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宰相府水道局(平民街支局)

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だれでも歓迎! 編集
FEGさんより大部品「水道施設 (ID: 14177)」を流用 
A&Sさんより大部品「浄水場 (ID: 41260)」を流用 
ガムホリック・草薙@暁の円卓さんより大部品「下水道 (ID: 72664)」を流用
阪明日見@akiharu国さんより大部品「水質検査センター (ID: 75759) 」を流用



部品構造


  • 大部品: 宰相府水道局(平民街支局) RD:60 評価値:10
    • 大部品: 平民街支局の概要 RD:11 評価値:5
      • 部品: 設立の背景
      • 部品: 設立に至るまで
      • 部品: 主な役割
      • 部品: 住民の反応 概ね好意的
      • 部品: 運営資金
      • 大部品: 組織人事 RD:6 評価値:4
        • 大部品: 支局長(騎士扱い)の任命 RD:2 評価値:1
          • 部品: 人選にあたっての検討事項
          • 部品: 初代支局長(騎士扱い):ルビー=オーエン
        • 部品: 基本的な会社組織としての人員
        • 部品: 整備士
        • 部品: 水の専門家
        • 部品: 警備員
    • 大部品: 水道局の管理下にあるインフラ設備 RD:49 評価値:9
      • 部品: 各種水道インフラの管理
      • 部品: 各種インフラ導入にあたって
      • 大部品: 水道施設 RD:18 評価値:7
        • 大部品: 水道施設概要 RD:16 評価値:6
          • 部品: 水道施設とは(説明)
          • 部品: 安全な水
          • 大部品: 浄水場 RD:14 評価値:6
            • 大部品: 上水道 RD:3 評価値:2
              • 部品: 上水道の定義
              • 部品: 命に欠かせないもの
              • 部品: 安全対策
            • 部品: 浄水場の効果
            • 部品: ろ過技術のはじまり
            • 部品: 水の価値
            • 大部品: 浄水システム RD:8 評価値:5
              • 部品: 取水設備
              • 部品: 沈砂池(浄水場)
              • 部品: 導水パイプ
              • 部品: 着水井
              • 部品: 薬品混和池
              • 部品: ろ過池
              • 部品: 配水池
              • 部品: 配水管
        • 大部品: 中水道 RD:2 評価値:1
          • 部品: 中水道の定義
          • 部品: 中水道の意義
      • 大部品: 下水道 RD:19 評価値:7
        • 大部品: 下水道の機能 RD:3 評価値:2
          • 部品: 生活内水の排除
          • 部品: 汚水の排除
          • 部品: 排水の種類による分岐
        • 大部品: 下水道の効果 RD:3 評価値:2
          • 部品: 公衆衛生の向上
          • 部品: 水源の保全
          • 部品: 景観を保つ
        • 大部品: 地下水路 RD:7 評価値:4
          • 部品: 土地の調査に基づく設計
          • 部品: 石造りの暗渠
          • 部品: 降雨に対応した設計
          • 部品: 整備し易い設計
          • 部品: マンホール
          • 部品: 海や河川の河口に接続
          • 部品: 水処理施設との連結
        • 大部品: 水処理施設 RD:6 評価値:4
          • 大部品: 水処理施設の機能 RD:3 評価値:2
            • 部品: 汚水の浄化
            • 部品: 不純物の分離と処理
            • 部品: し尿の処理
          • 部品: 下水道への再放流
          • 部品: 水の再利用
          • 部品: 汚泥の再利用
      • 大部品: 水質検査センター RD:10 評価値:5
        • 部品: 水質検査センターの概要
        • 部品: 設置場所
        • 部品: 浄水場への警告
        • 部品: 検査項目
        • 部品: 上水検査
        • 部品: 環境検査
        • 部品: 使用する機器・設備等
        • 部品: 働く人材
        • 部品: その他の検査
        • 部品: 採水業務



部品定義


部品: 設立の背景

宰相府の水源は基本的には藩国船の水生成機能を利用しており、生成された水の供給ルートは宰相の管理する庭園や貴族街を中心に整備されていた。
平民街は後回し・・・というか、税金徴収が無い代わりに藩国からの援助もそれ相応。なので支局設立前の平民街の水道からは水が出たり出なかったりで、管理もおざなりだった。

部品: 設立に至るまで

平民街における藩国民の生活状況をとある遺民が宰相に報告し、「改善したかったらやっても良いよ」と一応の承認を得た。それを受けて平民街支局は平民街にほど近い一角に設立された。
上下水道や浄水施設などの主なインフラ設備は帝國・共和国ともに各種システムを他国向けに紹介しており、そこから宰相府の環境に適したものを選択する形で必要十分な機能を備えるよう導入が進められた。

部品: 主な役割

平民街における水道インフラの安定を目的とする。万一貴族街等での水道インフラがダウンした場合にバックアップが行えるよう供給能力にはバッファが持たれているが、基本的には平民街での水道インフラの管理を行う。

部品: 住民の反応 概ね好意的

平民街支局による水道インフラの管理について、平民街住民からは概ね好意的に受け止められた。
誰だって蛇口をひねればきれいな水がいつでも使えた方が良い。そして何よりも宰相府のお金でインフラが整備される、イコール、タダ。住民の大好きな言葉である。この点について特に大歓迎された。
狭き門ではあるが、平民街支局へ働き口を探すこともできるようになったので、そちらについてもそれなりに反応は良かった。

部品: 運営資金

設備の初期投資については宰相府出資による公共事業として実施された。
各種インフラ設備やロボットの保守整備については、宰相府出資のほか、私学校と同様に貴族からの寄付による資金で行われている。
新規に敷設されるインフラ設備や建造物には、水道局からの感謝の言葉とともに出資した貴族の名が冠されることが多い。

部品: 人選にあたっての検討事項

支局長として組織運営を行う人材であるため、領地はないが役職上騎士扱いとしての叙任が必要となる。インフラ管理の一端を担うことから、下記の条件に見合う候補者から選定が行われた。
 ・組織運営を行うに足る能力、人格を備えていること。
 ・宰相府平民街出身であること。(管理業務、組織運営、計画策定を行う上で土地勘があることが望ましいため)
 ・平民街に家を持ち、同居する家族を持っていること。騎士叙任後もそれを続けること。(モチベーション維持のため。および自らの業務が平民街に与える影響について倫理観と責任感を持たせるため)
 ・本事業が宰相の許可の下で実施されることについて、どういう意味か思い至るそれなりの政治的センスを持っていること。(政治的な揺さぶりにも耐性をある程度持つことが組織の長として求められるため)


