橋であったがその上を歩いている者は誰も居ない。 橋の周りには何の障害物も無く、考え無しにその上を歩けばまず見つかってしまうので、 誰も居ないのはある意味当然と言えるのかもしれない。 もう太陽は沈みかけている。B-1が禁止エリアになるのは午後二時であったから、おそらく待ち伏せしていても誰も来ないだろう。 この事実は参加者を駆逐していきたいTASとしては非常に残念な事であった。 橋には行かず別の所へ行き人数減らしをするという事も考えたのだが、彼は結局、橋にやって来た。 理由は単純なことだ。休息を取るためである。参加者があまり立ち寄らないので...
  • Dive to the unknown
    Dive to the unknown ◆7d53oKGJP2 (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 第百十五話⇔第百十六話 第百十六話⇔第百十七話 「WAPPA……まだ生きていたか」 D-2の草原を歩いている途中、丁度正午に放送が始まった。 OTENNTOを覆い隠すように空に浮かび上がったDOUKEの放送を聴き、YOKODUNAの心は二つの感情に揺れていた。 なんと、自分と死合い、確実に殺したと判断したTENINUプレイヤーが生きていたのだ。 YOKODUNAと呼ばれる前にも幾度となく死線を乗り越え、なった後でもそれは全く変わらなかった。 だが、自分の心にある感情は今までにないものである。 激しい悔しさと、それに劣らぬ強い悦びと。 自らをSHURAにしたにも関わらず殺し損ねた。 だが、また戦える。 あのTORIKU...
  • クロックタワー
    クロックタワー ◆tGnurJkvOw (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 暗黒妹 さっちゃん逃げてー! 第二十話⇔第二十一話 第二十一話⇔第二十二話 もし、あなたとあなたの『愛しい者』が『殺しあい』を強要されたとき、 あなたはどう行動するだろうか……『愛しい者』のための殺戮、それも有力な選択肢だ。 自らが犠牲になり『愛しい者』を生かすのだ。 しかし、今ここでわたしは考えねばならない。 ここに確実に居ると分かるのは『愛しい者』と『わたし』だけであり、もし『わたし』が『彼』の代わりに死亡すれば、 一人生き残った『彼』を『例の3人』が!『あの忌々しい三人』が!『彼』を迎えることにもなりかねない! 『痛々しいヒス女』や『マニア向けのクリーチャー』、『何度殺しても意味のない化け物』に『彼』を!!! ……『愛しい愛しいわたしの兄』を!ヤツラの『あの三人...
  • 電撃戦/Blitzkrieg
    電撃戦/Blitzkrieg ◆qwglOGQwIk (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 第百二十二話⇔第百二十三話 第百二十三話⇔第百二十四話 相性の良い二人 「この辺でいいか……むっ…………」 「どうした、ロムスカ」 「見ろ、早速だが来客のようだ」 ムスカはエアーマンに首輪探知機の画面を見せる。 そこには北から猛スピードで迫ってくる点が一つと、二つ組の点と一つだけの点がまばらに表示されている。 ムスカが指し示しているのはこの猛スピードで迫る点のことだろう。 「我々に接触されるのは不味いのが分かるな、エアーマン」 「ああ、折角の奇襲がばれては水の泡だからな」 現在ムスカとエアーマンが隠れている岩場の裂け目の他、北部の山岳地帯は見渡す限り険しい斜面や岩山、裂け目だらけである。 その天然の要害ともいえる土地を発見し、首輪探知機で索敵を...
  • 闇サトシが中学生を虐待して爆笑するSS
    闇サトシが中学生を虐待して爆笑するSS ◆LXe12sNRSs (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 闇サトシ 変態&鬼畜 病魔カワイソス 第四十九話⇔第五十話 第五十話⇔第五十一話  東の空に、眩い白の情景が差し掛かってきている。そろそろ太陽が顔を出す時刻のようだ。  この殺し合いに連れてこられたのが、深夜零時のこと。  黒の帳は朝焼けに散らされ、確かな時間の経過を示していた。 「ってことは……もうかれこれ、二時間以上も追い回されてるのかよ……」  膝に手をつき、越前リョーマは息を切らしながらそう愚痴る。  変態――古泉一樹の意――に絞殺されそうになり、逃れ逃れてここまで辿り着いた。  あるときは茂みに隠れ、あるときは身を伏せ、見つかれば全力で遁走した。  中学生とはいえ、リョーマは全国区のテニスプレイヤーだ。体力と脚力には自身が...
