Now in the North from Kinoutun

幸せな大司祭

最終更新:

nowinthenorth

- view
だれでも歓迎! 編集

部品構造


  • 大部品: 幸せな大司祭 RD:43 評価値:9
    • 大部品: 法の神の大司祭 RD:28 評価値:8
      • 大部品: 法の神の司祭 RD:24 評価値:7
        • 大部品: 法の神の僧侶 RD:12 評価値:6
          • 部品: 法の神の僧侶はどんな人々か
          • 部品: 法の神の僧侶になるためには
          • 大部品: 法の神信仰の教義 RD:4 評価値:3
            • 部品: 三大憲章
            • 部品: 法律は正義
            • 部品: 契約は神
            • 部品: 連帯保証人は地獄への道
          • 大部品: 主な活動内容 RD:5 評価値:3
            • 部品: 教義をより深く理解する
            • 部品: 教えを広める(無料)
            • 部品: ホームにおける共同生活
            • 部品: 儀礼の補佐
            • 部品: 法律に関する各種コンサルタント業
          • 部品: 契約遵守の力
        • 部品: 司祭とは
        • 部品: 司祭への昇任条件
        • 大部品: 司祭の務め RD:10 評価値:5
          • 部品: ホーム管理
          • 部品: 入信の儀の執行
          • 部品: 堅信の儀における祈祷
          • 部品: 聖体の儀
          • 部品: ゆるし
          • 部品: 葬儀
          • 部品: 叙任の儀と補足
          • 部品: 結婚の儀
          • 部品: 官公職への法的助言
          • 部品: 契約への立会
      • 部品: 大司祭の位置付け
      • 部品: 大司祭への叙任
      • 部品: 昇任試験の実施
      • 部品: 国家レベルでの法的助言
    • 大部品: 「幸せな」の意味 RD:15 評価値:6
      • 大部品: 自分にとっての幸せを知っている RD:10 評価値:5
        • 部品: 酸いも甘いも
        • 部品: 愛する家族
        • 大部品: 家族みんなへの感謝 RD:8 評価値:5
          • 部品: コガへ
          • 部品: 長男:蒼焔(そうえん)へ
          • 部品: 長女:静火(しずか)へ
          • 部品: 次女:火晴(ほはる)へ
          • 部品: 次男:靖焔(せいえん)へ
          • 部品: 三女:エスプカルーダ清美へ
          • 部品: 三男:たけのん清彦へ
          • 部品: 最愛の妻:火焔へ
      • 大部品: 他者も幸せにする RD:5 評価値:3
        • 大部品: 青狸なりのやり方 RD:5 評価値:3
          • 部品: 幸せのおすそ分け
          • 部品: 色々な人の話を聞く
          • 部品: ホームへの招待
          • 部品: 幸せのレシピ
          • 部品: 幸せの原風景



部品定義


部品: 法の神の僧侶はどんな人々か

法の神を信仰し、信仰のために定められた教義を守り、信仰を広める聖職者たちの総称。男女両方とも、同じ名前で呼称される。
信仰のための寺院や聖堂(呼ばれ方は国により異なり、教義では「ホーム(家)」と呼ばれる建物)に集団生活を行い、日々教義の理解を深めようと努めている。
修習に専念するため、生活は男女別の場合が大半である。

部品: 法の神の僧侶になるためには

法の神の僧侶はいわゆる聖職者のひとつであり、同じ法の神を信仰する人の中でもいわゆる信者とは異なる立場の存在である。
篤い信仰心を持った上で、教義に基づく規範に則り、法の神を信仰することを誓約して入信が認められる。入信したものを信者と呼ぶ。信者は生活の中で教義に基づいた行動をする以外には特に義務はなく、在宅の人々も多くいる。
入信後、法の神の信仰において大切な知識や作法を習得し、法の神の司祭による試験をクリアして初めて、聖職者たる法の神の僧侶となることができる。
入信してから法の神の僧侶になるまでには、候補生となって住み込みで修練して6年はかかる。

部品: 三大憲章

法の神信仰の教義は宗派によって若干内容に差異があるものの、特に重要とされる以下の3文については「三大憲章」と呼ばれ共通した教義として明文化されている。
一つ、法律は正義。
一つ、契約は神。
一つ、連帯保証人は地獄への道。
一見するとどういう意図で記されたのか分かりかねる文言だが、現在ではいずれも一般的に理解しやすい解釈がなされている。
聖句としても用いられ、短く覚えやすいので信者でなくともこの憲章文は知っている者も多い。

部品: 法律は正義

「法律こそ正義であり、法律に書かれていることだけを遵守していれば良い」という意味ではない。
現在では「法律は正義をなすために生まれたもので、幸福を追求する権利および全ての者がそれを平等に保有する権利を法律は正義の名の下に保障している」という解釈に落ち着いている。
明文化された法律は見た目は堅苦しい文章だが、それを練り上げた者の生きとし生ける全ての者への愛が、思いやりが込められている。その心を理解することこそが法の神信仰の根本である。
そのため法の神の僧侶は各国の法律を学び、全ての者、特に社会的弱者とされる人々の幸福に生きる権利を法はどう保障しているのか、今ある法律をどう解釈すればそうすることができるかについて日夜言論を交わしている。

部品: 契約は神

契約は2名以上の当事者間における意思表示が合致することによって成立する法律行為である。
当事者間の意思表示の合致(約束)は人間社会を形づくる神聖なものであり、尊重されなければならない。
また同時に、その契約のあり方も神聖なものでなければならない。
強要された結果の不平等な契約や、他者に害をなすことを前提とするような公序良俗に反する内容の契約は、成立過程に法律行為としての正義が無いとして正されるべきものとされている。

部品: 連帯保証人は地獄への道

契約の当事者でない第三者に借金などを担保させる連帯保証人。連帯保証人にはするな、なるなという戒め。
転じて、自らの行動は自らの自由な意思によってのみ決定し、その結果も自分自身が受け止めよという教義とされている。

部品: 教義をより深く理解する

新たな制度や技術の登場に伴い新たな法律が制定されるのと同様に、教義の解釈もその時代や社会生活の様式によって不変の部分と、変化を続ける部分が存在する。
法の神の僧侶はそうした教義の理解を深めるために互いに意見を出し合い、言論を交わしている。また、教義の解釈の助けとすべく、各国における最新の判例情報も大法院を経由して取り寄せ、学んでいる。

部品: 教えを広める(無料)

法の神信仰の教義を一般大衆に教え広めることも、法の神の僧侶の活動の一つである。法の神信仰では、公的な活動として各国における法律相談会を定期的に無料で開催している。
法律の知識や理念、役立て方を多くの人に知ってもらうことは教義にも沿うことであり、金銭的な理由から法知識を持たないことの多い社会的弱者とされる人々を助けてこその法の正義だという信仰理念に基づく活動である。
低年齢層向けに、紙芝居や絵本化された説話の読み聞かせ会や教育施設への訪問・支援活動も行っている。

部品: ホームにおける共同生活

候補生時代から共同生活をしている法の神の僧侶たち。
彼らのホームの清掃や食事の支度、洗濯などの日常業務は彼ら自身が行う。各業務はホームごとにまちまちだが、大抵は当番制で持ち回りである。
司祭以上になると当番からは外れるが、人数の少ないホームでは司祭以上も当番に含まれている。たまに、人数が十分なホームでも当番をやりたがる変わり者もいる。

部品: 儀礼の補佐

主に各ホーム単位で行われる宗教的儀礼の補佐も法の神の僧侶の活動の一つである。
儀礼の執行は司祭が実施するが、各種祭具の準備や当日の進行補佐、教典の斉読などを務める。

部品: 法律に関する各種コンサルタント業

各ホームの収入源として、各国における法律に関するコンサルタント業務も実施している。事業収入扱いなので、お布施と違って課税対象である。
個人や企業からの法律に関する相談、契約書など法的な書面の作成支援、節税対策(合法かつ公序良俗に反しない方法)など、業務は多岐にわたる。
教義に沿った法律行為を助成することで、法の神信仰を広めるという意味もある。法の抜け道やグレーゾーンを悪用する手法の紹介は教義に反するため許されておらず、行った者は懲戒、悪質な場合は破門とされる。
法律研究の過程で発見された悪用の手口については、各国の大法院や警察機関に届け出て、対策を促す活動も行っている。
また、大法院における司法行為や各国政府による立法・行政行為、各種公務員の業務そのものに法の神の僧侶自身が携わることはない。
政教分離の原則については彼らも熟知している上、まだ未熟な面もあり、日々教義理解に勤しむ彼らにそんな時間はないからだ。それが可能なのは、司祭以上になってからとされている。
教義を広める上で必要な元手を集める活動のため、必要以上に儲けることはしない。余剰の儲けは孤児院や教育施設の運営資金として寄付をしたり、慈善団体の義援金などに還元している。


部品: 契約遵守の力

戦闘行為時において、両陣営に当該戦闘の期間中遵守可能な内容を提示し、双方の受諾をもって法の神の名の下に絶対遵守の契約とする力。
前提となる条件のハードルは高いが、契約締結後は法の神の力を受けとても強い拘束力をもつ。法の神の影響下にない地域(高物理域など)では普通の契約締結となり物理的な強制力は働かないが、破ると風評が著しく下がる。

部品: 司祭とは

法の神の僧侶よりもより多くの権限と責任を持つ法の神の司祭は、法の神信仰における各ホームの中心的存在である。男女両方とも司祭昇任は分け隔てなく可能で、司祭の結婚も教義上認められている。
法の神の僧侶が司祭に昇任すると、各教区に届け出た後に自分のホームを持つこと(独立)が認められる。
教えを広めるために多くの司祭が新天地へと向かう一方、複数の司祭が勤めている大規模なホームでは業務を円滑に進める観点から、司祭昇任後も本人の希望により引続き同じホームに留まる場合もある。(司祭の定数を超える場合は期限付きで認められる。)

