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第一巻について
「星のカービィ デデデでプププな物語」(以下デデププ)の記念すべき第一巻。
総ページ数は184ページ。
当初のストーリーは、ゲーム作品である「夢の泉の物語」を元に、カービィとチービィがデデデ大王からスターロッドを取り戻すというもの。
しかしそんな設定は第五話あたりから徐々に薄れだして、第七話~第九話まではスターロッドすら出て来なかった。
絵の描き方について
はじめはゲーム調に目が縦に細い。
また第十巻あたりから目立ちだす、独特の目の輝きはない。
タッチは非常にソフトな感じで、コロコロコミックらしからぬ柔らか味のある絵である。
おもな登場キャラクター
カービィ
今作および今シリーズの主人公。始まって早くも3コマ目から「平和をおびやかすとんでもない怪物」と書かれてしまう。
実際、そのコマから3つ目のコマでは、カービィが通りすがるだけで人々が一斉に逃げ出している。
やはり大食感であり、いきなり人のものを勝手に食べたり、仲間のチービィ※ 食べ物と一緒に吸い込んだりと危険極まりない。
初めから『カービィが誰かを食べる』という癖は成り立っていたようである。
その癖ででチービィによく叱られるがまったく聞いていなかったのだった。
性格はとても陽気。能天気ともいう。
馬鹿は風をひかないというが、第九話ではチリーを溶かしたり目玉焼きを体温で作れるほどの高熱を患った。
吸い込む能力は尋常でないほど高く、ブラックホールをも吸い込んで食べてしまった。
ちなみに吸い込みを使わずしても、デデデがスターロッドの力で作り上げたお菓子の城は一瞬で食ってしまった。
食い意地もかなりの一級品であり、クラッコの猛吹雪攻撃をかき氷にして食べようとしたほどだった。
チービィ
カービィの突っ込み役にして世話係。自身はほとんどボケない。
突っ込みはわりと暴力的なものが多い。
チービィというだけあってか体はカービィより一回り小さい。
気がつきにくいがカービィと違って眉毛が常時ある。
チービィというのはデデププオリジナルのキャラクターであり、その正体はディジーという雑魚敵キャラである(これは2巻で発覚する)。
デデデ大王
デデププシリーズのもう一人の主人公とも呼べる存在。
一巻二巻ではカービィをいじめたりと、カービィを倒す事しか頭になく、とても主人公とは呼べないのだが。
唇が分厚い。カービィから「くちびるおばけ」といわれた。
性格は凄く悪い。ポピー曰く「ずるくてひきょうで自分かって。まさに悪人のかがみ」
4巻あたりから見られるほんの少しの優しさも、このころはまったく無いのである。
実際にスターロッドで願いをすき放題叶え、人々に迷惑を掛け捲った。
ポピー
デデデの部下。結構ズル賢い。
デデデと同じくカービィを倒すことしか頭に無い。しかしデデデと違ってしっかり者である。
これのおかげで後の巻では善人になる出世振り。
現在のとこのころとでは大きく容姿が異なり、体表面は黄色く服装はピンク色である。
現在の形に成ったのは4巻第八話以降である。
カービィの使用するコピー一覧
ファイヤー |
スリープ |
ホイール |
ソード |
UFO |
ハンマー |
トルネード |
アイス |
スロー |
デデデ(コピー途中で終了) |
バーニング |
印ろう |
ビーム |
桜吹雪 |
ボール |
ストーン |
ニードル |
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最終更新:2012年03月30日 10:38