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ムラマサ騒乱の終結宣言」(2009/01/25 (日) 00:21:12) の最新版変更点

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#contents *ムラマサ騒乱の終結宣言 キノウ=ツン: 「キノウツン藩国、ならびにNW各国にお住いの皆様にお知らせです。 キノウツン藩国で起きていたムラマサ着用者による連続集団殺傷事件が、 この度一応の終結を見ましたことを、ここに宣言させていただきます。 今回のお知らせでは、 此度の騒乱の経緯、今後の予防策、復興計画等について述べさせていただきますが、 何よりもまず、藩国民の皆様をはじめ、周辺諸国の皆様、 罹災者の皆様に多大なるご迷惑をおかけしてしまったことを、今ここでお詫び申し上げます。 誠に、申し訳ございませんでした。 今回の騒乱は全てキノウツン藩国政府の不明によるものであり、 その責を雪ぐため、また今回の騒乱で失ってしまった信用を再び取り戻すため、 そして何よりも、藩国民の皆様の暮らしと安全を確立させるため、 藩国政府一同全身全霊をかけて参ります。 それだけで許されることではありませんし、簡単に癒える傷ではないかもしれません。 しかしながら、どれだけ時間がかかろうとも、行動しないことには事態の改善はありません。 二度と悲劇を繰り返さぬよう、またキノウツンに笑顔が溢れる日が来るよう、 藩国を挙げて尽力して参ります。 それまで、何かと至らぬ点もあるかと思いますが、キノウツン藩国をよろしくお願いいたします。」 *騒乱の経緯 今回のムラマサ騒乱は、 キノウツン藩国に最も新しく登場した職業「ムラマサ」の性質が最たる原因となっています。 ムラマサは、白兵戦力としては帝國でも名高い 暁の円卓の歩兵と肩を並べる強さを誇る職業です。 暁の円卓の歩兵は皆、 幼少期に10人に1人しか生き残れないと言われるほどの過酷な訓練を経る事で その職業を身に着けています。 逆に言えば、そのレベルの強さの職業は、 それほどまでに過酷な訓練をしなければ身につけることが出来ないのです。 しかし、ムラマサはそのような訓練をせずとも、誰にでも身につけることが出来ました。 ムラマサだけが特別な、いいこと尽くめの職業だったのでしょうか。 そうではありませんでした。 藩国の調査によりムラマサには 「戦場を知り、心身を鍛えていない者が着用すると殺人衝動が抑えられなくなる」 という非常に恐ろしい性質が発見されました。 このことに気付いた藩国政府は、直ちにムラマサの着用を許可制にし、 ムラマサの着用者が増えぬよう手を打つことを試みました。 しかしその時にはもうすでにムラマサの着用者は藩国内で400万人に上り、 また、「ムラマサを着用すると政府の命令すらも無視するようになる」 というムラマサのもう1つの性質により、 ムラマサ着用者の暴走を止めるだけの抑止力が藩国に存在しなくなっていました。 そのような状態になるまでムラマサ着用者への対応策を用意できなかったことは、 ひとえに藩国政府の責任であり、どれほどお詫び申し上げても償いきれるものではありません。 本当に、申し訳ございませんでした。 *予防・防止策 そのような状況を脱するため、 藩国政府は特殊な手法を用いムラマサという職業の根本に 「ある程度の戦闘経験、 及びムラマサ着用に耐え切れる心の持ち主しかムラマサを着用することは出来ない」 という着用制限を設けさせていただくことになりました。 この着用制限により、現在藩国内でムラマサを着用できる可能性があるのは、 ごくごく限られた人々のみとなっています。 さらに、キノウツン藩国政府は、もう2度とムラマサの悲劇を繰り返さぬよう、 ムラマサ着用に藩国の認可を必要とする制度を設けました。 この制度においてムラマサの着用には(例え着用制限をクリアした者でも)個人情報の登録申請、 摂政による口頭試問等を要件とする藩国の認可証を必要とします。 