部品: 司祭への昇任条件

法の神の僧侶が司祭へと昇任するためには、
  • 年に一度、各教区で行われる司祭昇任試験への合格
  • 司祭昇任試験の合格後、大司祭による口頭試問の実施による承認
が必要となる。人を指揮管理する立場への昇任試験となるため難易度はかなり高い。
法知識に加え大法院における法の司4級~準3級程度の実務知識も問われるため、法の神の僧侶として数年間真面目に勤めた場合でも合格率は3~5割とされている。
試験問題は最新の判例も取り入れて毎年作成されるため、年によって難易度が異なる。司祭となるに十分な水準を設けた上で試験問題は作成され、水準に達していない場合は受験者全体で見れば上位の成績でも容赦なく落ちる。
昇任試験の合格後は大司祭による口頭試問を数日かけて実施する。不正を防ぐため、受験者の所属ホームとは無縁の大司祭が口頭試問の担当となる。
口頭試問は予め決められた共通の質問と、各大司祭が受験者の人となりを確かめるための質問に分かれており、大司祭は受験者が教義を善く理解し、司祭となるに相応しいかを見定める。
試験問題を優秀な成績でクリアした者でも、人格的に問題がある場合には口頭試問で不合格となる。口頭試問不合格者は、次年の試験のみ昇任試験を免除され、口頭試問のみを受けることとなる。

部品: ホーム管理

各ホームの統括は基本的に司祭が務める(大司祭以上の役職者がいる場合はその者が務める)。
建物自体の安全管理、ホームに勤める法の神の僧侶やその候補生の心身のケア、労務管理、収支管理などやるべきことは多い。規模によっては、契約を結び管理業務を外部に委託する場合もある。

部品: 入信の儀の執行

法の神を信仰し、入信を希望する者を受け付けるのも司祭の役割である。
名簿的な受付のほか、宗教的儀礼として入信の儀を執り行う。入信の儀では、聖句を述べた後にメイスを模した槌で希望者の頭部を軽く押すように叩く作法が一般的である。
司祭が多忙であったり健康上の理由などで入信の儀を執行するのが難しい場合は、各ホームの法の神の僧侶の中でも熟練者が司祭の委託を受けて入信の儀を執行する場合もある。

部品: 堅信の儀における祈祷

入信した信者に対して、一定の年齢(成人など)に達する年に改めて法の神の加護を祈る儀礼。信仰心の篤い信者の希望により吉日を選んで各ホームにて実施される。

部品: 聖体の儀

各ホームにて祭日を中心に定期的に執り行う聖体の儀を主催する。法の神信仰における聖体の儀は神と法律への感謝を捧げる大切な儀礼である。
聖体の儀では、法の神信仰において神の一部を成すとされる憲章文を清潔な紙に葡萄の果汁などを用いて書き、
それを平たく切ったパンに写して祈りを捧げたのち参列者で分け合い食べる。より善く教えを理解するための儀礼とされている。


部品: ゆるし

法の神信仰における罪を犯した信者に対して、神の前でそれを告白させ、悔い改めさせた上でゆるしを与える行為。
違法行為はもとより、違法とはいえないグレーゾーンであっても、法律の穴をついた悪用などの行為が法の神信仰における罪とされている。
教義上、ゆるしを与えることでその者の魂の穢れは浄化されるとしているが、違法行為は違法行為なので穢れの浄化がなされたことを伝えた上で刑法上の罪の重さに応じて自首・出頭を勧める場合が多い。
グレーゾーンの悪用の罪の告白に対しては、それにより儲けた財産分を慈善活動などに還元することを勧めている。

部品: 葬儀

法の神信仰における葬儀の執行も司祭あるいは司祭から委託を受けた法の神の僧侶の役割の一つである。
法の神信仰における葬儀は非常に簡素で、長々とした聖句の唱和やセレモニーはほとんど実施されない。亡くなった者の生前の行いや人となりについて遺族から教えてもらった内容を中心に紹介し、
その人に最も相応しい(と司祭が考えた)聖句を一言述べ、参列者全員で死者の安寧を祈り葬儀は終了する。その後はその国の慣習に合わせた方法(土葬や火葬など)で埋葬を行う。
簡素な儀礼であることは皆も承知しており、葬儀について他宗教の方式で盛大に死者を弔いたいという遺族の希望がある場合には(相手方の宗教がそれを許せば)法の神の信者であっても他宗教に葬儀を委託することを明文化はしていないが認めている。

部品: 叙任の儀と補足

法の神信仰における聖職者、つまり法の神の僧侶を任命する儀礼。決まりはないが、大抵は年度の始まりまたは祭日を選んで執り行われる。
候補生が法の神の僧侶になるためには、司祭が実施する試験を通過することが必要。試験の内容は司祭に任されているが、司祭から他の熟練した司祭や大司祭に試験内容を相談して決めることもできる。
試験内容の甘い司祭のホームでは法の神の僧侶になりやすいという噂もあるが、信者・非信者問わず各教区に力量不足の法の神の僧侶を届け出ることで該当者に対する査問会が開かれる。
査問会の結果力量不足が確認された場合は該当の法の神の僧侶を除名処分とした上で、任命した司祭も連帯責任として叙任の儀の執行権を5年間剥奪される。

部品: 結婚の儀

法の神信仰の教義において結婚とは「互いに生涯にわたり相手を愛し、可能な限り共にあり、助け合うことを約束する」ことであり、明文化された法律が出来るはるか前から存在した神聖な契約の一つであるとしている。
この神聖な契約は尊重すべきものとして教義に記され、信者間の婚姻のほか、信者と異教徒との間の婚姻、異教徒同士の婚姻も法の神信仰においては認められている。
法の神の司祭はこの神聖な契約行為の立会人として位置付けられ、各ホームにおける結婚の儀(結婚式)の執行のほか、依頼を受けて結婚式場での儀礼執行を担当することもある。
作法は宗派によって多少異なるが、結婚しようとする両名にその意思をそれぞれ確認し、合意が形成されたときにそれを表明し祝福することは共通している。

部品: 官公職への法的助言

司祭以上で希望するものは、各国における官公職に籍を置き、法律面での助言を行うことが教義上認められている。
もちろん、政教分離の原則を司祭たちは承知しており、各国の法律において宗教団体に所属する者が公職に就くことが問題ない場合のみの話だ。官公職の設ける任官条件を満たしていることも必須である。
法の理念が正しく国政に反映され、全ての者が愛と思いやりの中で生きられるようになれば、法の神信仰における教えも広まるという教義に基づいた務めである。

部品: 契約への立会

個人や企業の間で契約を締結する際に、法の神の司祭に立会が依頼される場合がある。有料だが、当該契約に箔をつけたい場合や第三者の確認を受けた上で契約締結したい場合など、それなりに需要がある。
契約の内容については司祭にも守秘義務が適用され口外することは無いが、あまりに一方にとって不平等であったり、違法な契約である場合には神聖な契約への冒涜であるとして立会を拒否できることを司祭の契約条件として盛り込んでいる。
低物理域国家にとっては、協定を結ぶ場合などに法の神の名の下に約束がなされるため、単なる協定書の取り交わしだけを行うよりも人気がある。

部品: 大司祭の位置付け

大司祭は各教区における司祭たちの監督役として位置付けられる。教義上、男女の区別なく大司祭になることは可能である。
各教区における司祭の統括管理権を持つ教区大司祭と、統括管理権を持たず自らの管理するホームのみを統括する名義大司祭が存在する。

部品: 大司祭への叙任

大司祭に任命されるためには、以下の条件を満たす必要がある。
  • 信仰篤く、法の神の教えを善く広めるための活動を行ってきた者。
  • 世評が高く、一般民衆にも親しまれている者。
  • 司祭へ叙任されてから、少なくとも5年を務めたもの。
  • 大法院における法の司資格3級以上相当の法知識および実務知識、経験を有する者。
上記条件を満たした上で、各教区における一定数以上の司祭または教区長からの推薦により、教区長以上による叙任の儀を経て大司祭は任命される。
大司祭への任命時には、その者の功績や人となりに応じて「○○の大司祭」といった形容詞が贈られることも多い。この形容詞は教区長が考えることもあれば、叙任が確実となった時点で信徒を中心に署名が集められ決定する場合もある。
叙任後、大司祭としての資質に疑義が持たれた場合には、司祭と同じく各教区に届け出た上で査問会が開かれ、不適格と教区長が判断した場合には司祭へ降格となる。

部品: 昇任試験の実施

司祭昇任試験の問題は、多くの場合大司祭が持ち回りで作成する。
そのため、大司祭になってからも最新の判例研究や法知識の研鑽は続けなければならない。
試験合格者への口頭試問においては、その者が司祭となるに相応しい人格を備えているか、ホームの管理者として法の神の僧侶たちを指揮する力が本当にあるかを見定める目も必要となる。

部品: 国家レベルでの法的助言

宗教的性質はあるものの、法の神の大司祭クラスになると藩国の中でもトップレベルに法律の知識・運用方法に長けた存在となる。
国政に直接携わるかどうかについては宗教者の国政関与の是非が国ごとに異なるためまちまちだが、個人として為政者に法的助言を求められることも多い。
大司祭は自らの発言の持つ重みを十分に理解した上で、全ての者の権利が法的に守られるためのより善い方策を考え続けなければならない。

部品: 酸いも甘いも

自分のこれまでを振り返るとき、青狸は概ね「幸せな方だ」と思っている。
色々と上手く行かずへこんだ時期も確かにあったが、だからこそ何が幸せかよく分かるようになった。
愛する家族、信頼できる友、やらなければならない職責、今の自分は色々なものを抱えて生きている。この重みこそ、幸せの重みだ。
そう思っているからこそ、青狸はこの「幸せな大司祭」という名前は自分に与えられたものとして大切に思っている。

部品: 愛する家族

最愛の妻、火焔。
目の中に入れても痛くない子どもたち、蒼焔、静火、火晴、靖焔、たけのん清彦、エスプカルーダ清美。
頼れる仲間、コガ。
家族との幸せな想い出は、確かに僕を強く励ましてくれている。

