目次



基礎情報

出身校での在籍学科等

熊本高専熊本キャンパス 制御情報システム工学科

大学への入学年度

平成29年度

志望動機

  • 数理系の科目と電子制御系の科目をバランスよく勉強できるから
  • 専門科目が自分の専門に合っていたから
  • 関西に住んでみたかったから
  • 勉強意欲が強い人が多い環境に身を置きたかったから

編入試験について

受験勉強の開始時期

本格的に始めたのは4年の3月から
英語だけは4年の夏あたりから

各教科の勉強方法

数学
4年の3月に,それまで勉強した内容を思い出すために「編入数学徹底研究」の例題,類題を解き,演習問題は2,3周解きました.
その後「編入数学過去問特訓」を買ったものの,予想以上に時間が無かったためほとんどできませんでした.
試験前1か月はひたすら過去問を解きました.こちらは10年分を2,3周解きました.わからないところはどのように考えた結果,何がわからなかったのかを明確にしてから質問に行きました.そうしないと自分の間違いが見えづらく,同じミスを繰り返します(実体験).

物理
4月に入ってから,「物理のエッセンス」を全体の基礎固めとしてやりました.
力学については,5月にかけて「演習力学」をひたすら解きました.例題も答えを隠して解き,かいつまんで2周は解きました.たまに過去問に酷似したものもあります.
電磁についても,5月にかけて「電磁気学演習」を使いました.鏡像法などは授業で扱わなかったのでこれで勉強しました.数値計算の問題が多く,うんざりしたので例題をメインで解きました.
熱力については,「物理のエッセンス」しかやっていません.しかし,私の年はそれを超える範囲の問題が出たので他にも対策をすることをお勧めします.
私のおすすめは,力学,電磁,熱力の3分野を全て選べるように勉強することです.負担は大きいですが,心の余裕も大きくなります.私は3分野の過去問を10年分,2周解きました.

英語
併願校がTOEIC(広島大学,専攻科),TOEFL(京都大学)での評価だったため,最後にTOEFLを受けた4月以降は勉強していません.試験1週間前に前年度の過去問を解いたところ7割程度とれたので,満足してやめました.
ただ,4年後期はずっと「DUO3.0」を使って勉強していました.復習用CDは必須アイテムです.

専門
電子回路と制御工学を選択しました.
電子回路は過去問を解き,わからないところはネット上の類題を探し出して確認していました.
制御工学は4年次に習っていたので軽く復讐する程度に勉強しました.

お勧めの参考書

数学
定番です.大日本図書からも似たような本が出ているので,好きな方を選びましょう.
こちらも定番ですが,徹底研究よりも問題量が格段に多いです.

物理
高校物理の本ですが,基礎固めには最適です.力学・波動編と熱・電磁気・原子編があります.
良問がたくさん載ってます.やりすぎると黄色い表紙を見るだけでうんざりしてきます.
こちらも良問揃いですが,黄色い表紙には嫌気が差してきます.

英語
言わずと知れた単語帳.学校の図書室にCDが置いてあったりするので確認しましょう.

専門
  • 学校指定の教科書を使いました.

試験の出来

科目 問題の概要/出来
英語 ペンギンの体力消耗(?)の話とか方言の話とか.なんだかんだ解けました.7~8割
数学 偏微分・重積分とひたすら解答用紙に書きまくる固有値問題とカードを使った確率論でした.手は疲れたものの全問完答したつもり.9~10割.
物理 力学は円柱が水平な床に到達した後がわからず後半は撃沈.電磁は適当に理解していたところを突かれ,わからなかったため選択できず.熱力も最初以外ほぼわからず撃沈.力学4割,熱力2割でトータル3割.
専門 電子回路はありがちな回路だったので楽勝でした.10割.制御工学はベクトル軌跡の問題が解けず.7割.トータル8割.

面接での質疑応答

1. 志望動機
→ 高専でやったことを理論的な面から学び直し数理も勉強したい,レベルの高い環境に行きたいなど.
2. 自己PR
→ 授業の内容をその場で理解することで課題の時間を作り,試験勉強も短くて済むようにしています.海外に行ったり留学生受け入れなどの英語活動を頑張りました.
3. 卒研についての説明
→ 関連研究の調査くらいしかやっていなかったため,関連研究の内容,それに登場する既存の理論の説明などを求められました.
4. 試験の出来
→ なぜ制御が専門なのに制御工学ができてないの? と聞かれ,問題が難しかったからですと答えると気まずい雰囲気になりました..
5. (英語活動を頑張ったと話したので)TOEIC,TOEFL のスコア
→ TOEICは600点台前半,TOEFLは3割強です.(面接時は正確に答えました)
6. 成績を維持するための自分なりの勉強法は?
→ 普段の授業と課題に全力で臨み,その内容をその場で自分のものにすることです.
7. 併願校の状況について(なぜ合格・不合格になったのか?)
→ 専攻科はそれなりの対策をしたから合格し,広島大学は勉強の詰め方が甘かったと思います.
8. 熊本地震が受験勉強に何か影響を与えたか
→ (何と返したか忘れました,すいません...) 実際のところ,被害は少なかったので休講期間に物理を一気に詰めました.
9. 数理に興味があると話したのに,なぜ数理科学コースを志望しないのか
→ これまでやってきた電子系,制御系の科目についても学び直したかったから,知能システムからも社会数理システム領域の院には行けるから.
  面接では話していませんが,専門科目が圧倒的に知能システムの方が解きやすかったからというのもあります.
10. 第一志望はどこか
→ 京都大学ですと正直に答えたら苦笑いされましたが,合否には影響しないようです.

参考情報

他に受験した大学について

  • 熊本高専専攻科 電子情報システム工学専攻 - 合格
  • 広島大学工学部 第2類電気システム制御過程 - 不合格
  • 京都大学工学部 情報学科数理工学コース - 不合格

出身校での学生生活について

得意科目は何でしたか?

数学,物理,情報系科目

苦手科目は何でしたか?

計測工学,信号処理

あなたの今までの最高順位は何番ですか?

1

あなたの今までの最低順位は何番ですか?

3

何か活動(部活/学生会/ボランティア etc...)はやっていましたか?

硬式テニス部,科学技術ボランティア(公開実験講座等)


編入後について

編入した時に何単位くらい単位が認定されましたか?

30単位
この数字は専門教育科目の話で,これ以上認められることはないそうです.文系科目や第二外国語等(専門教育科目以外)はすべて認定されました.

大学編入後、ぶっちゃけ大学生活はどうですか?楽しいですか?

めちゃくちゃ楽しいです.

勉強はどんなもんですか?講義について行けますか?

内容はともかくスピードが速い.

阪大に入って何か驚いたことはありますか?

キャンパスが広い.何でも揃ってる.
校舎もサークルも学生も女子も全部高専より多い.

阪大と出身校の違いは何だと思いますか?

図書館にいつも自習する人が集まっていること.
ジャージ登校者がいないこと.

何かサークルに入りましたか?

天文部,たまこみ(英会話サークル),写真部
たまこみには高専からの編入生がたくさんいます.

大学生のうちにしたいことや目標はありますか?

数学,物理,プログラミングの勉強.
IPA試験の高度試験合格.
海外留学(短期でもいいので).

ここだけの話、編入して良かったですか?

すごく良かったです.

最後に、阪大への編入を考えている学生に何か一言お願いします。

大学は意欲さえあれば何でもできるところです.阪大にはそのための環境が整っています.大学編入というある意味変な(?)道を選ぶ積極性は,絶対に役立ちます.合格した後には半年のブランクがありますが,積極性を忘れずに頑張ってください!