部品: 初代支局長(騎士扱い):ルビー=オーエン

初代支局長として叙任を受けたのは、ルビー=オーエンという働き盛りの宰相府民である。
彼は宰相府の私学校を優秀な成績で卒業すると、貴族の推薦もあり宰相府整備士として主にロボットのメンテナンスなどを行うチームに所属。
人当たりの良さもあって順調にチームリーダーとして多くの整備士を率いる立場となっていった。平民街に妻と2人の子供を持ち、食べ盛りの子を育てるためにあくせく働く父親でもある。
能力的、人格的にも組織の長として問題がなく、宰相府で生きる上で重要な「ロボットとの付き合い方」にも長けていることから、業務引継ぎと組織運営についての教育後、
彼の率いるチームごと配属先を移す形で支局長の任を受けることとなった。給与については騎士となるためこれまでよりも勿論上がるほか、彼の希望によりチームごとの移籍と(型は違えど)ロボット整備の継続も叶えられた。
未経験分野における彼の補佐要員や事務要員、アシスタントについても、必要性を鑑みて派遣されている。


部品: 基本的な会社組織としての人員

経理や人事労務、総務などの事務職、支局としての運営方針を策定する計画・企画職など、企業における組織運営に必要な機能については宰相府における他の公共機関とほぼ同等のものが組織されている。
事務職の多くはパートタイマーであるが、画一的な業務に精通したスペシャリストであるため、一部の業務ではロボットを凌駕するすごいお姉様方もいる。

部品: 整備士

宰相府における水道インフラの保守整備の大半はロボットの役割である。彼らロボットが万全の働きをできるようメンテナンスする整備士も宰相府では無くてはならない存在だ。
水道の中を光や音波などで自律点検しひび割れや水漏れを検知するロボット等、インフラの維持整備を行うロボットには専門的な機能を持つものもあるため、水道局は専用の整備士チームを確保している。


部品: 水の専門家

水質管理や浄水、配水について専門的な知見を持つ人員。ロボットたちが集めた点検結果を分析し、水道インフラが維持されているか・されていない場合は何が問題かを検討する専門職。
理化学的な知識を求められるため、必要に応じて他藩国から招聘されることもある。宰相府の場合はロボットのデータ収集・分析を行うエンジニアが水道インフラに関する知識を身につける場合が多い。

部品: 警備員

各施設のセキュリティを守るための要員。宰相府ではロボットが警備を務める場合が大半だが、ごくまれにある「ロボットが対応できない場合」に備えて配属される。
出番は少ないが、出番がある時は大概問題が発生したときであるため、ロボットの扱いのほか有事における行動について学んだ手練が任に就く。

部品: 各種水道インフラの管理

上中下水道およびそれに付帯する施設の維持整備を水道局は担っている。この他、水質検査を行う機関も新規に設置された。
宰相府の例にもれずインフラ維持整備の主業務はロボットにより進められているため、人間の携わる部分は少ない。
ロボットと対等以上に渡り合える人材は貴重で少ないため、主に組織管理や渉外など人のほうが得意な業務を担当している。

部品: 各種インフラ導入にあたって

水道インフラの導入にあたってはこれまでの水道インフラをストップさせる期間がなるべく少なくなるように計画建て、まずは公共施設や比較的大きな通りを中心に工事が進められた。
個人宅についてはその後順々に進める・・・と計画していたが、主要な水道が導入完了した時点で個々人が勝手に導管を繋げてしまったので計画よりもかなり早期に工事は完了した。
宰相府の平民は素早く、自立していなければ生き残れなかったことの証左である。


部品: 水道施設とは(説明)

ここでいう水道施設とは、上中下水道をまとめて指したものであり、浄水場を含む水の循環システムとして取り扱う。

部品: 安全な水

集落が集まり国となった今、藩国に欠かせない施設として大切に運用されている。全ての藩国民のみならず、旅行客の喉を潤す水は藩国の宝のひとつと言っても過言ではない。

部品: 上水道の定義

飲用可能な水の供給設備を指す。浄水を完了した安全な飲料用水を安価に、確実に藩国各地に供給する、重要な国家事業である。

部品: 命に欠かせないもの

ほぼ全ての生命は空気と水がないと生きていけない。飲み水を確保するのは生活をする上で第一に考える事であろう。

部品: 安全対策

安全な飲料用水を提供するため、飲料用水の成分は厳密に規制される。有害物質検査はもちろんのこと、消毒等のために投入される薬品等も法によって規定される。特に人体に影響を及ぼす成分については、どんなに有益なものであっても飲料用水への混入は許されない。(必要であれば薬品として別に提供される)

部品: 浄水場の効果

ダムや、川から水を引き入れ、飲料と出来るレベルに浄化する設備である。飲料とするための厳しいチェックが行われる。

部品: ろ過技術のはじまり

まず雨水や川の水を、石、炭、砂、草などで濾す装置から始まった。身近な材料で作れるのが利点だったが、そのままでは衛生的に心配だったため煮沸してから初めて「飲料水」と呼べる物になった。

部品: 水の価値

建国当時は小さなろ過装置だけだったが、人が集まり大量の水が必要とされ、このままでは高値で水を売りつける良からぬ者も出てくるだろう。皆安全で平等に飲める水を確保するため、各集落、自治体は浄水施設の建設に乗り出す。

部品: 取水設備

ダムや川から水を取り入れる設備であり、「取水塔」や「取水堰」などがある。沈砂池へ水を運ぶ役割がある。

部品: 沈砂池(浄水場)

そのまま浄水施設に水を取り入れるとポンプや設備が痛む可能性があるので一度ここで流水の中から大きな砂や土などを沈殿させて取り除く。
基本は丈夫な鉄筋コンクリート製。堆砂のため長方形の池が主要な構造になっている。上澄みだけを流出させるよう内部の水面上に堰が作られている。
寒冷地では屋根が設けられることもある。


部品: 導水パイプ

沈砂池で大きな石や砂が取り除かれた水を浄水場へ運ぶためのパイプ。トンネルや大きな管などで出来ている。

部品: 着水井

取り入れた水の水量・水位の調節と、原水の水質把握という2つの役割を持つ施設。
浄水場や配水池に水を入れる前に着水井で流量を調整する。

部品: 薬品混和池

原水に含まれる不純物を取り除くために原水と凝集剤をはじめとした薬剤を混ぜる、浄水場内の設備の一種。
ろ過後のみの消毒では不十分なため、ここで原水への消毒剤の注入も行われる。