部品: コガへ

僕と火焔の子育てをいつも助けてくれて本当にありがとう。
コガがいなかったら、正直パンクしていたと思います。本当に器用でなんでもできて、見習わなくちゃいけませんね。
いつも子供たち(と火焔)にご飯取られてごめんね。今度、好きなものをごちそうします。

部品: 長男:蒼焔(そうえん)へ

様子を見るといつも寝てたね君は。寝る子は育つ。すくすく育つ君を見てお父さんはとても幸せです。
一度、消防車のおもちゃを欲しがっていたことがありましたね。今は別のおもちゃも欲しがっているのかな。またおもちゃ屋へ選びに行きましょうね。

部品: 長女:静火(しずか)へ

君はお母さんに似て、とても強い子でしたね。高原の家の雷鋼君はおろか、はるにも蹴りかかりに行ったことがあってお父さんは肝を冷やしました。
軽くあしらわれていたけど、もしかしたらセンスは抜群なのかも・・・なーんて親バカだよねえ。腕っ節も大事ですが、おしゃれも大切ですよ。お父さん最近コーデバトルというものを知りました。今度やってみませんか。

部品: 次女:火晴(ほはる)へ

お母さん譲りの真っ赤で綺麗な髪をしている火晴。将来は美人、間違いなし。とお父さんは勝手に思っています。
買ってきたゲームで静火に負かされた後、悔しそうに、でも真剣な顔で考え込んでいたのを思い出しました。負けるのは悔しいことですが、それをバネにして諦めない姿を見せてくれたあの時の君は、家族の誰よりも輝いていたと思います。

部品: 次男:靖焔(せいえん)へ

靖焔、君はとても真面目で、優しい男の子でしたね。というかうちの家は女性が強いね。僕は良いと思います。
ゲームに負けて悔しそうな火晴とドヤ顔をしている静火との間をとりなしてくれて、お父さんは嬉しかったです。靖焔の欲しいものがまだ聞けていないので、今度必ず聞きに行きますからね。

部品: 三女:エスプカルーダ清美へ

きよみー(かわいいと思ったので勝手に縮めて呼んじゃってるけど、嫌なら言ってね!)へ。君は一見するとおしとやかな子なのかな?と思っていたのですが、
前によんた藩国へ焼肉を食べに行った時、以外な一面(お父さんよりきれいに食べてたね・・・えらい!)が見られてお父さんニッコリしました。今度はお父さんお勧めのごはん屋さんを紹介するので行ってみませんか。

部品: 三男:たけのん清彦へ

清彦、君は実は僕に一番似ているのでは?とお父さんはこっそり思っています。色々なことに興味があって、でも一言うっかり余計に足してしまうあたりが・・・。
我が家はボケと天然は原石揃いですがツッコミが圧倒的に足りていません。このままではコガがほっそりしてしまうので、お父さんと一緒に要所要所でビシっとツッコミを決める練習をしてみませんか。決まるとめっちゃ楽しいよ!

部品: 最愛の妻:火焔へ

火焔へ。君へ伝えたいことは山ほどありすぎて、ここには書ききれません。必ず直接話してみせます。
      • 書いていて昔、「話が長すぎる!」って怒られたのを思い出しました。

愛しています。これまでも、これからもずっと。

部品: 幸せのおすそ分け

自分の知っている幸せの形を他の人にも経験してもらいたい。そんな思いから、幸せな大司祭は幸せを自分なりの形でおすそ分けできるよう、自分の得意分野である家事に磨きをかけている。

部品: 色々な人の話を聞く

幸せのおすそ分けは、幸せの押し付けではない。
色々な人の話を自分の足を使って集め、今度来るであろうおすそ分け相手にはどんなレシピが一番かを自分で考えて作ることが大切だ。

部品: ホームへの招待

法の神信仰における祭日には、各ホーム主催の小規模な催しが開かれる。
青狸は大司祭としては珍しがられるが、可能な限り手ずからホームを掃き清め、自ら食卓を用意し、(他の人達のものと一緒に)手製の料理を出すことにしている。
大勢の人と一緒に声を揃えて言う「いただきます」は、不思議ととても幸せな響きがする。

部品: 幸せのレシピ

青狸が腕によりをかけて作った料理の数々。主に肉料理が中心。野菜中心のメニューもたまに作るらしい。
手に入りやすい食材や季節の品々を使って作ることが多く、特別凝った調理方法や食材を使っているわけではない(良いものを使ったほうがそりゃあ美味しいけれども・・・)。
食べる人の喜ぶ顔を想像して作る。喜ばせてあげたいと思って作る。今日も一日お疲れ様、明日も健康でありますようにという祈りを込めて作る。
ドアを開けると、漂ってくる匂いに思わずお腹が鳴るような。好きなものも嫌いなものも、残さず食べてもらえるように。自分の幸せを思い出しながら、とびっきりの感謝の気持ちを込めて。



部品: 幸せの原風景

願いにも似た感情を込めて作られた幸せな大司祭の幸せな食卓。
個人差はあるものの、特に毎日疲れていたり気持ちが落ち込んでいる者がこの料理を食べると、その人にとっての幸せの原風景に突如包まれているような錯覚を覚えるという。無論、幻覚物質などは一切使用していない。
元々栄養バランスや食材自体の持つ効果を考えて作られた食事であるため、食べ終わると少なくとも食事の分は活力が湧いてくる。知っている者も知らない者も同じ食卓を囲んで団らんすることで、気が晴れる者も多いようだ。
青狸自身もこっそり食卓に混ざりつつ、訪れた人たちの話を熱心に聞いている。



提出書式


 大部品: 幸せな大司祭 RD:43 評価値:9
 -大部品: 法の神の大司祭 RD:28 評価値:8
 --大部品: 法の神の司祭 RD:24 評価値:7
 ---大部品: 法の神の僧侶 RD:12 評価値:6
 ----部品: 法の神の僧侶はどんな人々か
 ----部品: 法の神の僧侶になるためには
 ----大部品: 法の神信仰の教義 RD:4 評価値:3
 -----部品: 三大憲章
 -----部品: 法律は正義
 -----部品: 契約は神
 -----部品: 連帯保証人は地獄への道
 ----大部品: 主な活動内容 RD:5 評価値:3
 -----部品: 教義をより深く理解する
 -----部品: 教えを広める(無料)
 -----部品: ホームにおける共同生活
 -----部品: 儀礼の補佐
 -----部品: 法律に関する各種コンサルタント業
 ----部品: 契約遵守の力
 ---部品: 司祭とは
 ---部品: 司祭への昇任条件
 ---大部品: 司祭の務め RD:10 評価値:5
 ----部品: ホーム管理
 ----部品: 入信の儀の執行
 ----部品: 堅信の儀における祈祷
 ----部品: 聖体の儀
 ----部品: ゆるし
 ----部品: 葬儀
 ----部品: 叙任の儀と補足
 ----部品: 結婚の儀
 ----部品: 官公職への法的助言
 ----部品: 契約への立会
 --部品: 大司祭の位置付け
 --部品: 大司祭への叙任
 --部品: 昇任試験の実施
 --部品: 国家レベルでの法的助言
 -大部品: 「幸せな」の意味 RD:15 評価値:6
 --大部品: 自分にとっての幸せを知っている RD:10 評価値:5
 ---部品: 酸いも甘いも
 ---部品: 愛する家族
 ---大部品: 家族みんなへの感謝 RD:8 評価値:5
 ----部品: コガへ
 ----部品: 長男:蒼焔(そうえん)へ
 ----部品: 長女:静火(しずか)へ
 ----部品: 次女:火晴(ほはる)へ
 ----部品: 次男:靖焔(せいえん)へ
 ----部品: 三女:エスプカルーダ清美へ
 ----部品: 三男:たけのん清彦へ
 ----部品: 最愛の妻:火焔へ
 --大部品: 他者も幸せにする RD:5 評価値:3
 ---大部品: 青狸なりのやり方 RD:5 評価値:3
 ----部品: 幸せのおすそ分け
 ----部品: 色々な人の話を聞く
 ----部品: ホームへの招待
 ----部品: 幸せのレシピ
 ----部品: 幸せの原風景
 
 
 部品: 法の神の僧侶はどんな人々か
 法の神を信仰し、信仰のために定められた教義を守り、信仰を広める聖職者たちの総称。男女両方とも、同じ名前で呼称される。
 信仰のための寺院や聖堂(呼ばれ方は国により異なり、教義では「ホーム(家)」と呼ばれる建物)に集団生活を行い、日々教義の理解を深めようと努めている。
 修習に専念するため、生活は男女別の場合が大半である。
 
 部品: 法の神の僧侶になるためには
 法の神の僧侶はいわゆる聖職者のひとつであり、同じ法の神を信仰する人の中でもいわゆる信者とは異なる立場の存在である。
 篤い信仰心を持った上で、教義に基づく規範に則り、法の神を信仰することを誓約して入信が認められる。入信したものを信者と呼ぶ。信者は生活の中で教義に基づいた行動をする以外には特に義務はなく、在宅の人々も多くいる。
 入信後、法の神の信仰において大切な知識や作法を習得し、法の神の司祭による試験をクリアして初めて、聖職者たる法の神の僧侶となることができる。
 入信してから法の神の僧侶になるまでには、候補生となって住み込みで修練して6年はかかる。
 
 部品: 三大憲章
 法の神信仰の教義は宗派によって若干内容に差異があるものの、特に重要とされる以下の3文については「三大憲章」と呼ばれ共通した教義として明文化されている。
 一つ、法律は正義。
 一つ、契約は神。
 一つ、連帯保証人は地獄への道。
 一見するとどういう意図で記されたのか分かりかねる文言だが、現在ではいずれも一般的に理解しやすい解釈がなされている。
 聖句としても用いられ、短く覚えやすいので信者でなくともこの憲章文は知っている者も多い。
 
