「二岡、セリヌンティウスを見捨てる」の編集履歴（バックアップ）一覧はこちら
「二岡、セリヌンティウスを見捨てる」(2009/10/26 (月) 22:03:10) の最新版変更点
追加された行は緑色になります。
削除された行は赤色になります。
1 ：どうですか解説の名無しさん：2008/08/01(金) 00:47:48.80 ID:O8Rpw7DP
「（竹馬の友を）切り替えていく。」
2 ：どうですか解説の名無しさん：2008/08/01(金) 00:48:46.64 ID:i16izIDy
におかはげきどした
3 ：どうですか解説の名無しさん：2008/08/01(金) 00:52:16.56 ID:dWkFQMMh
もなはひどくせきめんした
4 ：どうですか解説の名無しさん：2008/08/01(金) 00:53:58.10 ID:F9yrw60T
モナには貞操観念がわからぬ
5 ：どうですか解説の名無しさん：2008/08/01(金) 01:04:11.35 ID:koxIHDcJ
小坂は激怒した
必ず、かの邪知暴虐のショートを除かねばならぬと決意した
小坂には政治がわからぬ
小坂は巨人軍の内野手である
ロッテで育ち、鉄壁の守備で暮らして来た
けれども飼い殺しに対しては、人一倍に敏感であった
6 ：どうですか解説の名無しさん：2008/08/01(金) 01:06:45.88 ID:5VbgLG13
二岡、ひざに違和感。走るのを断念
9 ：どうですか解説の名無しさん：2008/08/01(金) 01:12:57.17 ID:etnktJ1d
きょう未明小坂はロッテを出発し、野を越え山越え、十里はなれた此の巨人の地にやって来た。
小坂には打撃も、華も無い。
出場機会も無い。
二七の、第３捕手の実松と二人ベンチだ。
この実松は、巨人の或る律気な一監督を、近々、恐怖のどん底に陥れる事になっていた。
登録抹消も間近なのである。
11 ：どうですか解説の名無しさん：2008/08/01(金) 01:21:00.25 ID:ZeDKN8zT
しゃーない
12 ：どうですか解説の名無しさん：2008/08/01(金) 01:23:09.57 ID:maIRdZl3
空調とかジャンパイアとか、考えてみればくだらない
14 ：どうですか解説の名無しさん：2008/08/01(金) 01:30:40.53 ID:etnktJ1d
小坂は、それゆえ、つなぎの小技やら堅実な守備やらをやりに、はるばる巨人にやって来たのだ。
先ず、練習球を拾い集め、それから巨人のロッカールームをぶらぶら歩いた。
小坂には竹馬の友があった。二岡である。
今は此の巨人の地で、遊撃手をしている。
その友を、これから訪ねてみるつもりなのだ。
15 ：どうですか解説の名無しさん：2008/08/01(金) 01:31:10.09 ID:fLpSzw4J
二岡が復帰してから二岡スレも復活したな
19 ：どうですか解説の名無しさん：2008/08/01(金) 01:38:25.44 ID:etnktJ1d
久しく逢わなかったのだから、訪ねて行くのが楽しみである。
歩いているうちに小坂は、巨人の様子を怪しく思った。
ひっそりしている。
もう既に首位の目も薄れ、チームの暗いのは当りまえだが、けれども、なんだか、夜のせいばかりでは無く、巨人全体が、やけに寂しい。
のんきな小坂も、だんだん不安になって来た。
路で逢った若手をつかまえて、何かあったのか、二年まえに此のチームに来たときは、夜でも上原が抑えて、チームは賑やかであった筈（はず）だが、と質問した。
若手は、首を振って答えなかった。
しばらく歩いて大矢（おおや）に逢い、こんどはもっと、語勢を強くして質問した。大矢は答えなかった。
小坂は両手で大矢のからだをゆすぶって質問を重ねた。
大矢は、あたりをはばかる低声で、わずか答えた。
23 ：どうですか解説の名無しさん：2008/08/01(金) 01:45:27.01 ID:etnktJ1d
「渡邊は、選手を補強します。」
「なぜ補強するのだ。」
「悪心を抱いている、というのですが、誰もそんな、悪心を持っては居りませぬ。」
「たくさんの選手を補強したのか。」
「はい、はじめは中日の落合さまを。それから、西武の清原さまを。
それから、江藤さまを。それから、ダイエーの工藤さまを。それから、豊田さまを。それから、ハムの小笠原様を。」
「おどろいた。オーナーは乱心か。」
「いいえ、乱心ではございませぬ。選手を、信ずる事が出来ぬ、というのです。
このごろは、首脳陣の心をも、お疑いになり、少しく派手な活躍をしている球団には、選手をひとりずつ差し出すことを命じて居ります。
御命令を拒めば十字架にかけられて、小久保みたく無償トレードに出されます。今年は、４人奪われました。」
聞いて、小坂は激怒した。
