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「舞ちゃんとアーッ編 1」(2008/10/14 (火) 00:48:05) の最新版変更点
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リ ・一・リ<番外編もいいところの位置づけ作品ですので、結構エロ色強いかもしれません
でも、これを読むときはマイケルジャクソンのスリラーを聞きながらをおすすめします
何でかってことは最後まで読んでもらえればわかってもらえると思います
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九月に入って新学期がはじまったけど、相変わらず僕の生活は変わらない。
学校にいっては居眠りをして先生に叱られて、放課後になると℃-uteとして仕事をするため電車に乗って東京に行く。
いくら寝ても寝たりないくらいだから、しっかりと電車での移動時間も無駄にしない。
窓ガラスを枕にして、電車でも僕は夢の中へと落ちていく。
今日はいい夢が見られるといいな、なんて僕は期待しながら意識を閉じた。
「千聖、起きろ。もう時間だぞ」
ずっと寝ていたいくらいなのに、僕の睡眠の邪魔をする誰かの声が響く。
しかも手で大きく体を揺すってくるだけに、さすがに起きないわけにはいかない。
仕方なしにうっすらと目を開け、睡眠のお邪魔虫が誰か確認してみた。
「舞ちゃん、か。どうしたのさ。僕はまだ電車の中でしょ。だったら、寝ててもいいはずだよね」
「何言ってるの。ここはコンサート会場だよ。もうすぐ本番なんだからね」
「そっか。おかしいな」
ぼりぼりと頭を掻きながら、今いる場所を見まわしてみると、舞ちゃんのいう通りにここはコンサート会場だった。
あれ、おかしいや。
僕は確かに電車に乗って移動中だったはずなのに。
「どうした、そんな顔をしてさ。本番なんだぞ、本番」
「本番ってそんなに強調しなくていいって。わかった、シャキっとするよ」
頬が痛いのを我慢して眠気覚ましにと、僕は軽い力で何度もと顔をはたく。
これくらいしないとだらけきった頭が起きてもくれない、頑固な眠りなのだ。
こうすると、不思議と眠気も取れてばっちりと起きられる、はずなんだけど、痛みをまるで感じないのはどういうことなんだろう。
さっきからぼぉとする眠気も覚める様子がない。
まるでまだまだ夢の中にいる感覚なのだ。
「千聖、まだ眠り足りないって顔してるよ。そっか、コンサートなんかどうなってもいいんだ」
「ち、ちがうって。何言うかな。そんなわけないじゃん」
そうだ、そんなわけない。
僕を見に来てくれているお客さんだっているのに、その人たちをがっかりさせて帰したくはない。
ほっぺたをつねるくらいの痛みがないと、僕は起きられないのかな。
ここは痛みに耐えてでもつねって、頭をはっきりとさせないといけない。
僕はいたたたと声をあげながら、頬をつねったはず・・・だったのに、痛みを感じない。
「千聖は本当にダメだね。ようし、わかった。本番は本番でも、こっちの本番で起こしてあげるね」
舞ちゃんはあまりにも僕が居眠りしていたものだから、意地悪でもするつもりなんだろう。
悪戯を思いついたときのあの不気味な笑顔になった。
どうしたって言うんだ、僕は全身から冷や汗が出るのがわかった。
「千聖、舞もね・・・実は・・・男の子なんだよ・・・ほら」
舞ちゃんが男の子!?
そんな馬鹿な、と僕が疑う余地もなく、目の前には男の子である証拠が舞ちゃんの股からぶら下がっていた。
[[次のページ→>舞ちゃんとアーッ編 2]]
リ ・一・リ<番外編もいいところの位置づけ作品ですので、結構エロ色強いかもしれません
でも、これを読むときは&blanklink(マイケルジャクソンのスリラー){http://jp.youtube.com/watch?v=9Xs9OQHpwDE}を聞きながらをおすすめします
何でかってことは最後まで読んでもらえればわかってもらえると思います
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九月に入って新学期がはじまったけど、相変わらず僕の生活は変わらない。
学校にいっては居眠りをして先生に叱られて、放課後になると℃-uteとして仕事をするため電車に乗って東京に行く。
いくら寝ても寝たりないくらいだから、しっかりと電車での移動時間も無駄にしない。
窓ガラスを枕にして、電車でも僕は夢の中へと落ちていく。
今日はいい夢が見られるといいな、なんて僕は期待しながら意識を閉じた。
「千聖、起きろ。もう時間だぞ」
ずっと寝ていたいくらいなのに、僕の睡眠の邪魔をする誰かの声が響く。
しかも手で大きく体を揺すってくるだけに、さすがに起きないわけにはいかない。
仕方なしにうっすらと目を開け、睡眠のお邪魔虫が誰か確認してみた。
「舞ちゃん、か。どうしたのさ。僕はまだ電車の中でしょ。だったら、寝ててもいいはずだよね」
「何言ってるの。ここはコンサート会場だよ。もうすぐ本番なんだからね」
「そっか。おかしいな」
ぼりぼりと頭を掻きながら、今いる場所を見まわしてみると、舞ちゃんのいう通りにここはコンサート会場だった。
あれ、おかしいや。
僕は確かに電車に乗って移動中だったはずなのに。
「どうした、そんな顔をしてさ。本番なんだぞ、本番」
「本番ってそんなに強調しなくていいって。わかった、シャキっとするよ」
頬が痛いのを我慢して眠気覚ましにと、僕は軽い力で何度もと顔をはたく。
これくらいしないとだらけきった頭が起きてもくれない、頑固な眠りなのだ。
こうすると、不思議と眠気も取れてばっちりと起きられる、はずなんだけど、痛みをまるで感じないのはどういうことなんだろう。
さっきからぼぉとする眠気も覚める様子がない。
まるでまだまだ夢の中にいる感覚なのだ。
「千聖、まだ眠り足りないって顔してるよ。そっか、コンサートなんかどうなってもいいんだ」
「ち、ちがうって。何言うかな。そんなわけないじゃん」
そうだ、そんなわけない。
僕を見に来てくれているお客さんだっているのに、その人たちをがっかりさせて帰したくはない。
ほっぺたをつねるくらいの痛みがないと、僕は起きられないのかな。
ここは痛みに耐えてでもつねって、頭をはっきりとさせないといけない。
僕はいたたたと声をあげながら、頬をつねったはず・・・だったのに、痛みを感じない。
「千聖は本当にダメだね。ようし、わかった。本番は本番でも、こっちの本番で起こしてあげるね」
舞ちゃんはあまりにも僕が居眠りしていたものだから、意地悪でもするつもりなんだろう。
悪戯を思いついたときのあの不気味な笑顔になった。
どうしたって言うんだ、僕は全身から冷や汗が出るのがわかった。
「千聖、舞もね・・・実は・・・男の子なんだよ・・・ほら」
舞ちゃんが男の子!?
そんな馬鹿な、と僕が疑う余地もなく、目の前には男の子である証拠が舞ちゃんの股からぶら下がっていた。
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