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 私とりーちゃんはしばらく無言のままでみつめあい、お互いの出方を待った。
若干の気まずさから自然と、ちっさーの大きくなっていたアソコを握っていた手は離した。
手は離しても、ちっさーのアソコが大きいのが私のお尻の割れ目に当たっているからわかる。
普通なら萎えてしまいそうな状況で、握っていたときよりも硬さと大きさが増している気がする。
これってちっさー君、自分から僕は相当なスケベです、と告白したようなものなんだよ。
つまり、りーちゃんを煙に巻いたらもう私は我慢しなくてもいいってことだね。
う~ん、ちっさーを食べて思わず「Buono!」と感想が言ってみたいよ、ケッケッケ。

 私が一人妄想に耽っている間もりーちゃんはずっとこちらを見ているばかりで黙っていた。
私にはまだ余裕があるが、ちっさーは時間をかければかける程に誤魔化すのは無理そうだ。
妄想に耽っている場合ではなく、この場を乗り切る方法を考えているべきだったな。
あぁ~私としたことが、冷静さを欠いて妄想に耽っていたなんて最低。
たぶん時間にしたら、30秒も経たないのだろうけど、私には沈黙が相当長く感じた。
その沈黙を破って、ついにりーちゃんが私たちに

「愛理、千聖をいじめるのをやめないと怒るよ」

と、言葉を発した。

 あまりに見当違いすぎて、いきなり何を言い出すんだろう、それが私の率直な感想だった。
いじめ?
確かに彼をからかってふざけていたんだから、ある意味いじめに近いものはある。
でも、ちっさーを暴力や悪口でいじめようとはこれっぽちも思っていないし、しようともしていない。
これはエッチな行為なのだけれど、りーちゃんにはそう見えなかったみたいだ。
せっかく落ち着こうと思っていた私は、この言葉に動揺してどもってしまった。

「あ、あのね、りーちゃん、これはいじめじゃないんだよ。ちっさーがいったみたいにプロレスごっこなの」
「じゃあ、何で愛理は千聖の上に乗ってるの? いじめだよ」

 いけない、このままではりーちゃんの不思議な世界に引きずりこまれる。
そうなってしまってはもうエッチどころではなくなるのが目に浮かぶ。
それだけは嫌、誰もまだ成し遂げていないちっさーの初めてを奪うことが出来る一歩前で失敗だけはごめんなの。
女の子の初めてと違って男の子の初めて、は価値がないって話を聞いたことがある。
それは誤解だと思う。

 ちっさーみたいに皆が彼のことを好きで、初めてがほしいと競い合っている相手となれば価値はぐんとあがる。
えりかちゃんだって、みやだって、舞美ちゃんだって、舞ちゃんだって、そしてここにいるりーちゃんも奪えていない。
そのちっさーの初めてを奪ってあげたら、さぞや気持ちいいはず。
私は子供の頃からこれだけは変わらずに譲れないものがある。
おっとりしてそうと言われる見た目以上に負けず嫌いな私も、レースに参加した以上、負ける気はない。

「りーちゃん、ふざけあってたから上に乗っただけなんだから気にしないで。今、降りるからね。ほら、降りたでしょ」

 ここはひとまずりーちゃんに再び安心して眠ってもらえるよう、一旦は離れるべきだろう。
ちっさーから降りて、私は自分の布団に潜って「おやすみ」と挨拶して眠ったふりをした。
あくまで眠ったふりをした、つもりだった・・・
しかし、ちっさーにまた悪戯してやろうと思った時には彼は隣では寝ていなかった。
時間はわからないが、まだ夜中のようで外にそびえるビルの明かりなどが差し込んできている。
トイレにでもでかけたかと考えた私だったが、隣の隣、つまりりーちゃんもいないのに気づいた。
りーちゃんがちっさーを連れて違う部屋にでも移動したのか?
慌てて部屋を飛び出した私が、二人をみつけたのは出てから数分後のことになる。