部品: ろ過池

浄水システムの一環として、砂などを利用して、水中の不純物をこし取る設備。
径の小さい細砂や、粗砂、砂利をろ過形式や敷き詰める層によって使い分ける。

部品: 配水池

上水道の配水量を調整するために、一時蓄えておくための場所。
主に標高の高い場所にあり、自然の落差を利用して給水する。


部品: 配水管

上水道の配水のために使う水道管。配水に使う一定の圧力を得るために、配水塔等からの自然圧を利用したり、ポンプで圧力を加えて配水される。

部品: 中水道の定義

生活排水や産業排水を処理して循環利用する設備のうち、特に人体と接することのないものについて指す。トイレ用水や公園の噴水等が主な使途である。

部品: 中水道の意義

すべての水資源を完全に浄水するのは非効率である。主に人体に接することがなく、かつ浄水を簡略化して循環利用できるものについて中水道を使用することで、コストの削減や施設寿命の向上等が期待できる。

部品: 生活内水の排除

人々の生活環境にたまった水を外側に排出する機能。雨水や雪解け水などの自然の影響で道路や居住地区などに滞留する水を外部に排出する。

部品: 汚水の排除

し尿を衛生的に収集し、然るべき処置を施して生活環境から排出する。また生活排水や工業排水についても収集し、然るべき処置を施した後に排出する。

部品: 排水の種類による分岐

排水の種類によって地下の水路を通して遠くに運ぶか、そのまま近隣の河川へ流し込むかを分けている。自然の雨水などはそのまま河川へと流しこむ場合が多く、生活排水等の汚水は地下水路に流し込む場合が多い。

部品: 公衆衛生の向上

排水や汚水をまとめて生活環境から排出することで、汚水や排水から発生する疫病や疾病を防止する効果がある。

部品: 水源の保全

排水に水処理を施したり、河口まで流し込むことによって生活用水や飲料水を汲み取る水源の汚染を防ぐ効果がある。

部品: 景観を保つ

汚水やし尿が地上に保管されることなく速やかに地下へと排出されるため、悪臭や虫の発生を防ぎ、景観を保つ効果がある。

部品: 土地の調査に基づく設計

工事の前に一定地点毎に土地の調査を行い、下水道が軟弱な地盤や地下水脈にぶつかりにくいようなルートの設計を心がけている。安定した地盤に地下水路を通すことで、崩落や施設の損壊、メンテンス時の事故が起こりにくくなる。

部品: 石造りの暗渠

レンガやコンクリート、素焼きの管等で作られた水路が地下に築かれている。人口が増える地域になればなるほど水路の幅や高さは拡大する。排水を貯蓄し、下流まで押し流す機能がある。

部品: 降雨に対応した設計

大雨のときは下水道に流れ込む水が大幅に増え、通常の5倍以上になることもある。下水道の幅は最大降雨量を基準に作成されている。

部品: 整備し易い設計

一定間隔で天井から人が入れるようになっている。広いところでは両端に段差を築いて人が通行可能。人が通れることで整備や点検を行うことが出来、滞留物の対処や害虫駆除、設備の老朽化、破損にも対処しやすい作りになっている。

部品: マンホール

地下水路と地上を繋ぐ穴から下水道の臭気や水の跳ね返りが地上にでることを防ぐ目的で作られた蓋。金属や石材で作られており重く、専用工具が必要なものもある。それらは子供や浮浪者が容易に侵入しないためでもある。

部品: 海や河川の河口に接続

最終的に海や河川の河口に接続して水を流し込むことになるため下流域に向かって僅かな傾斜が付いている。河川の上流や中流、あるいは平野部の地下水路に流し込む場合、河川から取水する飲料用水や井戸水の汚染が発生するためである。汚水の場合は途中で水処理施設を通過するものもある。

部品: 水処理施設との連結

下水道は水処理施設と連結する場合がある。大抵の場合は地下の大水路に流し込む前に地域の水処理施設で一次的、二次的な処理をしてから大水路へと流し込む。

部品: 汚水の浄化

水の浄化には二種類の方法があり、水そのものを綺麗にするやり方と、水の中に含まれている不純物を取り除くやり方である。

部品: 不純物の分離と処理

汚れの濃度が高い汚泥を分離して水と切り離す機能を持つ。薬品や沈殿池の設置、遠心分離機や圧力等様々な方法で水と汚泥の分離が図られる。また、分離前に曝気槽で微生物による分解を促進したり、分離後に燃焼させることで処理される。










部品: し尿の処理

人々が出すし尿を適切な処置を施すことで無害化したり肥料にしたりする。石灰等を混ぜて沈殿させ水分と分離させたり、浄化槽を設けて自然に分解させるなど方法は様々である。

部品: 下水道への再放流

水処理施設は下水道に連結している。下水道から取り込んだ水を浄化した後に再度下水に放流する。水処理施設を通すことでそのまま下水に流すよりも環境への負荷が遥かに少なくなる。

部品: 水の再利用

処置された水の中でも良質なものは噴水等の公共施設や工業用水として再利用される。そのための水道なども整備されて外部へ供給される。

部品: 汚泥の再利用

汚泥は乾燥させて粘土と焼結させることで透水性の高い舗装タイルとなる。アスファルトやコンクリート等は都市部で透水性が問題になるがこちらはその問題がない。また埋め立て等にも使われる。

部品: 水質検査センターの概要

安全な水を確保するには、定期的な水質検査が重要である。
水質検査センターでは、水に含まれる成分を分析し、水が水質基準を満たし安全であるかどうかをチェックする機能がある。
藩国の水質情報が集まるので、広範囲になんらかの汚染が広まっていることが発見された場合、政庁に届け出の義務がある。

部品: 設置場所

主に利便性を考え、浄水場に隣接して設立される。
別に、民間からの依頼を受ける窓口は都市部に設置されることもある。

部品: 浄水場への警告

水源の原水、または浄水場で浄化済みである上水検査において、水質に異常が見つかった場合は浄水場へ警告を行うことができる。
原水に異常が見つかった場合、その水が上水になった際に水質に異常がなければ問題ないが、
上水に異常が見つかった場合、浄水場は浄化方法の最適化を行い、その水を水質検査センターが再度調査する。
もし改善されていないようであれば、浄水場は政庁へ報告及び、水源の変更または取水制限を行い、その間に原因の調査を行い、問題の改善を行う。