  • 奇跡の価値は(後編)
    奇跡の価値は(後編) ◆CMd1jz6iP2 (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 第九十九話⇔第百話 第百話⇔第百一話 私は、自分の未熟さをこれほど呪ったことはない。 私には……同志も……誓ったことすら守れなかった。 同志博之は、私が名前を呼ぶと空を飛んでいった。 信じられない光景だったが、説明を聞いていたためになんとか落ち着いていられた。 常識外の科学力。これが宇宙人の技術力なのか。 それならば、と思い当たったことがあった。 支給された品で、てっきり食料の一部だと思っていたもの。 説明書を読んだが、信じられずに言い出せなかったものだ。 どうすべきか考えていると、塔の中で爆発音が聞こえた。 何を迷っている場合か、私もこのゲームをスクラップにするために動かねばならない。 同志博之は、飛ぶ前に言っていたではないか。 「一...
  • 『殲滅計画YOKODUNA』(後編)
    『殲滅計画YOKODUNA』(後編) ◆irB6rw04uk (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 第155話 2/2 第百五十四話⇔第百五十五話 第百五十五話⇔第百五十六話 こちらNice boat.水面は穏やか、現在時刻は20時になったばかりだ。 「うぅ~ん、終ったぁ」 長い間同じ姿勢で博麗アミュレットを作り続けていたので体がガチガチだった。 それをやんわりと背伸びをして引き伸ばす。 作った博麗アミュレット数は130枚。残り10枚は何かあったときのための予備だ。 『お疲れ様です。レイム』 レイジングハートはコンピュータにハッキングを仕掛けながらも私の独り言に答えてくれた。 (そっちはどう? 何かつかめたのかしら?) 『えぇ、表面層の比較的重要度の低そうなデータから順にダウンロードしました。再生しますか?』 (コン...
  • オメガとかちは大変な魔理沙を巻き込んでいきました
    オメガとかちは大変な魔理沙を巻き込んでいきました ◆LXe12sNRSs (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 第五十八話⇔第五十九話 第五十九話⇔第六十話 盗んでいきましたシリーズ 「「それじゃあ、君はあの子の……」」 「うん。真美は、亜美の双子の妹だったの」  突如として復活を遂げた、少女の死体。それは死霊でもゾンビでもなく、本当に、太一やヤマトとなんら変わらない、普通の女の子だった。  彼女の名は双海亜美。序幕の際に見せしめとして殺された、双海真美そっくりの少女……その姉だった。  亜美は、とても悲しんだという。突然の殺戮劇、殺された肉親、そして次は自分の身が危険に置かれ、死にたくなったのだと。  オメガモンは、改めてこの殺戮劇に憤慨した。いたいけな二人の姉妹を引き離し、その心をボロボロにしてしまった所業……遊びなどでは済まされない。 ...
  • Unlocked room
    Unlocked room ◆KJJLTUDBrA (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 第百十三話⇔第百十四話 第百十四話⇔第百十五話 私、八意永琳が二回目の放送を聞いたのは、ちょうど服に袖を通しているときのことだった。 ちなみに古泉は、念のためデイパックに押し込んでおいた。 着替え中は無防備になるとはいえ、仮にも文明人として、裸でいるのは居心地が悪い。 それに結局のところ、古泉が目覚めても動けないのならば、まったく問題はないのである。 そのため、今古泉は袋から顔を出した状態で眠っている。 もっとも、少し乱暴にしたにもかかわらず、一向に目を覚ます気配がないので心配は杞憂だったようだが。 私が思わず呟いたのは、ちょうどそんなときだった。。 「鈴仙……」 声が漏れたのは、予想外の名前が読み上げられたからである。 鈴仙・優曇華院・イナバ。...
  • 最初の過ちをどうか(後編)
    最初の過ちをどうか(後編) ◆CMd1jz6iP2 (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 第百八話⇔第百九話 第百九話⇔第百十話 「わっ、なに!?」 こなたが、かなり驚いてる。 いきなり人形が動き出したら当然の反応だ。 実はデジヴァイス光ったときに喋ってたんだが。 「安心しろ、こなた。こいつは水銀燈、ゲームには乗ってないんだとさ」 「本当に?さっきのTASみたいに、嘘ついてない?」 「ほらねぇ、むしろそっちの子の方が、危なっかしくないわぁ」 ぐっ、たしかに、嘘って可能性も考えないと駄目なんだけどな。 「そんな酷い怪我してるんだ。俺たちに襲いかかって、無事には済まないだろ?」 「……まぁねぇ。それに、私も嘘はついてないもの。信じてほしいものねぇ」 家の中に運んだこなたを寝かせ、頭を冷やしてやろうとタオルを探した。 だが、見つけたそれ...
