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 中学に入るまで、愛理とは僕から見て決して仲がいいといえる関係ではなかった。 僕にとって愛理は仲間である以上にライバルだし、何よりも趣味があわない事が致命的だった。 同じ歳でもりぃちゃんとは結構仲がいいみたいで、コンサートの休憩にはしょっちゅうりぃちゃんが℃-uteの楽屋に訪れる。 あの二人を見ていると、いくら僕が本当に女の子だったとしても友達になれたのか心配になる。 年頃の女の子二人が揃うとあんな感じなんだな、って思いながら二人が話す様子を眺めることが多い。 今、愛理の隣にいるのは栞菜だけど、栞菜といる時とはまた違う雰囲気が漂う。 やっぱりキッズとして活動を開始した仲間の意識は強いのかもしれない。 そんな風にぼんやりと愛理が栞菜に微笑みかけるのを見ていたら、目の前に舞ちゃんの顔が現れて驚いた。 「う、うわぁぁぁ。舞ちゃん、びっくりさせないでよ」 「ねぇ、ちさと~何見てるの?」 「いや、別に。何でもない」 「愛理たち見てたんでしょ。ちょっと~見る相手が違うんじゃないの?ちさとは舞だけ見てればいいの」 「う、うん。そうだね」 「はいって言えばなんでも許されると思ってる。こっち来て」 「舞ちゃん、もうすぐ休憩終わっちゃうよ。どこ行くの?」 「二人になれる場所」  舞ちゃんとは相変わらずの関係が続いている。 このところ、舞ちゃんは急激に身長が伸びてきて、すぐに身長が抜かされてしまいそうでうかうかしていられない。 僕は中学に入るまでは順調に伸びていたはずなのに、入ってからは伸び悩んでしまっている。 このままじゃ舞ちゃんにプロレスごっこして乗っかられたら、抵抗できずにあっという間に負けてしまうのかなと思うと寂しい。 舞ちゃんまで大人に近づいていって、僕だけが子供みたいに取り残されそうだ。 「ここなら平気でしょ?呼ばれても声が聞こえればわかるし」 「だけど、ここだって安全なわけじゃないよ」 「平気だよ。スタッフの人はイベントの準備で忙しいし、皆はうちらなんて気にしてないから」 「だといいけど」 「ちさとは心配しすぎ。今だけは舞だけをみてって何度も言ってるでしょ」  舞ちゃんは僕の頭を抑え、じっと僕の瞳を覗き込んで目を離そうとしない。 僕にも目で私だけを見なさいといっているようで、舞ちゃんを見ている。 舞ちゃんの顔をみていると、改めて可愛いってことに気づかされた。 すごく大人びた目をしてみつめてくる舞ちゃんに色気ってこういう事を言うのかなって教えられた。 こんなに可愛い子に僕は好きだと言われ、独占したいって束縛されているんだからクラスの奴らが知ったら嫉妬するだろうな。 「ちさと~キスしよう」 「でも、イベント前だしホテルの部屋でしようよ。あそこなら絶対に平気だよ」 「だぁめ、今がいいの。舞のお願いきいてくれるでしょ?」 「うん・・・わかったよ」  悩んだけれど、僕はキスをする事にした。 舞ちゃんにあんな目で見られていたら、舞美ちゃんを見ているのとは違うドキドキがしてきたからだ。 時々、舞ちゃんが怖くなることがある。 あの吸い込まれるような目でお願いをされたら、僕はこの先もいいよって許可してしまいそうなんだ。 舞ちゃんがエッチな事を期待するようになって、抵抗出来るか僕には自信がない。 目を瞑り、舞ちゃんの顔が近づけられてくるのにあわせて、僕もそっと近づけていく。 今まで散々キスしてきたくせに、何故か今回は体が震えている。 今回のキスは今までとは何か違う、そんな予感が胸の中にあったからなんだろう。 そして、その予感は見事に的中した。 「ん・・・ん~」 「もう唇を重ねるだけのキスじゃ嫌なの」  僕の意識を軽く吹っ飛ばしそうな衝撃で、舞ちゃんの舌が僕の口の中に入ってきた。 生まれて初めて眩暈を起こしそうになった。 舞ちゃんに変な想いを抱いてはいけないのに、そう思いながらも心臓の高鳴りは止まない。 キスで倒れたりなんかしたら、笑われてしまう。 これがディープキスなんだ。 「舞ちゃん・・・」 「ちさと、そんな顔しないでよ。またキスしたくなっちゃうでしょ」 「だ、だって、キスが気持ちいいなんて初めてだったから」 「ふふっ、舞も一緒だよ。じゃあ、皆のところへ戻ろう  舞ちゃんには言わなかったけど、僕はキスしていた間ずっとおちんちんが固くなりっぱなしだった。 