カテゴリー 胃癌 <- 胃癌の治療薬 <- ドセタキセル (胃癌)
作用機序
- チューブリンの重合を促進し、安定な微小管を形成するとともに、その脱重合を抑制する。また、細胞内においては形態的に異常な微小管束を形成する。以上の作用により細胞の有糸分裂を停止させる。
薬物名
ドセタキセル
- 4240405A1029 タキソテール注(20mg)
- 4240405A2025 タキソテール注(80mg)
注意事項
禁忌
- 重篤な骨髄抑制のある患者
- 感染症を合併している患者
- 発熱を有し感染症の疑われる患者
- 本剤又はポリソルベート80含有製剤注)に対し重篤な過敏症の既往歴のある患者
- 妊婦又は妊娠している可能性のある患者
重大な副作用
- 骨髄抑制
- ショック症状・アナフィラキシー様反応
- 黄疸、肝不全、肝機能障害
- 急性腎不全
- 間質性肺炎、肺線維症
- 心不全
- 播種性血管内凝固症候群(DIC)
- 腸管穿孔、胃腸出血、虚血性大腸炎、大腸炎
- イレウス
- 急性呼吸促迫症候群
- 急性膵炎
- 皮膚粘膜眼症候群(Stevens‐Johnson症候群)、中毒性表皮壊死症(Lyell症候群)、多形紅斑
- 心タンポナーデ、肺水腫、浮腫・体液貯留
- 心筋梗塞、静脈血栓塞栓症
- 感染症
- 抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)
- その他、重篤な口内炎等の粘膜炎、血管炎、末梢神経障害、四肢の脱力感等の末梢性運動障害、Radiation Recall現象
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