部品: 検査項目

水質の指標として、pH、硬度(カルシウム・マグネシウム)、有機物、色度・濁度、味、臭気、塩化物、窒素酸化物(硝酸態窒素及び亜硝酸態窒素)、鉄分、一般細菌・大腸菌など。
環境汚染の指標として、各種有機溶剤(特にハロゲン化物、金属成分(特にカドミウム・水銀・ヒ素などの有毒性金属)、窒素・リン、病原性細菌(クリプトスポリジウムやレジオネラなど)など。
様々な検査を実施している。
検査結果は成績書となって、検査項目と具体的数値が届けられる。

部品: 上水検査

通常水道水で使用されている、浄水場で浄化された水を上水という。
浄水場の各処理工程後の水、及び国内主要国営施設(政庁、学校、病院など)の水道の蛇口から採水した水について検査を行う。

部品: 環境検査

下水処理後の下水、工場等からの排水の分析ではそれぞれの国の基準を満たしているかどうか、
環境水(河川、湖沼、海水)の分析では、環境のモニタリングと汚染がないかどうかの検査を行う。

部品: 使用する機器・設備等

pH計(pHを測る機器)、色度計・濁度計、COD計(化学的酸素要求量計)、BOD計(生物学的酸素要求量計)、TOC計(全有機体炭素を測る機器)
ICP-AES、ICP-MS、フレーム原子吸光計、水銀測定装置:金属成分を分離し、測定する装置。標準品を使用することで成分の同定も可能。
イオンクロマトグラフ(IC)、高速液体クロマトグラフ(HPLC)、ガスクロマトグラフ(GC):目的成分を分離して測定する装置。用途によって使い分ける。標準品を使用することで成分の同定も可能。
一般細菌・大腸菌検査用設備(各種培地やインキュベーターなど)


部品: 働く人材

水質検査は化学的知識と専門機器を使用するため、研究者のような人材が望ましい。
測定で得た結果を偽造しない倫理感が大切である。
水質検査センターでは、定期的にそういった分析者倫理の教育や専門技術や法令の勉強会が開かれ、人材教育に力を入れている。

部品: その他の検査

飲用井戸水の検査、食品製造用水、医薬品製造用水、浴槽水、プール水などの検査を行っている。
それぞれ規格基準があり、それに見合った安全な水が使用されているかチェックする必要がある。

部品: 採水業務

専用のビンやボトルを使用して採水する業務。
項目ごとに無菌性ボトルや、採水してから消えてしまう物質もあるので保存用の試薬を入れるビンもある。
手順さえわかれば専門知識がない労働者でもできる。運搬と移動手段用に車が運転できるのが望ましい。



提出書式


 大部品: 宰相府水道局(平民街支局) RD:60 評価値:10
 -大部品: 平民街支局の概要 RD:11 評価値:5
 --部品: 設立の背景
 --部品: 設立に至るまで
 --部品: 主な役割
 --部品: 住民の反応 概ね好意的
 --部品: 運営資金
 --大部品: 組織人事 RD:6 評価値:4
 ---大部品: 支局長(騎士扱い)の任命 RD:2 評価値:1
 ----部品: 人選にあたっての検討事項
 ----部品: 初代支局長(騎士扱い):ルビー=オーエン
 ---部品: 基本的な会社組織としての人員
 ---部品: 整備士
 ---部品: 水の専門家
 ---部品: 警備員
 -大部品: 水道局の管理下にあるインフラ設備 RD:49 評価値:9
 --部品: 各種水道インフラの管理
 --部品: 各種インフラ導入にあたって
 --大部品: 水道施設 RD:18 評価値:7
 ---大部品: 水道施設概要 RD:16 評価値:6
 ----部品: 水道施設とは(説明)
 ----部品: 安全な水
 ----大部品: 浄水場 RD:14 評価値:6
 -----大部品: 上水道 RD:3 評価値:2
 ------部品: 上水道の定義
 ------部品: 命に欠かせないもの
 ------部品: 安全対策
 -----部品: 浄水場の効果
 -----部品: ろ過技術のはじまり
 -----部品: 水の価値
 -----大部品: 浄水システム RD:8 評価値:5
 ------部品: 取水設備
 ------部品: 沈砂池(浄水場)
 ------部品: 導水パイプ
 ------部品: 着水井
 ------部品: 薬品混和池
 ------部品: ろ過池
 ------部品: 配水池
 ------部品: 配水管
 ---大部品: 中水道 RD:2 評価値:1
 ----部品: 中水道の定義
 ----部品: 中水道の意義
 --大部品: 下水道 RD:19 評価値:7
 ---大部品: 下水道の機能 RD:3 評価値:2
 ----部品: 生活内水の排除
 ----部品: 汚水の排除
 ----部品: 排水の種類による分岐
 ---大部品: 下水道の効果 RD:3 評価値:2
 ----部品: 公衆衛生の向上
 ----部品: 水源の保全
 ----部品: 景観を保つ
 ---大部品: 地下水路 RD:7 評価値:4
 ----部品: 土地の調査に基づく設計
 ----部品: 石造りの暗渠
 ----部品: 降雨に対応した設計
 ----部品: 整備し易い設計
 ----部品: マンホール
 ----部品: 海や河川の河口に接続
 ----部品: 水処理施設との連結
 ---大部品: 水処理施設 RD:6 評価値:4
 ----大部品: 水処理施設の機能 RD:3 評価値:2
 -----部品: 汚水の浄化
 -----部品: 不純物の分離と処理
 -----部品: し尿の処理
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 ----部品: 水の再利用
 ----部品: 汚泥の再利用
 --大部品: 水質検査センター RD:10 評価値:5
 ---部品: 水質検査センターの概要
 ---部品: 設置場所
 ---部品: 浄水場への警告
 ---部品: 検査項目
 ---部品: 上水検査
 ---部品: 環境検査
 ---部品: 使用する機器・設備等
 ---部品: 働く人材
 ---部品: その他の検査
 ---部品: 採水業務
 
 
 部品: 設立の背景
 宰相府の水源は基本的には藩国船の水生成機能を利用しており、生成された水の供給ルートは宰相の管理する庭園や貴族街を中心に整備されていた。
 平民街は後回し・・・というか、税金徴収が無い代わりに藩国からの援助もそれ相応。なので支局設立前の平民街の水道からは水が出たり出なかったりで、管理もおざなりだった。
 