僕がエッチな気持ちになったと言っていい反応を示してくれるとは思えない。 さすがの舞ちゃんでもキモイといわれそうで、何も言わないほうがいいと判断した。 僕はキスをしたせいで、悶々とした気持ちを抱えながらイベントをすることになり、散々だった。 スタッフさんからも今日の事は反省するようにと注意を受け、溜息ばかりを吐きながらホテルに到着した。 メンバーの部屋の振り分けも流すように聞いていた僕は、まさかという相手と今夜一緒になることに驚いた。 「今日はよろしくね。ちっさー」 「うん、よろしく。愛理と部屋一緒になるのは久々だよね」 「でしょ。だから、私から今日はちっさーとがいいって頼んだの」 「そっか、私も一緒になれて嬉しいよ。愛理に勉強とか教えてもらいなさいって舞美ちゃんがうるさくって」 「私で教えてあげられる事ならいくらでも教えてあげるよ」 「愛理は勉強得意だし平気だよ。私なんか全然勉強できないからおいついていくのがやっと」 「ちっさーは勉強しなさすぎ。中学も留年しちゃったりしてね」 「それは嫌だよ~そうだ、せっかくだし今教えて」 「いいよ」  僕は宿題を持って愛理の隣に座ると、わからない問題を指差した。 愛理はノートを自分に引き寄せて、少し考え込むようにしながら問題の解き方を丁寧に教えてくれる。 本当に同じ歳なのかと疑うくらいに愛理の教え方は完璧で、馬鹿な僕にもすぐに理解できた。 その愛理の横顔をみつめながら、不謹慎にも肌が白いなぁと見惚れていた。 「ん?ちっさー、どこ見てるの?」 「いや、別に。それよりこの問題も教えてよ」 「いいよ。全く君はそうやって全部私に解かせるつもりだろ?」 「そ、そんなことないよ。教えてもらったお礼はちゃんとするからさ」 「本当に?」 「本当さ。私が出来る範囲じゃないとダメだけどね」  僕がお礼をするって言った途端、愛理の表情がぱっと輝いた。 こんな時、愛理って男のツボをくすぐるようないい笑顔をするんだ。 僕もそんな横顔をキスが出来ちゃいそうな距離でみてたから、ちょっとどころじゃなく照れてしまう。 最近、愛理のやつ急激に可愛くなった気がする。 とっても女の子らしくなってきて、体つきも華奢なわりに丸みがある。 元々仕草や趣味が乙女そのものだったのが、中学に入ってからさらに加速してきた感じだ。 こんな事を思いつくんだから、我ながらよく愛理を観察してるんだな。 「ちっさーさ、キスはもう慣れてるよね」  一瞬、何のことかさっぱりわからない僕はきっとすごく間抜けな顔をしていた事だろう。 僕の顔を覗きこみながら、愛理独特の笑い方である「ケッケッケ」と不気味に声を出した。 血の気が引いていき、僕は寒気を覚えた。 愛理の笑顔をまともに見たら危ない予感がして、僕は反対側を向いた。 「知ってるよ。舞ちゃんとキスしてるの」 「・・・あ、い、や、そ、れ」 「℃-ute始めた頃からよくキスしてたもんね。それに今日もしてたでしょ?」 「え、っと・・・そ、それは」 「見て知ってるんだから。それでね、私にもキスしてほしいな。ちっさーが好きっていうよりキスが知りたいの」 「キスって皆にしてるみたいにほっぺにするんでいいんだよね?」 「ううん、口にして。口に。じゃないとダメ」  愛理は自分の柔らかそうな唇を指して、また不気味な笑いをする。 怖いな、メンバー同士でキスするにしたって今まではコミュニケーションだからほっぺで済んだのに、 今日は唇って言い出すなんておかしい。 愛理が女の子に興味があるなんて聞いたことがないし、そういう感じがするのは栞菜のほうだ。 なら、愛理はどうして僕に口と口でキスしようって言い出してきたんだ。 「どうして口じゃないとダメなの?それにお礼ならもっと別のものでも」 「どうしても口と口がいいの。私、もう一つ知ってるよ。ちっさーって・・・」  ダメだ、それだけは言っちゃダメだ。 愛理、その言葉は口が裂けても言うのはダメなんだ。 僕は慌てて耳を塞ごうとしたけれど、体が言う事をきいてくれなくて音がはっきり聞こえてくる。 隣の部屋からはえりかちゃんと舞ちゃんの楽しそうな声が聞こえてきていたのに、今は愛理の声しかしない。 やけに愛理の声だけがはっきりと聞こえてきて、頭の中から消えてくれない。 「男の子なんでしょ?」  そう愛理が口にした時、僕は今にも泣きそうになっていた。 [[←前のページ>7]]   [[次のページ→>9]]