その上、認可証を持つ者の中でも、 「出征任務に就いており、出撃予定のある藩国軍所属者」 または「藩国治安維持騎士団に所属し、治安維持の任務にあたる者」 のみにムラマサの着用が認められ、違反した場合は厳罰に処されます。 この制度は、人種(もちろん第7世界人も含まれます)、貧富、職業等に関わりなく、 全ての藩国民に対し適用されます。 また、ムラマサ着用者の数が増えすぎて対処能力を超えてしまった反省を活かし、 今後は不法ムラマサを発見し次第、藩国警察・治安維持騎士団・ISSの連携の下、 早期対応を行って参ります。 その他、I=D等の兵器類が藩国内で不正に流通しないよう、 入国時の検査及び国内における警戒態勢も十分に行い、 藩国内の安全を確保して参ります。 r:###で囲まれた部分は国民番号を持つPL及びISSメンバーにのみ公開する。 ### 士季号による根源力上昇効果について触れると、悪用者が出てくる可能性もありますので、 兵器類の不正流通を防ぐことで、 結果的に藩国内における士季号の不正利用を防いでいきたいと思います。 (藩国の士季号保有数は0なので、国外からの流入、国内での流通を防いで対処します) ### *復興計画 騒乱後の復興につきましては、 ムラマサ騒乱中、施設面での被害があまりなかったこと、 それ以上に人々への被害が大きかったことを受け、 「被害者、罹災者の社会生活復帰を目標とした総合的な支援」を重点的に行って参ります。 まず、藩国内におけるインフラ設備の回復を全速力で行うと同時に、 国外へ避難された方々への帰還支援を行って参ります。 元ムラマサの着用者で、実際に犯罪に関与していた者の処遇につきましては、 着用に伴う殺人衝動が本人の意思とは関係なく発動するものであり、 本人の責任を問うことが出来ない場合には当該行為は違法阻却自由にあたるため、 罪刑に幾らかの減免がなされます。 しかし、被害者感情や罪の重さを鑑み、減免後も重罪が適用される者には、 藩国指定の活動を行うことによる社会奉仕が義務付けられ、 奉仕活動の成果資金は、被害者及び遺族の補償金に当てられます。 また、フィーブル藩国摂政の戯言屋氏より、キノウツン藩国からの避難民の多くを フィーブル藩国内で保護していただいており、 避難民の保護に関して、[[各種対応>http://feebleclan.at.webry.info/200901/article_6.html]]を行っていただいている旨の打電をいただきました。 フィーブル藩国の皆様にはこの場をお借りして厚く感謝をさせていただきたいと思います。 ムラマサ争乱中はムラマサ着用者による襲撃事件等、 数々のご迷惑をおかけしたにもかかわらず、 避難民の方々を温かく受け入れてくださり、本当にありがとうございました。 今後はフィーブル藩国の皆様との連携の下、 避難民の帰還または移住につき、協働して対応を行って参ります。 またこれを期に、隣り合う国同士の団結・親交を深めていくことで、 北海島における強固な協力体制を構築することについても、現在協議が進められています。 避難をされた方々の中で、 もしも再びキノウツンへの帰還を希望される方がいらっしゃいましたら、 避難にかかった費用の藩国負担、争乱中に受けた怪我等の治療費の減免、 騒乱による心身のダメージのケアカウンセリングの実施、 ならびに再就職と、その後生活が安定するまでの諸費用の支援等を藩国で行って参ります。 また、フィーブル藩国以外に避難をされた方々、国外避難をされなかった方々にも、 もちろん上記支援政策は行わせていただきます。 皆様の受けた傷はこれだけで治るものではないということは重々承知しております。 しかしながら、砂漠のサファイアと謡われたキノウツンと、 そこに暮らす皆様の輝きを再び取り戻し、子々孫々に誇れる藩国を目指して、 藩国政府一同尽力して参ります。 皆様の帰還については藩国で強制することはありませんし、皆様のご意思に委ねたいと思います。 ただ、私たちは皆様と手を取り合ってゆける日が来ることを、 皆様にキノウツン伝統のご挨拶をさせていただく日が来ることを、 心よりお待ちしております。                              キノウツン藩国政府一同 (編集:運営委員・比野青狸) (認可:藩王・キノウ=ツン) ---- ----