 部品: 法律は正義
 「法律こそ正義であり、法律に書かれていることだけを遵守していれば良い」という意味ではない。
 現在では「法律は正義をなすために生まれたもので、幸福を追求する権利および全ての者がそれを平等に保有する権利を法律は正義の名の下に保障している」という解釈に落ち着いている。
 明文化された法律は見た目は堅苦しい文章だが、それを練り上げた者の生きとし生ける全ての者への愛が、思いやりが込められている。その心を理解することこそが法の神信仰の根本である。
 そのため法の神の僧侶は各国の法律を学び、全ての者、特に社会的弱者とされる人々の幸福に生きる権利を法はどう保障しているのか、今ある法律をどう解釈すればそうすることができるかについて日夜言論を交わしている。
 
 部品: 契約は神
 契約は2名以上の当事者間における意思表示が合致することによって成立する法律行為である。
 当事者間の意思表示の合致(約束)は人間社会を形づくる神聖なものであり、尊重されなければならない。
 また同時に、その契約のあり方も神聖なものでなければならない。
 強要された結果の不平等な契約や、他者に害をなすことを前提とするような公序良俗に反する内容の契約は、成立過程に法律行為としての正義が無いとして正されるべきものとされている。
 
 部品: 連帯保証人は地獄への道
 契約の当事者でない第三者に借金などを担保させる連帯保証人。連帯保証人にはするな、なるなという戒め。
 転じて、自らの行動は自らの自由な意思によってのみ決定し、その結果も自分自身が受け止めよという教義とされている。
 
 部品: 教義をより深く理解する
 新たな制度や技術の登場に伴い新たな法律が制定されるのと同様に、教義の解釈もその時代や社会生活の様式によって不変の部分と、変化を続ける部分が存在する。
 法の神の僧侶はそうした教義の理解を深めるために互いに意見を出し合い、言論を交わしている。また、教義の解釈の助けとすべく、各国における最新の判例情報も大法院を経由して取り寄せ、学んでいる。
 
 部品: 教えを広める(無料)
 法の神信仰の教義を一般大衆に教え広めることも、法の神の僧侶の活動の一つである。法の神信仰では、公的な活動として各国における法律相談会を定期的に無料で開催している。
 法律の知識や理念、役立て方を多くの人に知ってもらうことは教義にも沿うことであり、金銭的な理由から法知識を持たないことの多い社会的弱者とされる人々を助けてこその法の正義だという信仰理念に基づく活動である。
 低年齢層向けに、紙芝居や絵本化された説話の読み聞かせ会や教育施設への訪問・支援活動も行っている。
 
 部品: ホームにおける共同生活
 候補生時代から共同生活をしている法の神の僧侶たち。
 彼らのホームの清掃や食事の支度、洗濯などの日常業務は彼ら自身が行う。各業務はホームごとにまちまちだが、大抵は当番制で持ち回りである。
 司祭以上になると当番からは外れるが、人数の少ないホームでは司祭以上も当番に含まれている。たまに、人数が十分なホームでも当番をやりたがる変わり者もいる。
 
 部品: 儀礼の補佐
 主に各ホーム単位で行われる宗教的儀礼の補佐も法の神の僧侶の活動の一つである。
 儀礼の執行は司祭が実施するが、各種祭具の準備や当日の進行補佐、教典の斉読などを務める。
 
 部品: 法律に関する各種コンサルタント業
 各ホームの収入源として、各国における法律に関するコンサルタント業務も実施している。事業収入扱いなので、お布施と違って課税対象である。
 個人や企業からの法律に関する相談、契約書など法的な書面の作成支援、節税対策(合法かつ公序良俗に反しない方法)など、業務は多岐にわたる。
 教義に沿った法律行為を助成することで、法の神信仰を広めるという意味もある。法の抜け道やグレーゾーンを悪用する手法の紹介は教義に反するため許されておらず、行った者は懲戒、悪質な場合は破門とされる。
 法律研究の過程で発見された悪用の手口については、各国の大法院や警察機関に届け出て、対策を促す活動も行っている。
 また、大法院における司法行為や各国政府による立法・行政行為、各種公務員の業務そのものに法の神の僧侶自身が携わることはない。
 政教分離の原則については彼らも熟知している上、まだ未熟な面もあり、日々教義理解に勤しむ彼らにそんな時間はないからだ。それが可能なのは、司祭以上になってからとされている。
 教義を広める上で必要な元手を集める活動のため、必要以上に儲けることはしない。余剰の儲けは孤児院や教育施設の運営資金として寄付をしたり、慈善団体の義援金などに還元している。
 
 
 部品: 契約遵守の力
 戦闘行為時において、両陣営に当該戦闘の期間中遵守可能な内容を提示し、双方の受諾をもって法の神の名の下に絶対遵守の契約とする力。
 前提となる条件のハードルは高いが、契約締結後は法の神の力を受けとても強い拘束力をもつ。法の神の影響下にない地域(高物理域など)では普通の契約締結となり物理的な強制力は働かないが、破ると風評が著しく下がる。
 
 部品: 司祭とは
 法の神の僧侶よりもより多くの権限と責任を持つ法の神の司祭は、法の神信仰における各ホームの中心的存在である。男女両方とも司祭昇任は分け隔てなく可能で、司祭の結婚も教義上認められている。
 法の神の僧侶が司祭に昇任すると、各教区に届け出た後に自分のホームを持つこと(独立)が認められる。
 教えを広めるために多くの司祭が新天地へと向かう一方、複数の司祭が勤めている大規模なホームでは業務を円滑に進める観点から、司祭昇任後も本人の希望により引続き同じホームに留まる場合もある。(司祭の定数を超える場合は期限付きで認められる。)
 
 部品: 司祭への昇任条件
 法の神の僧侶が司祭へと昇任するためには、
 ・年に一度、各教区で行われる司祭昇任試験への合格
 ・司祭昇任試験の合格後、大司祭による口頭試問の実施による承認
 が必要となる。人を指揮管理する立場への昇任試験となるため難易度はかなり高い。
 法知識に加え大法院における法の司4級~準3級程度の実務知識も問われるため、法の神の僧侶として数年間真面目に勤めた場合でも合格率は3~5割とされている。
 試験問題は最新の判例も取り入れて毎年作成されるため、年によって難易度が異なる。司祭となるに十分な水準を設けた上で試験問題は作成され、水準に達していない場合は受験者全体で見れば上位の成績でも容赦なく落ちる。
 昇任試験の合格後は大司祭による口頭試問を数日かけて実施する。不正を防ぐため、受験者の所属ホームとは無縁の大司祭が口頭試問の担当となる。
 口頭試問は予め決められた共通の質問と、各大司祭が受験者の人となりを確かめるための質問に分かれており、大司祭は受験者が教義を善く理解し、司祭となるに相応しいかを見定める。
 試験問題を優秀な成績でクリアした者でも、人格的に問題がある場合には口頭試問で不合格となる。口頭試問不合格者は、次年の試験のみ昇任試験を免除され、口頭試問のみを受けることとなる。
 
 部品: ホーム管理
 各ホームの統括は基本的に司祭が務める(大司祭以上の役職者がいる場合はその者が務める)。
 建物自体の安全管理、ホームに勤める法の神の僧侶やその候補生の心身のケア、労務管理、収支管理などやるべきことは多い。規模によっては、契約を結び管理業務を外部に委託する場合もある。
 
 部品: 入信の儀の執行
 法の神を信仰し、入信を希望する者を受け付けるのも司祭の役割である。
 名簿的な受付のほか、宗教的儀礼として入信の儀を執り行う。入信の儀では、聖句を述べた後にメイスを模した槌で希望者の頭部を軽く押すように叩く作法が一般的である。
 司祭が多忙であったり健康上の理由などで入信の儀を執行するのが難しい場合は、各ホームの法の神の僧侶の中でも熟練者が司祭の委託を受けて入信の儀を執行する場合もある。
 
 部品: 堅信の儀における祈祷
 入信した信者に対して、一定の年齢(成人など)に達する年に改めて法の神の加護を祈る儀礼。信仰心の篤い信者の希望により吉日を選んで各ホームにて実施される。
 
 部品: 聖体の儀
 各ホームにて祭日を中心に定期的に執り行う聖体の儀を主催する。法の神信仰における聖体の儀は神と法律への感謝を捧げる大切な儀礼である。
 聖体の儀では、法の神信仰において神の一部を成すとされる憲章文を清潔な紙に葡萄の果汁などを用いて書き、
 それを平たく切ったパンに写して祈りを捧げたのち参列者で分け合い食べる。より善く教えを理解するための儀礼とされている。
 
 
 部品: ゆるし
 法の神信仰における罪を犯した信者に対して、神の前でそれを告白させ、悔い改めさせた上でゆるしを与える行為。
 違法行為はもとより、違法とはいえないグレーゾーンであっても、法律の穴をついた悪用などの行為が法の神信仰における罪とされている。
 教義上、ゆるしを与えることでその者の魂の穢れは浄化されるとしているが、違法行為は違法行為なので穢れの浄化がなされたことを伝えた上で刑法上の罪の重さに応じて自首・出頭を勧める場合が多い。
 グレーゾーンの悪用の罪の告白に対しては、それにより儲けた財産分を慈善活動などに還元することを勧めている。
 
 部品: 葬儀
 法の神信仰における葬儀の執行も司祭あるいは司祭から委託を受けた法の神の僧侶の役割の一つである。
 法の神信仰における葬儀は非常に簡素で、長々とした聖句の唱和やセレモニーはほとんど実施されない。亡くなった者の生前の行いや人となりについて遺族から教えてもらった内容を中心に紹介し、
 その人に最も相応しい(と司祭が考えた)聖句を一言述べ、参列者全員で死者の安寧を祈り葬儀は終了する。その後はその国の慣習に合わせた方法(土葬や火葬など)で埋葬を行う。
 簡素な儀礼であることは皆も承知しており、葬儀について他宗教の方式で盛大に死者を弔いたいという遺族の希望がある場合には(相手方の宗教がそれを許せば)法の神の信者であっても他宗教に葬儀を委託することを明文化はしていないが認めている。
 