 部品: 設立に至るまで
 平民街における藩国民の生活状況をとある遺民が宰相に報告し、「改善したかったらやっても良いよ」と一応の承認を得た。それを受けて平民街支局は平民街にほど近い一角に設立された。
 上下水道や浄水施設などの主なインフラ設備は帝國・共和国ともに各種システムを他国向けに紹介しており、そこから宰相府の環境に適したものを選択する形で必要十分な機能を備えるよう導入が進められた。
 
 部品: 主な役割
 平民街における水道インフラの安定を目的とする。万一貴族街等での水道インフラがダウンした場合にバックアップが行えるよう供給能力にはバッファが持たれているが、基本的には平民街での水道インフラの管理を行う。
 
 部品: 住民の反応 概ね好意的
 平民街支局による水道インフラの管理について、平民街住民からは概ね好意的に受け止められた。
 誰だって蛇口をひねればきれいな水がいつでも使えた方が良い。そして何よりも宰相府のお金でインフラが整備される、イコール、タダ。住民の大好きな言葉である。この点について特に大歓迎された。
 狭き門ではあるが、平民街支局へ働き口を探すこともできるようになったので、そちらについてもそれなりに反応は良かった。
 
 部品: 運営資金
 設備の初期投資については宰相府出資による公共事業として実施された。
 各種インフラ設備やロボットの保守整備については、宰相府出資のほか、私学校と同様に貴族からの寄付による資金で行われている。
 新規に敷設されるインフラ設備や建造物には、水道局からの感謝の言葉とともに出資した貴族の名が冠されることが多い。
 
 部品: 人選にあたっての検討事項
 支局長として組織運営を行う人材であるため、領地はないが役職上騎士扱いとしての叙任が必要となる。インフラ管理の一端を担うことから、下記の条件に見合う候補者から選定が行われた。
  ・組織運営を行うに足る能力、人格を備えていること。
  ・宰相府平民街出身であること。(管理業務、組織運営、計画策定を行う上で土地勘があることが望ましいため)
  ・平民街に家を持ち、同居する家族を持っていること。騎士叙任後もそれを続けること。(モチベーション維持のため。および自らの業務が平民街に与える影響について倫理観と責任感を持たせるため)
  ・本事業が宰相の許可の下で実施されることについて、どういう意味か思い至るそれなりの政治的センスを持っていること。(政治的な揺さぶりにも耐性をある程度持つことが組織の長として求められるため)
 
 
 部品: 初代支局長(騎士扱い):ルビー=オーエン
 初代支局長として叙任を受けたのは、ルビー=オーエンという働き盛りの宰相府民である。
 彼は宰相府の私学校を優秀な成績で卒業すると、貴族の推薦もあり宰相府整備士として主にロボットのメンテナンスなどを行うチームに所属。
 人当たりの良さもあって順調にチームリーダーとして多くの整備士を率いる立場となっていった。平民街に妻と2人の子供を持ち、食べ盛りの子を育てるためにあくせく働く父親でもある。
 能力的、人格的にも組織の長として問題がなく、宰相府で生きる上で重要な「ロボットとの付き合い方」にも長けていることから、業務引継ぎと組織運営についての教育後、
 彼の率いるチームごと配属先を移す形で支局長の任を受けることとなった。給与については騎士となるためこれまでよりも勿論上がるほか、彼の希望によりチームごとの移籍と(型は違えど)ロボット整備の継続も叶えられた。
 未経験分野における彼の補佐要員や事務要員、アシスタントについても、必要性を鑑みて派遣されている。
 
 
 部品: 基本的な会社組織としての人員
 経理や人事労務、総務などの事務職、支局としての運営方針を策定する計画・企画職など、企業における組織運営に必要な機能については宰相府における他の公共機関とほぼ同等のものが組織されている。
 事務職の多くはパートタイマーであるが、画一的な業務に精通したスペシャリストであるため、一部の業務ではロボットを凌駕するすごいお姉様方もいる。
 
 部品: 整備士
 宰相府における水道インフラの保守整備の大半はロボットの役割である。彼らロボットが万全の働きをできるようメンテナンスする整備士も宰相府では無くてはならない存在だ。
 水道の中を光や音波などで自律点検しひび割れや水漏れを検知するロボット等、インフラの維持整備を行うロボットには専門的な機能を持つものもあるため、水道局は専用の整備士チームを確保している。
 
 
 部品: 水の専門家
 水質管理や浄水、配水について専門的な知見を持つ人員。ロボットたちが集めた点検結果を分析し、水道インフラが維持されているか・されていない場合は何が問題かを検討する専門職。
 理化学的な知識を求められるため、必要に応じて他藩国から招聘されることもある。宰相府の場合はロボットのデータ収集・分析を行うエンジニアが水道インフラに関する知識を身につける場合が多い。
 
 部品: 警備員
 各施設のセキュリティを守るための要員。宰相府ではロボットが警備を務める場合が大半だが、ごくまれにある「ロボットが対応できない場合」に備えて配属される。
 出番は少ないが、出番がある時は大概問題が発生したときであるため、ロボットの扱いのほか有事における行動について学んだ手練が任に就く。
 
 部品: 各種水道インフラの管理
 上中下水道およびそれに付帯する施設の維持整備を水道局は担っている。この他、水質検査を行う機関も新規に設置された。
 宰相府の例にもれずインフラ維持整備の主業務はロボットにより進められているため、人間の携わる部分は少ない。
 ロボットと対等以上に渡り合える人材は貴重で少ないため、主に組織管理や渉外など人のほうが得意な業務を担当している。
 
 部品: 各種インフラ導入にあたって
 水道インフラの導入にあたってはこれまでの水道インフラをストップさせる期間がなるべく少なくなるように計画建て、まずは公共施設や比較的大きな通りを中心に工事が進められた。
 個人宅についてはその後順々に進める・・・と計画していたが、主要な水道が導入完了した時点で個々人が勝手に導管を繋げてしまったので計画よりもかなり早期に工事は完了した。
 宰相府の平民は素早く、自立していなければ生き残れなかったことの証左である。
 
 
 部品: 水道施設とは(説明)
 ここでいう水道施設とは、上中下水道をまとめて指したものであり、浄水場を含む水の循環システムとして取り扱う。
 
 部品: 安全な水
 集落が集まり国となった今、藩国に欠かせない施設として大切に運用されている。全ての藩国民のみならず、旅行客の喉を潤す水は藩国の宝のひとつと言っても過言ではない。
 