#contents *ムラマサ騒乱の終結宣言 キノウ=ツン: 「キノウツン藩国、ならびにNW各国にお住いの皆様にお知らせです。 キノウツン藩国で起きていたムラマサ着用者による連続集団殺傷事件が、 この度一応の終結を見ましたことを、ここに宣言させていただきます。 今回のお知らせでは、 此度の騒乱の経緯、今後の予防策、復興計画等について述べさせていただきますが、 何よりもまず、藩国民の皆様をはじめ、周辺諸国の皆様、 罹災者の皆様に多大なるご迷惑をおかけしてしまったことを、今ここでお詫び申し上げます。 誠に、申し訳ございませんでした。 今回の騒乱は全てキノウツン藩国政府の不明によるものであり、 その責を雪ぐため、また今回の騒乱で失ってしまった信用を再び取り戻すため、 そして何よりも、藩国民の皆様の暮らしと安全を確立させるため、 藩国政府一同全身全霊をかけて参ります。 それだけで許されることではありませんし、簡単に癒える傷ではないかもしれません。 しかしながら、どれだけ時間がかかろうとも、行動しないことには事態の改善はありません。 二度と悲劇を繰り返さぬよう、またキノウツンに笑顔が溢れる日が来るよう、 藩国を挙げて尽力して参ります。 それまで、何かと至らぬ点もあるかと思いますが、キノウツン藩国をよろしくお願いいたします。」 *騒乱の経緯 今回のムラマサ騒乱は、 キノウツン藩国に最も新しく登場した職業「ムラマサ」の性質が最たる原因となっています。 ムラマサは、白兵戦力としては帝國でも名高い 暁の円卓の歩兵と肩を並べる強さを誇る職業です。 暁の円卓の歩兵は皆、 幼少期に10人に1人しか生き残れないと言われるほどの過酷な訓練を経る事で その職業を身に着けています。 逆に言えば、そのレベルの強さの職業は、 それほどまでに過酷な訓練をしなければ身につけることが出来ないのです。 しかし、ムラマサはそのような訓練をせずとも、誰にでも身につけることが出来ました。 ムラマサだけが特別な、いいこと尽くめの職業だったのでしょうか。 そうではありませんでした。 藩国の調査によりムラマサには 「戦場を知り、心身を鍛えていない者が着用すると殺人衝動が抑えられなくなる」 という非常に恐ろしい性質が発見されました。 このことに気付いた藩国政府は、直ちにムラマサの着用を許可制にし、 ムラマサの着用者が増えぬよう手を打つことを試みました。 しかしその時にはもうすでにムラマサの着用者は藩国内で400万人に上り、 また、「ムラマサを着用すると政府の命令すらも無視するようになる」 というムラマサのもう1つの性質により、 ムラマサ着用者の暴走を止めるだけの抑止力が藩国に存在しなくなっていました。 そのような状態になるまでムラマサ着用者への対応策を用意できなかったことは、 ひとえに藩国政府の責任であり、どれほどお詫び申し上げても償いきれるものではありません。 本当に、申し訳ございませんでした。 *予防・防止策 そのような状況を脱するため、 藩国政府は特殊な手法を用いムラマサという職業の根本に 「ある程度の戦闘経験、 及びムラマサ着用に耐え切れる心の持ち主しかムラマサを着用することは出来ない」 という着用制限を設けさせていただくことになりました。 この着用制限により、現在藩国内でムラマサを着用できる可能性があるのは、 ごくごく限られた人々のみとなっています。 さらに、キノウツン藩国政府は、もう2度とムラマサの悲劇を繰り返さぬよう、 ムラマサ着用に藩国の認可を必要とする制度を設けました。 この制度においてムラマサの着用には(例え着用制限をクリアした者でも)個人情報の登録申請、 摂政による口頭試問等を要件とする藩国の認可証を必要とします。 その上、認可証を持つ者の中でも、 「出征任務に就いており、出撃予定のある藩国軍所属者」 または「藩国治安維持騎士団に所属し、治安維持の任務にあたる者」 のみにムラマサの着用が認められ、違反した場合は厳罰に処されます。 