  • 行く先は
    行く先は ◆2VgTRcP6n6 (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 第六十八話⇔第六十九話 第六十九話⇔第七十話 「くっそぉ……」 園崎詩音を埋葬した後、永井博之と水銀燈の二人は、仲間を探すためE-4の市街地エリアに来ていた。 しかし今の彼、博之にとっては仲間探しなどよりも先に煙草を補給することが重要であった。 先程からイライラしてたまらない。一刻も早くニコチンを摂取せねばならない。 だがこの辺り一帯に存在する建物と言えば、いかにもRPGとかに出てきそうな塔くらいで、煙草屋はおろかコンビニすら無い。 「煙草の吸いすぎは健康に悪いわよぉ? 血圧上がっちゃうし。乳酸菌摂ったらぁ?」 「うるさいの、ちょっと黙っとけ! ……ん?」 傍でからかう水銀燈を一蹴し、必死に煙草を探す作業を続けようとする博之の動きが止まった。 彼の目はある一点に釘付けにな...
  • とかちシスターズ
    とかちシスターズ ◆CMd1jz6iP2 (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル スーパーとかちワールド  第百二話⇔第百三話 第百三話⇔第百四話 おかしいな……また、ふわふわしてる。 「亜美ちゃん、起きて……起きて……」 「あ、ほら……目を覚ますよ」 誰だろう……ううん、それよりどうして寝てたんだっけ? 「オメガモンっ!!!」 「ッ……オメガモン!?」 そうだ、オメガモンは怪我してないの!? ……あれ? 「おはよー、亜美ちゃん」 「アグモン、もう朝じゃないよ」 え、誰?というか何? 大きなトカゲ?と大きな犬?みたいなのが二人いるだけ。 「ど、動物が喋ってる!?超かわいい~、けど誰?」 「酷いなあ、亜美ちゃん」 「少しの間だけど、ずっと一緒だったじゃないか?」 ずっと、一緒? 亜美がここでずっと一緒に居たのっ...
  • 刺激・ぶらっく・パックン♪
    刺激・ぶらっく・パックン♪ ◆CMd1jz6iP2 (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 黒い花シリーズ 第百十一話⇔第百十二話 第百十二話⇔第百十三話 私は決めた。ゲームに乗らず、しかし願いを叶えてみせると。 人を生き返らせる……それは、どんなロストロギアでも実現できない奇跡。 伝説のアルハザードの技術でもなければ、不可能なこと。 「なんだ、私……犯罪者になるんだ」 P.T事件。かつての大魔導師、プレシア・テスタロッサが目指した死者蘇生。 ロストロギア以上の力を私利私欲に使って、許されるはずがない。 時空管理局をクビになるだけでは済まない……極刑すらありえる。 「とりあえず、なのはさんにはうまく言って……騙すようで悪いけど」 願いを叶えられれば、後はどうなってもいい。 さあ、早く出かけようと支度を済ませる。 そして、悪魔の放...
  • 幸か不幸か
    幸か不幸か ◆BRxsUzTn5A (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 第百十二話⇔第百十三話 第百十三話⇔第百十四話 全速☆前進DA! ツンデレ 「お兄ちゃん、あそこ!」 「ふぅん、どうやら目的地が見えてきたようだな」 霊夢たちと別れた後、カイバーマンこと海馬瀬人、高槻やよい、そしてことのはは 橋の手前の地点から歩みを進め、町から目と鼻の先までの距離まで到達していた 「あの場所ならば医療道具の一つや二つくらいは置いてあるだろう、それまでもう少しの辛抱だ」 「お兄ちゃん、ありがとう……」 「俺はただお前のような兄弟を持つ者に死なれてもらっては困るというだけだ、誤解されてもらっては困る」 頬を赤らめて感謝を述べたやよいに対し、海馬は一瞬顔を逸らす。 「うっうー、これっていわゆるツンデレってやつですかー?」 「……何だ、その「ツンデレ」...
