Now in the North from Kinoutun

藩国緊急告知夢の剣騒動編

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だれでも歓迎! 編集

藩国生活に不安をお抱えの皆様へ

藩国声明

キノウツン藩国民の皆様にお知らせです。
現在、多くの藩国民の皆様がキノウツン藩国で生活を続けていくことに対し、
不安や焦燥、絶望感を感じているとの声が藩国政府に寄せられました。
夢の剣騒動による共和国全体の恐慌状態やその後の経済状況の悪化、
そうした要素が連鎖的に発生し
藩国民の皆様の生活を脅かすこととなってしまったことにつきまして、
藩国政府は心よりお詫びを申し上げます。誠に申し訳ございませんでした。

キノウツン藩国では、夢の剣以後の情勢悪化対応として
各種支援を実施しておりますが、
藩国民の皆様の不安を解消するには至っておらず、力及ばず申し訳ないこと頻りです。

しかし、それでも私たち藩国政府は、
藩国民の皆様の暮らしを取り戻すべく闘い続けて参ります。

「第7世界人が何を」「散々問題を引き起こしておいて何を言っているんだ」
「いまさらもう信用なんてできない」……ごもっともです。
迫る脅威、困難に皆様を晒し、
守り切ることが出来なかったのは私たち藩国政府の不徳の致すところという他ありません。

……それでも。
それでも、私たちは皆様の盾となります。剣となって脅威に立ち向かって参ります。
かつてキノウツンが平和だったころの皆様の笑顔を、
言葉では表現できませんが「幸せ」が溢れていたころのキノウツンを、
私たちはもう一度取り戻したい。
荒れたキノウツンしか知らぬ子供達に、
互いを信じきれず、握手を握り拳に変えてしまった人々に、
そして、砂漠に健気に咲く花のように
絶望の中に希望を見出そうと今も前を向き歩みを止めないでいる人々に、
あなた達のキノウツンは、幸せに満ちた誇るべき国だということを伝えたい。
ただそれだけを胸に、私たち藩国政府は今後も精勤して参ります。
これまでの教訓を活かし、過去を省み今を大切にし未来への糧とし、
全ての藩国民の皆様に幸せが訪れる日が来るまで、
いいえ、幸せが私たちの子供へ、孫へ、広く永く伝え続けられるよう、
キノウツン藩国政府は困難に決して屈せず、闘い続けることをここに誓います。

藩国民の皆様におかれましては、
やはりまだ政府への不信感は拭えないことと思います。
しかし、これだけはどうかお聞きください。
キノウツンに古くから伝わる説話の1章です。

”貴方が恐怖に怯え、身も心も冷え切ってしまった時。
貴方の最も近くにいる人と、その手を重ねてみてください。
手を重ねることによって、何かがすぐに生まれるわけではありません。
しかし、そこには「温もり」が残ったはずです。
その温もりは、貴方の心を温めます。
心が温かくなった人々の体には、
1日だけでも、手を重ねたその人のために頑張ろうという活力が生まれます。
1日限りの活力でも、それが数多集まったときの熱量は計り知れません。
そしてその熱は、人々の胸に希望という名の火を灯します。
火が集まり炎となった時、
その国は言葉では決して形容することの出来ない、温かで穏やかな陽炎に包まれるでしょう。
そしてその陽炎を、人は「幸せ」と呼びます。”

もしも皆様が不安に震える手を差し出す相手が見つからない。
そのような時は、キノウツン藩国政府はいつでも手を差し出す所存でございます。
ご不満、ご要望その他様々なことを藩国政府に突き寄せたい、
そうした方々の手に少しでも温もりを残せるよう、
藩国政府は尽力して参りますので、どうかご理解を頂けましたら幸いでございます。

                                   キノウツン藩国政府一同


具体的支援施策

基本的には、騒動後の各種支援施策をより徹底する形で藩国民への支援を行っていく。

また、食料不足から来る困窮に対しては食糧支援組織FROGに協力を依頼し、
国庫からも食糧万tを消費し配給を行うことで食糧事情の改善を図る。
食糧輸入については、羅幻王国が現在疫病発生により封鎖状態にあることを鑑み、
大統領府を中心とした流通経路による輸入を行っていく。
また、藩国内外の感染経路については十分警戒し、感染症・疫病の予防に努める。

その他、生活に必要な物資の不足については、
国庫を適宜開放し必要物資の配給を実施、生活不安の緩和を図る。

治安の悪化対策については、
藩国部隊並びに治安維持騎士団による警戒を引き続き実施する。
さらに警官隊の増員を行うことで、
藩国内の混乱に歯止めをかけ、善良な藩国民の暮らしを護り
物資、医療、その他支援がそれを必要としている人々に速やかに行き渡るよう努める。

そして何よりも、藩国民の声を、
たとえそれがどれほど小さくか細いものであったとしても、
逃さず聞き受けることを第一に各種施策を実施していく。
藩国民が抱える不安を共有し、少しでも和らげられるよう、
最大限の努力を行っていくことが肝要である。
藩国民の声を受ける中で、現在の施策と藩国民の求める施策に齟齬が見られる場合、
現場指揮官以上の担当者は(程度にはよるものの)出来る限り
藩国民にとって(他者の権益を侵害するものでない限りは)
より良い解決策を提示できるよう、フレキシブルな対応を行えるよう努めていく。
今政府に最も足りないのは「信頼」であることを、自覚しなければならない。

(編集:運営委員・ミンチィ=センセール)
(認可:藩王・キノウ=ツン、摂政・アシタスナオ、摂政・浅田)





















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