この制度は、人種(もちろん第7世界人も含まれます)、貧富、職業等に関わりなく、 全ての藩国民に対し等しく適用されます。 また、ムラマサ着用者の数が増えすぎて対処能力を超えてしまった反省を活かし、 今後は不法ムラマサを発見し次第、藩国警察・治安維持騎士団・ISSの連携の下、 早期対応を行って参ります。 その他、I=D等の兵器類が藩国内で不正に流通しないよう、 入国時の検査及び国内における警戒態勢も十分に行い、 藩国内の安全を確保して参ります。 r:###で囲まれた部分は国民番号を持つPL及びISSメンバーにのみ公開する。 ### 士季号による根源力上昇効果について触れると、悪用者が出てくる可能性もありますので、 兵器類の不正流通を防ぐことで、 結果的に藩国内における士季号の不正利用を防いでいきたいと思います。 (藩国の士季号保有数は0なので、国外からの流入、国内での流通を防いで対処します) ### *復興計画 騒乱後の復興につきましては、 ムラマサ騒乱中、施設面での被害があまりなかったこと、 それ以上に人々への被害が大きかったことを受け、 「被害者、罹災者の社会生活復帰を目標とした総合的な支援」を重点的に行って参ります。 まず、藩国内におけるインフラ設備の回復を全速力で行うと同時に、 国外へ避難された方々への帰還支援を行って参ります。 元ムラマサの着用者で、実際に犯罪に関与していた者の処遇につきましては、 着用に伴う殺人衝動が本人の意思とは関係なく発動するものであり、 本人の責任を問うことが出来ない場合には当該行為は阻却自由にあたるため、 罪刑に幾らかの減免がなされます。 しかし、被害者感情や罪の重さを鑑み、減免後も重罪が適用される者には、 藩国指定の活動を行うことによる社会奉仕が義務付けられ、 奉仕活動の成果資金は、被害者及び遺族の補償金に当てられます。 また、フィーブル藩国摂政の戯言屋氏より、キノウツン藩国からの避難民の多くを フィーブル藩国内で保護していただいており、 避難民の保護に関して、[[各種対応>http://feebleclan.at.webry.info/200901/article_6.html]]を行っていただいている旨の打電をいただきました。 フィーブル藩国の皆様にはこの場をお借りして厚く感謝をさせていただきたいと思います。 ムラマサ争乱中はムラマサ着用者による襲撃事件等、 数々のご迷惑をおかけしたにもかかわらず、 避難民の方々を温かく受け入れてくださり、本当にありがとうございました。 今後はフィーブル藩国の皆様との連携の下、 避難民の帰還または移住につき、協働して対応を行って参ります。 またこれを期に、隣り合う国同士の団結・親交を深めていくことで、 北海島における強固な協力体制を構築することについても、現在協議が進められています。 避難をされた方々の中で、 もしも再びキノウツンへの帰還を希望される方がいらっしゃいましたら、 避難にかかった費用の藩国負担、争乱中に受けた怪我等の治療費の減免、 騒乱による心身のダメージのケアカウンセリングの実施、 ならびに再就職と、その後生活が安定するまでの諸費用の支援等を藩国で行って参ります。 また、フィーブル藩国以外に避難をされた方々、国外避難をされなかった方々にも、 もちろん上記支援政策は行わせていただきます。 皆様の受けた傷はこれだけで治るものではないということは重々承知しております。 しかしながら、砂漠のサファイアと謡われたキノウツンと、 そこに暮らす皆様の輝きを再び取り戻し、子々孫々に誇れる藩国を目指して、 藩国政府一同尽力して参ります。 皆様の帰還については藩国で強制することはありませんし、皆様のご意思に委ねたいと思います。 ただ、私たちは皆様と手を取り合ってゆける日が来ることを、 皆様にキノウツン伝統のご挨拶をさせていただく日が来ることを、 心よりお待ちしております。                              キノウツン藩国政府一同 (編集:運営委員・比野青狸) (認可:藩王・キノウ=ツン) ---- ----

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