 部品: 叙任の儀と補足
 法の神信仰における聖職者、つまり法の神の僧侶を任命する儀礼。決まりはないが、大抵は年度の始まりまたは祭日を選んで執り行われる。
 候補生が法の神の僧侶になるためには、司祭が実施する試験を通過することが必要。試験の内容は司祭に任されているが、司祭から他の熟練した司祭や大司祭に試験内容を相談して決めることもできる。
 試験内容の甘い司祭のホームでは法の神の僧侶になりやすいという噂もあるが、信者・非信者問わず各教区に力量不足の法の神の僧侶を届け出ることで該当者に対する査問会が開かれる。
 査問会の結果力量不足が確認された場合は該当の法の神の僧侶を除名処分とした上で、任命した司祭も連帯責任として叙任の儀の執行権を5年間剥奪される。
 
 部品: 結婚の儀
 法の神信仰の教義において結婚とは「互いに生涯にわたり相手を愛し、可能な限り共にあり、助け合うことを約束する」ことであり、明文化された法律が出来るはるか前から存在した神聖な契約の一つであるとしている。
 この神聖な契約は尊重すべきものとして教義に記され、信者間の婚姻のほか、信者と異教徒との間の婚姻、異教徒同士の婚姻も法の神信仰においては認められている。
 法の神の司祭はこの神聖な契約行為の立会人として位置付けられ、各ホームにおける結婚の儀(結婚式)の執行のほか、依頼を受けて結婚式場での儀礼執行を担当することもある。
 作法は宗派によって多少異なるが、結婚しようとする両名にその意思をそれぞれ確認し、合意が形成されたときにそれを表明し祝福することは共通している。
 
 部品: 官公職への法的助言
 司祭以上で希望するものは、各国における官公職に籍を置き、法律面での助言を行うことが教義上認められている。
 もちろん、政教分離の原則を司祭たちは承知しており、各国の法律において宗教団体に所属する者が公職に就くことが問題ない場合のみの話だ。官公職の設ける任官条件を満たしていることも必須である。
 法の理念が正しく国政に反映され、全ての者が愛と思いやりの中で生きられるようになれば、法の神信仰における教えも広まるという教義に基づいた務めである。
 
 部品: 契約への立会
 個人や企業の間で契約を締結する際に、法の神の司祭に立会が依頼される場合がある。有料だが、当該契約に箔をつけたい場合や第三者の確認を受けた上で契約締結したい場合など、それなりに需要がある。
 契約の内容については司祭にも守秘義務が適用され口外することは無いが、あまりに一方にとって不平等であったり、違法な契約である場合には神聖な契約への冒涜であるとして立会を拒否できることを司祭の契約条件として盛り込んでいる。
 低物理域国家にとっては、協定を結ぶ場合などに法の神の名の下に約束がなされるため、単なる協定書の取り交わしだけを行うよりも人気がある。
 
 部品: 大司祭の位置付け
 大司祭は各教区における司祭たちの監督役として位置付けられる。教義上、男女の区別なく大司祭になることは可能である。
 各教区における司祭の統括管理権を持つ教区大司祭と、統括管理権を持たず自らの管理するホームのみを統括する名義大司祭が存在する。
 
 部品: 大司祭への叙任
 大司祭に任命されるためには、以下の条件を満たす必要がある。
 ・信仰篤く、法の神の教えを善く広めるための活動を行ってきた者。
 ・世評が高く、一般民衆にも親しまれている者。
 ・司祭へ叙任されてから、少なくとも5年を務めたもの。
 ・大法院における法の司資格3級以上相当の法知識および実務知識、経験を有する者。
 上記条件を満たした上で、各教区における一定数以上の司祭または教区長からの推薦により、教区長以上による叙任の儀を経て大司祭は任命される。
 大司祭への任命時には、その者の功績や人となりに応じて「○○の大司祭」といった形容詞が贈られることも多い。この形容詞は教区長が考えることもあれば、叙任が確実となった時点で信徒を中心に署名が集められ決定する場合もある。
 叙任後、大司祭としての資質に疑義が持たれた場合には、司祭と同じく各教区に届け出た上で査問会が開かれ、不適格と教区長が判断した場合には司祭へ降格となる。
 
 部品: 昇任試験の実施
 司祭昇任試験の問題は、多くの場合大司祭が持ち回りで作成する。
 そのため、大司祭になってからも最新の判例研究や法知識の研鑽は続けなければならない。
 試験合格者への口頭試問においては、その者が司祭となるに相応しい人格を備えているか、ホームの管理者として法の神の僧侶たちを指揮する力が本当にあるかを見定める目も必要となる。
 
 部品: 国家レベルでの法的助言
 宗教的性質はあるものの、法の神の大司祭クラスになると藩国の中でもトップレベルに法律の知識・運用方法に長けた存在となる。
 国政に直接携わるかどうかについては宗教者の国政関与の是非が国ごとに異なるためまちまちだが、個人として為政者に法的助言を求められることも多い。
 大司祭は自らの発言の持つ重みを十分に理解した上で、全ての者の権利が法的に守られるためのより善い方策を考え続けなければならない。
 
 部品: 酸いも甘いも
 自分のこれまでを振り返るとき、青狸は概ね「幸せな方だ」と思っている。
 色々と上手く行かずへこんだ時期も確かにあったが、だからこそ何が幸せかよく分かるようになった。
 愛する家族、信頼できる友、やらなければならない職責、今の自分は色々なものを抱えて生きている。この重みこそ、幸せの重みだ。
 そう思っているからこそ、青狸はこの「幸せな大司祭」という名前は自分に与えられたものとして大切に思っている。
 
 部品: 愛する家族
 最愛の妻、火焔。
 目の中に入れても痛くない子どもたち、蒼焔、静火、火晴、靖焔、たけのん清彦、エスプカルーダ清美。
 頼れる仲間、コガ。
 家族との幸せな想い出は、確かに僕を強く励ましてくれている。
 
 部品: コガへ
 僕と火焔の子育てをいつも助けてくれて本当にありがとう。
 コガがいなかったら、正直パンクしていたと思います。本当に器用でなんでもできて、見習わなくちゃいけませんね。
 いつも子供たち(と火焔)にご飯取られてごめんね。今度、好きなものをごちそうします。
 
 部品: 長男:蒼焔(そうえん)へ
 様子を見るといつも寝てたね君は。寝る子は育つ。すくすく育つ君を見てお父さんはとても幸せです。
 一度、消防車のおもちゃを欲しがっていたことがありましたね。今は別のおもちゃも欲しがっているのかな。またおもちゃ屋へ選びに行きましょうね。
 
 部品: 長女:静火(しずか)へ
 君はお母さんに似て、とても強い子でしたね。高原の家の雷鋼君はおろか、はるにも蹴りかかりに行ったことがあってお父さんは肝を冷やしました。
 軽くあしらわれていたけど、もしかしたらセンスは抜群なのかも・・・なーんて親バカだよねえ。腕っ節も大事ですが、おしゃれも大切ですよ。お父さん最近コーデバトルというものを知りました。今度やってみませんか。
 
 部品: 次女:火晴(ほはる)へ
 お母さん譲りの真っ赤で綺麗な髪をしている火晴。将来は美人、間違いなし。とお父さんは勝手に思っています。
 買ってきたゲームで静火に負かされた後、悔しそうに、でも真剣な顔で考え込んでいたのを思い出しました。負けるのは悔しいことですが、それをバネにして諦めない姿を見せてくれたあの時の君は、家族の誰よりも輝いていたと思います。
 
 部品: 次男:靖焔(せいえん)へ
 靖焔、君はとても真面目で、優しい男の子でしたね。というかうちの家は女性が強いね。僕は良いと思います。
 ゲームに負けて悔しそうな火晴とドヤ顔をしている静火との間をとりなしてくれて、お父さんは嬉しかったです。靖焔の欲しいものがまだ聞けていないので、今度必ず聞きに行きますからね。
 
 部品: 三女:エスプカルーダ清美へ
 きよみー(かわいいと思ったので勝手に縮めて呼んじゃってるけど、嫌なら言ってね!)へ。君は一見するとおしとやかな子なのかな?と思っていたのですが、
 前によんた藩国へ焼肉を食べに行った時、以外な一面(お父さんよりきれいに食べてたね・・・えらい!)が見られてお父さんニッコリしました。今度はお父さんお勧めのごはん屋さんを紹介するので行ってみませんか。
 
 部品: 三男:たけのん清彦へ
 清彦、君は実は僕に一番似ているのでは?とお父さんはこっそり思っています。色々なことに興味があって、でも一言うっかり余計に足してしまうあたりが・・・。
 我が家はボケと天然は原石揃いですがツッコミが圧倒的に足りていません。このままではコガがほっそりしてしまうので、お父さんと一緒に要所要所でビシっとツッコミを決める練習をしてみませんか。決まるとめっちゃ楽しいよ!
 