 もう緊張したなんてものじゃなかった。
愛理に僕は自由を奪われた状態で、おちんちんを弄くられて気持ちよくなっていた。
そこへ突然、りーちゃんから僕をいじめないで、と声をかけられたのだ。
頭は真っ白になるし、なのにおちんちんは愛理が手を放してからも大きくなりっぱなしで何が何やら。
愛理はりーちゃんからいじめちゃダメと言われて、僕からすぐにどいてくれた。
愛理がどいた後、演技なのか本気なのかはわからなかったけど、おやすみと言ってすぐに眠ってしまった。

 隣からはすうすうと寝息が聞こえ始め、やっと一安心出来るんだけど、りーちゃんがいることを忘れてはいけない。
りーちゃんは「大丈夫?」と声をかけてくれた。
どこから覗かれていたのかはわからないけど、愛理が馬乗りになったあたりからだという。
りーちゃんの僕を心配してくれる顔が、暗闇に慣れてきたこともあってよくみえる。
普段はみせないとても優しそうで、その顔は茉麻ちゃん譲りのお母さんが包んでくれる安心感もあった。

「千聖、お腹は平気? いくらプロレスごっこだからって無茶しすぎぃ~愛理は。もういけないんだから」

 りーちゃんはどうやら本気で僕がついたプロレスごっこの嘘を信じているみたいだ。
嘘をついたのはいけないことだとはいえ、エッチなことだってバレるよりも全然マシだ。
なぜだか、りーちゃんには僕が一人でオナニーをする子だなんて思ってほしくない。
もちろん、まだ中学生になったばかりの舞ちゃんにもそう思ってほしくはない
僕は二人にはまだエッチなんて知らない子供としてみてほしい。

「平気だよ。愛理は僕より大きいのに軽いから、痛くもなかったし」
「でも、私は心配しちゃうな。だって、千聖って優しいから今も愛理をかばってるしね。私も愛理が悪い子じゃないのはわかるよ。
 いくら友達で遊んでるからってあれは驚くよ。愛理らしくないもん」

 愛理は突然かっぱダンスをしだす子だけど、プロレスごっこに参加するタイプでもない。
いつもなら愛理はくすくす笑いながら、栞菜の応援するくらいで、自分から仲間に入ることは今までなかった。
りーちゃんがらしくないって言うのも当然わかる。

「たまには遊びたい気分のときもあるんじゃないかな。栞菜が楽しそうにしてるからさ」
「また栞菜の影響かぁ~うぅ~ん、つまらないの。最近は何かっていうと栞菜、栞菜って愛理は言うし」
「りーちゃんにはそんなこといってるんだ。僕は同じグループだから、二人の仲がいいのはよくみてるよ」
「うん。栞菜と遊園地行ったとか言わなくてもいいのにね。あぁ~何か嫉妬させようとしてるとか?」
「あはは、ありえる。愛理って変に計算高いし」
「言えてる」

 本人は自分の話題で僕らが盛り上がっているとも知らず、いつの間にかぐっすり眠っている。
あはは、愛理の寝顔ってば可愛いな。
携帯で寝顔を写メに保存しておきたいくらいだ。
本人にみせたら激しく嫌がられそうな気がするな。

「あ、街のネオンが綺麗~♪ 何だかとってもロマンチック」
「おぉ~本当だ~。すっごい綺麗だよ。愛理のマンションって眺め最高だったんだ」

 さっきまでは気づいてもいなかった僕らも、ここにきてようやく街のネオンが光っているのに気づいた。
赤や青、黄色に緑、はては紫までありとあらゆる色の光が眩しいくらい輝いている。
僕の住んでいる埼玉ではこんな光景は、どこにも見当たらない。
だから、星があまり輝いていなくてもネオンが十分魅力的に感じてしまう。
それはりーちゃんも同じで、星にはない魅力があるね、と好奇心のある目で眺めている。
こんなに綺麗な夜空は田舎じゃみられないだろうし、もっと近くでじっくり見てみたい。
僕はりーちゃんといい雰囲気になったこともあり、ベランダに出て眺めてみない?と誘ってみた。

「いいじゃん。見よう見よう。綺麗な夜空を眺めるのって夢みたいだしね」
「じゃあ、愛理には気づかれないように出ちゃおうか」
「うん。行こう」

 愛理の寝顔にごめんよと声をかけ、自然と繋いだ手を握り合い、僕らはベランダへと移動した。

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