先走れエロス


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先走れエロス

エロスは射精した。必ず、かの正体不明の性病をのぞかねばならぬと決意した。 だがエロスは医学がわからぬ。 エロスは、自宅警備員である。PCを使い、自慰にふけり暮らしてきた。けれども、性的感染症に対しては人一倍に鈍感であった。「どうせ相手いないから」とは彼の弁である。 自宅警備員である彼はその使命を果たすため、普段は家の中に閉じこもっている。彼は、真面目な自分を誇りに思っていた。


今日未明、エロスは家からぶらりと出て行き、山田さんちを越え竹下さんちを横切り、500m離れた白川の河原にやってきた。 彼には兄弟はいないが、息子がいる。エロスは息子を大事に大事に育てた。だが箱入り息子ならぬ皮入り息子、甘やかされて育ったのが原因か、非常にワガママになってしまった。常に新しいおかずでないと気分を害し、皮の中へ閉じこもってしまうのである。エロスはそれゆえ、草むらに隠すように捨てられているエロ本やらエロビデオを拾いに、はるばる河原へやってきたのだ。 先ず、猥褻な品々を拾い集め、それから川沿いをぶらぶらと歩いた。

エロスには竹馬の友があった。想郎(そうろう)である。