 部品: 上水道の定義
 飲用可能な水の供給設備を指す。浄水を完了した安全な飲料用水を安価に、確実に藩国各地に供給する、重要な国家事業である。
 
 部品: 命に欠かせないもの
 ほぼ全ての生命は空気と水がないと生きていけない。飲み水を確保するのは生活をする上で第一に考える事であろう。
 
 部品: 安全対策
 安全な飲料用水を提供するため、飲料用水の成分は厳密に規制される。有害物質検査はもちろんのこと、消毒等のために投入される薬品等も法によって規定される。特に人体に影響を及ぼす成分については、どんなに有益なものであっても飲料用水への混入は許されない。(必要であれば薬品として別に提供される)
 
 部品: 浄水場の効果
 ダムや、川から水を引き入れ、飲料と出来るレベルに浄化する設備である。飲料とするための厳しいチェックが行われる。
 
 部品: ろ過技術のはじまり
 まず雨水や川の水を、石、炭、砂、草などで濾す装置から始まった。身近な材料で作れるのが利点だったが、そのままでは衛生的に心配だったため煮沸してから初めて「飲料水」と呼べる物になった。
 
 部品: 水の価値
 建国当時は小さなろ過装置だけだったが、人が集まり大量の水が必要とされ、このままでは高値で水を売りつける良からぬ者も出てくるだろう。皆安全で平等に飲める水を確保するため、各集落、自治体は浄水施設の建設に乗り出す。
 
 部品: 取水設備
 ダムや川から水を取り入れる設備であり、「取水塔」や「取水堰」などがある。沈砂池へ水を運ぶ役割がある。
 
 部品: 沈砂池(浄水場)
 そのまま浄水施設に水を取り入れるとポンプや設備が痛む可能性があるので一度ここで流水の中から大きな砂や土などを沈殿させて取り除く。
 基本は丈夫な鉄筋コンクリート製。堆砂のため長方形の池が主要な構造になっている。上澄みだけを流出させるよう内部の水面上に堰が作られている。
 寒冷地では屋根が設けられることもある。
 
 
 部品: 導水パイプ
 沈砂池で大きな石や砂が取り除かれた水を浄水場へ運ぶためのパイプ。トンネルや大きな管などで出来ている。
 
 部品: 着水井
 取り入れた水の水量・水位の調節と、原水の水質把握という2つの役割を持つ施設。
 浄水場や配水池に水を入れる前に着水井で流量を調整する。
 
 部品: 薬品混和池
 原水に含まれる不純物を取り除くために原水と凝集剤をはじめとした薬剤を混ぜる、浄水場内の設備の一種。
 ろ過後のみの消毒では不十分なため、ここで原水への消毒剤の注入も行われる。
 
 部品: ろ過池
 浄水システムの一環として、砂などを利用して、水中の不純物をこし取る設備。
 径の小さい細砂や、粗砂、砂利をろ過形式や敷き詰める層によって使い分ける。
 
 部品: 配水池
 上水道の配水量を調整するために、一時蓄えておくための場所。
 主に標高の高い場所にあり、自然の落差を利用して給水する。
 
 
 部品: 配水管
 上水道の配水のために使う水道管。配水に使う一定の圧力を得るために、配水塔等からの自然圧を利用したり、ポンプで圧力を加えて配水される。
 
 部品: 中水道の定義
 生活排水や産業排水を処理して循環利用する設備のうち、特に人体と接することのないものについて指す。トイレ用水や公園の噴水等が主な使途である。
 
 部品: 中水道の意義
 すべての水資源を完全に浄水するのは非効率である。主に人体に接することがなく、かつ浄水を簡略化して循環利用できるものについて中水道を使用することで、コストの削減や施設寿命の向上等が期待できる。
 
 部品: 生活内水の排除
 人々の生活環境にたまった水を外側に排出する機能。雨水や雪解け水などの自然の影響で道路や居住地区などに滞留する水を外部に排出する。
 
 部品: 汚水の排除
  し尿を衛生的に収集し、然るべき処置を施して生活環境から排出する。また生活排水や工業排水についても収集し、然るべき処置を施した後に排出する。
 
 部品: 排水の種類による分岐
 排水の種類によって地下の水路を通して遠くに運ぶか、そのまま近隣の河川へ流し込むかを分けている。自然の雨水などはそのまま河川へと流しこむ場合が多く、生活排水等の汚水は地下水路に流し込む場合が多い。
 
 部品: 公衆衛生の向上
 排水や汚水をまとめて生活環境から排出することで、汚水や排水から発生する疫病や疾病を防止する効果がある。
 
 部品: 水源の保全
 排水に水処理を施したり、河口まで流し込むことによって生活用水や飲料水を汲み取る水源の汚染を防ぐ効果がある。
 
 部品: 景観を保つ
 汚水やし尿が地上に保管されることなく速やかに地下へと排出されるため、悪臭や虫の発生を防ぎ、景観を保つ効果がある。
 
 部品: 土地の調査に基づく設計
 工事の前に一定地点毎に土地の調査を行い、下水道が軟弱な地盤や地下水脈にぶつかりにくいようなルートの設計を心がけている。安定した地盤に地下水路を通すことで、崩落や施設の損壊、メンテンス時の事故が起こりにくくなる。
 
 部品: 石造りの暗渠
 レンガやコンクリート、素焼きの管等で作られた水路が地下に築かれている。人口が増える地域になればなるほど水路の幅や高さは拡大する。排水を貯蓄し、下流まで押し流す機能がある。
 
 部品: 降雨に対応した設計
 大雨のときは下水道に流れ込む水が大幅に増え、通常の5倍以上になることもある。下水道の幅は最大降雨量を基準に作成されている。
 
 部品: 整備し易い設計
 一定間隔で天井から人が入れるようになっている。広いところでは両端に段差を築いて人が通行可能。人が通れることで整備や点検を行うことが出来、滞留物の対処や害虫駆除、設備の老朽化、破損にも対処しやすい作りになっている。
 
 部品: マンホール
 地下水路と地上を繋ぐ穴から下水道の臭気や水の跳ね返りが地上にでることを防ぐ目的で作られた蓋。金属や石材で作られており重く、専用工具が必要なものもある。それらは子供や浮浪者が容易に侵入しないためでもある。
 
 部品: 海や河川の河口に接続
 最終的に海や河川の河口に接続して水を流し込むことになるため下流域に向かって僅かな傾斜が付いている。河川の上流や中流、あるいは平野部の地下水路に流し込む場合、河川から取水する飲料用水や井戸水の汚染が発生するためである。汚水の場合は途中で水処理施設を通過するものもある。
 
