リワマヒ国に関する噂について

第2次クーリンガン動乱中、
リワマヒ国に対して次のような噂がまことしやかに囁かれていました。
いわく、
「東京に数多く存在する藩国のうち、
今回のクーリンガン事件でクーリンガンによる被害を受けていないのは、
なんとリワマヒ国ただ一国だけである。
これはまぎれもなく背後にクーリンガンサイドとの裏取引があったからに他ならない。」
というものです。

この噂に対し、キノウツン藩国はどのような姿勢を取るべきなのか。
その点につき、キノウ=ツン藩王より声明発表が行われます。

藩王声明

キノウ=ツン:
「藩国民の皆様。先日のクーリンガン事件におきましては、
藩国の皆様及びISSの皆様、ならびに孔明氏のご協力もあり、
被害を最小限に食い止めることができました。
まずはその点につき、お礼を申し上げます。本当にありがとうございました。

しかし、いまだクーリンガンの残した爪痕は深く、
共和国は今、その心を問われています。
それら問題の1つとして、リワマヒ国に関する風評が挙げられます。
噂の内容に関しては重ねて申し上げることはありませんが、
藩国としての姿勢はここで明確にしておかねばなりません。
よって、本日ここで、藩国の主としてリワマヒ国の噂への考えを述べさせていただきます。

まず最初に、キノウツン藩国はリワマヒ国を何の根拠もなく敵視することもなければ、
同様にリワマヒ国というだけで妄信することもございません。
藩国としてリワマヒ国の噂を調査し、当時の状況や周辺情勢、情報の真偽等を鑑み、
得られた情報を十分に検討した上で最終的な結論を下したいと思います。
これはキノウツンなりの誠意の現れであり、
何も調べもせずに信じる、信じないを論じることこそ、
リワマヒ国に対する侮辱ではないかと考えたためです。

そして本日の声明発表に至るまで、藩国独自に調査を行った結果、
キノウツン藩国は、
『リワマヒ国の背信に関する噂はクーリンガンの策略である』
と判断し、以後はリワマヒ国に対し以前と変わらぬ友好を誓いたいと思います。
以下、判断の根拠となる情報と、それに対する解釈を述べさせていただきます。

まず、
  • リワマヒ国のみが戦火を免れた。
これは過去クーリンガンが用いた手段とほぼ同一であり、
『周囲の国々に攻撃を加える一方、
その中で一国だけ友好的に接することで疑心暗鬼にさせ、同士討ちを誘う』
という計略の亜種である可能性が非常に高いと判断いたしました。
もっとも、本当にクーリンガンと取引をしていないという証拠については、
いわゆる『悪魔の証明』であり、発見しようがないため、
ここでは『リワマヒ国のみが戦火を免れたことが即座に裏切りにはつながらない』
という判断をするに止まります。

次に、
  • リワマヒ国藩王である室賀氏自身がISSに出向し、対クーリンガンメンバーとして働いていた。
これはキノウツン藩国も確認しております。
そして、現在でも室賀氏はISSに出向中であり、
もしもリワマヒ国が裏切りを考えているのならば、
藩王である室賀氏をすぐに捕らえ、処刑することのできる外部に置いておくことは、
今後の対応及び戦闘指揮、士気全ての点において考えられないことです。
言い方は悪いですが、いわば藩王である室賀氏は人質のような役割を果たしていることになります。

そして最後に、
  • 東京における藩国の戦闘能力において、リワマヒ国は他国すべてを敵に回して勝てるほど兵力を持っていない。
これがキノウツンがリワマヒ国を信じるに足る、最大の理由といえます。
元来リワマヒ国は支援に特化した国であり、
キノウツンも長年に渡りその恩恵を享受して参りました。
そしてそれは逆に、周囲にFEG、無名騎士藩国など、
強力な軍備を持つ国々を一度に相手して勝利できるような戦闘特化の国ではないことを表しています。
リワマヒ国が戦火を免れたからといって、残る東京全てを相手に出来るはずがないことは、
リワマヒ国の方々も重々承知しているでしょう。

よってキノウツン藩国は此度の噂を、
『クーリンガン一味が兵站支援に特化したリワマヒ国を周辺国に攻めさせ疲弊させ、
その支援能力を低下させ、最終的に共和国全体の戦闘継続能力を落とすための策略である』
と断定し、現在外交的に半孤立状態に陥っているリワマヒ国に対し、
積極的物流交流、相互的交易の実施等、
聯合協定を結んでいた時と変わらぬ外交姿勢でこれからも友誼を深めて参ります。

藩国民の皆様におかれましては、
リワマヒ国への個人的な付き合い方に関しては藩国民の皆様自身がされることではありますが、
これまでの説明に賛同していただければ幸いでございます。

リワマヒ国の方々におかれましては、
噂の判断をするにあたり、戦闘力がない支援特化国であるといった不躾な指摘を行うことで
皆様のご気分を害してしまったのではないかと非常に心苦しく思っておりますが、
これは全てリワマヒ国に対するキノウツンなりの信義の現れであることを、
どうか理解していただければと思います。
リワマヒ国の栄光の炊飯具を笑顔で運ぶキノウツンの兵士たちの顔を、
ともに共和国の、NWの平和を目指し手を取り合った日々を、
私キノウ=ツンは決して忘れてはおりません。
これからも、末長い友好と信頼関係を続けていけますよう、
どうぞよろしくお願いいたします。」


(編集:運営委員・比野青狸)
(認可:藩王・キノウ=ツン)