 中学に入るまで、愛理とは僕から見て決して仲がいいといえる関係ではなかった。 僕にとって愛理は仲間である以上にライバルだし、何よりも趣味があわない事が致命的だった。 同じ歳でもりぃちゃんとは結構仲がいいみたいで、コンサートの休憩にはしょっちゅうりぃちゃんが℃-uteの楽屋に訪れる。 あの二人を見ていると、いくら僕が本当に女の子だったとしても友達になれたのか心配になる。 年頃の女の子二人が揃うとあんな感じなんだな、って思いながら二人が話す様子を眺めることが多い。 今、愛理の隣にいるのは栞菜だけど、栞菜といる時とはまた違う雰囲気が漂う。 やっぱりキッズとして活動を開始した仲間の意識は強いのかもしれない。 そんな風にぼんやりと愛理が栞菜に微笑みかけるのを見ていたら、目の前に舞ちゃんの顔が現れて驚いた。 「う、うわぁぁぁ。舞ちゃん、びっくりさせないでよ」 「ねぇ、ちさと~何見てるの?」 「いや、別に。何でもない」 「愛理たち見てたんでしょ。ちょっと~見る相手が違うんじゃないの?ちさとは舞だけ見てればいいの」 「う、うん。そうだね」 「はいって言えばなんでも許されると思ってる。こっち来て」 「舞ちゃん、もうすぐ休憩終わっちゃうよ。どこ行くの?」 「二人になれる場所」  舞ちゃんとは相変わらずの関係が続いている。 このところ、舞ちゃんは急激に身長が伸びてきて、すぐに身長が抜かされてしまいそうでうかうかしていられない。 僕は中学に入るまでは順調に伸びていたはずなのに、入ってからは伸び悩んでしまっている。 このままじゃ舞ちゃんにプロレスごっこして乗っかられたら、抵抗できずにあっという間に負けてしまうのかなと思うと寂しい。 舞ちゃんまで大人に近づいていって、僕だけが子供みたいに取り残されそうだ。 「ここなら平気でしょ?呼ばれても声が聞こえればわかるし」 「だけど、ここだって安全なわけじゃないよ」 「平気だよ。スタッフの人はイベントの準備で忙しいし、皆はうちらなんて気にしてないから」 「だといいけど」 「ちさとは心配しすぎ。今だけは舞だけをみてって何度も言ってるでしょ」  舞ちゃんは僕の頭を抑え、じっと僕の瞳を覗き込んで目を離そうとしない。 僕にも目で私だけを見なさいといっているようで、舞ちゃんを見ている。 舞ちゃんの顔をみていると、改めて可愛いってことに気づかされた。 すごく大人びた目をしてみつめてくる舞ちゃんに色気ってこういう事を言うのかなって教えられた。 こんなに可愛い子に僕は好きだと言われ、独占したいって束縛されているんだからクラスの奴らが知ったら嫉妬するだろうな。 「ちさと~キスしよう」 「でも、イベント前だしホテルの部屋でしようよ。あそこなら絶対に平気だよ」 「だぁめ、今がいいの。舞のお願いきいてくれるでしょ?」 「うん・・・わかったよ」  悩んだけれど、僕はキスをする事にした。 舞ちゃんにあんな目で見られていたら、舞美ちゃんを見ているのとは違うドキドキがしてきたからだ。 時々、舞ちゃんが怖くなることがある。 あの吸い込まれるような目でお願いをされたら、僕はこの先もいいよって許可してしまいそうなんだ。 舞ちゃんがエッチな事を期待するようになって、抵抗出来るか僕には自信がない。 目を瞑り、舞ちゃんの顔が近づけられてくるのにあわせて、僕もそっと近づけていく。 今まで散々キスしてきたくせに、何故か今回は体が震えている。 今回のキスは今までとは何か違う、そんな予感が胸の中にあったからなんだろう。 そして、その予感は見事に的中した。 「ん・・・ん~」 「もう唇を重ねるだけのキスじゃ嫌なの」  僕の意識を軽く吹っ飛ばしそうな衝撃で、舞ちゃんの舌が僕の口の中に入ってきた。 生まれて初めて眩暈を起こしそうになった。 舞ちゃんに変な想いを抱いてはいけないのに、そう思いながらも心臓の高鳴りは止まない。 キスで倒れたりなんかしたら、笑われてしまう。 これがディープキスなんだ。 「舞ちゃん・・・」 「ちさと、そんな顔しないでよ。またキスしたくなっちゃうでしょ」 「だ、だって、キスが気持ちいいなんて初めてだったから」 「ふふっ、舞も一緒だよ。じゃあ、皆のところへ戻ろう  舞ちゃんには言わなかったけど、僕はキスしていた間ずっとおちんちんが固くなりっぱなしだった。 僕がエッチな気持ちになったと言っていい反応を示してくれるとは思えない。 