 部品: 最愛の妻:火焔へ
 火焔へ。君へ伝えたいことは山ほどありすぎて、ここには書ききれません。必ず直接話してみせます。
 ・・・書いていて昔、「話が長すぎる!」って怒られたのを思い出しました。
 
 愛しています。これまでも、これからもずっと。
 
 部品: 幸せのおすそ分け
 自分の知っている幸せの形を他の人にも経験してもらいたい。そんな思いから、幸せな大司祭は幸せを自分なりの形でおすそ分けできるよう、自分の得意分野である家事に磨きをかけている。
 
 部品: 色々な人の話を聞く
 幸せのおすそ分けは、幸せの押し付けではない。
 色々な人の話を自分の足を使って集め、今度来るであろうおすそ分け相手にはどんなレシピが一番かを自分で考えて作ることが大切だ。
 
 部品: ホームへの招待
 法の神信仰における祭日には、各ホーム主催の小規模な催しが開かれる。
 青狸は大司祭としては珍しがられるが、可能な限り手ずからホームを掃き清め、自ら食卓を用意し、(他の人達のものと一緒に)手製の料理を出すことにしている。
 大勢の人と一緒に声を揃えて言う「いただきます」は、不思議ととても幸せな響きがする。
 
 部品: 幸せのレシピ
 青狸が腕によりをかけて作った料理の数々。主に肉料理が中心。野菜中心のメニューもたまに作るらしい。
 手に入りやすい食材や季節の品々を使って作ることが多く、特別凝った調理方法や食材を使っているわけではない(良いものを使ったほうがそりゃあ美味しいけれども・・・)。
 食べる人の喜ぶ顔を想像して作る。喜ばせてあげたいと思って作る。今日も一日お疲れ様、明日も健康でありますようにという祈りを込めて作る。
 ドアを開けると、漂ってくる匂いに思わずお腹が鳴るような。好きなものも嫌いなものも、残さず食べてもらえるように。自分の幸せを思い出しながら、とびっきりの感謝の気持ちを込めて。
 
 
 
 部品: 幸せの原風景
 願いにも似た感情を込めて作られた幸せな大司祭の幸せな食卓。
 個人差はあるものの、特に毎日疲れていたり気持ちが落ち込んでいる者がこの料理を食べると、その人にとっての幸せの原風景に突如包まれているような錯覚を覚えるという。無論、幻覚物質などは一切使用していない。
 元々栄養バランスや食材自体の持つ効果を考えて作られた食事であるため、食べ終わると少なくとも食事の分は活力が湧いてくる。知っている者も知らない者も同じ食卓を囲んで団らんすることで、気が晴れる者も多いようだ。
 青狸自身もこっそり食卓に混ざりつつ、訪れた人たちの話を熱心に聞いている。
 
 


