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「愛理~何を書いてるの? 何だか、日記みたいだけどさ」  何も知らず、私が日記を書いていると思って覗き込むちっさー。 彼はついこの間、私がいる前で二人との恋に一応は決着をつけたばかりだ。 まさか、そのお話がここに記されているとは思いもしないだろうから、見たら仰天して腰を抜かすかもしれない。 ちっさーにしては、やけに饒舌に語りすぎたかな、出来事を並べていくだけになってはいまいか、と悩んだりもした。 悩んだ結果、こういう形になっているので、ほぼ完成形といえる。 ちっさーだけでなく、舞美ちゃん、えりかちゃん、舞ちゃんの心情を綴ったこともあった。 キッズに入ってからの歴史から語られていることを思えば、本当に長い物語になったなと感慨に耽ったりもする。 知ったかぶりして、少し難しい言葉を使ってしまったかもしれない。 感慨に耽る、後で辞書で調べておこう。 「Buono!!のブログのネタだよ。どこにお食事にでかけたのかなとか思い出すのに利用するから」 「へぇ~面倒だね。僕にはとても出来そうにないよ。三日坊主になりそうだ」  快活に笑うちっさーの笑顔には無邪気さしか感じられない。 この少年はいつだって、純粋に自分の気持ちに素直に何事も選択してきた。 それでいて、優しさ故に誰も傷つけまいと最低限の配慮は忘れない。 ちっさーがこれで、二人に興味がなかったなら、私も少しは彼氏の候補にしてあげただろう。 結末を知った今は、ちっさーより相応しい人を待つつもりだけれど。 「愛理はさ、僕なんかより頭いいし、難しそうなの書いてるね。こんなに文字がいっぱいだよ」 「だぁめ、ちっさーはブログで確認しなさい。これはまだ書いてる途中なの」 「はいはい、わかったわかった。ブログで確認しておくね」  この岡井千聖がハロプロキッズに参加し、℃-uteの活動を続ける中で、芽生えた恋の物語。 これには終わりがありません。 でも、皆さんにお聞かせできるお話は一旦ここで終わりとなります。 とはいえ、慌てないでほしいんです。 何故なら、この物語は再びお聞かせできるときがくれば、いずれ皆さんにお聞かせできるでしょうから。 さて、締め括るに当たり、今まで語り部であった千聖から真の語り部にバトンタッチすることにしましょう。 私は誰か、それは皆さんもよくご存知であるはずです。 岡井千聖を名乗り、これまでの全てを語ってきた私の名は、鈴木愛理。 この物語の全てを傍観し、時にかき回し、蒐集してきた者です。 皆さんの心の準備はいかがでしょう、よろしいですか? では、物語の最後の扉を開いてみましょう。 その先にある結末は単なる通過点に過ぎないことも付け加えた上で、進めてみましょう。 もちろん、語り部も本来の千聖君に戻してです。
「愛理~何を書いてるの? 何だか、日記みたいだけどさ」  何も知らず、私が日記を書いていると思って覗き込むちっさー。 彼はついこの間、私がいる前で二人との恋に一応は決着をつけたばかりだ。 まさか、そのお話がここに記されているとは思いもしないだろうから、見たら仰天して腰を抜かすかもしれない。 ちっさーにしては、やけに饒舌に語りすぎたかな、出来事を並べていくだけになってはいまいか、と悩んだりもした。 悩んだ結果、こういう形になっているので、ほぼ完成形といえる。 ちっさーだけでなく、舞美ちゃん、えりかちゃん、舞ちゃんの心情を綴ったこともあった。 キッズに入ってからの歴史から語られていることを思えば、本当に長い物語になったなと感慨に耽ったりもする。 知ったかぶりして、少し難しい言葉を使ってしまったかもしれない。 感慨に耽る、後で辞書で調べておこう。 「Buono!!のブログのネタだよ。どこにお食事にでかけたのかなとか思い出すのに利用するから」 「へぇ~面倒だね。僕にはとても出来そうにないよ。三日坊主になりそうだ」  快活に笑うちっさーの笑顔には無邪気さしか感じられない。 この少年はいつだって、純粋に自分の気持ちに素直に何事も選択してきた。 それでいて、優しさ故に誰も傷つけまいと最低限の配慮は忘れない。 ちっさーがこれで、二人に興味がなかったなら、私も少しは彼氏の候補にしてあげただろう。 結末を知った今は、ちっさーより相応しい人を待つつもりだけれど。 「愛理はさ、僕なんかより頭いいし、難しそうなの書いてるね。こんなに文字がいっぱいだよ」 「だぁめ、ちっさーはブログで確認しなさい。これはまだ書いてる途中なの」 「はいはい、わかったわかった。ブログで確認しておくね」  この岡井千聖がハロプロキッズに参加し、℃-uteの活動を続ける中で、芽生えた恋の物語。 これには終わりがありません。 でも、皆さんにお聞かせできるお話は一旦ここで終わりとなります。 とはいえ、慌てないでほしいんです。 何故なら、この物語は再びお聞かせできるときがくれば、いずれ皆さんにお聞かせできるでしょうから。 さて、締め括るに当たり、今まで語り部であった千聖から真の語り部にバトンタッチすることにしましょう。 私は誰か、それは皆さんもよくご存知であるはずです。 岡井千聖を名乗り、これまでの全てを語ってきた私の名は、鈴木愛理。 この物語の全てを傍観し、時にかき回し、蒐集してきた者です。 皆さんの心の準備はいかがでしょう、よろしいですか? では、物語の最後の扉を開いてみましょう。 その先にある結末は単なる通過点に過ぎないことも付け加えた上で、進めてみましょう。 もちろん、語り部も本来の千聖君に戻してです。 [[←前のページ>44]]   [[次のページ→>46]]

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