さすがの舞ちゃんでもキモイといわれそうで、何も言わないほうがいいと判断した。 僕はキスをしたせいで、悶々とした気持ちを抱えながらイベントをすることになり、散々だった。 スタッフさんからも今日の事は反省するようにと注意を受け、溜息ばかりを吐きながらホテルに到着した。 メンバーの部屋の振り分けも流すように聞いていた僕は、まさかという相手と今夜一緒になることに驚いた。 「今日はよろしくね。ちっさー」 「うん、よろしく。愛理と部屋一緒になるのは久々だよね」 「でしょ。だから、私から今日はちっさーとがいいって頼んだの」 「そっか、私も一緒になれて嬉しいよ。愛理に勉強とか教えてもらいなさいって舞美ちゃんがうるさくって」 「私で教えてあげられる事ならいくらでも教えてあげるよ」 「愛理は勉強得意だし平気だよ。私なんか全然勉強できないからおいついていくのがやっと」 「ちっさーは勉強しなさすぎ。中学も留年しちゃったりしてね」 「それは嫌だよ~そうだ、せっかくだし今教えて」 「いいよ」  僕は宿題を持って愛理の隣に座ると、わからない問題を指差した。 愛理はノートを自分に引き寄せて、少し考え込むようにしながら問題の解き方を丁寧に教えてくれる。 本当に同じ歳なのかと疑うくらいに愛理の教え方は完璧で、馬鹿な僕にもすぐに理解できた。 その愛理の横顔をみつめながら、不謹慎にも肌が白いなぁと見惚れていた。 「ん?ちっさー、どこ見てるの?」 「いや、別に。それよりこの問題も教えてよ」 「いいよ。全く君はそうやって全部私に解かせるつもりだろ?」 「そ、そんなことないよ。教えてもらったお礼はちゃんとするからさ」 「本当に?」 「本当さ。私が出来る範囲じゃないとダメだけどね」  僕がお礼をするって言った途端、愛理の表情がぱっと輝いた。 こんな時、愛理って男のツボをくすぐるようないい笑顔をするんだ。 僕もそんな横顔をキスが出来ちゃいそうな距離でみてたから、ちょっとどころじゃなく照れてしまう。 最近、愛理のやつ急激に可愛くなった気がする。 とっても女の子らしくなってきて、体つきも華奢なわりに丸みがある。 元々仕草や趣味が乙女そのものだったのが、中学に入ってからさらに加速してきた感じだ。 こんな事を思いつくんだから、我ながらよく愛理を観察してるんだな。 「ちっさーさ、キスはもう慣れてるよね」  一瞬、何のことかさっぱりわからない僕はきっとすごく間抜けな顔をしていた事だろう。 僕の顔を覗きこみながら、愛理独特の笑い方である「ケッケッケ」と不気味に声を出した。 血の気が引いていき、僕は寒気を覚えた。 愛理の笑顔をまともに見たら危ない予感がして、僕は反対側を向いた。 「知ってるよ。舞ちゃんとキスしてるの」 「・・・あ、い、や、そ、れ」 「℃-ute始めた頃からよくキスしてたもんね。それに今日もしてたでしょ?」 「え、っと・・・そ、それは」 「見て知ってるんだから。それでね、私にもキスしてほしいな。ちっさーが好きっていうよりキスが知りたいの」 「キスって皆にしてるみたいにほっぺにするんでいいんだよね?」 「ううん、口にして。口に。じゃないとダメ」  愛理は自分の柔らかそうな唇を指して、また不気味な笑いをする。 怖いな、メンバー同士でキスするにしたって今まではコミュニケーションだからほっぺで済んだのに、 今日は唇って言い出すなんておかしい。 愛理が女の子に興味があるなんて聞いたことがないし、そういう感じがするのは栞菜のほうだ。 なら、愛理はどうして僕に口と口でキスしようって言い出してきたんだ。 「どうして口じゃないとダメなの?それにお礼ならもっと別のものでも」 「どうしても口と口がいいの。私、もう一つ知ってるよ。ちっさーって・・・」  ダメだ、それだけは言っちゃダメだ。 愛理、その言葉は口が裂けても言うのはダメなんだ。 僕は慌てて耳を塞ごうとしたけれど、体が言う事をきいてくれなくて音がはっきり聞こえてくる。 隣の部屋からはえりかちゃんと舞ちゃんの楽しそうな声が聞こえてきていたのに、今は愛理の声しかしない。 やけに愛理の声だけがはっきりと聞こえてきて、頭の中から消えてくれない。 「男の子なんでしょ?」  そう愛理が口にした時、僕は今にも泣きそうになっていた。 [[←前のページ>7]]   [[次のページ→>9]]

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