  • 対照k
    対照k ◆0RbUzIT0To (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 第百四話⇔第百五話 第百五話⇔第百六話 ブラックパックン 山道の手前、隠れるようにして座り込んでいるTASは息を殺して二回目の放送を聴いていた。 死者の名前や主催者の挑発はどうでもいいが、今までの間で死んだ人数と禁止エリアだけは知っておかなければならない。 特に後者に関しては重要だ。 最速クリアを目指す余りに禁止エリアに侵入してしまって首輪を破壊され、ゲームオーバー……。 などという事になってしまっては目も当てられない。 「しかし、その心配はあまり無さそうだな」 禁止エリアに指定されたのは何れも端のエリアのみ。 特にC-1など辺境地で訪れる可能性も殆ど無い場所だろう。 それよりも今TASが気にしている事は死者の数がこれで合計二十四人になった事だ。 十二時間で二...
  • Sheep counts
    Sheep counts ◆qwglOGQwIk (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 第百十九話⇔第百二十話 第百二十話⇔第百二十一話 やあ、僕は富竹、フリーのカメラマンさ。 ……本当は不正規部隊の元銃撃教官だったり秘密結社の連絡係だったりするけど、心の中ではいつでもカメラマン! 僕のカメラは美しか追求しないのさ! と、意気込んでみたはいいが今はふざけた殺し合いの真っ最中、そればかりも言ってられないのが実情なのさ……。 でも、僕のカメラに沢山の写真が収められているのは内緒だよ! 「ちょwwwwwお前ら待ってwwww歩くの速過ぎwwww」 おやおや、ニート君はまた休憩かい。僕としてはソウルブラザーの体調を気遣ってあげたいがそうもいかない。 「ニート、いくらなんでもあんた体力無さすぎ」 「ちょwwwこれが俺の全力全快だしwwwwロールちゃ...
  • どうあがいても絶望~夢の国のアリス
    どうあがいても絶望~夢の国のアリス ◆irB6rw04uk (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 第百四十三話⇔第百四十四話 第百四十四話⇔第百四十五話 キャラ崩壊 驚きの黒さ nice pair. うふふ…… あははは…… ケタケタケタケタケタケタケタ…… 何も考えてない状態の顔がこのニコニコになってから何時間経っただろうか? 撃った拳銃の衝撃は―― 人を拳銃で撃った時は―― 『人を殺してしまった』という後悔よりも面白さのほうが上であった。 狩猟を趣味にしている人の気持ちが分かった気がするよ。 さて、どうしようかな? この殺されても仕方が無い、もはや水呑百姓以下の存在のコレと私の道に立ちふさがる石ころ……いや旧ピンクボールかな。 ラッチ部を引いて弾倉を開放する。ぼこっと膨らんだ黄銅製の薬莢が2つ、そしてまだ先端に銃弾が付いてい...
  • ガチホモレスリング ~下半身に罪は無いッ!~
    ガチホモレスリング ~下半身に罪は無いッ! ◆qwglOGQwIk (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル テニミュ ガチホモいつき 変態という名の紳士 第二十七話⇔第二十八話 第二十八話⇔第二十九話 越前リョーマは何をするでもなく、ただぼーっと空を眺めていた。 氷帝学院との試合を終えたとともに、いつの間にか訳の分からない殺し合いに参加させられていた。 唯のテニスプレイヤーであるリョーマは殺し合いなんて出来るわけがなく、全国制覇を前に倒れるわけにも行かない。 結局彼はどうやってこの状況を打開すればいいのか、ひたすら頭を捻り続けていただけであった。 「やぁ」 「ん……?」 後ろを見ると高校生らしき男が後ろに立っていた。ニコニコと話しかけてきている。 「あなた、その様子ではこの殺し合いに乗り気ではない、違いますか?」 「そうッスね...
  • さらなる結束へ(前編)
    さらなる結束へ(前編) ◆jVERyrq1dU (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 第158話 第百五十七⇔第百五十八話 第百五十八話⇔第百五十九話 永井博之、竜宮レナ、友人、妹、ピッピ、泉こなた、水銀燈。 所謂、塔組は7人もの大所帯に加え、そのほとんどが負傷者である。 多数いる負傷者の中でも、永井博之は特に酷かった。全身に負った大怪我に加え、失明までしている。 休みなしで城に行く事はほとんど不可能に近い。 「もうすぐ放送だからここらへんで休もうよ」 ちょうど橋の手前で、竜宮レナは休憩の提案をする。正確に言うと放送まではまだそれなりに時間があるのだが、 反対する者は一人もいなかった。皆が皆、自分達の疲労を自覚している。 「そうねぇ。だったら一度辺りの安全を確かめておいた方がいいわぁ」 「見張りも交代でした方がいいよね」 「俺...
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