 部品: 水処理施設との連結
 下水道は水処理施設と連結する場合がある。大抵の場合は地下の大水路に流し込む前に地域の水処理施設で一次的、二次的な処理をしてから大水路へと流し込む。
 
 部品: 汚水の浄化
 水の浄化には二種類の方法があり、水そのものを綺麗にするやり方と、水の中に含まれている不純物を取り除くやり方である。
 
 部品: 不純物の分離と処理
 汚れの濃度が高い汚泥を分離して水と切り離す機能を持つ。薬品や沈殿池の設置、遠心分離機や圧力等様々な方法で水と汚泥の分離が図られる。また、分離前に曝気槽で微生物による分解を促進したり、分離後に燃焼させることで処理される。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 部品: し尿の処理
 人々が出すし尿を適切な処置を施すことで無害化したり肥料にしたりする。石灰等を混ぜて沈殿させ水分と分離させたり、浄化槽を設けて自然に分解させるなど方法は様々である。
 
 部品: 下水道への再放流
 水処理施設は下水道に連結している。下水道から取り込んだ水を浄化した後に再度下水に放流する。水処理施設を通すことでそのまま下水に流すよりも環境への負荷が遥かに少なくなる。
 
 部品: 水の再利用
 処置された水の中でも良質なものは噴水等の公共施設や工業用水として再利用される。そのための水道なども整備されて外部へ供給される。
 
 部品: 汚泥の再利用
 汚泥は乾燥させて粘土と焼結させることで透水性の高い舗装タイルとなる。アスファルトやコンクリート等は都市部で透水性が問題になるがこちらはその問題がない。また埋め立て等にも使われる。
 
 部品: 水質検査センターの概要
 安全な水を確保するには、定期的な水質検査が重要である。
 水質検査センターでは、水に含まれる成分を分析し、水が水質基準を満たし安全であるかどうかをチェックする機能がある。
 藩国の水質情報が集まるので、広範囲になんらかの汚染が広まっていることが発見された場合、政庁に届け出の義務がある。
 
 部品: 設置場所
 主に利便性を考え、浄水場に隣接して設立される。
 別に、民間からの依頼を受ける窓口は都市部に設置されることもある。
 
 部品: 浄水場への警告
 水源の原水、または浄水場で浄化済みである上水検査において、水質に異常が見つかった場合は浄水場へ警告を行うことができる。
 原水に異常が見つかった場合、その水が上水になった際に水質に異常がなければ問題ないが、
 上水に異常が見つかった場合、浄水場は浄化方法の最適化を行い、その水を水質検査センターが再度調査する。
 もし改善されていないようであれば、浄水場は政庁へ報告及び、水源の変更または取水制限を行い、その間に原因の調査を行い、問題の改善を行う。
 
 部品: 検査項目
 水質の指標として、pH、硬度(カルシウム・マグネシウム)、有機物、色度・濁度、味、臭気、塩化物、窒素酸化物(硝酸態窒素及び亜硝酸態窒素)、鉄分、一般細菌・大腸菌など。
 環境汚染の指標として、各種有機溶剤(特にハロゲン化物、金属成分(特にカドミウム・水銀・ヒ素などの有毒性金属)、窒素・リン、病原性細菌(クリプトスポリジウムやレジオネラなど)など。
 様々な検査を実施している。
 検査結果は成績書となって、検査項目と具体的数値が届けられる。
 
 部品: 上水検査
 通常水道水で使用されている、浄水場で浄化された水を上水という。
 浄水場の各処理工程後の水、及び国内主要国営施設(政庁、学校、病院など)の水道の蛇口から採水した水について検査を行う。
 
 部品: 環境検査
 下水処理後の下水、工場等からの排水の分析ではそれぞれの国の基準を満たしているかどうか、
 環境水(河川、湖沼、海水)の分析では、環境のモニタリングと汚染がないかどうかの検査を行う。
 
 部品: 使用する機器・設備等
 pH計(pHを測る機器)、色度計・濁度計、COD計(化学的酸素要求量計)、BOD計(生物学的酸素要求量計)、TOC計(全有機体炭素を測る機器)
 ICP-AES、ICP-MS、フレーム原子吸光計、水銀測定装置:金属成分を分離し、測定する装置。標準品を使用することで成分の同定も可能。
 イオンクロマトグラフ(IC)、高速液体クロマトグラフ(HPLC)、ガスクロマトグラフ(GC):目的成分を分離して測定する装置。用途によって使い分ける。標準品を使用することで成分の同定も可能。
 一般細菌・大腸菌検査用設備(各種培地やインキュベーターなど)
 
 
 部品: 働く人材
 水質検査は化学的知識と専門機器を使用するため、研究者のような人材が望ましい。
 測定で得た結果を偽造しない倫理感が大切である。
 水質検査センターでは、定期的にそういった分析者倫理の教育や専門技術や法令の勉強会が開かれ、人材教育に力を入れている。
 
 部品: その他の検査
 飲用井戸水の検査、食品製造用水、医薬品製造用水、浴槽水、プール水などの検査を行っている。
 それぞれ規格基準があり、それに見合った安全な水が使用されているかチェックする必要がある。
 
 部品: 採水業務
 専用のビンやボトルを使用して採水する業務。
 項目ごとに無菌性ボトルや、採水してから消えてしまう物質もあるので保存用の試薬を入れるビンもある。
 手順さえわかれば専門知識がない労働者でもできる。運搬と移動手段用に車が運転できるのが望ましい。
 
 


