摂政の交代について

藩国民の皆様、並びにNWにお住まいの皆様にお知らせです。

キノウツン藩国では、この度長きに渡って摂政として藩政に携わってきた
アシタスナオに代わり、比野青狸を新摂政として任命することとなりました。

摂政交代は、本告知をもって成立します。
なお、本摂政交代の儀を兼ね、前摂政アシタスナオの希望もあり
先の騒動にて亡くなられた方を悼む慰霊祭として
藩国政庁前広場にて小規模ではありますがお炊き上げを実施いたします。
災禍を悼み、復興に向けて前へと歩むための儀礼ですので、
ご参加いただければ幸いです。

新摂政挨拶

以下、新摂政の比野青狸より皆様へご挨拶させていただきますので、
ご清聴いただければ幸いです。

比野青狸:
「キノウツン藩国にお住まいの皆様、そしてNWにお住まいの皆様。
ただいまご紹介に預かりました、比野青狸です。

こうして普段は政策を公布している今北で
今度は自分自身がご挨拶をすることになり、勝手違いから若干緊張しておりますが
それも含めての就任挨拶ということで、肩肘張らずにお聞きいただければ幸いです。

私たちキノウツン藩国では、藩国復興に向けて現在も多くの方々が汗を流しています。
私も、私の家族、友人たちも、皆日々を精一杯生きています。
しかし、それでもやはり藩国の復興という大きなことを成し遂げるには、
より多くの方々にご助力をいただく必要があることを
昨今担当させていただいた帰還事業において身をもって実感いたしました。

けれども、先の帰還事業で実感したのは己の無力さだけではありません。
他藩国の方々、あるいは吏族組織や護民官組織、大法院といった
多くの藩国に渡る超国家組織の方々と
互いに協力し連携し、足りない部分を補い合うことで、
私1人では到底成し遂げられないようなことも成功させることが出来ました。

私は摂政としては未熟で経験も余りありませんが、
内政や法律といった分野では、皆様のお役に立ってみせます。

そして何よりも、
私は自分に何が出来て何が出来ないのかを他の誰よりも心得ております。
そして私はおそらくかなり図太い神経を持っておりますので、
自分に出来ないことについて他の方々のお力、お知恵を
お貸しいただくことを決して恥とは思いません。

私たちがお互いに足りないものを補い合い、
誰かに助けられたらその恩をその人あるいは他の誰かに返す。
そうした精神こそ、『共に和をなす』ことだと、そう思います。

摂政としての業務も、多くの方のお力をお借りするかとは思いますが、
皆様が暮らしやすく安らげる藩国を目指し、精勤してまいります。

(少し肩を崩して)
最後に、私が摂政職に就くことを決心した理由をご説明いたします。
摂政職を引き継ぐことになる前、
私は私の妻と4人の子供たちに摂政に立候補することを相談しました。

大笑いされました。
ええ、それはもう盛大に笑われました。
そのとき私は思いました。
『摂政になる』と口にしただけで一番笑顔を見たい人の笑顔が見れた。
これは実際に摂政になったら、もっと多くの人々の笑顔が見られるかもしれない、と。

そしてその後、私の妻子は私を応援してくれました。
そのとき私は思いました。
夫として父として、愛する家族の応援を受けたら頑張らないわけには行かない、と。

これからいくらでも綺麗ごとをいうことになるでしょう。
ですが私の本心はたった1つ。これだけは変わることはありません。
全ての家族、個人が安心して笑顔でいられる国のために。
ただそれだけです。
そのための努力は決して惜しみません。

若輩者ではありますが、これからもどうかよろしくお願いいたします。
以上、ご清聴ありがとうございました。」