インポート用定義データ


 [
   {
     "title": "幸せな大司祭",
     "children": [
       {
         "title": "法の神の大司祭",
         "part_type": "group",
         "children": [
           {
             "title": "法の神の司祭",
             "part_type": "group",
             "children": [
               {
                 "title": "法の神の僧侶",
                 "part_type": "group",
                 "children": [
                   {
                     "title": "法の神の僧侶はどんな人々か",
                     "description": "法の神を信仰し、信仰のために定められた教義を守り、信仰を広める聖職者たちの総称。男女両方とも、同じ名前で呼称される。\n信仰のための寺院や聖堂(呼ばれ方は国により異なり、教義では「ホーム(家)」と呼ばれる建物)に集団生活を行い、日々教義の理解を深めようと努めている。\n修習に専念するため、生活は男女別の場合が大半である。",
                     "part_type": "part",
                     "expanded": true
                   },
                   {
                     "title": "法の神の僧侶になるためには",
                     "description": "法の神の僧侶はいわゆる聖職者のひとつであり、同じ法の神を信仰する人の中でもいわゆる信者とは異なる立場の存在である。\n篤い信仰心を持った上で、教義に基づく規範に則り、法の神を信仰することを誓約して入信が認められる。入信したものを信者と呼ぶ。信者は生活の中で教義に基づいた行動をする以外には特に義務はなく、在宅の人々も多くいる。\n入信後、法の神の信仰において大切な知識や作法を習得し、法の神の司祭による試験をクリアして初めて、聖職者たる法の神の僧侶となることができる。\n入信してから法の神の僧侶になるまでには、候補生となって住み込みで修練して6年はかかる。",
                     "part_type": "part",
                     "expanded": true
                   },
                   {
                     "title": "法の神信仰の教義",
                     "part_type": "group",
                     "children": [
                       {
                         "title": "三大憲章",
                         "description": "法の神信仰の教義は宗派によって若干内容に差異があるものの、特に重要とされる以下の3文については「三大憲章」と呼ばれ共通した教義として明文化されている。\n一つ、法律は正義。\n一つ、契約は神。\n一つ、連帯保証人は地獄への道。\n一見するとどういう意図で記されたのか分かりかねる文言だが、現在ではいずれも一般的に理解しやすい解釈がなされている。\n聖句としても用いられ、短く覚えやすいので信者でなくともこの憲章文は知っている者も多い。",
                         "part_type": "part",
                         "expanded": true
                       },
                       {
                         "title": "法律は正義",
                         "description": "「法律こそ正義であり、法律に書かれていることだけを遵守していれば良い」という意味ではない。\n現在では「法律は正義をなすために生まれたもので、幸福を追求する権利および全ての者がそれを平等に保有する権利を法律は正義の名の下に保障している」という解釈に落ち着いている。\n明文化された法律は見た目は堅苦しい文章だが、それを練り上げた者の生きとし生ける全ての者への愛が、思いやりが込められている。その心を理解することこそが法の神信仰の根本である。\nそのため法の神の僧侶は各国の法律を学び、全ての者、特に社会的弱者とされる人々の幸福に生きる権利を法はどう保障しているのか、今ある法律をどう解釈すればそうすることができるかについて日夜言論を交わしている。",
                         "part_type": "part",
                         "expanded": true
                       },
                       {
                         "title": "契約は神",
                         "description": "契約は2名以上の当事者間における意思表示が合致することによって成立する法律行為である。\n当事者間の意思表示の合致(約束)は人間社会を形づくる神聖なものであり、尊重されなければならない。\nまた同時に、その契約のあり方も神聖なものでなければならない。\n強要された結果の不平等な契約や、他者に害をなすことを前提とするような公序良俗に反する内容の契約は、成立過程に法律行為としての正義が無いとして正されるべきものとされている。",
                         "part_type": "part",
                         "expanded": true
                       },
                       {
                         "title": "連帯保証人は地獄への道",
                         "description": "契約の当事者でない第三者に借金などを担保させる連帯保証人。連帯保証人にはするな、なるなという戒め。\n転じて、自らの行動は自らの自由な意思によってのみ決定し、その結果も自分自身が受け止めよという教義とされている。",
                         "part_type": "part",
                         "expanded": true
                       }
                     ],
                     "expanded": false
                   },
                   {
                     "title": "主な活動内容",
                     "part_type": "group",
                     "children": [
                       {
                         "title": "教義をより深く理解する",
                         "description": "新たな制度や技術の登場に伴い新たな法律が制定されるのと同様に、教義の解釈もその時代や社会生活の様式によって不変の部分と、変化を続ける部分が存在する。\n法の神の僧侶はそうした教義の理解を深めるために互いに意見を出し合い、言論を交わしている。また、教義の解釈の助けとすべく、各国における最新の判例情報も大法院を経由して取り寄せ、学んでいる。",
                         "part_type": "part",
                         "expanded": true
                       },
                       {
                         "title": "教えを広める(無料)",
                         "description": "法の神信仰の教義を一般大衆に教え広めることも、法の神の僧侶の活動の一つである。法の神信仰では、公的な活動として各国における法律相談会を定期的に無料で開催している。\n法律の知識や理念、役立て方を多くの人に知ってもらうことは教義にも沿うことであり、金銭的な理由から法知識を持たないことの多い社会的弱者とされる人々を助けてこその法の正義だという信仰理念に基づく活動である。\n低年齢層向けに、紙芝居や絵本化された説話の読み聞かせ会や教育施設への訪問・支援活動も行っている。",
                         "part_type": "part",
                         "expanded": true
                       },
                       {
                         "title": "ホームにおける共同生活",
                         "description": "候補生時代から共同生活をしている法の神の僧侶たち。\n彼らのホームの清掃や食事の支度、洗濯などの日常業務は彼ら自身が行う。各業務はホームごとにまちまちだが、大抵は当番制で持ち回りである。\n司祭以上になると当番からは外れるが、人数の少ないホームでは司祭以上も当番に含まれている。たまに、人数が十分なホームでも当番をやりたがる変わり者もいる。",
                         "part_type": "part",
                         "expanded": true
                       },
                       {
                         "title": "儀礼の補佐",
                         "description": "主に各ホーム単位で行われる宗教的儀礼の補佐も法の神の僧侶の活動の一つである。\n儀礼の執行は司祭が実施するが、各種祭具の準備や当日の進行補佐、教典の斉読などを務める。",
                         "part_type": "part",
                         "expanded": true
                       },
                       {
                         "title": "法律に関する各種コンサルタント業",
                         "description": "各ホームの収入源として、各国における法律に関するコンサルタント業務も実施している。事業収入扱いなので、お布施と違って課税対象である。\n個人や企業からの法律に関する相談、契約書など法的な書面の作成支援、節税対策(合法かつ公序良俗に反しない方法)など、業務は多岐にわたる。\n教義に沿った法律行為を助成することで、法の神信仰を広めるという意味もある。法の抜け道やグレーゾーンを悪用する手法の紹介は教義に反するため許されておらず、行った者は懲戒、悪質な場合は破門とされる。\n法律研究の過程で発見された悪用の手口については、各国の大法院や警察機関に届け出て、対策を促す活動も行っている。\nまた、大法院における司法行為や各国政府による立法・行政行為、各種公務員の業務そのものに法の神の僧侶自身が携わることはない。\n政教分離の原則については彼らも熟知している上、まだ未熟な面もあり、日々教義理解に勤しむ彼らにそんな時間はないからだ。それが可能なのは、司祭以上になってからとされている。\n教義を広める上で必要な元手を集める活動のため、必要以上に儲けることはしない。余剰の儲けは孤児院や教育施設の運営資金として寄付をしたり、慈善団体の義援金などに還元している。\n",
                         "part_type": "part",
                         "expanded": true
                       }
                     ],
                     "expanded": false
                   },
                   {
                     "title": "契約遵守の力",
                     "description": "戦闘行為時において、両陣営に当該戦闘の期間中遵守可能な内容を提示し、双方の受諾をもって法の神の名の下に絶対遵守の契約とする力。\n前提となる条件のハードルは高いが、契約締結後は法の神の力を受けとても強い拘束力をもつ。法の神の影響下にない地域(高物理域など)では普通の契約締結となり物理的な強制力は働かないが、破ると風評が著しく下がる。",
                     "part_type": "part"
                   }
                 ],
                 "expanded": false
               },
               {
                 "title": "司祭とは",
                 "description": "法の神の僧侶よりもより多くの権限と責任を持つ法の神の司祭は、法の神信仰における各ホームの中心的存在である。男女両方とも司祭昇任は分け隔てなく可能で、司祭の結婚も教義上認められている。\n法の神の僧侶が司祭に昇任すると、各教区に届け出た後に自分のホームを持つこと(独立)が認められる。\n教えを広めるために多くの司祭が新天地へと向かう一方、複数の司祭が勤めている大規模なホームでは業務を円滑に進める観点から、司祭昇任後も本人の希望により引続き同じホームに留まる場合もある。(司祭の定数を超える場合は期限付きで認められる。)",
                 "part_type": "part",
                 "expanded": true
               },
               {
                 "title": "司祭への昇任条件",
                 "description": "法の神の僧侶が司祭へと昇任するためには、\n・年に一度、各教区で行われる司祭昇任試験への合格\n・司祭昇任試験の合格後、大司祭による口頭試問の実施による承認\nが必要となる。人を指揮管理する立場への昇任試験となるため難易度はかなり高い。\n法知識に加え大法院における法の司4級~準3級程度の実務知識も問われるため、法の神の僧侶として数年間真面目に勤めた場合でも合格率は3~5割とされている。\n試験問題は最新の判例も取り入れて毎年作成されるため、年によって難易度が異なる。司祭となるに十分な水準を設けた上で試験問題は作成され、水準に達していない場合は受験者全体で見れば上位の成績でも容赦なく落ちる。\n昇任試験の合格後は大司祭による口頭試問を数日かけて実施する。不正を防ぐため、受験者の所属ホームとは無縁の大司祭が口頭試問の担当となる。\n口頭試問は予め決められた共通の質問と、各大司祭が受験者の人となりを確かめるための質問に分かれており、大司祭は受験者が教義を善く理解し、司祭となるに相応しいかを見定める。\n試験問題を優秀な成績でクリアした者でも、人格的に問題がある場合には口頭試問で不合格となる。口頭試問不合格者は、次年の試験のみ昇任試験を免除され、口頭試問のみを受けることとなる。",
                 "part_type": "part",
                 "expanded": true
               },
               {
                 "title": "司祭の務め",
                 "part_type": "group",
                 "children": [
                   {
                     "title": "ホーム管理",
                     "description": "各ホームの統括は基本的に司祭が務める(大司祭以上の役職者がいる場合はその者が務める)。\n建物自体の安全管理、ホームに勤める法の神の僧侶やその候補生の心身のケア、労務管理、収支管理などやるべきことは多い。規模によっては、契約を結び管理業務を外部に委託する場合もある。",
                     "part_type": "part",
                     "expanded": true
                   },
                   {
                     "title": "入信の儀の執行",
                     "description": "法の神を信仰し、入信を希望する者を受け付けるのも司祭の役割である。\n名簿的な受付のほか、宗教的儀礼として入信の儀を執り行う。入信の儀では、聖句を述べた後にメイスを模した槌で希望者の頭部を軽く押すように叩く作法が一般的である。\n司祭が多忙であったり健康上の理由などで入信の儀を執行するのが難しい場合は、各ホームの法の神の僧侶の中でも熟練者が司祭の委託を受けて入信の儀を執行する場合もある。",
                     "part_type": "part",
                     "expanded": true
                   },
                   {
                     "title": "堅信の儀における祈祷",
                     "description": "入信した信者に対して、一定の年齢(成人など)に達する年に改めて法の神の加護を祈る儀礼。信仰心の篤い信者の希望により吉日を選んで各ホームにて実施される。",
                     "part_type": "part",
                     "expanded": true
                   },
                   {
                     "title": "聖体の儀",
                     "description": "各ホームにて祭日を中心に定期的に執り行う聖体の儀を主催する。法の神信仰における聖体の儀は神と法律への感謝を捧げる大切な儀礼である。\n聖体の儀では、法の神信仰において神の一部を成すとされる憲章文を清潔な紙に葡萄の果汁などを用いて書き、\nそれを平たく切ったパンに写して祈りを捧げたのち参列者で分け合い食べる。より善く教えを理解するための儀礼とされている。\n",
                     "part_type": "part",
                     "expanded": true
                   },
                   {
                     "title": "ゆるし",
                     "description": "法の神信仰における罪を犯した信者に対して、神の前でそれを告白させ、悔い改めさせた上でゆるしを与える行為。\n違法行為はもとより、違法とはいえないグレーゾーンであっても、法律の穴をついた悪用などの行為が法の神信仰における罪とされている。\n教義上、ゆるしを与えることでその者の魂の穢れは浄化されるとしているが、違法行為は違法行為なので穢れの浄化がなされたことを伝えた上で刑法上の罪の重さに応じて自首・出頭を勧める場合が多い。\nグレーゾーンの悪用の罪の告白に対しては、それにより儲けた財産分を慈善活動などに還元することを勧めている。",
                     "part_type": "part"
                   },
                   {
                     "title": "葬儀",
                     "description": "法の神信仰における葬儀の執行も司祭あるいは司祭から委託を受けた法の神の僧侶の役割の一つである。\n法の神信仰における葬儀は非常に簡素で、長々とした聖句の唱和やセレモニーはほとんど実施されない。亡くなった者の生前の行いや人となりについて遺族から教えてもらった内容を中心に紹介し、\nその人に最も相応しい(と司祭が考えた)聖句を一言述べ、参列者全員で死者の安寧を祈り葬儀は終了する。その後はその国の慣習に合わせた方法(土葬や火葬など)で埋葬を行う。\n簡素な儀礼であることは皆も承知しており、葬儀について他宗教の方式で盛大に死者を弔いたいという遺族の希望がある場合には(相手方の宗教がそれを許せば)法の神の信者であっても他宗教に葬儀を委託することを明文化はしていないが認めている。",
                     "part_type": "part",
                     "expanded": true