インポート用定義データ


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                     "title": "水道施設とは(説明)",
                     "description": "ここでいう水道施設とは、上中下水道をまとめて指したものであり、浄水場を含む水の循環システムとして取り扱う。",
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                         "description": "まず雨水や川の水を、石、炭、砂、草などで濾す装置から始まった。身近な材料で作れるのが利点だったが、そのままでは衛生的に心配だったため煮沸してから初めて「飲料水」と呼べる物になった。",
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                         "description": "建国当時は小さなろ過装置だけだったが、人が集まり大量の水が必要とされ、このままでは高値で水を売りつける良からぬ者も出てくるだろう。皆安全で平等に飲める水を確保するため、各集落、自治体は浄水施設の建設に乗り出す。",
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                             "title": "導水パイプ",
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                     "description": "生活排水や産業排水を処理して循環利用する設備のうち、特に人体と接することのないものについて指す。トイレ用水や公園の噴水等が主な使途である。",
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                     "description": "人々の生活環境にたまった水を外側に排出する機能。雨水や雪解け水などの自然の影響で道路や居住地区などに滞留する水を外部に排出する。",
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                     "description": " し尿を衛生的に収集し、然るべき処置を施して生活環境から排出する。また生活排水や工業排水についても収集し、然るべき処置を施した後に排出する。",
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                     "description": "レンガやコンクリート、素焼きの管等で作られた水路が地下に築かれている。人口が増える地域になればなるほど水路の幅や高さは拡大する。排水を貯蓄し、下流まで押し流す機能がある。",
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                     "title": "降雨に対応した設計",
                     "description": "大雨のときは下水道に流れ込む水が大幅に増え、通常の5倍以上になることもある。下水道の幅は最大降雨量を基準に作成されている。",
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                     "description": "一定間隔で天井から人が入れるようになっている。広いところでは両端に段差を築いて人が通行可能。人が通れることで整備や点検を行うことが出来、滞留物の対処や害虫駆除、設備の老朽化、破損にも対処しやすい作りになっている。",
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                     "description": "地下水路と地上を繋ぐ穴から下水道の臭気や水の跳ね返りが地上にでることを防ぐ目的で作られた蓋。金属や石材で作られており重く、専用工具が必要なものもある。それらは子供や浮浪者が容易に侵入しないためでもある。",
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                     "title": "海や河川の河口に接続",
                     "description": "最終的に海や河川の河口に接続して水を流し込むことになるため下流域に向かって僅かな傾斜が付いている。河川の上流や中流、あるいは平野部の地下水路に流し込む場合、河川から取水する飲料用水や井戸水の汚染が発生するためである。汚水の場合は途中で水処理施設を通過するものもある。",
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                     "description": "下水道は水処理施設と連結する場合がある。大抵の場合は地下の大水路に流し込む前に地域の水処理施設で一次的、二次的な処理をしてから大水路へと流し込む。",
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                     "title": "下水道への再放流",
                     "description": "水処理施設は下水道に連結している。下水道から取り込んだ水を浄化した後に再度下水に放流する。水処理施設を通すことでそのまま下水に流すよりも環境への負荷が遥かに少なくなる。",
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                     "description": "処置された水の中でも良質なものは噴水等の公共施設や工業用水として再利用される。そのための水道なども整備されて外部へ供給される。",
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                     "title": "汚泥の再利用",
                     "description": "汚泥は乾燥させて粘土と焼結させることで透水性の高い舗装タイルとなる。アスファルトやコンクリート等は都市部で透水性が問題になるがこちらはその問題がない。また埋め立て等にも使われる。",
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                 "title": "水質検査センターの概要",
                 "description": "安全な水を確保するには、定期的な水質検査が重要である。\n水質検査センターでは、水に含まれる成分を分析し、水が水質基準を満たし安全であるかどうかをチェックする機能がある。\n藩国の水質情報が集まるので、広範囲になんらかの汚染が広まっていることが発見された場合、政庁に届け出の義務がある。",
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                 "description": "主に利便性を考え、浄水場に隣接して設立される。\n別に、民間からの依頼を受ける窓口は都市部に設置されることもある。",
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                 "description": "水源の原水、または浄水場で浄化済みである上水検査において、水質に異常が見つかった場合は浄水場へ警告を行うことができる。\n原水に異常が見つかった場合、その水が上水になった際に水質に異常がなければ問題ないが、\n上水に異常が見つかった場合、浄水場は浄化方法の最適化を行い、その水を水質検査センターが再度調査する。\nもし改善されていないようであれば、浄水場は政庁へ報告及び、水源の変更または取水制限を行い、その間に原因の調査を行い、問題の改善を行う。",
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                 "title": "検査項目",
                 "description": "水質の指標として、pH、硬度(カルシウム・マグネシウム)、有機物、色度・濁度、味、臭気、塩化物、窒素酸化物(硝酸態窒素及び亜硝酸態窒素)、鉄分、一般細菌・大腸菌など。\n環境汚染の指標として、各種有機溶剤(特にハロゲン化物、金属成分(特にカドミウム・水銀・ヒ素などの有毒性金属)、窒素・リン、病原性細菌(クリプトスポリジウムやレジオネラなど)など。\n様々な検査を実施している。\n検査結果は成績書となって、検査項目と具体的数値が届けられる。",
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                 "title": "上水検査",
                 "description": "通常水道水で使用されている、浄水場で浄化された水を上水という。\n浄水場の各処理工程後の水、及び国内主要国営施設(政庁、学校、病院など)の水道の蛇口から採水した水について検査を行う。",
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                 "title": "環境検査",
                 "description": "下水処理後の下水、工場等からの排水の分析ではそれぞれの国の基準を満たしているかどうか、\n環境水(河川、湖沼、海水)の分析では、環境のモニタリングと汚染がないかどうかの検査を行う。",
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                 "title": "使用する機器・設備等",
                 "description": "pH計(pHを測る機器)、色度計・濁度計、COD計(化学的酸素要求量計)、BOD計(生物学的酸素要求量計)、TOC計(全有機体炭素を測る機器)\nICP-AES、ICP-MS、フレーム原子吸光計、水銀測定装置:金属成分を分離し、測定する装置。標準品を使用することで成分の同定も可能。\nイオンクロマトグラフ(IC)、高速液体クロマトグラフ(HPLC)、ガスクロマトグラフ(GC):目的成分を分離して測定する装置。用途によって使い分ける。標準品を使用することで成分の同定も可能。\n一般細菌・大腸菌検査用設備(各種培地やインキュベーターなど)\n",
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                 "title": "働く人材",
                 "description": "水質検査は化学的知識と専門機器を使用するため、研究者のような人材が望ましい。\n測定で得た結果を偽造しない倫理感が大切である。\n水質検査センターでは、定期的にそういった分析者倫理の教育や専門技術や法令の勉強会が開かれ、人材教育に力を入れている。",
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                 "description": "飲用井戸水の検査、食品製造用水、医薬品製造用水、浴槽水、プール水などの検査を行っている。\nそれぞれ規格基準があり、それに見合った安全な水が使用されているかチェックする必要がある。",
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                 "title": "採水業務",
                 "description": "専用のビンやボトルを使用して採水する業務。\n項目ごとに無菌性ボトルや、採水してから消えてしまう物質もあるので保存用の試薬を入れるビンもある。\n手順さえわかれば専門知識がない労働者でもできる。運搬と移動手段用に車が運転できるのが望ましい。",
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