                   },
                   {
                     "title": "叙任の儀と補足",
                     "description": "法の神信仰における聖職者、つまり法の神の僧侶を任命する儀礼。決まりはないが、大抵は年度の始まりまたは祭日を選んで執り行われる。\n候補生が法の神の僧侶になるためには、司祭が実施する試験を通過することが必要。試験の内容は司祭に任されているが、司祭から他の熟練した司祭や大司祭に試験内容を相談して決めることもできる。\n試験内容の甘い司祭のホームでは法の神の僧侶になりやすいという噂もあるが、信者・非信者問わず各教区に力量不足の法の神の僧侶を届け出ることで該当者に対する査問会が開かれる。\n査問会の結果力量不足が確認された場合は該当の法の神の僧侶を除名処分とした上で、任命した司祭も連帯責任として叙任の儀の執行権を5年間剥奪される。",
                     "part_type": "part",
                     "expanded": true
                   },
                   {
                     "title": "結婚の儀",
                     "description": "法の神信仰の教義において結婚とは「互いに生涯にわたり相手を愛し、可能な限り共にあり、助け合うことを約束する」ことであり、明文化された法律が出来るはるか前から存在した神聖な契約の一つであるとしている。\nこの神聖な契約は尊重すべきものとして教義に記され、信者間の婚姻のほか、信者と異教徒との間の婚姻、異教徒同士の婚姻も法の神信仰においては認められている。\n法の神の司祭はこの神聖な契約行為の立会人として位置付けられ、各ホームにおける結婚の儀(結婚式)の執行のほか、依頼を受けて結婚式場での儀礼執行を担当することもある。\n作法は宗派によって多少異なるが、結婚しようとする両名にその意思をそれぞれ確認し、合意が形成されたときにそれを表明し祝福することは共通している。",
                     "part_type": "part"
                   },
                   {
                     "title": "官公職への法的助言",
                     "description": "司祭以上で希望するものは、各国における官公職に籍を置き、法律面での助言を行うことが教義上認められている。\nもちろん、政教分離の原則を司祭たちは承知しており、各国の法律において宗教団体に所属する者が公職に就くことが問題ない場合のみの話だ。官公職の設ける任官条件を満たしていることも必須である。\n法の理念が正しく国政に反映され、全ての者が愛と思いやりの中で生きられるようになれば、法の神信仰における教えも広まるという教義に基づいた務めである。",
                     "part_type": "part",
                     "expanded": true
                   },
                   {
                     "title": "契約への立会",
                     "description": "個人や企業の間で契約を締結する際に、法の神の司祭に立会が依頼される場合がある。有料だが、当該契約に箔をつけたい場合や第三者の確認を受けた上で契約締結したい場合など、それなりに需要がある。\n契約の内容については司祭にも守秘義務が適用され口外することは無いが、あまりに一方にとって不平等であったり、違法な契約である場合には神聖な契約への冒涜であるとして立会を拒否できることを司祭の契約条件として盛り込んでいる。\n低物理域国家にとっては、協定を結ぶ場合などに法の神の名の下に約束がなされるため、単なる協定書の取り交わしだけを行うよりも人気がある。",
                     "part_type": "part",
                     "expanded": true
                   }
                 ],
                 "expanded": true
               }
             ],
             "expanded": true
           },
           {
             "title": "大司祭の位置付け",
             "description": "大司祭は各教区における司祭たちの監督役として位置付けられる。教義上、男女の区別なく大司祭になることは可能である。\n各教区における司祭の統括管理権を持つ教区大司祭と、統括管理権を持たず自らの管理するホームのみを統括する名義大司祭が存在する。",
             "part_type": "part",
             "expanded": true
           },
           {
             "title": "大司祭への叙任",
             "description": "大司祭に任命されるためには、以下の条件を満たす必要がある。\n・信仰篤く、法の神の教えを善く広めるための活動を行ってきた者。\n・世評が高く、一般民衆にも親しまれている者。\n・司祭へ叙任されてから、少なくとも5年を務めたもの。\n・大法院における法の司資格3級以上相当の法知識および実務知識、経験を有する者。\n上記条件を満たした上で、各教区における一定数以上の司祭または教区長からの推薦により、教区長以上による叙任の儀を経て大司祭は任命される。\n大司祭への任命時には、その者の功績や人となりに応じて「○○の大司祭」といった形容詞が贈られることも多い。この形容詞は教区長が考えることもあれば、叙任が確実となった時点で信徒を中心に署名が集められ決定する場合もある。\n叙任後、大司祭としての資質に疑義が持たれた場合には、司祭と同じく各教区に届け出た上で査問会が開かれ、不適格と教区長が判断した場合には司祭へ降格となる。",
             "part_type": "part",
             "expanded": true
           },
           {
             "title": "昇任試験の実施",
             "description": "司祭昇任試験の問題は、多くの場合大司祭が持ち回りで作成する。\nそのため、大司祭になってからも最新の判例研究や法知識の研鑽は続けなければならない。\n試験合格者への口頭試問においては、その者が司祭となるに相応しい人格を備えているか、ホームの管理者として法の神の僧侶たちを指揮する力が本当にあるかを見定める目も必要となる。",
             "part_type": "part"
           },
           {
             "title": "国家レベルでの法的助言",
             "description": "宗教的性質はあるものの、法の神の大司祭クラスになると藩国の中でもトップレベルに法律の知識・運用方法に長けた存在となる。\n国政に直接携わるかどうかについては宗教者の国政関与の是非が国ごとに異なるためまちまちだが、個人として為政者に法的助言を求められることも多い。\n大司祭は自らの発言の持つ重みを十分に理解した上で、全ての者の権利が法的に守られるためのより善い方策を考え続けなければならない。",
             "part_type": "part"
           }
         ],
         "expanded": true
       },
       {
         "title": "「幸せな」の意味",
         "part_type": "group",
         "children": [
           {
             "title": "自分にとっての幸せを知っている",
             "part_type": "group",
             "children": [
               {
                 "title": "酸いも甘いも",
                 "description": "自分のこれまでを振り返るとき、青狸は概ね「幸せな方だ」と思っている。\n色々と上手く行かずへこんだ時期も確かにあったが、だからこそ何が幸せかよく分かるようになった。\n愛する家族、信頼できる友、やらなければならない職責、今の自分は色々なものを抱えて生きている。この重みこそ、幸せの重みだ。\nそう思っているからこそ、青狸はこの「幸せな大司祭」という名前は自分に与えられたものとして大切に思っている。",
                 "part_type": "part",
                 "expanded": true
               },
               {
                 "title": "愛する家族",
                 "description": "最愛の妻、火焔。\n目の中に入れても痛くない子どもたち、蒼焔、静火、火晴、靖焔、たけのん清彦、エスプカルーダ清美。\n頼れる仲間、コガ。\n家族との幸せな想い出は、確かに僕を強く励ましてくれている。",
                 "part_type": "part"
               },
               {
                 "title": "家族みんなへの感謝",
                 "part_type": "group",
                 "children": [
                   {
                     "title": "コガへ",
                     "description": "僕と火焔の子育てをいつも助けてくれて本当にありがとう。\nコガがいなかったら、正直パンクしていたと思います。本当に器用でなんでもできて、見習わなくちゃいけませんね。\nいつも子供たち(と火焔)にご飯取られてごめんね。今度、好きなものをごちそうします。",
                     "part_type": "part"
                   },
                   {
                     "title": "長男:蒼焔(そうえん)へ",
                     "description": "様子を見るといつも寝てたね君は。寝る子は育つ。すくすく育つ君を見てお父さんはとても幸せです。\n一度、消防車のおもちゃを欲しがっていたことがありましたね。今は別のおもちゃも欲しがっているのかな。またおもちゃ屋へ選びに行きましょうね。",
                     "part_type": "part",
                     "expanded": true
                   },
                   {
                     "title": "長女:静火(しずか)へ",
                     "description": "君はお母さんに似て、とても強い子でしたね。高原の家の雷鋼君はおろか、はるにも蹴りかかりに行ったことがあってお父さんは肝を冷やしました。\n軽くあしらわれていたけど、もしかしたらセンスは抜群なのかも・・・なーんて親バカだよねえ。腕っ節も大事ですが、おしゃれも大切ですよ。お父さん最近コーデバトルというものを知りました。今度やってみませんか。",
                     "part_type": "part",
                     "expanded": true
                   },
                   {
                     "title": "次女:火晴(ほはる)へ",
                     "description": "お母さん譲りの真っ赤で綺麗な髪をしている火晴。将来は美人、間違いなし。とお父さんは勝手に思っています。\n買ってきたゲームで静火に負かされた後、悔しそうに、でも真剣な顔で考え込んでいたのを思い出しました。負けるのは悔しいことですが、それをバネにして諦めない姿を見せてくれたあの時の君は、家族の誰よりも輝いていたと思います。",
                     "part_type": "part",
                     "expanded": true
                   },
                   {
                     "title": "次男:靖焔(せいえん)へ",
                     "description": "靖焔、君はとても真面目で、優しい男の子でしたね。というかうちの家は女性が強いね。僕は良いと思います。\nゲームに負けて悔しそうな火晴とドヤ顔をしている静火との間をとりなしてくれて、お父さんは嬉しかったです。靖焔の欲しいものがまだ聞けていないので、今度必ず聞きに行きますからね。",
                     "part_type": "part"
                   },
                   {
                     "title": "三女:エスプカルーダ清美へ",
                     "description": "きよみー(かわいいと思ったので勝手に縮めて呼んじゃってるけど、嫌なら言ってね!)へ。君は一見するとおしとやかな子なのかな?と思っていたのですが、\n前によんた藩国へ焼肉を食べに行った時、以外な一面(お父さんよりきれいに食べてたね・・・えらい!)が見られてお父さんニッコリしました。今度はお父さんお勧めのごはん屋さんを紹介するので行ってみませんか。",
                     "part_type": "part",
                     "expanded": true
                   },
                   {
                     "title": "三男:たけのん清彦へ",
                     "description": "清彦、君は実は僕に一番似ているのでは?とお父さんはこっそり思っています。色々なことに興味があって、でも一言うっかり余計に足してしまうあたりが・・・。\n我が家はボケと天然は原石揃いですがツッコミが圧倒的に足りていません。このままではコガがほっそりしてしまうので、お父さんと一緒に要所要所でビシっとツッコミを決める練習をしてみませんか。決まるとめっちゃ楽しいよ!",
                     "part_type": "part",
                     "expanded": true
                   },
                   {
                     "title": "最愛の妻:火焔へ",
                     "description": "火焔へ。君へ伝えたいことは山ほどありすぎて、ここには書ききれません。必ず直接話してみせます。\n・・・書いていて昔、「話が長すぎる!」って怒られたのを思い出しました。\n\n愛しています。これまでも、これからもずっと。",
                     "part_type": "part"
                   }
                 ],
                 "expanded": false
               }
             ],
             "expanded": true
           },
           {
             "title": "他者も幸せにする",
             "part_type": "group",
             "children": [
               {
                 "title": "青狸なりのやり方",
                 "part_type": "group",
                 "children": [
                   {
                     "title": "幸せのおすそ分け",
                     "description": "自分の知っている幸せの形を他の人にも経験してもらいたい。そんな思いから、幸せな大司祭は幸せを自分なりの形でおすそ分けできるよう、自分の得意分野である家事に磨きをかけている。",
                     "part_type": "part",
                     "expanded": true
                   },
                   {
                     "title": "色々な人の話を聞く",
                     "description": "幸せのおすそ分けは、幸せの押し付けではない。\n色々な人の話を自分の足を使って集め、今度来るであろうおすそ分け相手にはどんなレシピが一番かを自分で考えて作ることが大切だ。",
                     "part_type": "part",
                     "expanded": true
                   },
                   {
                     "title": "ホームへの招待",
                     "description": "法の神信仰における祭日には、各ホーム主催の小規模な催しが開かれる。\n青狸は大司祭としては珍しがられるが、可能な限り手ずからホームを掃き清め、自ら食卓を用意し、(他の人達のものと一緒に)手製の料理を出すことにしている。\n大勢の人と一緒に声を揃えて言う「いただきます」は、不思議ととても幸せな響きがする。",
                     "part_type": "part",
                     "expanded": true
                   },
                   {
                     "title": "幸せのレシピ",
                     "description": "青狸が腕によりをかけて作った料理の数々。主に肉料理が中心。野菜中心のメニューもたまに作るらしい。\n手に入りやすい食材や季節の品々を使って作ることが多く、特別凝った調理方法や食材を使っているわけではない(良いものを使ったほうがそりゃあ美味しいけれども・・・)。\n食べる人の喜ぶ顔を想像して作る。喜ばせてあげたいと思って作る。今日も一日お疲れ様、明日も健康でありますようにという祈りを込めて作る。\nドアを開けると、漂ってくる匂いに思わずお腹が鳴るような。好きなものも嫌いなものも、残さず食べてもらえるように。自分の幸せを思い出しながら、とびっきりの感謝の気持ちを込めて。\n\n",
                     "part_type": "part",
                     "expanded": true
                   },
                   {
                     "title": "幸せの原風景",
                     "description": "願いにも似た感情を込めて作られた幸せな大司祭の幸せな食卓。\n個人差はあるものの、特に毎日疲れていたり気持ちが落ち込んでいる者がこの料理を食べると、その人にとっての幸せの原風景に突如包まれているような錯覚を覚えるという。無論、幻覚物質などは一切使用していない。\n元々栄養バランスや食材自体の持つ効果を考えて作られた食事であるため、食べ終わると少なくとも食事の分は活力が湧いてくる。知っている者も知らない者も同じ食卓を囲んで団らんすることで、気が晴れる者も多いようだ。\n青狸自身もこっそり食卓に混ざりつつ、訪れた人たちの話を熱心に聞いている。",
                     "part_type": "part",
                     "expanded": true
                   }
                 ],
                 "expanded": false
               }
             ],
             "expanded": false
           }
         ],
         "expanded": true
       }
     ],
     "expanded": true,
     "part_type": "group"
   }
 ]

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

人気記事ランキング
目安箱バナー